2017年03月29日

◎オススメ映画「100歳の少年と12通の手紙」、Gyao!ギャオ配信は4月28日まで、四つ星☆☆☆☆(最高五つ星)/《追記》映画「最高の人生のはじめ方」配信は4月16日まで

イタズラを仕掛けているらしい子どもたちの声
教室にやって来た先生が入ると、早速イタズラが炸裂…
子どもたちは青色の服、入院している子どもたちのための授業か?
先生は怒るけど、それらの首謀者がオスカーだと判ると
オスカーに対し、きつく怒るわけでも、笑い飛ばすわけでも無い。
そんな歯ごたえの無い大人に不信を感じているオスカー

ある日、友だちに起こされる。
両親の車が駐車しているぞと…
今日は来る日じゃないと思ったが、駐車場を確認すると間違いない。
上の階から階段下の玄関を眺めていると、
入って来た両親は上へは来ずに、主治医のところへ向かったらしい。
ちょっと覗いてみようかと思ったオスカーは振り向いた時にぶつかってしまう。
「あんた、ドコを見てるのよ!!」などと口汚くののしられ、
いつも腫れ物に触るような大人たちしか知らないものだから、
キツイ言葉遣いにうれしくなってしまうオスカー。
(これがオスカーとピザ屋ローズとの出遭い)
主治医の部屋の前で両親との会話を盗み聞き
すると「もう打つ手は何も無い」と宣告する医者
母親は「今日は子どもに会わないで帰る」と…
この時から、オスカーは医者にも看護婦にも
何処が痛いとかの説明なども一切しなくなった。
困った医者は誰となら話すかと訊いたら、
赤っぽい服を着たオバサンとならと答えるオスカー
看護婦が調べると、宅配ピザ屋の女性がセールスで来ており、
ゴミ箱からそのチラシが…
医者はそのチラシを見ながらピザ屋へ電話を…
ローズは注文だと思って病院へ行き、
医者に会ったら提案されたのが、
ピザを毎日(後に判明する12日間)注文するから、
毎日オスカーが話した事などを連絡して欲しいというもの。
苦手な子どもが相手で、それが重篤ならなおさらと考えたであろうローズ
結果的に引き受ける事に…
(正式なご対面からもっと面白くなりますので、Gyao!で頭から視ましょう!!)
10歳の少年・オスカーから好きな女の子を訊き出したローズ
打ち明けるべきだと煽るローズ(ローズ自身の現在進行中の今も描かれる)
そんなものかと行動を起こすオスカー
女はそういう男の態度に弱いものとアドバイスする中年のローズ(これも多肢に展開し決断と行動が…)

最高五つ星を十年に一つあるかないかとすると、
「100歳の少年と12通の手紙」は一年に数点の四つ星☆☆☆☆映画です。
小説は普段、4段階評価(◎◯△✓)をしてますが、◯の時間があったら再読したいというレベルです。
映画には五つ星評価サイトが多いので、されに倣うと、ということです。
再度視たら、新たな発見や別の感慨がありそうです。

★100歳の少年と12通の手紙 直再生にリンク=字幕
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00968/v00112/v0000000000000000174/


★100歳の少年と12通の手紙(GYAO!>映画>洋画 ドラマ>)=字幕
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00968/v00112/
★ギャオの解説より
太字「世界40ケ国が涙した大ベストセラー、待望の映画化! 人生の面白さ、抱えきれないほどの愛にあふれた《奇跡》と《感動》の物語。」
「余命宣告をされた10歳の少年オスカー。ピザ屋の女主人ローズは、少年のたっての希望により、ピザの宅配を条件に12日間、彼の元を訪れる約束をする。ごく普通にオスカーに接するローズ。そして彼女はオスカーに、1日を10年間と考え日々を過ごすこと、また毎日神様に充てて手紙を書くことを教える。」
配信終了日:2017年4月28日
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《追記》Gyao!ギャオ映画「最高の人生のはじめ方」
Gyao!ギャオで今配信されている「最高の人生のはじめ方」を見始めていたら思い出しました。
最近ヒット作の無い老齢な作家をモーガン・フリーマンが演ずる
これだけの出始めの少したけで、昔に視た映画を思い出していました。
生活の場所が変われば、という思いやりなのか、田舎の町へ
近所の家の女の子が「作家」というものに興味を示して
ちょくちょく訪問するものだから、
文章を書くとは創ることだと話したら、創ることに興味をし出した少女、
そんな風に少女と接し、多感な少女の文章を読んで批評(添削)している内に、
久々に創作意欲が湧いてきた老作家
というのが、昔視たこの映画のイメージとストーリー概略です。
四つ星☆☆☆☆
Gyao!ギャオって、つまらない映画がほとんどというイメージでしたけど、
同じ時期にオススメが2作品もあるとは結構スゴイ。
★最高の人生のはじめ方
http://gyao.yahoo.co.jp/player/01048/v00103/v0000000000000000173/
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《3/30追記》「100歳の少年と12通の手紙」
ウィキペディアWikipediaによると
「フランスの劇作家エリック=エマニュエル・シュミットのベストセラー小説『神さまとお話しした12通の手紙(原題:Oscar et la Dame rose)』をシュミットが自ら脚色、監督して映画化した作品。」
ローズ:ミシェル・ラロック
オスカー:アミール(アミール・ベン・アブデルムーメン)
笑顔の可愛いオスカー役も良かったけど
ミシェル・ラロックの演技が要ですね
ローズのあのべらんめえ調的な物言いが、オスカーの閉ざした心を融かすのですから
何度も登場する女子プロレスの想像シーンも決まっていました
なおアミール・ベン・アブデルムーメンで検索しても別作品は見当たらない。

原作小説「100歳の少年と12通の手紙」は図書館に在ったので予約した。
posted by yumenoya at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月26日

◎いい話で少しぽっかぽか…/漫画「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!」/北海道クローズアップ「病転じて 笑となれ〜漫画家・たむらあやこ〜」/《2/27追記》「つらいことはギャグになる」

姉と電話で話していたら、17日に北海道クローズアップで面白い番組をやっていたとその内容を説明してくれた。

ギラン・バレー症候群という難病が発症した女性(元看護婦)が、やっと手足が動かせるようになり、昔から好きだった動物なんかのイラストを描いて病室に貼っていた。押された車椅子に乗った若い男性が、馬の絵を見て、「うま」と発声した。訊くと、競馬の騎手だったが落馬で手足も声もずっと無反応の状態で、「うま」が落馬後の初発声だったと。「もっとちゃんとした馬の絵を描いてあげるから」と約束した"たむらあやこ"、数日がんばり水彩絵の具で馬の絵が完成した。何と車椅子の男性は(初)自力で立ち上がって「ありがとう」とお礼を言ったそうです。
この事で奮起した"たむらあやこ"は漫画作品を投稿したら、新人の1位でデビューし、初連載が自分の病気との戦いを描いた「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー」。
これだけでない。ギャンブル依存症だった父は、娘のギラン・バレー症候群でピタリとギャンブルを止めたそうです。
この放送の翌日、漫画「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー」を買いに本屋へ行ったが在庫無しで、それは昨日入荷したと。

最後に、録画してある番組のタイトルとマンガのタイトルをしっかりメモした。

メシを作って食ってから、検索の開始
★YouTubeで「病転じて 笑となれ たむらあやこ」と検索したら、
2分割した動画がアップされていました。
「NHK ほっとニュース 北海道 3」ですから正規なアップのようですのでリンク
https://www.youtube.com/watch?v=UjVcuwOAgLM
https://www.youtube.com/watch?v=ZH802pRuYgs
YouTubeでの解説を全文転載
「今、注目を集めている異色の漫画がある。難病ギラン・バレー症候群との闘病記。「どんな辛さも笑い飛ばす」独自の手法で読者に勇気を与える、異色の漫画家の素顔に迫る。

番組内容
函館市に暮らす漫画家たむらあやこさん。漫画「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー」の作者だ。神経の病気である「ギラン・バレー症候群」と宣告され、両手足の感覚を失い、激痛に耐える日々の中でも絵を描くことを諦めず、去年漫画家デビューを果たした。そして今、新たな笑いを生み出そうと新作に挑む。どん底から這い上がった彼女の半生と新たな創作活動に密着し、苦しみの中でもユーモアと希望を失わない、その生き様を描く。」

次に漫画を検索したら、かなり立読みのできるサイトが見つかりました。
★ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!/たむらあやこ-Webコミックサイト モアイ(講談社)
http://www.moae.jp/comic/funbareganbareguillainbarre/1
ここでは、第5話までと特別番外編が読めます。

明日再放送される別の1本もありました。
★ハートネットTV「つらいことはギャグになる〜漫画家・たむらあやこ〜」◆NHK Eテレ再放送◆2017年2月27日(月) 13時05分〜13時35分

姉の最初の出処は下記番組です。
★北海道クローズアップ「病転じて 笑となれ〜漫画家・たむらあやこ〜」2017.02.17(金)午後7時30分
http://www4.nhk.or.jp/P2866/x/2017-02-17/21/58827/8324575/


少し心がほんわかと暖かくなるイイ話でしたので、紹介します。
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《2/27追記》
ハートネットTV「つらいことはギャグになる〜漫画家・たむらあやこ〜」◆NHK Eテレ再放送を視た。
始まった番組を注視していたところ、
その時、ヤフオクで2冊落札した方から電話が入り、少し長い電話となって、
テレビ番組から目を離してしまった。
電話終了後は、テレビを視ながら、発送する古本の梱包作業もしていた。
まだ昨夜のYouTube動画は画質も少し悪いので出だししか視ていないけど、
北海道クローズアップ「病転じて 笑となれ〜漫画家・たむらあやこ〜」を
全国版に再編集したものが
ハートネットTV「つらいことはギャグになる〜漫画家・たむらあやこ〜」かも知れない。

最初に書いた姉の話
今視た「つらいことはギャグになる〜漫画家・たむらあやこ〜」によると
少し私の記憶間違いがあったけど、そのままとしておこう。
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《2/27更なる追記》
夜になって2本の番組を視た姉に電話で確認したら、
ちょっと違うけど、ほとんど同じとの事でした。
昨夜姉に今日の再放送の事を連絡したのは私です。
posted by yumenoya at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月27日

「君の名は。」の世界を時間軸で整理するとパラレルワールド、残る矛盾点・疑問点など/《翌朝に追記》/《追記1/30》/《追記2/5》/《追記2/25》

《恋愛時間SF》
カジシン(梶尾真治)作品との出合いは「おもいでエマノン」でした。あれは、まだマンガ貸本屋でネット古本屋を始めた2000年頃のことだと記憶。星野之宣作品や諸星大二郎作品のファンが集うメーリングリスト(話題は広くSF小説もOK…)に登録しました(届く情報が厖大過ぎて私の処理能力を超えたので後に退会)。届いたメールの話題に寡作マンガ家の鶴田謙二を見つけました。「おもいでエマノン」のイラストが鶴田謙二さんだったのです。あの鶴田謙二がイラストを担当しているくらいだから…とこの小説を読んでからカジシン作品を追いかけ、やがて恋愛がらみのタイムスリップ、タイムトラベルものに出合いました。恋愛時間SFというのは私の好みにピッタリでした。
この頃、昔観た映画が気にかかってネットで調べました。するとそれが「ある日どこかで」でした。
この事は次のブログ記事に書いてありました。
★映画「ある日どこかで」/カジシン/TSUTAYA DISCAS-2009年10月11日
http://yumenoya.seesaa.net/article/394425653.html
そして恋愛時間SFの小説と映画を意識して探すようになり、それは今も続いております。かと云っても映画「ある日どこかで」を再鑑賞してからまだ10年も経っていないのですから、まだ歴史の浅い恋愛時間SFファンとなります。

《映画「君の名は。」の世界》
男女の意識の入れ替わり、それは3年ずれたリンク繋がり、歴史を改変する奇跡、この3点が「君の名は。」の眼目で魅力となっています。そして瀧と三葉とを繋いでいるのは「組紐」と「口噛み酒」です。

ロマンスもの時間SFファンとして気になるのは、矛盾の無い辻褄の合っている作品なのかどうか…です。
時間SFの小説・映画だと、タイム・マシーンが登場するタイムトラベルか又は制御不能のタイムスリップというのが普通です。この場合、肉体も精神もまるごと移動する話ですから、読者・鑑賞者にタイムパラドックスを感じさせないように辻褄が合っていれば、構成がしっかりしていれば齟齬を感じさせません。また同じ時間軸での移動という作品が多いですが、歴史の大きな改変が起きた場合には、枝分かれした別世界(パラレルワールド/分岐した平行世界)を想定することで矛盾を回避している作品もあります。

ところが、この映画「君の名は。」の特殊なのは、3年ずれた男女の入れ替わり(意識・精神のみ)で、更に歴史改変も伴っていることです。時間のずれた入れ替わりを扱った作品が既にあるのかは不明ですが、私には初めての作品です。私が今までに読んだ、視た作品には無かった設定です。

この事が原因なのだと思いますが、初めて映画「君の名は。」を視た時に、何かしっくりしない印象が残りました。元々が入り組んだストーリーですから、一回視ただけでは疑問が残るのも当然とは言えますけど。

《映画「君の名は。」の時間軸、パラレルワールド》
これを整理すると、下記表のようになる。(注・二段階で拡大します)
s-君の名は。世界.jpg
もしも三葉と瀧とに3年のズレが無ければ、
感じる矛盾も残る疑問は少なくって、
じっくりとした二度目の鑑賞も無かったかも知れない。
普通の恋愛もの時間SF映画だと大きな疑問を感じずに、
結構面白い映画だったなあとか、
これはメッケモノの良い映画だったという印象・感想で終わってしまう。
だから早くに二度目の鑑賞をしてスッキリしたいと考えることは無い。

この点、映画「君の名は。」は、ちょっとしっくりしない作品でした。
原因は「3年のズレ」という設定にあると思います。
このズレがあるから、三葉(高校2年)が上京して瀧(中学2年)に組紐を渡すシーンが後々まで効いています。その意味では、脚本家でもある監督は是非とも描きたい重要な設定だったのでしょう。ただずっと同学年として入れ替わり進んでいたものが、ラストで出合った時には三葉は3歳上の姉さんなんですよねー。この当然の3歳違いにあらためて気づいた時には、ちょっと自分も驚きました。当然なんだけど…

上の表にもメモを記しているけど、それ以外のものも含め、
矛盾点、疑問点だと感じた事を整理してみよう。
なお、二人の役名は、次のように表記することとします。厳密ではないけれど。
「三葉」
「瀧」
「ミツハ」三葉になった瀧
「タキ」瀧になった三葉
「三葉(パ)」隕石衝突から助かったパラレルワールドの三葉
「瀧(パ)」パラレルワールドの瀧

1.映画のキーアイテムである三葉の組紐
この組紐は、隕石衝突の前日(2013/10/3)、瀧(高2)に会いに上京した三葉から瀧(中2)に渡されます。
飛騨旅行で付けていたこの組紐は、隕石衝突の日(2013/10/4)、避難作戦を進めていたミツハは三葉の父である町長の説得に失敗して、三葉本人の出馬が必要だと山頂に向かいます。その頃、御神体の洞の中で気づいたタキは登って山頂に出、糸守町は無く死んでいることを知ります。山頂で会えた二人は元に戻ります。そこで瀧は3年間預かっていた組紐を三葉に返します。
映画では語られていませんけど、入れ替わったミツハ(10/2以前のミツハ)もこの組紐で髪を結んでいた可能性があり、更には亡くなった母の形見という可能性も…。この組紐が入れ替わりパワーの源ですから、色んなことを想像させてくれます。
ただ、卵が先?ニワトリが先?みたいに組紐についての思考が循環してしまい混乱しますけど。
矛盾の本題に戻りましょう。
凸凹コンビ(克彦と早耶香)の協力を得たミツハと三葉の避難作戦が結果的に成功し糸守町民のは助かったのは新たな別世界(パラレルワールド)の始まりです。
この新たな世界は、入れ替わったミツハが避難作戦の行動を起こした時に始まっていますので、2016年の翌朝に山頂で目覚めた瀧は、この世界では三葉に返していない組紐をまだ持っていないとおかしい事になります。
私の理解した時間軸の映画世界では、唯一のはずの組紐を三葉(パ)も瀧(パ)も持っているという矛盾に陥ります。

2.山頂で瀧から三葉へ返された組紐(時空を超えた物体移動)
三葉と瀧との入れ替わりは、あくまで意識・精神の話だったのに、3年の時ズレを超えて組紐という物体が移動したことになりました。ちょっと気になる点です。そうするといくら盛り上がるとは言え、当初の設定通りに物体移動は無しにして欲しいですね。意識の入れ替わり交換なんですから。
(瀧が「今度会う時まで預かっておくから」と云えば済む話だと思うのだが…)

3.滝のたくさんのスケッチ画が詰められたバッグは何処に…
糸守町の大災害を知った瀧は翌朝山頂を目指し御神体の洞に入ります。
「1.映画のキーアイテムである三葉の組紐」で書いたように山頂で二人は出合いますが、
タキになっている事を気づいた三葉は山頂を目指して登りますけど、
この時、タキは瀧のバッグを持っていません。
翌朝山頂で目覚めた瀧(パ)は何故そこに居るのかもわかりませんから、
洞に入ったことも知りません。
滝(パ)はバッグ無しで東京へ戻ったことになるようです。
すると、スケッチ画が入ったバッグはまだ洞にあるか、
神社が無くなったとは言え御神体、三葉(パ)が回収して持っている可能性は高い。
それとも滝のスマホから消えたタキの東京日記のように消えた可能性も…。
糸守町の記憶もかすかに残っていて瀧が描いた糸守関連のスケッチ画
あってはならない物として消去…は少し変だと思うけど。

(ついでですから、膨らむ想像についても)
4.瀧の母も…
父と二人暮らしの瀧ですが、瀧の母についての説明は何も無かったように思います。生きているのか死んでいるのか、亡くなったのなら小さな仏壇とか…タンスの上に母の写真があってタマに手を合わせるとか…というシーンは無かったし、親子の会話にも一度も無かったように…
三葉の母も亡くなっているのと何かの暗合があるのだろうか、描く時間が無くなったので、一切触れない事にしたのなら、ちょっと寂しいですね。
私の想像(妄想かな)でいくと、宮水家のように瀧の母も異能の人の家系で、
隕石がまたやってきた時に、三葉と瀧には出合う運命にあった…

(更に妄想)
5.宮水神社
テレビニュースによると1200年振りに戻って来た彗星
(この時1200年前に出来たのが糸守というカルデラ湖らしい)
(すると御神体のあるカルデラのミニ版もこの時に…)
ばあちゃん(一葉)の説明によると、宮水神社は1000年前の建立
200年前の大火災で神社の謂れを書いた文書などは全て消失した
組紐の作り方とか口噛み酒づくりの舞とかの形だけが残った
口噛み酒を奉納する御神体が何故こんなに離れているのかも判らん
ミツハに、ばあちゃん曰く、私も少女時代には変な夢を見た憶えがある
だが夢で誰になってたかは何も憶えとらん
衝突する朝、学校に向かって走るミツハの独白「そんな事、誰も信じないなんて、普通の事を言うばあちゃんだな」
妄想すると、隕石でカルデラ湖が出来て、かなり経った頃、
住みつく人が増えたときに、宮水神社が建立された。
大火災で神社の古文書は全て消失してしまったけれど、
天の怒りを鎮める目的の神社
似たような事にまた遭わないための神社の建立
そのため異能の神主たちは代々と組紐を紡ぎ口噛み酒を奉納してきた。
その彗星がまた接近した時に、糸守の民を救う作戦のスイッチがオンに
三葉と瀧のリンク(精神スリップ)が始まったというのが、
作者の意図したストーリーだと思う。
これを描きたかった作者
齟齬はあるけれど、面白い作品だと私も感じております。


(★後記)
このブログ記事を書くために、A4判の紙に20枚以上の鉛筆のメモ書き
メモ書きを見ながらテキスト・ファイルに打ったのは700行(大事なセリフなどを整理)
もし公開されているシナリオ・脚本があったならば、
こんなに長時間の作業を浪費しないで済んだのに……
でも計算されたセリフと緻密なシナリオ構成と微妙な伏線の配置
ここまて書いたように、いくつかの疑義は残りますけれど、
一本の映画に、こんなに振り回されたのは初めてです。
マンガの一ノ関圭「鼻紙写楽」と、私が生まれる前の戦前の独身オフクロに継ぎ、
映画「君の名は。」の検証は、私の中で作成に時間のかかった3本目の記事となりました。
私を翻弄し惑わせた「君の名は。」は最高レベルです、例え疑義があっても……

あと数年経った時に、レンタル料金が安くなった時に、
耳が衰えてきた私としては、日本語字幕で3回目の
映画を視たいと思う私なのです、
またきっと逢うでしょう、「君の名は。」
(今、日代わりの午前1時近くです。読み直すのも面倒なので、エイ!?ヤー!?の投稿です。明日になったらチェックで訂正もあるかも…とアップロードです。さすがに酔っています……明日素面で読んだら大幅な訂正があるかも????)
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《翌朝に追記》
目が覚めて布団の中でまた色々と考えていた時に、
★昨夜書き洩らしていた疑問があったことに気付いた。
作者は検証済みのことだと思うのだが、
三葉が父・町長を説得して町の避難命令(映画では訓練)が防災無線で流れたとして、
消防団が出動しても町民の避難には最低でも5〜10分はかかるだろうと思う。
既に分離した隕石の片割れが地球を目指しているけど、
地球への到達に5〜10分もかかるのだろうかと気になった。

★スケッチ画は何処に!?
別表で時間軸についてメモしてあるが、
山頂でタキとミツハがリンクし瀧と三葉に戻った時には
2016年の山頂は既にパラレルワールド。
瀧(パ)は一か月の間に度々入れ替わりを経験した瀧とは違う。
枝分かれした時間軸の瀧(パ)はスケッチ画を描いていない。
スケッチ画はそもそも存在しない、という解釈が一番無難かな?

★今朝気づいた大きな矛盾点(三葉の髪)
三葉が髪を切ったのは彗星が最接近する10/4の朝のこと。
ばあちゃんに髪を切るハサミを借りて切った(映画に切るシーンは無い)。
御神体の洞にいた瀧がミツハとして布団で目覚めたのは10/4の朝。
(変なミツハに驚いた四葉は先に一人で学校へ…)
すると髪の短いミツハはおかしいことになる。
一体何時三葉は髪を切ったの!?!?という大きな矛盾となる。


SF作品は理詰めで構築される世界を描くものだから、
私のような理屈家の解釈に耐える必要があると思う。
ただ私のように細かいことを気にせず、
感動し楽しんでいる観客が多いのでしょう。
それが多数派なのかも知れません。
パラレルワールドなんて意識しないで観た方が、
同じ時間軸で過去の歴史を変える愛の奇跡ドラマとして観る方が幸せかな……
作者はそう誤解されることを期待しているのかも

今度見るのはレンタルDVDが始まってそれが安くなった時だから、数年後のことです。
その時には新たに気づく伏線もあることでしょう。
それまで映画「君の名は。」とは暫しのオサラバです。

そうそう、ネットには、映画「君の名は。」の解釈・読解・推理サイトが色々あるようですが、結局まだどこも読まないままです。
観客の数だけ解釈・誤解があるのですから、
他人の眼にどう映ったかを気にしてもあまり意味がありませんから、他サイトの記事はやっぱり読まないでしょう。
読むとしたら、作者による小説版。映像では描かれていないことを補完している可能性があるので、ちょっと気になっております。図書館の蔵書を検索したら、予約している人が20人以上いましたので、借りるのは断念しました。古本もまだそんなに安くはないので、買うなら新刊かな。
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《追記1/30》スタージョン「昨日は月曜日だった」
映画「君の名は。」のパラレルワールドについて考えていた時、もし歴史が大幅に変わったら、神様たちは辻褄合わせる修復に大変だよなあー。500人の犠牲者が生きていることになると、戸籍も人の記憶も新聞・テレビニュースや写真・雑誌・書籍も新たなものに差し替える必要が出てくる。助かった500人は何処かへ引越して新たな生活が始まる。新たな学校へ、新たな職場へ、新たな近所づきあい、結婚と誕生も、親戚との交際も復活し新たな親戚も、というように…500人に関わる3年間分の複雑な縁の修正が必要となってくる。
こんな事を考えていて思い出したのは、昔読んだ小説とか映画とかに似たようなものがあったよなというもの。神様の部下たちがせっせと修復の作業をしている…
歴史のこんな大規模な修正が一瞬の内に起こすことは神様にも不可能だろうから、SFならば枝分かれした新たな時間軸をスタートさせた方が神様は楽できるし、動くままに任せれば新たな歴史が紡がれるとした方が読者もイメージし易い。。
「君の名は。」は衝突の日の四葉と3年後の瀧が入れ替わったことで歴史の改変が始まった。歴史改変後の物語は、山頂で目覚めた(衝突から3年後の)瀧から再開する。映画「サウンド・オブ・サンダー」にあった「タイム・ウェイブと呼ばれる「時間の津波」」(ウィキペディア)が世界を襲い、瀧には何故山頂に居たのかの記憶も無い。

他の図書館から取寄せてもらった大森望/編『ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選』ハヤカワ文庫SFが届いたと連絡があったので1/26に借りて来た。昨夜1/29に読んだ短編がその中のシオドア・スタージョン「昨日は月曜日だった」。歴史改変ものでは無かったが、そこは時の毎日が舞台の幕で、舞台の裏方たちはせっせと舞台づくりの作業をしている(交通事故現場では作業員たちがハンマーで新車を叩き事故車を作成中など)。その現場監督がおり、最高責任者はプロデューサー(神様)。主人公はこの裏方の世界に間違えて入り込んでしまったのが役者である一人の人間という奇天烈な作品。色んなアンソロジーなどで今までに4・5回は読んでいるけど、細部も作者も作品名もすっかり忘れていました。題名も変てこですから、これでしっかり憶えたかな??もしこれが歴史改変ものだったならば、記憶担当監督とかTVニュースなどの映像担当監督とか新聞・書籍など印刷担当とか避難場所担当とかの色んな監督が居て、それにつく作業員も膨大に……
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《追記2/5》
一昨日、美和さんとスカイプでアニメ「君の名は。」について少し話した。
美和さんによると、「パラレルワールド」とかタイムパラドックスとか、特に意識してアニメ映画「君の名は。」を観ていないようだ。こういう鑑賞が普通なのかも知れない。そういう事を意識しないと、しっくりしないという感想になることは無い。私は、「パラレルワールド」とかタイムパラドックスとかが気になって、深読みして映画と小説を楽しんでいた……
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《追記2/25》他人の感想は初めてです
★瓜田純士『君の名は。』メッタ斬り! - 日刊サイゾー2017.02.21 火
http://www.cyzo.com/2017/02/post_31616_entry.html
「『君の名は。』というタイトルの存在を、途中で匂わせすぎですね。タイトルと内容が一瞬、かするか、かすらないかぐらいが映画や小説の醍醐味で、「なんでこのタイトルなんだろう?」というのをこっちは想像したいのに、天からケツまで、『君の名は。』みたいなことを、やたら言わせよう聞かせよう見せようとしすぎです。学芸会を前にした子供が「僕すごいんだよ! 僕の今からやる演技を見てね!」と練習の段階で周囲に見せまくるのと一緒。もうわかったから、うっせえな、って感じ。幼稚くさい子だな、と。」

「瓜田純士」という人物は全く知らない。
「学芸会を前にした子供が「僕すごいんだよ! 僕の今からやる演技を見てね!」と練習の段階で周囲に見せまくるのと一緒」とは、なるほど至言だ。
「瓜田純士」には、そんな作者が透けて見えたのでしょう、うさん臭さが
私のように、感じた「矛盾」が気にかかって二度見する暇人もいるし……様々
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2017年01月04日

◎映画「君の名は。」の疑問(パラレルワールド)を整理、解読するための再鑑賞の前に(part1)

《巻頭追記連絡1/9》
1/8(日)に二回目の鑑賞をしました。
これでかなりスッキリしましたけど、
下記に書いた二か月前の印象・疑問を整理したメモにはいくつも誤りがあったことが判明しました。
現在せっせと「映画の構成」を整理しながら打ち込み中ですので、
明日にはpart2をアップできるかな?
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昨年視た映画「君の名は。」は想像以上に且つ集客数に違わず面白かったけれど、たった一度の鑑賞で複雑な作品世界が理解できるほど単純な話では無いなと感じた。何度も視た観客が居るのは疑問を抱えて通った人がたくさん居たからではないか、と思う。
視た友達に訊くと特に大きな疑問を残さずに観終わっているらしいけれど…。

秋に初めて視た時に、疑問点などをブログ記事にしておけば良かったのに…と思うが、氷解してから改めて書けば済むと考えてそのままになっていた。が再鑑賞をする前に、私の疑問と解釈を整理して置かないと、最初に感じた印象をちゃんと残しておかないと、何が氷解して、何が新たな疑問として残ったのかが不鮮明になってしまいます。また思い出しながら書いているから、記憶の間違いがあるかも知れないけれど、再鑑賞する時には念頭に置きたいことを整理しておくこととした。


「君の名は。」の出だしは、男女入れ替わりの映画「転校生」(大林宣彦監督/1982年/小林聡美/尾美としのり)を思い出させ、面白い始まりでした。「転校生」との大きな違いは、三葉が田舎に住み、瀧は都会・東京に住んでいた事で、暮らす場所の隔たりも面白い展開を予感させました。

あれっ!?と驚かせたのは、
1.瀧に会いたいとし三葉は東京に出てきました。三葉は瀧らしい人物を見つけたのだが、瀧は何故か気づいてくれず、人混みの中で、三葉は髪を結んでいた組紐を瀧に渡す。
2.瀧の部屋には三葉が描き残してあった瀧が思い出しながら描いた三葉の故郷のスケッチ画が数点。そのスケッチを元に、友人たちと一緒に三葉の故郷を訪ねた瀧は、そこに起きた過去の悲惨な事件(彗星の片割れが衝突)を知る。(三葉はそれで死んでいる)
あれっ!?二人の暮らしている時が異なっている「時を超えた」話だったのー!?凝った構成だけど一体どう展開して行くのー!?

三葉の暮らす世界は時系列A、瀧の暮らす世界は時系列Bで、そのAとBとが突如リンクして入れ替わっていたということ!?上の1で三葉が会ったのは時系列Aの瀧で、時系列Bの瀧は未来の瀧なの!?時系列Aの瀧と時系列Bの未来の瀧は全く別人物ということ!?(頭が少しクラクラするけど熟考も出来ないまま進む映画を視ていた)
SF小説だとタイムパラドックスを回避するため、時を超えた人間が出現すると新たな時間軸が枝分かれするというパラレルワールドがあるけど、「君の名は。」ってパラレルワールドなの!?

ラスト近くの見せ場で、瀧は三葉たちが洞穴に奉納した日本酒(三葉が噛み砕いたご飯が元)を呑むことで三葉とリンクして入れ替わり、三葉になった瀧は友だちを説得して明日起きる衝突事件からの故郷の住民救出作戦を展開するが町長である三葉の父に阻止される。ここで入れ替わって戻った三葉は父を説得する……

この瀧の世界のTVニュースでは、彗星の片割れが隕石として衝突したが、町が急遽行った避難訓練のおかげで、隕石衝突の被害者はいなかったと奇跡を報道…
三葉の故郷の住民たちが助かった世界は時系列Cなのか?
過去の隕石衝突事件が現代の事件になったとすると時系列Dなのか!?
頭はもうクラクラで、整理が付きません。

瀧たちはもう社会人(就職活動の学生?)。三葉の友だちもコンビで東京の喫茶店に登場。
(ラスト)歩道橋ですれ違った三葉と瀧、後ろ髪を引かれたかのように振り向く二人、あなたは!?という表情でラスト。


時空を超えた男女の入れ替わり、この二人の働きによって悲惨な歴史が変わってしまった。その変わった世界では二人が同時代に生きており、そして出会った。

という感想が私の理解なのだが、何せ難解なストーリーですから、再鑑賞したら私の疑問は氷解するのか??私の誤解なのか??別の新たな疑問が生まれるのか??は不明ですね。
「君の名は。」をご覧になった人は、この作品をどう理解してどのように記憶にとどめているのでしょうか??


今度は細部も意識しながら鑑賞することとし、疑問などが氷解したら、part2で報告します。(難解な構成ですから、こんな時にはシナリオが欲しい)

内容の理解に疑問は残っていますけど、2016年視た映画のベスト2にランクインです。
よって「バック・イン・クライム 時空を超えた事件」はベスト3になりました。

そうそう、今日が誕生日で65
四捨五入で70となりました

《追記》
まだ解釈、謎解き、疑問解決といった記事は読んでおりません
再鑑賞して自分なりに整理がついてからpart2をアップ
その後には読んでみるつもりでおります
自分の疑問は自力で解決に辿り着きたいので…
(訂正)主人公の名前を間違えていました。このブログには「三葉」しか登場しないのに、全て妹の「四葉」と打ち込んでいましたので、全部訂正したつもりです……。失礼しましたけど、2カ月も前に視た記憶だと、大事な主人公名も間違えていました。

上の「三葉」の「四葉」誤記に気付いたのは別ブログの下記投稿記事を書いている時でした。
◎字幕翻訳について(戸田奈津子さん談)、歳の所為か吹替えより字幕の方がイイと感じている最近だ-2017/01/04(水) 22:18:52
http://yumenoyamemo.blog.fc2.com/blog-entry-193.html
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2016年12月28日

◎なかなかの傑作映画「バック・イン・クライム 時空を超えた事件」タイムスリップ(しっかりネタバレ)今年のベスト2

2013年のフランス映画、日本では未公開らしい。
タイトルに惹かれて観たけど、期待以上に面白かった。
視たのは12/26(月)、めっけものでした。
私の好きなタイムパラドックスもので恋愛もの。
テレビはほとんど視ないし、
部屋が寒いと何かの作業をする集中力も欠乏してくるのか
映画鑑賞の時間が増えます。
3月に始まるWBCまではこんな感じなのだろうかな…

(思い出しながらメモしているので記憶間違いはご容赦)
(あの映画、どんなストーリーだったかな?、と思った未来の自分に書き残すメモです)
(記憶間違いがあっても私の記憶ですからねー)
(このメモは視た26日に書き始め今日28日は思い出しながらまだメモ中)

朝、ジョキングしていた女性が橋の上から河岸に死体を発見し通報。お蔵入りした20年前の連続殺人事件「鼓膜破り」に手口が似ていたことから、当時担当していたリシャール・ケンプ警部が駆けつけて、発見者エレーヌ・バティスエリ(精神科医)に話を訊く。「鼓膜破り」事件の資料を取り出し、携帯に死体写真を撮って保存。

そのエレーヌの息子(少年?)が警察にスクーター窃盗で捕まり、ケンプ警部の口利きで息子は釈放されたことから、お礼で会食にとなり、そしてワインも進み、エレーヌはふと洩らす。子ども時代に従妹とクチゲンカして一人で海にやったら、従妹は波に飲まれ水死してしまった、それが私の抑圧記憶だと。そんな事を話題にするぐらいだから、お互いにウマが合ったのでしょう、別れ際にキスを、そしてまた逢う約束を…

エレーヌの顔を思い浮かべながら、メモ帳に似顔絵を描くケンプ。
真夜中、車で件の橋を通りかかると不審なボックスカーが駐車しており、脇の階段を降りると、後ろから殴られ河に突き落とされる。
河岸に這い上がったけど、橋には不審な車も自分の車も無い。自分のマンションに着いたが、いつもの場所に入るためのパスワードを入力する機器が無い、エレベーターの階の表示も違う、自分の部屋からは音が聞こえたので隠れると、部屋からは何と!?若い自分がでてきた……自分のカギで入室するとそこは昔の部屋のようだ…
電車に乗ろうとユーロ札を出したら、何だ外人か?いいよと言われて乗ったら、向かいの客の読む新聞の年月日は20年前の日付!?あの「鼓膜破り」事件が起きている最中だ!?(確認はしていないが、第一回目の殺人事件の新聞記事が?)

手持ちのユーロ札は使えない(もちろんキャッシュカードも使えない)、自分のヘソクリの隠し場所からゼニをせしめ、若い時に逃した大穴馬券に投入して軍資金を確保し(バック・トゥ・ザ・フューチャーに似たシーンが?)、ホテル生活を始める(そこは自分のマンションを監視できる部屋で、マンションの左部屋にはオレが、右部屋には妻?・恋人?が)。ケンプは自分の部屋に何度か侵入したが、自分の帰宅に驚いて隠れた時に、メモ帳を落としてしまう。これを見つけた若いケンプは隣室の彼女に訊ねるが私の字じゃないわ(大事な伏線)…

「鼓膜破り」の殺人事件を阻止するため、これから起きる事件を思い出して地図上に整理したのだが、20年後の警察身分証明書を捜査には使えない。そこで思い出したのが、病院に居るはずの精神科医エレーヌだ。本名で予約し会ったエレーヌに、これから起きる連続殺人を阻止したいと説明するが、怪訝なエレーヌに、20年後の身分証明書を見せ、若い時の自分が居るから、警察にも入れない、だから助けてくれる人が欲しいのだと。が面談時間が終了。

エレーヌには恋人がおり結婚も間近。
ケンプは独自調査で、二番目の被害者の住所と電話番号を突き止め、警察にも危険だと通報したが阻止できなかった。ケンプはこの動きのため、似顔絵を作成する証言者には、歳は違うけど、あなたに似た感じの人で悪い人には思えなかったと若いケンプは聞かされる。
エレーヌは相談に来たケンプが犯人かと思って通報するつもりで警察に行って面会を申し込んだが、そこにはケンプの手配似顔絵が…、そこへ通りかかったのが若いケンプ刑事。面会申し込みで出て来た相棒刑事の前にエレーヌは居ない。
そんなエレーヌの前に守秘義務があるんじゃと現れたケンプ。エレーヌも20年後からタイムスリップしてきたことを信じ始めて、ケンプの捜査に協力することに。
相棒刑事は面会を申し込みながら消えてしまった病院のエレーヌを訪問し難詰するが、私の勘違いでした答えるエレーヌの面会患者の一覧表を無理やり見ると、そこにはケンプの氏名が。相棒もこの事件で悩んだケンプが診療を受けていたということで了解し引き下がる。

3人目の被害者は顔を損傷していたので、その顔写真と通っていた高校名が欲しいとエレーヌに頼み、学校前で張り込むケンプ。出て来た少年を尾行するが、ローラースケーターを付け始めたので、自転車を盗んで付けるケンプ。その前に現れた不審なホックスカーが少年を襲い、ケンプは警察だーと叫びながら駆けつけ救出に成功。ところが、歴史に無かった別の殺人が発生して新たな被害者が出てしまう。(パラレルワールドで、ケンプがタイムスリップした時に新たな時間軸がスタートしていたのです。犯人の動きを予測して読む必要が…)

エレーヌをホテルの部屋に連れて来たケンプは、未来のスマートフォンに保存している画像を説明、そこには死体画像以外に、未来のエレーヌの画像(会食時の盗み撮り?)が。この日、二人は結ばれました。(別の時間軸だけど身籠ったのでは?)また逢えるというエレーヌにホテルの合鍵を渡すケンプ。

流れとは少し前後するが、「鼓膜破り」は自分の担当事件だったのに、上司の命令で相棒刑事が主任で組ませられたことが面白くないケンプ。だから先駆けした結果、相棒が殺されてしまった。これがケンプの抑圧された記憶で、後にエレーヌにこれを打ち明け、今度は同僚を守りたいと。
これも前後するけど、ケンプには片頭痛のような持病があり、その原因が犯人から送られたテープらしい。ホテルから若い自分を監視していたら、ヘッドフォンを付けてテープを聴き始めたのに驚いて自分に電話するが留守録に。無音のテープを裏返しボリュームを最大にして聴いていたら強烈な音が…、自分に起きることを阻止できなかったというシーン。

殺人事件発生の予告通報をしたケンプの指紋が公衆電話から出て、先駆けでウロウロするなと怒る上司、若いケンプはそこには行ったことも無いと否定して捜査に。
手配していた似顔絵で投宿しているホテルが判明して駆けつけた相棒たち。部屋には怪しい地図、殺人現場と日付と被害者の氏名などが書いてある。そこへ(若いケンプ?から)犯人を追いかけて何処へ向かうと連絡が入る。
ケンプからの電話連絡が入り、婚約者が止めるのを無視して、ホテルへ向かうエレーヌ。ホテルの前には残った刑事がおり、何処へ向かったと話しているのを聴き、エレーヌもそこを目指す。(テンポが速いのでこの辺りのストーリーの記憶は不鮮明、再試聴をいつかしないと)

埠頭の建物に白いボックスカーが入る。張っていた若いケンプは誘拐されたらしい人物を出そうとている犯人を殴る。そこに登場したケンプは仲間と思われて若いケンプと争いになり、気が付いた犯人は二人をボックスカーに閉じ込める。若いケンプは頭に大怪我で、慌てて布を巻くが、朦朧とした頭と眼でそんなケンプを眺めている若いケンプ。早く救急車を呼びたいのだが開かないドアに焦るケンプ。そこへ駆けつけたのがエレーヌで、エレーヌはケンプの声を聴き、車のドアを壊す。ケンプは大怪我の若いケンプをエレーヌに託して、誘拐被害者を連れた犯人を追いかける。今度現れた車が相棒刑事で、隠れていたエレーヌはケンプたちを追う。犯人とケンプとは壁のハシゴで争っていたけど、ハシゴの留め金がハズレて海へ落ちる。エレーヌは飛び込んだけど、ケンプは見つからない。ボックスカーの所には救急車とパトカーが。相棒に促され溺死したらしい犯人の顔を確認する若いケンプ。

それから20年後のケンプ警部(別時間軸なのでエレーヌの記憶は全く無い、会っていないのだから当然だけど)。部下にうながされてプロファイリングの講演へ。その講師がエレーヌで、「鼓膜破り」事件が縁となってこの道に入ったと説明。ケンプは一応エレーヌに挨拶するが、意味深のエレーヌの視線と表情。その夜、エレーヌが泊っていたのは、ケンプの部屋を見下ろすあのホテルのあの部屋。一方ケンプはフト気づき、「鼓膜破り」事件の資料を探して出したのが、あのメモ帳。そこにはエレーヌの似顔絵が…。翌朝チェックアウトするエレーヌに預かり物として渡された封筒には似顔絵ページを開いた例のメモ帳。そして二人はあの橋で会ってラスト。(再度視ないと判らないが、橋で会おうというメッセージでも書いてあったのだろうか、残る疑問だ)

最初の時間軸では、エレーヌは離婚して息子が一人という設定だと思う。ケンプも離婚して息子一人がいたような…。この新時間軸では、エレーヌは未婚の母となり息子が一人いて、その父は消えたケンプのような気がする。消えたケンプがタイムスリップして戻った所は最初の時間軸なのかな、と想像させるストーリー、きっとそこでも二人は結ばれたなのだろうと。

途中のエピソードを一つ。「鼓膜破り」事件で忙しかった若いケンプは入院して死期が近い母を見舞う事もしなかった。だからケンプは親戚と偽って見舞うが、母は「リシャール」と息子の名を呼んだ。これで一つの悔いは消えた。

構成の緻密なシナリオですから、もう一度観返したら気づく色々な計算(伏線)があるのでしょう。
これほどの作品が日本の劇場では未公開というのは不思議ですね。普段観ているのはハリウッド映画が多いから、この二人の役者の記憶はまったく無い。

映画サイトによると
監督:ジェルミナル・アルヴァレス
脚本:ジェルミナル・アルヴァレス、ナタリー・ソージェン
ナタリー・ソージェン脚本には「もうひとりの息子」があった。


今年になって、このブログで取り上げた映画を確認してみたら、下記のみ。
◎今年視たベスト1の映画「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」1997年(マット・デイモン、ロビン・ウィリアムス)ネタバレ注意!!-12月13日
http://yumenoya.seesaa.net/article/444867115.html

ということは、本作は今年視た映画のベスト2ということになるのかな…
大晦日か新年には、この二本を再度じっくり確認しようかなー

読み返すと修正や追加などのキリがないので、アップします。

それにしても12月になってこの二本に出遭ったというのは、何と幸運な年末なのでしょう。
11月にはトランプのタタリだ、トランプの呪いだという出来事が三つも起こり、
三つ目の事件はまだ尾を引いていて何も書いていないというのに…
終わり良ければ…という年で締めくくれるかなー
posted by yumenoya at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月24日

◎ビートたけしって気になる人です、「ファミリーヒストリー 北野武」/《追記1/5》

映画はほとんど視てないし、小説・エッセイもほとんど読んでいない。
最初に視た映画は座頭市で、最近では、話題になったヤクザ映画2本も面白かった。だからといって脚光を浴びた昔の作品にまでに手を伸ばす気にはならない。
どぎつい毒舌漫才は好きだったので、ビートたけしにまつわる面白いエピソードには関心があり、特に島田洋七との出会いとかその後の交遊とかのエピソードは好きだ。たまに弟子たちが漏らすエピソードも面白い。
あの有名なタケちゃんマンの番組はあまり好みでなかったし、ビートたけしの番組を特に追いかけたこともあまり無かったけど、生き方とか態度とか発想とか視点とか、彼はコレをどう感じているのだろうかと割と最近気にかかる人となった。

ビートたけしさんの母と父についての本もドラマも知らないけど、次の記事が目を惹いた。(スゴイお母さんだったらしいという寄せ集めの記憶があるのみだけど…)
★水道橋博士、たけし母著書「まったくのウソだった」ことに衝撃-2016年12月23日22時51分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20161223-OHT1T50203.html
「浅草キッドの水道橋博士(54)が、NHK「ファミリーヒストリー」(木曜・後7時半)に師匠のビートたけし(69)が出演した回について触れた。」
「博士にとって衝撃的だったのは、たけしの母・さきさんの経歴。さきさんは1988年に一代記「ここに母あり」を出版。「すごい詳細にその本は語ってた。それがまったくのウソだった。よくそれだけの作り話ができたなということにすごく驚いた」と博士。」

YouTubeを検索したら、下記の動画がありました。
最近時々見かける方式なのだが、無関係の背景のなかに、目指す動画が組み込まれている。邪魔な背景を無視すれば、ちゃんと楽しめるというもの。こうすると著作権者がクレームを付けないのだろうか、というちょっと不思議な方式だ。
★ファミリーヒストリー 北野武 12月21日 2016.12.21
(著作権がらみのリンクはダメだったんでアドレスは削除、下記に記載の再放送を)
毎日まめにテレビ番組表をチェックしていたら、12月21日の放送当日に視ていたのだろうが、プロ野球シーズンにでもならなければ、番組表を確認することはほとんど無い。
ファミリーヒストリーのYouTubeは面白かったです。
今年になって調査を始めた自分のオフクロの事を少し思い出しながら。姉によると私が生まれた後の引越し先で、丹前をほぐして裁縫の仕組みを独学で勉強をしたとの事だ、それから和裁の注文を受けるようになったと。また私のオフクロ談にも若い時の少し脚色がありそうだと感じているけど、NHKの調査班でも調べないともう闇です…

動画だと音質の問題もあって聴き取り辛い箇所もあったので検索したら、下記の文字サイトがありました。
★ファミリーヒストリー 北野武 ビートたけし 父・菊次郎 母・さきの真実-別館.net.amigo
http://ami-go45.hatenablog.com/entry/2016/12/21/203009

そして本家サイト
★あの北野 武が涙! 明らかになった家族のルーツ-ファミリーヒストリー |NHK_PR
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=08295

再放送予定
1/5(木)午前0時30分から午前1時45分
★ファミリーヒストリー「北野武〜父と母の真実 阿波国徳島に何が!〜」
http://www4.nhk.or.jp/famihis/x/2017-01-04/21/22480/1804105/
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《追記1/5》勘違い
夕方に、今夜1/5の深夜は例の再放送だなと思って番組表を確認したら、
楽しみにしていたファミリーヒストリー無い、
あれっ!?どうしたのと思って、再放送の予定を検索したら、
何と「1/5(木)午前0時30分」の字句どおり昨夜のことだったようです。
私の番組表のイメージでは、
1/5(木)にそのまま起きて午前0時過ぎた場合は、
正式には1/6なんだけど、暗黙裡了解で1/5(木)深夜番組と理解していた気がする。
そう思い込んでいたから、私は今夜の再放送で視れると楽しみにしていたら、
「1/5(木)午前0時30分」の通り、昨夜の事でした。
私が今回誤解したような深夜日付の間違いは私だけなのだろうか!?!?
録画する場合の設定日付は厳密だけど、
起きていて日付が変わった時は、前日からの継続の深夜だ、と了解していた時代はなかったでしょうかね!?
私の理解不足で、楽しみな番組を一つ見逃してしまいました。
残念!!
posted by yumenoya at 17:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月13日

◎今年視たベスト1の映画「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」1997年(マット・デイモン、ロビン・ウィリアムス)ネタバレ注意!!

マット・デイモンが主演かー、マット・デイモンの映画ならハズレは無いだろうと視始めたら面白くって一気でした。いつもなら、面白いアクションものでも、二日がかりというのが普通なのに、こんなに展開の先が気にかかるのは珍しいなと感じるほどのシナリオの出来でした。

《昨夜視た記憶に残っているあらすじ、しっかりネタバレ(要注意!!)
(昨夜の記憶ですので、少しの違いはご容赦)
チャッキー(ベン・アフレック)は仲間のウィル(マット・デイモン)をいつも車で誘いにやって来、仲間4人でつるんで遊んでいる。ウィルの定位置は助手席、リーダーのチャッキーも一目置く人物らしい。ウィルの住まいはボロの平屋、独り暮らしかな??
ウィルはマサチューセッツ工科大学(MIT)で清掃のアルバイトをしている。数学科のランボー教授(フィールズ賞(4年に1度のノーベル賞のようなもの)受賞者)は優秀な学生を見出すため、難しい問題を課し、廊下の黒板に掲示している。
その夜だと思うがウィルは自宅で、鏡に水性マジックで計算式を書いては消して再度書くシーン(ウィルはノートも持っていないのかな)。ひょっとしたら掃除夫のウィルは数学天才なのかなー!?
その翌日?、黒板に解答が書かれており、ランボー教授も驚く正解。正解の発表会には、いったい誰なのかという興味で、講堂は先生方と学生たちで一杯だが、正解者として誰も名乗り出る者は居ない。ウィルの関心外なのでしょう、正解であることは自分で判るのですから、称賛はどうでもよいこと。
ランボー教授は更なる難問で再度挑戦。授業が終わり廊下に出て来た教授と助手が見かけたのは、黒板の前の不審人物。ウィルは一目散で逃げる。黒板に書かれていたのは正解で教授と助手は驚く。黒板の脇に置いてあったのは清掃用具。これで清掃のアルバイトへは行かなくなったようだ。

仲間とつるんでいる時に、子ども時代のいじめっ子を発見してウィルは襲う。いじめっ子のグループと仲間との乱闘に。ウィルは相手を袋叩きに。逃げなかったウィルは逮捕される。
天才らしい青年を探していたランボー教授らは清掃担当セクションへ、更生の保護司に訊いたら即判ると笑われる。ウィルの裁判に現れるランボー。裁判官の前で、ウィルは憲法・判例などを引用しながら滔滔と自己弁護(数学的センス以外に法律などもというオールマイティ!?)を展開するが、裁判官は過去の犯罪歴を説明し有罪に(何度も少年院に入ったふだつきのワル!?)。ランボー教授が交渉して勝ち取ったのは、週に一度カウンセラーに会わせることと、数学の個人授業を受けること。ランボー教授にはウィルの非凡さを埋もれさせたくないという想いが。

弁の立つウィルの前に、ランボー教授がこの人ならばと会わせるカウンセラー(臨床心理学者とか精神分析医など)は全滅。ウィルが継続的に会うことを認めるカウンセラーを見つけないとウィルは収監されてしまう…

話は少し前後するが、ウィルたち4人はハーバード大学の女学生とお近づきになろうと学生の集う飲み屋に出かける。それらしい二人連れに声をかけたのはチャッキーだが、歴史を学んでいると名乗ったら、近くにいた男子学生が歴史(南北戦争前の南部での経済状況といった感じ??)の議論を吹っ掛けて来た。それは誰々の著作何ページの引用でしかないなどと論駁したのはウィルで、男子学生たちは降参して撤退。帰る時に連絡をちょうだいと電話番号メモをウィルに渡したのは、中身のない薄っぺらな男子学生が多いのよというスカイラー。一度電話をかけたが無言で切ってしまったウィル…。

ランボー教授が最後に頼ったのは、学生時代に同室だったショーン・マグワイア(ロビン・ウィリアムスの登場にビックリ、「メアードの朝」の医者役も良かった)。何か確執があったらしい二人だが、ウィルに興味を覚えたショーンは会う事に。しかし会ってもいつも一時間無言の行で帰ってしまうウィル(教授と助手の二人は面談終了を外で待っている)。やがてこれが最後かなと感じていたショーンを前に、やっと口を開いたウィルがやったことは、ショーンの描いた絵を精神分析的に紐解き色んな解釈を開陳してみせること。それはショーンの亡くなった奥さんとの関係と現在のショーンについての解釈になりましたから、ショーンも怒りました。次回の来訪は無いのかなと思っていましたら、ウィルが現れました。ショーンは初めて外で話そうと構内のベンチへ、ウィルに言われたことで眠れなかったことなどを語り、そして色々説くショーン、自分をさらけ出して跳ばないと何も変わらない、変えるのは行動だ、といった感じでしょうか…。これでやっと二人の対等な会話関係がスタートすることに。

一方ハーバード大学のスカイラーとのデートは続いておりますけど、計算を自分でやって解くことに意味があるのだと考えて宿題(日本と違い大学の宿題は多いらしい)などと格闘するスカイラー、それに対しウィルは俺が解いてやるから早くデートに行こうと急かす、答えが出たらそれでもうイイじゃないかという結果タイプかな…スカイラーは経過に意義があるというタイプ。

ウィルは自分の事を多くは語らないが、スカイラーの質問には13人兄弟の末っ子だと説明している(養父からの虐待などのトラウマを抱えており類縁はゼロだというのに明かさない)。友人たちに会わせてくれと頼まれ、仲間3人を紹介するが、話題がジョークになった時には、エロ・ジョークを披露する気さくさを持ったスカイラー。
スカイラーはカリフォルア大学医学部に移るけど、愛しているから一緒に行って欲しいと。が積極的な態度・言葉を示せないウィル。

またウィルの更生が着実に進んでいるみたランボー教授は、シンクタンクに推薦し面接。それに身代わり出席したのは仲間のチャッキー。「こういうことは全て弁護士を通してもらうことにしている」と煙に巻き、面接官から持ち金(手付金?)をせしめてしまう。
数学ではランボー教授の長年の問題を簡単に解いてみせ、教授の自負や名誉心はズタズタだが、百年に一人現れるどうかの天才を世に送り出すことを第一に考えている。また暗号を解いてしまうような天才を必要としている国の機関の面接では、想像できる将来(天才たちがゴーサインを出して前線で戦って死に負傷するのは同年代の若者たちだ、負傷して戻った若者の仕事を奪ってしまうのも産業界と結託した天才たち)を展開してみせて拒否。

ウィルとチャッキーはビル解体のアルバイトをやっているが、ふと漏らしたチャッキーの言葉、「おまえを迎えに車で行く度に、おまえが出て来ないことをいつも願っている。俺は現場監督人とかになってずっとこの町で歳を取るだろうが、おまえはそんな人間じゃない。俺たちとは違うんだから…」
チャッキーが身代わり出席したシンクタンクの会社を訪問するウィル。

ショーンとの面談も最後(卒業)となり友人としての別れ、ウィルは21歳の誕生日に3人の仲間から、車を贈られる。廃車の寄せ集めで造った汚いお粗末な塗装だが、性能は良いらしい。
それに乗ってショーンの家へ。ショーンは新たなる旅立ちの荷造り中。ウィルは何かの書類をショーンの郵便受けに入れる(シンクタンクの採用通知かな?)。いつものようにウィルを迎えに来た3人組。チャッキーはノックするが応答は無い。窓から中を覗くと真っ暗で少しこぎれいな部屋が…。やっと出たんだなあと少し微笑んだチャッキー。(カリフォルアに住むスカイラーの元へ)直線道路を一路(上奥に向かって)走り続けるボロ車(その大きさは変わらずに)。(それにエンドクレジットが重なる)

今年視た中で一番の映画だと思う。マット・デイモンが主演らしいとしか知らずに視たのが良かったかも。

観終わってから、次の記事を確認した。
☆グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち-ウィキペディアWikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0/%E6%97%85%E7%AB%8B%E3%81%A1
脚本:マット・デイモン、ベン・アフレック
「1997年12月のワールドプレミアでは当時は無名の俳優であったマット・デイモンが執筆した脚本と完成度の高さに注目が集まり、最終的にアカデミー賞やゴールデングローブ賞において脚本賞を受賞するなど高い評価を受けた。」

「アカデミー賞やゴールデングローブ賞において脚本賞」がうなづけるイイ映画です。シナリオが良いと構成のうまさでうならせ堪能させてくれます。まだ役者としては無名の時代なのですから、スゴイ才能ですね。

普段アクションものSFものを中心にみていますが、マット・デイモンには「ジェイソン・ボーン」も楽しませていただきました。
大晦日の深夜は「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」を予定に入れて置こう。まだ気づいていない伏線や演出の発見がまだまだありそうです。

《追記12/14》
無名時代ならばともかくも、こんな脚本を書くような役者が主演だったら、監督は困らないのだろうかね。あんたなら、このセリフどうするとか訊きたくならないのだろうか。主演本人も、ここのセリフはこうした方が…、構成は、伏線は、と他人のシナリオに一言云いたくならないのだろうかね。そんなスタッフとして初めから名を連ねていれば構わないけど、普通あくまで役者。与えられた脚本を尊重した監督の演出し従って演ずることが期待されているのであって、助言は何も期待されていない。だからプロデューサーも兼ねる役者が居るのかな。監督もやる人が…。
posted by yumenoya at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月01日

スポーツ中継のTV番組って、録画中継の時に、テレビ番組表には何も表示しなくともかまわないの!?(錦織ウィンブルドン2回戦)

6/30(木曜)は日本ハムの試合が無かったので、テレビとは縁が無かったけど、
夜10時過ぎに念のため、Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表]を確認した。
最近視ていない「アメトーク」は運動音痴しか興味はないなと思いながら、
下欄へずらすとNHK24:10「錦織出場 ウィンブルドン2016 男子シングルス・2回戦」
その時間にテレビのコンセントを差し、オンにしました。
画面は対戦相手と練習中です。
こちらはとっくに日本酒で良い気分になっていました。
練習の打ち合いが進んだ頃、Yahoo!ニュースを確認すると、
●錦織ウィンブルドン・センターコート初星で3回戦へ-日刊スポーツ 7月1日(金)0時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160701-00000001-nksports-spo
生中継かと思っていたら、試合終了後の録画中継だったのかー
でも日本ハム中継が無いとテレビと縁の無い日も多いので、
たまには深夜に日本酒を一杯やりながら、
錦織くんの試合を観るのも久し振りだなと思っていました。

今午前2時をとっくにすぎましたけど、中継が"生"なのか"録画"なのかぐらいは、
テレビ局に告知する責任・義務はないのでしょうかね!?!?
こちとらはYahoo!ニュースで勝ったことを事前に知っていますが、
気になる錦織くんだから視ていますけど、
今放映されているTV中継が"生"なのか"録画"なのかは画面に表示して欲しいものです。
"録画"中継だとチャンネルを変える人を恐れている、
結果を知っている人は、そもそもチャンネルを合せない、
という視聴率恐怖症から"録画"表示についてのテレビ局間の暗黙の了解でもあるのでしょうかね。
Yahoo!テレビ.Gガイドでは次のようになっています。
テニス試合.JPG
予め録画中継と判っているものは番組表でも"録画"と記して欲しいものですね。
テレビ局は詐欺師じゃないんだから、一面ニュースの報道局なんですから。
こういう事って、取り締まりの対象にならないの!?
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《追記7/1》錦織くんの試合終了しました
プロ野球の中継では、同じここか、別のブログなのかは忘れましたけど、
録画であることを知らずに、気づかずに、腹を立てて記事を書いたことがあります。
それが5年前なのか、8年前なのか、10年前なのか判りませんけど、
腹か立ったその頃と何も変わっていない事に今気づきました。
諦めましょ。
腹を立てても、しようがおませんがねー。(北海道風大阪弁)
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2016年06月09日

★脱テレビながら族、プロ野球の日本ハム戦のテレビ中継以外はテレビ不必要

以前は、いつでもテレビが点けっぱなしでした。
老朽化による立退きがかかるまでは札幌市北区北33条西4丁目のボロ・マンションの3階に暮らしていました。ここにはマンガの貸本屋を廃業してから約10年いましたけど、北側には交通量の多い道道(国道?)が、その上には高速道路(札樽自動車道)が、マンションの西側には北大前につながるの西5丁目樽川通で、マンションの角が交通量の多い交差点であり、車のかなでる五月蠅さでは一等地でした。

そんな五月蠅い所に住んでいたからなのか、映画を観るとか音楽を聴くとかでない限りは、常時テレビが点いていました。テレビが点いているからといって、視線がテレビに向くのは日本ハム戦とか特別の番組だけです。あの頃はネットのテレビ番組表を必ずチェックして一応面白そうな番組にチャンネルを合わせていました。当時は毎日か、毎週か結構視ている番組がそれなりにありました。

このテレビ環境に変化が起きたのは、立退きで隣の石狩市に引越してからです。とにかく静かなところです。一番大きな音は丘珠空港に向けて着陸態勢に入った飛行機の音、そしてアパートの住民の帰宅車の車庫入れの音ぐらいだけです。札幌市北区のアパート生活時代は30年間ぐらいだと思うが、地盤が悪いので大型トラックが通っただけで結構揺れていましたので、震度1の地震でも揺れを感じるほどでしたけど、石狩市では震度1では感じることはありません。

この静けさの中で暮らしていると、五月蠅さに対抗するようなテレビの音は段々と不要になってきたようです。また原発が稼働していないので、冷房クーラーの時期になると節電が毎年唱えられていましたから、段々とテレビのコンセントを抜くのが当然のようになっていました。

今のコンセント抜きパターンになったのは昨年2015年からで、日本ハム戦以外に視る番組といったら、興味のあるテーマの日曜夜のサイエンスZERO、地球ドラマチックなど特別なものぐらいになっていました。最近はそれも見逃すほどで、日本ハム戦のテレビ中継以外の番組はテレビ不要の時代に突入しております。

ニュースはヤフーとOCNをこまめにチェックし、気になるものがあればリンクと検索で調べ、それにJBpressのメルマガのチェックぐらいになっている。

今日は日本ハム戦のテレビ中継が無かったので、ネットラジオ観戦でしたが、こんな日はテレビのコンセントはずっとはずしたままです。今も自分の出す音とパソコンの小さな稼働音以外には何も聞こえません。立退きされずにあのまま札幌で暮らしていたら、知らなかったであろう静かな世界です。うるさい都会で生活していたら知らなかったであろう、この静かな無音に近い環境は結構気に入っております。何かの不安感があって常時テレビがオンだったのでしょうか。
posted by yumenoya at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月06日

★ミステリーゾーン(The TWILIGHT ZONE)「子供の世界」のDVDでの解説など/ジェローム・ビクスビー原作

「子供の世界」についてはブログで何度も書いているが、
●SF映画「The Man from Earth」(ジェローム・ビクスビー)と「きょうも上天気」(小説とTVドラマ・映画)/《追記7/26》/《追記8/1》TVドラマ続編-2015年07月26日
http://yumenoya.seesaa.net/article/423039994.html
ここでは次のように記しています。
「なおTVドラマの方は字幕の無い英語版をセリフを想像しながらみましたけど、吹替え版か日本語字幕版をお持ちの誰か、貸してくれませんか。アマゾンだと「隔週刊 ミステリー・ゾーンDVDコレクション 2014年 6/25号 [分冊百科]」(DVDコレクション21)が¥1,841+¥257もしますから、私には手が出ません。」

この記事を書くのが遅れましたけど、このブログはその続編になります。

メールソフトを確認しましたら、問題の「子供の世界」を収録している「DVD The TWILIGHT ZONE VOL.9」(COBM-70169)を落札したのは、2015/10/15のことです。早速Yahoo!かんたん決済で支払手続きしましたので、10/18にはDVDが届き、その日に鑑賞しただろうと思います。アマゾンにあったマガジン付き新刊とは別物ですが、その半値以下で入手できたのですから、目的は「子供の世界」のみでしたので、新刊を買わずに我慢した甲斐がありました。ちょっと気になるのは、マガジンでは「子供の世界」についてどのように解説しているのか?です。
s-ミステリーゾーン9.jpg

(キャプチャ画像からの文字起こしと他の記事作成に手間がかかっていましたので、たっぷり遅延)
★DVDでの「こどもの世界」についての解説など
●収録エピソード解説「こどもの世界」
The TWILIGHT ZONE
こどもの世界
It's a Good Life
脚色:ロッド・サーリング
原作:ジェローム・ビクスビイ/製作:バック・ホートン/監督:ジェイムズ・シェルドン
撮影:ジョージ・T・クレメンス/出演:ビリー・マミー、ジョン・ラーチ、クロリス・リーチマン、

この「こどもの世界」は、シリーズの中でも印象深く、恐ろしい話として際立っている。ここまで荒涼としたトーンでおぞましいコンセプトのものはほとんどない。この話は、ジェローム・ビクスビイのSF小説を原作にしている。それをロッド・サーリングが脚色した。番組の冒頭でサーリングは、物語が込み入っていることを説明するために地図を見せながらカメラに語りかけている(彼はその後「宇宙大作戦/スタートレック」でパラレル・ワールドを描いたエピソードを書いている)。
キャプチャ1.JPG
(注・ここで二枚目の画像に変わる)
サーリングはこの話に多大な情熱をかけたにちがいない。彼は原作権を買い取る前に脚本を書いたのだ。書き終わると監督のジェイムズ・シェルドンと出演者に渡した。そして、本物の小さな町、ピークスビルを作り上げるのだ。そこでは、住民は小さなしかし絶大な力をもった子どもに支配され、活きている。ジョン・ラーチ、ドン・キーファー、クロリス・リーチマンといった俳優陣は、その恐怖を見事に演じている。感情を押し殺し、本当にこの悪夢のなかで生きているようだ。俳優たちのなかでも、アンソニーを演じるビリー・マミーは最も際立っている。この6歳の少年は、自分を楽しませてくれない人々を奇怪な箱に閉じ込めてしまう。このエピソードはマミーにとって2度目のシリーズ出演だった。彼はこまシリーズに3回出演している。このエピソードのほかに「長距離電話」「殺すなら私を…」がある。そして4年後「宇宙家族ロビンソン」でウィル・ロビンソンを演じることになるが、マミーはこのエピソードに出演してからたくさんの番組に出演するようになっていた。しかし、このアンソニー役はいつまでもついて回った。いまでも、彼はこう告白している。「誰か自分を不愉快にさせたら、とうもろこし畑に放り出したくなるよ。」そして付け加えた。「そんなことはできないけど、そう思うと救われるんだ。」
キャプチャ2.JPG

●DVDケース裏の「こどもの世界」解説
"It's a Good Life"
-Episode73 こどもの世界
オハイオ州の小さな村、ピークスビルは「恐怖」に支配されていた。
その恐怖とは6才の少年アンソニー(ビリー・マミー)の
不思議な力という形で村人たちを震え上がらせていたのだ。
[アメリカ:1961年11月3日放送/日本:1963年(昭和38年)10月12日放送]
s-ミステリーゾーン9-B.jpg

《ナレーター》
●ミステリーゾーン "Twilight Zone" アメリカ作品 1959年〜1965年 白黒映像
http://www.tora-2.com/TZONE.HTM
上記ページにはロッド・サーリング(千葉耕市)によるナレーターの日本語文が記載されています。こういうサイトは有難いです。
「基本的に転載可」とありましたので、私のお気に入り「子供の世界」ナレーターを全文転載いたします。

★第31話 子供の世界
"It's a Good Life"
これは、別世界への旅です。
目や、耳や、心だけの別世界ではなく、想像を超えた素晴らしい世界への旅。
あなたは今、ミステリーゾーンに入ろうとしているのです…


今夜のミステリーゾーンはいつもとは少しちがった形で話を始めることに致しましょう。これはご覧のようにアメリカ合衆国の地図。そしてこの小さな町はピークスビルです。それほど昔ではないある朝、すべての町がこの世から消え、ピークスビルだけが残りました。地球からピークスビル以外の街がよそへ行ったのか、あるいはピークスビルがどこかへ移ってきたのかは誰にもわかりません。わかっていることはただ一つ、この町を怪物が支配しているということだけです。ただ心で望むだけで、怪物は自動車や電灯線や機械を消し去りました。そして村全体が暗黒時代の昔に帰ったのです。怪物の望むままに…。
 それではここでピークスビルの住人をご紹介しましょう。
 これはフリーマン氏です。怪物はこの人の家に住んでいるんです。
 これはフリーマン夫人。
 そしてエミーおばさん。怪物がいちばんなついていたのはこのエミーおばさんでした。しかしある日うっかりして、彼女は大声で歌を唄いました。歌の嫌いな怪物は心の中で彼女を憎み、ただぼんやり微笑みつづける女にしてしまったのです。もう歌も唄いません。
 ピークスビルの人たちはいつでも微笑んでいなければいけないのです。いつでも楽しいと思い楽しいと言っていなければいけないのです。さもないと、怪物のためにひどい目にあうからです。人間以外のものにされてしまうのです。この怪物には相手の心がわかります。相手の考えや感情がわかってしまうのです。
 ああそうです、大事なことを忘れていました。では怪物をご紹介しましょう。これが怪物です。名前はアンソニー・フリーマン。年は6つで、あどけない子供らしい顔と美しく澄んだ目をもっています。だがこの目に見つめられたら楽しいと思わなければいけないんです。というのはこの子はミステリーゾーンで生まれた不思議な子供だからです。


小説もTVドラマも、何らかの落としどころを設定したいのが普通のようですけれど、
この「子供の世界」は、この力を持った少年が成長したら、
いったい、この村はどうなっていくのだろうかという、
読者がその続きとして何を想像しても貴方の勝手ですよという余韻……、
このただ不気味なラスト、この突き放した終わり方が私の大好きな作品として魅了し続ける理由なのでしょう。
posted by yumenoya at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする