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幕の内弁当》
2/21(水)は吹きさらっしの2階廊下(1階は車庫)に少し積もっていたので雪かき
それから市民生協へ週に一度の食料買い出しへ
毎週一度の買い溜めでは、定番なのが"幕の内弁当"
目指しているのは"幕の内弁当(五目ご飯)"(税込430円)なのだが、
人気があるのか売切れが多くて我慢すると"幕の内弁当(白飯)"になる。
"白飯"になると小さな梅干しと黒ゴマまぶしが付いているだけなので、
断然"五目ご飯"が旨くてお得。
"五目ご飯"だとオカズの減りが少ないので、残ったオカズは夜の酒の肴になる。
まずは弁当コーナー、今日は目当ての"五目ご飯"は無かったけど、
白飯の大盛り(30%増量)だったので我慢
鮭もかなり薄切りだけど今日は少し大きいゾ
ついでに鳥唐揚げも大きいゾ、とチェック比較。
週に一度の豪華弁当(税込430円)なのだから、
鳥唐揚げと鮭の大きさ比較には毎回余念が無い。
明らかに大きいのをゲットできると、今日の幸先は良いぞとスタートを切れる。
来週は"幕の内弁当(五目ご飯)"をゲットしたいものだ。
でも大きさの比較・検討はセコイねー!!でもこれが現実なのよ!!


もう一年近く経つから、もう今のこれに慣れたけど、昔はもっと副食は豪華でした。
肉も魚も何でも値上げすると、同じ内容で同じ価格とは行かないから、
少し貧弱な副食揃えになるのも当然……
弁当の担当責任者の腕の見せ所……
豪華だったアレが復活することはもう無いのだろう
シャケもイカもサンマも高くなった
今はサバが唯一の味方だ、ノルウェーは高いけど…
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豚スキヤキ風(豚すき焼き)》
私の子どもの頃、肉と言ったら豚肉
魚屋で肉と言ったら鯨肉のことだった。
牛肉という言葉は食生活に登場していないから、
大晦日の定番料理だった"スキヤキ"と言えば当然豚肉のことだった。
私が牛スキヤキを初めて食べたのは高校を卒業してからだから、
昔の北海道はおそらくほとんどの家で豚スキヤキを食べていたんだと思う。
関西育ちの好友堂さんに訊くと
肉といったら牛肉のことで、豚肉の場合は豚肉と表記するそうなー
だから今でも北海道の豚スキヤキにはピーンと来ないようだ。
牛肉はオーストラリア産でも高いし
筋が少ないかどうかは所詮当たりはずれなので買いづらい。
そこで豚肩落としの特売(100g税込95円)の時が買い目となる。
この時に私の料理では一番豪華な豚肉のスキヤキ風肉鍋だ。
何故肉鍋かというと最後に白菜をたっぷり載せると
白菜から水分がたっぷり出るので肉鍋風になってしまう。
これは携帯ガスコンロを使って少しずつ具材を足せば回避できるが、
面倒くさい私は全ての具材を入れて一気に調理してから、
食事または酒となるので、より美味しくはターゲット外だ。
もし食事テーブルが別にあれば、もっと旨くも可能だが、
デスクトップ型パソコンが鎮座する机が食事テーブルも兼ねているので、
少しずつ調理するのには向いていない。
フライパンに並べる順番は、玉ねぎスライスと人参スライスをまず敷き、
周りに白滝、真ん中に豚肉、そして周りに木綿豆腐、
最後にハクサイ、シメジ、長ネギを載せ、スキヤキのタレをかける。
フタをして中火、途中で豚肉をひっくり返して小火…
出来上がったのは次の通り(昨夜の画像)

(↑追記:白菜を切り過ぎたので、シメジと長ネギは入っていない↑)
具の種類豊富さはコレが最高峰で栄養もタップリだ。
当然、材料費でも一番豪華な料理。
《途中追記:
定番の日本酒3リットル紙パック》
いつも小山本家「温情」税込1013円(1合当たり60.8円)
同社にはもう少し安い3リットル紙パック「くらのすけ」があるけど
「くらのすけ」の原材料には"糖類、酸味料"と記してある。
昔の"三倍増醸"じゃないのだから、"糖類、酸味料"の添加は勘弁して欲しい。
一応日本酒党を自認している私としては、「くらのすけ」をスルーしている。
私だってゼニがあるのなら、あの「田酒」を呑みたいよー!!
札幌時代には、別メーカーだったかもしれないが、
近くのスーパーで安いのは2リットル紙パックが最大だったけど、
ここに引越して生協に3リットル紙パックがあったのには助かっている。
慣れれば安くとも充分旨い寝酒かな。
だから札幌に出て「八海山」なんぞを飲むと驚く。(最近は少し淡白かなと感じている)
もし「田酒」ならば感謝感激で雨あられダ。
ホントに旨い酒を呑んだ時に、その違いが判るよう、
普段から安い酒で鍛えているのだ、というのは貧乏人の負け惜しみか?
今から30年近くも前には、狩撫麻礼「ボーダー」に出遭った頃かな、
当時馴染みとなった居酒屋では、新しい銘柄が入ったよと言われると、
まだ無名で安かった全国各地の地酒の一升瓶に挑戦し舌鼓だった。
後に始めた貸本屋が自転車操業になった時には、甲類焼酎ロックにレモン果汁の時代もあったな…
甲類焼酎はマズイからレモン果汁で誤魔化すしか無かった。
甲類って何せ安く酔えたから……


《
読書》
アガサ・クリスティー戯曲「蜘蛛の巣」(ハヤカワ文庫)を読んだ。
予想外の展開が続くのには驚かされた。
これでクリスティ戯曲3作目だが、検察側の証人>蜘蛛の巣>ねずみとり
「検察側の証人」の女主人公クリスチーネの衝撃度には敵わないけど、
作品としては「蜘蛛の巣」の構成が優っているかな。
シオドア・スタージョン「時間のかかる彫刻」(創元SF文庫)
まだ読んでいる最中だが
「<ない>のだった―本当だ!」「フレミス伯父さん」が面白い。
昔ラジオやテレビの調子が悪いと叩いたものだけど、
フレミス伯父さんはツボを叩くことで何でも直してしまう。
(追記2/24:直す(修理する)のではなく、故障を先延ばしする能力)
ついに人間も…というホラ話、馬鹿話。笑えたよ。楽しかった…
ダールのオズワルド叔父さんもこんな感じだったろうか?