2016年07月27日

●メルマガ「JBpress」の登録オススメ(国際政治経済科学読書ガイドetc)、今回は科学関連記事

このメルマガに登録したのは割と最近だ。もちろん無料コースです。
テレビはプロ野球(日本ハム)の中継以外ほとんど視ない。
それで毎日のニュースはYahoo!ニュースなどをこまめにチェックするだけ。
すると少し大局的な論評との縁が薄くなる。

イギリスのEU離脱を問う国民投票がある時には、国の成り立ち(イングランド/スコットランド/ウェールズ/北アイルランド)と離脱する場合の影響なんかは少しまとめて記述してもらわないとさっぱり判らんという時にJBpressにお世話になりました。

私は文系人間なので、関心のある科学分野は少し気になる。そこでJBpressの読書ガイドなども面白そうな記事は読んでいる。
「JBpress」が取り扱わないジャンルは芸能ニュースぐらいだけかな。

最近のメルマガで科学分野の面白かったものは下記。
なお、土日以外は届くメルマガは毎回5件程度の記事のタイトルを連絡してくれるので、気になるものを読んでいます。

2016.7.12【JBpress/isMediaメール No.1101】
●脳に備わっていた驚くべき「治癒の力」
HONZ特選本『脳はいかに治癒をもたらすか 神経可塑性研究の最前線』
http://miu.ismedia.jp/r/c.do?yYe_N0v_Yq_sds
 地元図書館の蔵書を検索したがこの本は無かったけれど、
関連図書として紹介されていたV・S・ラマチャンドラン「脳のなかの幽霊」(もはや神経科学の古典とも言える)は図書館にあった。
 念のためアマゾンの書評を読むと、講演をまとめた「脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ」の方が読み易いかもとあったので、これをまず借りた。
 読み慣れていない用語が多いので読みづらい点はあるけど、なかなか刺激的な推理ドラマです。
 今最終章を読んでいるところなので、格段と文章量の多い「脳のなかの幽霊」を今日は借りて来ました。

2016.7.25【JBpress/isMediaメール No.1109】
●絶対に役立つ、テクノロジー考古学のススメ
最先端を追うより、それを生み出す思想を身につけよう [伊東 乾]
http://miu.ismedia.jp/r/c.do?zfy_N0v_YT_sds
全6ページの記事だが、その見出しを紹介する。
・昔は「水圧」だった「油圧」  (大砲の歴史)
・揺れる砲身からの発射  (船上の大砲)
・哲学者パスカルとトリチェリの大気圧  (水道の給水塔)
・対空砲の砲身操作  (油圧技術の成立と発展/パワーステアリング)
・IoTと次世代イノベーション
文系人間は科学の知識・歴史に疎いので、こんな記事にはワクワクします。
知的好奇心を刺激されて少し興奮するんでしょうね。

2016.7.26【JBpress/isMediaメール No.1110】
●日本の歴史的「化石」発見、発表までなぜ10年も?
HONZ特選本『ザ・パーフェクト 日本初の恐竜全身骨格発掘記』 [HONZ]
http://miu.ismedia.jp/r/c.do?zix_N0v_YZ_sds
裏取り、証拠固めに10年……
posted by yumenoya at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学/動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月03日

◎エコーロケーション(全盲の人による空間認識方法・能力)音で見る-トレーナーの下での挑戦

さっき視たテレビ番組。(何もメモしていないので、氏名とか専門用語は不明)
・全盲の人が舌先と歯茎とで鳴らすツッツッという自分の口から出た音の反響音を練習で聴き分けることによって、距離とか材質とか動いているかどうかなどを判断できるようになる空間認識能力
・東南アジアの人が来日し、パラリンピックの金メダルスイーマーを指導
・来日した指導者の脳の活発度を調べたら、自分の発する音の録音を聴いた時に視覚野が大きく反応
・下段でリンクした「ダニエル・キッシュ」さんに教えを受けた方が今回来日した指導者かな??
●土曜プレミアム・知られざる脳の真実!!世界を変える奇跡の力〜今夜解き明かされる-2016年7月2日(土) 21時00分〜23時10分
▽悲劇が生んだ脳!風景が数式に見える…後天性サヴァン
▽年200日以上眠り続ける現代の眠れる森の美女
▽音で世界を見る驚異の全盲男性
・全盲の秋山里奈さんがずっとあこがれていたらしいものに挑戦するため、二人でバスに乗り向かったところは…
・それはなんと遊園地のバンジージャンプでしたというのが落としどころでした。(目開きの私も憧れている冒険ですが、億劫者なので私が挑戦することは無いでしょう)

●反響定位(ウィキペディアWikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E9%9F%BF%E5%AE%9A%E4%BD%8D
「反響定位(はんきょうていい)とは、音の反響を受け止め、それによって周囲の状況を知ることである。エコロケーションあるいはエコーロケーション(echolocation)ともいう。」
●音で世界を「見る」! 全盲男性ダニエル・キッシュさんが習得したスキル『エコーロケーション』とは?-2013年6月18日ロケットニュース24
http://rocketnews24.com/2013/06/18/341265/
・視覚を補う能力
・生後13カ月で眼球摘出
・自然に習得したエコーロケーション
・音を鳴らして反響音を聞いている
・2歳までに身につけていた
・テクニックを世界中で指導
●音で物を視る「エコロケーション」を行う盲目の男性がスゴい-2015/05/01ケアラ
http://carer.jp/archives/686
posted by yumenoya at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学/動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月25日

特集:動物の知力/ワクワクのナショナルジオグラフィック/クモ膜下出血と言葉

 このブログの記事と重複すると思いますが、クモ膜下出血で手術を受けて少し落ち着いた時に、病院のベッド横のテーブルにあるノートに気付きました。ノートの1ページ目には、姉の字で、私の名前、生年月日、住所などが記載されていました。やがてリハビリが始まりましたが、この頃からノートに今日あったこと、考えたことなどを書こうとした(書く練習と考える練習)のですが、満足にひらがなも書くことができない(ミミズがのたうっているような字)し、漢字はほとんど書けないし、語彙もひどく貧困になっていました。このことは後にクモ膜下出血の本を読んで、ごく普通の初期症状と判るのですが、結構驚きでした。

 活字人間のはずなのに、新聞を読もうという気持ちにならない(世の中の動きに興味が湧かない)し、四コマ漫画雑誌を読んで面白かったのは"植田まさし"のみでした(この時から"植田まさし"に一目置いています/あの状況で面白いと感じさせたのですからたいしたものです)。当然テレビにも関心は無く…

 こんなことがあったので、人間は言葉でイメージ(記号化)して考えているのだと感じ(当たり前のことはトラブルが発生しないと意識しないまま)、言語についての本も読書対象となりました。その中に、鳥のさえずりを人間の言語と対比させて(起源?)研究している人のことが書かれていました(うろ覚えですが)。鳥のさえずりは雌メスへの求愛言葉で歌上手は伴侶を獲得できる可能性が高まる。


 そしてやっと鳥&言語で本題につながるのですが、昨日、別のブログで「ナショナルジオグラフィック」の記事をメモしました。
●ヒトはなぜ人間に進化した? 12の仮説とその変遷
http://yumenoyamemo.blog.fc2.com/blog-entry-66.html

 投稿後に、「ナショナルジオグラフィック」の記事から関連リンクされていたのが、次の記事です。
特集:動物の知力 2008年3月号 ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP(読み応えのある全7ヘージ)
「人間の言葉を話す、仲間をだます、道具を考え出す――。動物たちは、私たちの想像を超えた知力をもっている。科学者が動物と二人三脚で続けてきた数々の研究で、その実力が少しずつ明らかになってきた。」
(「動物の知力」でも「仲間をだます」でもありませんが、昆虫・タコ・花などの擬態"だます"には大いに関心があります。)

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/0803/feature01/
「動物に心の内を直接聞いてみたい―。」(スゴイ発想です)
「意思疎通ができるようになれば、鳥がどんなふうに世界を見ているか、話を聞けると思ったんです」

ヨウム(オウムの一種)に言葉を教えて対話するという研究(名前がアレックス/「31歳で生涯を閉じた」)
研究者アイリーン・ペパーバーグ

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/0803/feature01/_02.shtml
●アレックスの英語学習法
「ペパーバーグが席を立って鳥かごに近づくと、アレックスはくちばしを開けた。
「ブドウ、ホシイ」
「まだ朝食をあげてないので、ちょっとご機嫌ななめなんです」とペパーバーグ。」

「忍耐強い指導のかいあって、アレックスは発声器官である鳴管を使って、100語近い英単語を発音できるようになった。朝食に出された食べ物の名前もすべて言えるが、リンゴのことは「バネリー」と呼ぶ。
 「味はバナナっぽくて、見た目はちょっとチェリーみたいな果物―そんな意味で、アレックスが考えた造語なんです」」
(この"造語"っていうのが面白い。人間と同じです。"何々"みたいな"を縮めて新語が生まれる…)

「言葉をまねる能力を利用して、鳥のもつ認知能力を探りたい。当初からそれが狙いでした」

●動物の認知能力を探る
「鳥が世界をどう見ているか、初歩的な質問をする準備は整った。」

「棚のかごから緑の鍵と緑の小さなカップを出し、アレックスに見せて聞く。
「何が同じ?」
アレックスは迷わずにくちばしを開けた。
「イ、ロ」
「何が違う?」
「カタチ」」
(ワクワクするスゴイ研究ですね。この記事では一番インパクトがありました)

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/0803/feature01/_03.shtml
「「同じ」と「違う」の意味がわかるなど、アレックスが示した認知能力の多くは、一般には高等な哺乳類、とりわけ霊長類だけがもつものと考えられている。だがオウムも、複雑な社会集団の中で暮らす動物だ。仲間との関係やまわりの環境は絶えず変わる。変化への対応を迫られるのは、鳥類も霊長類も同じだろう。」
(アレックスに花束を)

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/0803/feature01/_04.shtml
●犬の言語能力を見る
「ドイツのテレビ番組に、ある天才犬が登場してからだ。その犬、ボーダーコリーのリコは、ざっと200種類のおもちゃの名前を記憶し、新しい名前も難なく覚える。」
ライプチヒにあるマックス・プランク進化人類学研究所の研究チーム

「リコと同程度の能力が認められたのは2頭だけで、いずれもボーダーコリーだった。うち1頭、ベッツィと呼ばれている犬は、300語あまりの単語を覚えている。」

「シェーファー(飼い主仮名)は何枚かのカラー写真を渡された。どの写真も白い背景に、ベッツィが見たことのない犬用のおもちゃが写っている。シェーファーはその中の1枚、カラフルなフリスビーの写真をベッツィに見せ、実物を見つけてくるよう指示した。別室の台所には、フリスビーのほか3個のおもちゃと、それぞれの写真が置いてある。はたして二次元の写真と三次元の物体を結びつけられるだろうか。」

「ベッツィは台所に走っていき、フリスビーをとって帰ってきた。何回テストしても、フリスビーかその写真をとってきた。「ベッツィは、写真を見るだけで物を見つけられるようです。」

「写真と実物を結びつけるのは一見難しくなさそうだが、実は抽象的な思考ができる有力な証拠だ。ベッツィにその能力があるとなれば、人間にしかできないと思われていた高度な思考が、動物にもできることになる。」

「「人間に一番近いはずの大型類人猿も、ベッツィにはかないません。ベッツィはある言葉を1度か2度聞けば、それが何かを表す単語だとわかってしまいます」と、認知心理学者のジュリアン・カミンスキーは言う。「人間のコミュニケーション様式を理解するという犬の能力はまだ新しく、人間との長い付き合いの中で生まれました。ボーダーコリーは昔から牧羊犬の役目を果たすために、飼い主の言葉に耳を傾ける必要がありました。だから言語能力が発達したのでしょう」」
(牧羊犬は飼い主(主人/リーダ)の意(群れの移動先)を理解して羊の群れを動かす)

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/0803/feature01/_05.shtml
賢い鳥「ニューカレドニアカラスは釣り名人」
行動生態学者のアレックス・カチェルニクら

「道具を作ったり使ったりする鳥の中でも、このカラスは特にすぐれた技術をもつ。小枝や葉っぱの軸を加工して、ヤシの木のてっぺんから差し込み、中に潜む大きな虫を釣りあげるのだ。」

「4羽いたヒナはみんな、成鳥から厳重に隔離されたため、道具の使い方を教わる機会はなかった。それでも、成鳥になると、例外なく小枝を拾い、木の穴を探ったり、いろいろな材料を加工して幼虫釣りに使うようになった。「これで、道具を使う能力の土台は遺伝的なものだとわかりました」とカチェルニクは言う。「となると次の問題は、道具で別のことができるかどうかです」」

「だが、予想外の出来事が起きた。別のカラスが、先に釣り針状の針金を持ち去ってしまったのだ。ベティはかごの中の肉を見てから、まっすぐな針金に目をとめた。針金をくわえると、一方の端を床の割れ目に突っ込んで固定し、他方をくちばしで曲げて釣り針状にした。それを使って、みごとかごを釣りあげたのである。」
(カラスが賢いことは周知だが、針金を曲げて釣る道具にしてしまうとは…)

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/0803/feature01/_06.shtml
●仲間をだますカケス
「動物の認知能力の研究を見ていると、私たちはおのずと謙虚になる。創造したり、計画したり、自分を見つめたり、さらには策を弄して他者をだましたりするのは、人間だけに与えられた能力ではないのだ。」

「食べ物を盗んだことのあるカケスは、木の実を隠しているところを仲間に見られたら、後でこっそり戻ってきて隠し場所を変えておく。」

「エピソード記憶のもともとの定義は、何が、いつ、どこで起きたかを覚えていることです。そこで私たちは、カケスがいつ、どこで、どんな食べ物を隠したかを覚えているという明確な証拠を示しました。すると、認知心理学者たちはさらにハードルを高くしたのです」
(脳の働きの解説書に必ず出てくるのがこの"エピソード記憶")

●イルカとの対話
認知心理学者のルイス・ハーマンが、ハンドウイルカの認知能力を研究

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/0803/feature01/_07.shtml
「イルカと対話するために、簡単な文法を含む手話の言語をつくった」
「「輪、ボール、もってくる」というサインを見て、アケアカマイはボールを輪のところまで押していく。語順を変えて、「ボール、輪、もってくる」にすると、今度は輪をボールのところまで運んでいく。
 訓練を重ねるうち、「右、かご、左、フリスビー、中」(右のかごに、左のフリスビーを入れろ)のように、もっと複雑な文法の指示も理解するようになった。」
----(イルカの能力に興味のある方は記事のページでじっくりと)---

「イルカにも人間にも、進化の過程で知能を発達させるような類似の力が働いたことを示しています。イルカと人間は体の構造も生息環境も違います。共通するのは、社会的な動物であること。母親に育てられる期間も寿命も長く、仲間と協力関係を築く必要があります。人間とイルカの知能の発達を促した共通の要因は、この点ではないかと考えられます」


「手話や絵文字(シンボル)を使って動物とコミュニケーションをとる研究は、これまでにもチンパンジーやボノボ(ピグミーチンパンジー)、ゴリラといった類人猿を対象に行われ、多くはめざましい成果を挙げている。」

「チンパンジーが道具を作るとわかったとき、人々は驚きました」(アリ塚からアリを取り出すのに、ワラや小枝を加工した道具を使う)

「他者をだますには、複雑な思考が必要になる。相手の思惑を推察し、どういう行動をとるかを事前に予測しなければならないからだ。チンパンジーやオランウータン、ゴリラ、ボノボには、人間と同じく、こうした能力がある。」

 類人猿を対象した研究の特集テレビ番組を視たことは何度もありますが、今回の記事で対象となっているのは、ヨウム(オウムの一種で)、ボーダーコリー(牧羊犬)、ニューカレドニアカラス、アメリカカケス、ハンドウイルカです。


 カラスの賢いことで思い起こすのは、殻の強固な貝の身を食べるために高空から貝を落として割る、鉄道の線路に貝を置いて殻を砕く(潰す)、また一夫一妻の鳥かと思っていたらちゃっかり別のオスと交尾しているメス鳥(自分の遺伝子を残すのに雌トリも必死)などTV番組で視ました。

 話は拡がるけど、植物の花の擬態もありますから、植物だって蜜を提供することで受粉(自分の遺伝子を残すのに必死)の機会を増やし、実(種)を鳥に哺乳類に食べられて別地で糞として排泄されることで再生する(自分の遺伝子を残す)可能性を増やしている。


 こんな色んなことを連想させてくれる「ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP」は私の関心のある読物の宝庫だと判りましたので、お気に入りサイトとして登録し、ウロウロすることとしました。この雑誌は古本屋で見かけたことはあるのですが、じっくり内容をチェックしたことは無かったので、今度からは"特集"を確認することといたします。

 
 私の中での今年の一番の話題は大谷翔平くんの先発ゲームで、一番の優先はテレビ中継(それが無ければラジオ中継)ですが、「特集:動物の知力」のような知的にワクワクさせてくれる記事に出合った時に、はたしてどちらを優先するのかは、私にも不明です。野球にはYahoo!動画ダイジェストがあるし……、「ナショナルジオグラフィック」は逃げないし……。先に読んで早く知りたいし……と悩むのかな??
posted by yumenoya at 02:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学/動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする