2018年03月25日

☆私好みSF映画・マンガ傑作選(「決定版!SF映画年代記」を昨年暮れに視て)☆「THE MAN FROM EARTH」

(txtのプロパティによると昨年11月に書き始めたようだ)
(当初予定していた《読切りマンガ》までは手が回らず断念)
(この手の話題は悩むとキリが無いので、エイヤー投稿)
映画で一番気になるジャンルはSF
その中でも一番好きなのは「タイムトラベル」「タイムスリップ」のたぐい

Gyaoでは昨年2017年暮れ順次放映されたので全4回(最下段に掲載)を無料配信で視た。
今現在、再度放映中!!
「決定版!SF映画年代記 第3回 われらはロボット」3/31まで
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00867/v01571/v1000000000000013155/
「決定版!SF映画年代記 第4回 タイムトラベルへの扉」4/7まで
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00867/v01571/v1000000000000013156/

俳優、監督、脚本家、プロデューサー、SF小説家、理論物理学者などが語る思い出などを進行役に、
SF映画とTVドラマの映像、原作小説の画像などが次々と紹介されていく。
残念ながら、挙げられるTVドラマでは未知のものが多かったけど…

「決定版!SF映画年代記」での私的なお宝映像としては二人
◎"ロボット三原則"の小説家アシモフ(数本)
ロボットものでアシモフのファンとなったのは割と新しいので、
動いて話しているアシモフ氏の映像はこれが初めてでした!!
◎ラジオドラマ「火星人来襲(宇宙戦争)」のオーソン・ウェルズ
収録風景の写真と騒動後の会見らしい短い映像

気になるオーソン・ウェルズ「火星人来襲(宇宙戦争)」関連では
このブログでは何度も登場している。
アドレスを列記しておこう。
http://yumenoya.seesaa.net/article/394425470.html
http://yumenoya.seesaa.net/article/394425478.html
http://yumenoya.seesaa.net/article/394425533.html
http://yumenoya.seesaa.net/article/405523281.html
http://yumenoya.seesaa.net/article/411972491.html
2004年から2015年までに5本の投稿!!繰り返すほどインパクトのあった話題!!
オーソン・ウェルズ、火星人来襲、別に連載をしたワケでもないのに…
たかがひとつのラジオドラマをこんなに繰り返して取り上げていたとは驚き!!

「SF映画年代記」を視てから、自分の中のSF映画の傑作を整理してみた。
(何故アレが無いの!?という不満もあるでしょうが)
「SF映画年代記」では取り上げられていなかった作品もアニメも含めて
面白いから何度も観た映画から厳選したつもり…
酔っぱらって気分で選んでいるものだから、
アレはどうしたの、という漏れはご容赦を
思いつく面白かった作品を挙げたらキリが無いし
気にはなっていても、まだ二度見していない作品は省いた。
気になる作品は少なくとも最低二回は視ているから

一番衝撃的だった最初のSF映画は「2001年宇宙の旅」(1968年)
昭和53年(1978年)頃、リバイバル上映を旭川市で観た。
猿(現生人類)たちの戦い、一匹の手には動物の骨(棍棒)、
猿は棍棒で敵グループの相手を殴り倒した、
雄叫びと同時に投げ上げた棍棒→→宇宙に浮かぶ宇宙船(に切り替わる)
猿の動きtがとても自然、宇宙船の中と人間たちの動きも画期的
リヒャルト・シュトラウスの交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』も良かった

SF映画では無いが、同じ頃にエイゼンシュテイン「戦艦ポチョムキン」(1967年)を観た
労働組合が会議室を使って実施した上映会だったと思う。
ウィキペディアによると「この映画で最も印象的とされるのは「オデッサの階段」と言われる約6分間の場面」
「特に撃たれた母親の手を離れた乳母車が階段を落ちていくシーン」
この乳母車のシーンには魂消ました。
当時はまだ、あの「七人の侍」を知らず(映画を追いかけるのはずっと先の話)

◎画期的な一作として挙げたい「ある日どこかで」(1981年)
時を超えるタイムスリップのラブ・ロマンスものに開眼した画期的な作品
下記ブログにも書いたけど、最初にいつ観たのかは不明
映画「ある日どこかで」/カジシン/TSUTAYA DISCAS***2009年10月11日
http://yumenoya.seesaa.net/article/394425653.html

シリーズものSF映画
この4シリーズはとにかく別格(いつでも楽しめる4強だ)
●「スター・ウォーズ」(1978年〜)
最初の三部作(エピソード4〜6)はワクワクする活劇…
エピソード1からは段々と詰まらなくなった
●「エイリアン」(1979年〜)
最強の宇宙生物が現れた、「エイリアン2」(1986年)が最高
●「ターミネーター」(1985年〜)
炎上する車から現れたのは骨格だけのロボット、衝撃的シーン
「ターミネーター2」(1991年)が最高
「ターミネーター3」からはボルテージが少しダウン
●「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985年〜)
過去へ未来へと、タイムパラドックスがあって楽しい三部作でした
この楽しさを再現するようなレベルの作品はその後まだ無い

(ここからは公開年順)
●「マッドマックス」(1979年〜)
ガソリンが貴重な未来社会でのカーアクション
●「プレデター」(1987年〜)
科学的な迷彩服をまとった見えない宇宙人戦士との戦い
●「ジュラシック・パーク」(1993年〜)
DNA解析と復元技術とで甦った恐竜たちのテーマパーク
●「メン・イン・ブラック」(1997年〜)
地球に移民して暮らしている宇宙人を監視する組織と宇宙人が巻き起こす騒動
●「マトリックス」(1999年〜)
コンピューターに管理された仮想世界とそれに気づき目覚めた人間たちの戦い
3部作の完結編「マトリックス レボリューションズ」はあまり楽しめなかった
ネオとエージェント・スミスとが戦う二人群舞のようなシーンには白けた
●「バイオハザード」(2002年〜)
DNA操作で生まれた新戦士生物、ジャンルは「ゾンビ」になるのだろうか?
「ゾンビ」ものは好みじゃないが、この「バイオハザード」シリーズだけは別格
ゾンビといえば「バタリアン」シリーズはコメディ風味がありコレも別格だ
●「エイリアンVSプレデター」(2004年〜)
エイリアンとプレデターというSF界2大キャラがジョイントして凡作のワケない
これで凡作だったら監督とプロデューサーとは"クソミソ"言われるだけ…

《単発ものSF映画/順不同》
●「ブレードランナー」(1982年/「ブレードランナー 2049」はまだ知らず)
色んな言語と人種のごった煮のような街、あの未来社会のイメージは強烈でした
●「E.T.」(1982年)
迷子(置き去り)になった宇宙人の子どもとそれを匿おうとする子供たち
E.T.の動き、エリオットとガーティの兄妹がとにかく可愛かった
「決定版!SF映画年代記」では、E.T.のスタッフだかが証言していた
E.T.に付いているケーブル(操作コード)に気付かないガーティ(ドリュー・バリモア)は
動いて受け答えするE.T.にホントに驚いて眼を見開き反応していたと…
(この幼い少女が「チャーリーズ・エンジェル」の彼女だと知るのは、視てかなり経った後のこと)
●「トータル・リコール」(1990年/旧作の方)
記憶を変えられていた、という設定の最初か
リメイク「トータル・リコール(2012年)」では顔も変わっていたのか?(ゴッチャになっているかも)
●「第9地区」(2010年)
宇宙人の隔離地帯を描いているが、宇宙人の造りと動きがリアルで秀逸
●「アバター」(2009年)
衛星パンドラの自然環境(動植物など)とそこに暮らす原住民の描写
その幻想的で不思議な美しい映像に圧倒されました
戦いのアクションシーンにも迫力充分(part2を待望)
●「チャッピー」(2015年)
攻撃型ロボットの開発が中止、思考し感情を持つロボットのソフト開発のディオンも計画頓挫
そのロボットとソフト開発者とを拉致したのが三人組のチンピラギャング(男2+女1)
リセットされているロボットは赤ん坊同然、ソフト開発者は女ギャングに母親役を…
色々教えられて少しずつ成長していくチャッピー…
コンビューターとロボットに管理される社会に追われるチンピラたちとソフト開発ディオン
目覚めたチャッピーの反撃の開始だ…
※可愛いロボットもの映画では「ショートサーキット」(1986年)
軍事用ロボット「ナンバー・ファイブ」が感情を持って脱出し若い女男の橋渡しもするアクション
このテイストが好きで「チャッピー」で連想した可愛いロボット作品です
●「シン・ゴジラ」(2016年)
アメリカ作品の爬虫類のような動きには少し興ざめしていましたが、
国産でこのストーリーと映像でホンモノ「ゴジラ」が出来たのには少し驚きでした。
さすが庵野秀明さん
しっかりしたシナリオがあって、ゼニをちゃんと投入したら、
こんなレベルの国産映画は作れるという証明のような作品
ただ官僚の早口など私には聴きとれないセリフが多かったけど…
 (後に視た日本語字幕版でやっと会話細部が判明)
ゴジラ変態のような成長を感じさせる映像や自衛隊・米軍との戦いシーンには迫力がありました
最後のゴジラを冷凍する作戦とpart2へと予感させるラストシーンも…
良かった、ハリウッドに遂に本家が勝ったー!!
●「恋はデジャ・ブ」(1993)
「決定版!SF映画年代記 第4回 タイムトラベルへの扉」で紹介の映画
★傑作だったSF映画「恋はデジャ・ブ」、タイムトラベルでループもの、ネタバレ!!***2017年12月01日
http://yumenoya.seesaa.net/article/455262714.html

◆別格「THE MAN FROM EARTH(The man from earth)」(2007)
(日本未公開&日本語字幕無し状態のDVDのみ)
特撮も特殊メイクも一切無しだが本格的SFドラマ
郊外のボロ木造平屋が舞台(家屋の前と屋内だけ)
一幕モノの会話劇
今日は主人公・大学教授が職場を替えて引越しするので仲間による送別会
主人公は、実はと告白を始める…
1万4千年前の旧石器時代に生まれたが途中で成長がストップしたので
老けないから同じ場所に十年以上は暮らせない、だから引越しを繰り返していると…
最初はジョークだと思っていたけど、色んなプロたちが辻褄は合うなと…
少し昔にはブッタの教えを学びにインドへ行った(キリストであることを吐露)
割と最近の結婚と子どもの話をしたら…(それは私だと気づく仲間の一人)
この映画を視た最初に想起したのは梶尾真治の小説の"エマノン"
"no name"の逆読みで、名前は"エマノン"と名乗っている
エマノンは地球に生命が生まれた時からの記憶を娘として誕生した時に、
母から記憶の全てを受け継ぐ(母は娘誕生でその記憶を失う)運命の女性。
エマノンの36億年の壮大さとは異なるけど、
1万4千年を殺されずに生き抜いてきた機知と生命力
色んな人物として様々な歴史的場面にも出遭っていたのであろう…と思わせ、
この映画は多種多様な刺戟をもたらし連想を運んでくれるので、
特撮が売りの映画よりはナンボも奥行の深い映画です。
ブログに度々取り上げた「THE MAN FROM EARTH(The man from earth)」
★地味だが傑作映画「マン・フロム・アース The Man from Earth」1万4千年生きている男/SF/何故か日本語字幕DVDが未発売(音声ブログ3)***2012年11月17日
http://yumenoya.seesaa.net/article/394425702.html
★SF映画「The Man from Earth」(ジェローム・ビクスビー)と「きょうも上天気」(小説とTVドラマ・映画)***2015年07月26日
http://yumenoya.seesaa.net/article/423039994.html
短編小説「きょうも上天気」は「ミステリーゾーン」でテレビドラマ化
オチの無いラストは「ミステリーゾーン」でも珍しいのでは…
★ミステリーゾーン(The TWILIGHT ZONE)「子供の世界」のDVDでの解説など/ジェローム・ビクスビー原作***2016年05月06日
http://yumenoya.seesaa.net/article/437563748.html
↓是非観たいという気になる方へ↓
(※音声ブログで触れたと思うが、YouTubeなどてこの作品が脚光されたので、監督は未公認の公認!?)
(著作権者として異議申し立てはしない雰囲気なので、リンク紹介します)
★(YouTube映画)The man from earth movie with English subtitle(1時間27分)
https://www.youtube.com/watch?v=17Wa0qBJ9jE
★The Man from Earth 字幕 日本語***OpenSubtitles
https://www.opensubtitles.org/ja/subtitles/5175191/the-man-from-earth-ja
(「The Man from Earth 字幕 日本語」か「ダウンロード」をクリック)
(ZIP解凍のフォルダの中のsrtが日本語字幕ファイル、mp4ファイルと同じファイル名に変更)

長編アニメ
●「風の谷のナウシカ」(1984年)
複雑な種族関係と濃密な展開とでマンガの方が断然面白さは優るけど…
今までにないような異世界を構築したアニメでは、ナウシカがビカイチかな
あの「アバター」が2009年の作品だったことを考えると先駆的作品と感じる
これを実写版で挑戦する映画人は居ないものか…
でもあの「アバター」の存在に怯えてしまうかも
●「AKIRA」(1988年)
ハリウッド版実写は気になる、まさかどっちらけは無いでしょうけど…不安
※大友克洋作品「FREEDOM」はバラバラ発表されたものしか視ていない。
大友克洋が最後に監修した決定版長編「FREEDOM」はあるのだろうか??
●「老人Z」(1991年)
ベッド型介護ロボットが暴走するドタバタ話で、
老人が乗っているのは介護ロボットはハルちゃん
「原作・脚本・メカニックデザイン - 大友克洋」Wikipediaより
「ハルちゃん」は「2001年宇宙の旅」の「HAL」と同じで、「IBM」の一字ズレ
大友克洋/原作、岡田鯛/マンガ「ZeD」(講談社/1991年)もオススメ
●「ウォーリー」(2008年)
ゴミ山と化してしまった地球上で孤独な佇まいのロボット
もう忘れてしまったストーリーだが不思議と記憶に残っている
もくもくと結構頑張り屋なのに孤独感を漂わせるウォーリー
●「君の名は。」(2016年)
タイムバラドックスでは気になる点がいくつも残ったけど…
時を超えるラブ・ロマンスは私好みでピタリでしたが…
後に読んだ監督の小説も、そしてマンカ版も…けど新発見は無かった

アニメ短編
●「最臭兵器」(1995年/大友克洋監修オムニバス「MEMORIES」から)
大友克洋の原作マンガは無いけれど…笑えるてんやわんやパニックコメディー
●山村浩二「頭山」(2002年)
「第75回アカデミー賞短編アニメーション部門正式ノミネート」など、受賞は多数(Wikipedia)
古典落語の奇想ネタの筆頭「あたま山」「頭山」「さくらんぼ」より
奇想天外ネタはSFというよりファンタジーかも知れないけど…
"センス・オブ・ワンダー"でやっぱり"SF"でしょう
とぼけた味の絵と語りは堪りません

長編マンガ
●大友克洋「童夢」
●宮崎駿「風の谷のナウシカ」
●岩明均「寄生獣」
(先日久々に読み返したが「寄生獣」はやっぱりスゴイ、TVアニメもなかなか良かった)
●冨樫義博「HUNTER×HUNTER」
●荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」

シリーズマンガ
(これも悩んだらキリがないしSFの定義も…)
●鳥山明「Dr.スランプ」
●萩尾望都「ポーの一族」
●竹宮惠子「私を月までつれてって」
●石森章太郎「ミュータント・サブ」
●岡崎二郎「時の添乗員」と「アフター0」
●釋英勝「ハッピーピープル」
●吉田ひろゆき「Y氏の隣人」
●藤子・F・不二雄のSF読切り短編群
●藤子不二雄Aのブラックユーモア短編集
●池上遼一+平井和正「スパイダーマン」
●鶴田謙二「Spirit of Wonder」
●伊藤潤二「富江」
●業田良家「機械仕掛けの愛」
※手塚治虫作品で敢えて短編集を挙げるのなら「空気の底」か

決定版!SF映画年代記
●決定版!SF映画年代記 第1回 宇宙最初の開拓地
●決定版!SF映画年代記 第2回 異星人との遭遇
●決定版!SF映画年代記 第3回 われらはロボット
●決定版!SF映画年代記 第4回 タイムトラベルへの扉(Gyao配信終了日:2017年12月2日)
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00867/v01571/v1000000000000013156/
「決定版!SF映画年代記(Gyaoの全体解説文を転載)
SF映画の進化の歴史を探るドキュメンタリー! 宇宙空間、異星人の侵略、ロボット、タイムトラベル−SF映画の4つのテーマを取り上げる!

映画やTVドラマで人気のジャンル“SF”。これまで数多くのヒット作が生まれてきた背景には、究極のフィクションであるというロマンもあるが、当時の社会情勢が描きこまれていたという意外なリアリズムがある……。そんなSFの歴史を“宇宙”などの4つのテーマを通じて紹介する英国と米国のBBCが共同制作したドキュメンタリー・シリーズ。映画とTVの“スター・トレック”シリーズの主演男優ウィリアム・シャトナー、「アバター」の女優ゾーイ・サルダナ、現役作家のウィリアム・ギブソンや故人となったアイザック・アシモフ、「ブレード・ランナー」に参加したデザイナーのシド・ミードら、SFの名作に携わってきた関係者たちのコメント、日本未公開の映像など見逃せない貴重映像が満載。」

★英BBCのSFドキュメンタリー『決定版!SF映画年代記』放送決定!***2014/06/08 10:00海外ドラマNAVI
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1100909
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2017年12月04日

◎音楽映画「はじまりのうた BEGIN AGAIN」、急げGYAO!へ、12/26まで無料/《追記》メンバー集結/《追記12/5》「オーケストラ!」、路上パフォーマンスなど

時々GYAO!の映画をチェックする。
評価の★印が1や1.5だとスルーすることが多い。
B級ならともかくも、C級だというコメントが多いとほとんどスルーだが、
でも、あらすじ紹介で気になり、試しに再生…となることも…
やっぱり「★印が1や1.5」は無視して正解かなと感じている。

今GYAO!で放映中の「オーケストラ!」(2017年12月21日まで)
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00843/v10053/v1000000000000001114/
これも以前のGYAO!放映で視たのでは、と記憶している。
ストーリーはスッカリ忘れてしまったが、視聴後の心地よい記憶は残っている。

あくまで概してだが、音楽ものはハズレが少ないように感じている。
クラシック、ロック、フォーク、ジャズなどのジャンルを問わず、
歌手なのか、演奏家なのかも関係無しに、
主軸に音楽が有ると、結構楽しんで鑑賞しているような気がする。
マンガでもそうだ、「音楽ものはハズレが少ない」
さそうあきら「神童」「マエストロ」、一色まこと「ピアノの森」、
かわぐちかいじ「僕はビートルズ」、山本おさむ「Hey!! ブルースマン」など

今日視たGYAO!「はじまりのうた」(2013年作品)
★【字幕版】はじまりのうた BEGIN AGAIN
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00025/v12619/v1000000000000004706/
★【吹替版】はじまりのうた BEGIN AGAIN
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00025/v12619/v1000000000000004705/

音楽ものは字幕版の方を選ぶようにしている。
出だしは、場末の小さなライブ酒場
ギター演奏していた男が、友人を紹介し舞台へと無理矢理に誘う。
嫌々のグレタ(キーラ・ナイトレイ)は地下鉄と人生の寂しさとを唄ってギターをつま弾く…
たまたまそこに居たのが、落ちぶれたアル中風の音楽プロデューサーのダン(マーク・ラファロ)だった。
この主人公二人の現在と過去は少しずつ語られるのだが、
二人(シンガーソングライターとプロデューサー)はタッグを組み、
演奏メンバーを集めて、街中野外ゲリラレコーディングの開始…
アルバムはとうとう完成してプロとしての契約寸前までに…
意外なラストは、エンドロールの中で判明!!!!

流れる曲も演奏もその収録シーンもイイ
ストーリー展開もウマイ

C級駄作配信に今さら驚かないハズレ普通のGYAO!だが、
たまにはコレは!?という傑作もあるから要注意だ。
今GYAO!で一番のオススメは「100歳の少年と12通の手紙」(2017年12月24日まで)音楽映画ではない
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00968/v00112/v0000000000000000174/
★◎オススメ映画「100歳の少年と12通の手紙」、Gyao!ギャオ配信は4月28日まで、四つ星☆☆☆☆(最高五つ星)/《追記》映画「最高の人生のはじめ方」配信は4月16日まで***2017年03月29日
http://yumenoya.seesaa.net/article/448537427.html?1512328974
後に読んだ小説「100歳の少年と12通の手紙」も良かった。

普段、他人のたっぷり感想は読まないようにしている。
映画も小説も…
先に他人の感想を読んでしまったら、こちらはまだ視る(読む)前なのに、変な先入観は困る。
視た(読んだ)後は、自分としての感想と評価は既にできたのだから、今さら他人の感想は不要、となる。
ただ謎が残ったり、不可解な点があったりすると、先人の感想記事を読むことがある。
不可解な点があったら、もう一度挑戦すれば済む話だから。
でも気が急いている時には、他人はこれをどう整理したのか?となることがタマにある。
そんな気分で検索し読んだのが次の記事だ。
★「はじまりのうた」(ネタバレ) なんてバランス感覚の映画なの……。*** 2015-03-06
http://poreporekure.hatenablog.com/entry/2015/03/06/014258
この作品を「バランス感覚」とは、言い得て妙の表現です。

《追記》
予備校時代にビートルズ映画「レット・イット・ビー(Let It Be)」を視に映画館へ行った。
屋上で演奏するビートルズのシーン
道を歩いていたサラリーマン・OLたちは立ち止まり、音の元を探して見上げる。
これはスターだったけど(これだって騒音だと警察に通報した人がいただろう)
この「はじまりのうた BEGIN AGAIN」の街中野外ゲリラレコーディングは
無名人の集合バンドだから、警察取り締まりがヤバイとなったら、撤収するしかない。
これがビートルズならば、ビートルズによるゲリラレコーディングと判明した時点で、
サラリーマン・OLたちも警官たちも電話連絡で集まったことだろう。(スマホンの無い時代に)
寝酒も深まった時に、ふと「Let It Be」を思い出した。
「はじまりのうた BEGIN AGAIN」は映画の中の無名バンドだったけれど、
ゲリラコンサートにはビートルズのような迫力があった。
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《12/4追記》メンバー集結シーンを整理
クビにされたダンはグレタを連れて社長の前で生演奏・生唄
だが社長はデモテープを聴いて判断するから、デモを用意してくれと頑な
スタジオなんか要らない
「PCと編集ソフト、マイクがあれば録音できる」
曲ごとに違う場所で…
デモテープでなくアルバムを作ろう!!
◆メンバーの集結◆(「七人の侍」のようで盛り上がる)
●作詞・作曲・ギターはグレタ
●プロデューサー兼マイク担当はダン
●録音・編集などのメカ担当は、失意のグレタが頼った友人スティーブ
●チェロとバイオリン(姉弟、後払い、クラシックでないことにワクワクか?)
●ピアノ(キーボード)(子どもダンス教室での伴奏中にスカウト)
●ドラムとエレキベース(ダンが手がけてスターになったラッパーが無償提供)
◆初収録
●騒いでうるさい子ども達をスキャットで参加させる
◆最後の収録は屋上
●ダンもエレキベースで加わる
●別居している娘もエレキギターで途中から参加(父娘の初共演)
●向かいのビルからは「うるせえぞ!」(ダン「あと3分!」)「警察 呼ぶぞ!」
 (これも街の喧騒のひとつでバッチリ収録)

《追記12/5》必要な楽器・ミュージシャン
「七人の侍」では志村喬演ずる島田勘兵衛が侍集めの責任者で、腕と人物の試技を行った。
「はじまりのうた BEGIN AGAIN」では、プロデューサーのダンがミュージシャン集め
ダンのイメージにあったのは、グレタに話しかける直前の唄・演奏でダンには聴こえていた
ドラム、ピアノ、チェロ、バイオリンの音…

昨夜、上でリンクした「オーケストラ!」(2009年作品)を久々に視た。
やはりすっかり忘れていた、途中はすっかり居眠りしていたけど。
演奏会の演目はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲
主人公の指揮者はパリ在住の若手女性ヴァイオリニストをソリストに指名
前日のリハーサルには、久々招集の楽団員たちはほとんどが集まらず音合わせもできない
指揮者を尊敬するソリストだか、指揮者に必要なのは心の医者だと棄権を表明…
自分の過去を知るためにソリストとして立つことに…
三々五々と集まってきた楽団員たち、現地調達の初対面楽器も…
やっと始まった「ヴァイオリン協奏曲」、音はバラバラだったが、
奮起を促すようなソリストの演奏に、楽団員たちの演奏も乗って来た……
流れる協奏曲の中で、指揮者の過去とソリストの出生の秘密、二人の関係などが明らかにされていく

YouTubeでクラシックを検索して聴くことは珍しいのだが
★P. I. Tchaikovsky - Violin Concerto in D major, Op. 35 - Itzhak Perlman***YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=CTE08SS8fNk
Soloist: Itzhak Perlman /Conductor: Eugene Ormandy /Philadelphia Orchestra
映画「オーケストラ!」で演奏会を止そうと思っていたソリストの前に示されたのは、
育ての親であり音楽活動をずっと支えたマネージャーが示したのは楽譜
ソ連強制収容所で死んだ母親の残した楽譜だったのだろう
その楽譜にソリストは撃たれたのか…新鮮な「ヴァイオリン協奏曲」解釈に…
(続いて聞いたのは)
★Top 10 AMAZING Street Performers Musicians Piano (2017)***YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=WkamfiP4RUU
突然現れて演奏後に去っていく無名人ピアニストの路上パフォーマンスは面白い
音楽って何かがあるよね、踊りパフォーマンスなども魅かれてしまう
即興で始まる見知らぬ同士のピアノ連弾も…素敵

聴きながら思ったのは、高校時代の授業科目
私は技術家庭、美術を選択した。でも音楽は取らなかったように思う。
なんとなく古典音楽はつまらないと思った…
一番今も役だっているのは「技術家庭」
ちょっとした大工と電気の関係ならば、ノコギリ・金づちとドライバー・ペンチとがあれば何とかなる
針に糸を通して結びさえ作れたら、最低限の裁縫もできる、
料理はオフクロに急ぎの裁縫仕事が入ったら、料理方は私だったから心配は無い
独身生活に一番必要なのは「技術家庭」だ…
でも選択科目でなければ、「音楽」授業があっても良かったのに…
★will.i.am surprises street performer***YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=BkaFxO-YOX0
★Top 10 AMAZING Street Performers Musicians Saxophone (2017)***YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=A-tJi5JhqCI
★THE ROCK AND ROLL PIANO POLICE ('No Filming Allowed' Ending)***YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=SH6-PVn8HVE
これはプロの警官扮装かな
★FIVE DUDES JAM ON THE PARIS PIANO***YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=9MQc9MTafU4
これもプロなんだろうな、でも素晴らしい
(今夜のラストは懐かしいELPの展覧会の絵としよう)
★ELP - Pictures At An Exhibition (full album)***YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=U7NAGTq_IJQ
Emerson, Lake & Palmer の「The Great Gates of Kiev (Live at Newcastle City Hall, 1971)
キーボード、 ボーカル/ベース/ギター、ドラムス
(まだ起きていたのでホントの最後はハードのベストアルバム"ディープ・パープル"だ)
★Deep Purple-Made In Japan (1972)***YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=39vhEHUOBRU
この収録の会場は何処だ!?どっちだ!?
1.Highway Star 00:00 2.Child in Time 06:53 3.Smoke on the Water 19:09 4.The Mule 26:53 5.Strange Kind of Women 36:45 6.Lazy 46:21 7.Space Truckin' 57:16
あの「Black Night」が収録されていない版だ、ちょっと残念
★[Made in Japan - 15/Aug/72] Black Night (encore) - Deep Purple***YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=mjGDmNNFFOU

(ホントのラスト)
映画「はじまりのうた」のラストで「弟ジムに捧ぐ」だかという献辞的なものが出た時には驚いた
何でこれでラストなのよ!!と思っていたら、関わった人物の名前が流れて来た…
でもそこには後日談的な映像が挟まっていた…
そして普通の大きさの画面に…(最近タマにエンド・ロール後のコレがあるから困る)
本編でちゃんと描いてからエンド・ロールに入って欲しいものだ
昔の私なら、献辞的なものが出て、エンド・ロールが始まったら、ストップしている。
今回は納得がいかないから、まだ何かがあるだろうと思っていたから、注視していたけど…
このやり方は納得できないよー
映画館での鑑賞で、席を立って帰ろうとしたら、観客の「あれっ!?」の声に
足を止めてスクーリーン画面に目線は戻り、まだ続くの!?と座り直す……
------------------------------------------------
《12/8追記》
ずっともう一度視たいと気になっている音楽映画がある。
「映画 天才少年 ピアニスト 投資家」で検索した。
★「僕のピアノコンチェルト」(2008作品)
主演テオ・ゲオルギュー

音楽ものではないが、次のも面白かった。
★「天才スピヴェット」(2014作品)
権威ある科学賞が授与されることになり、家族に内緒で家出…それは少年初の大冒険…
受賞式本部に出向く受賞者本人と信じてもらえないシーンとか受賞スピーチでは盛り上がった
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2017年12月01日

◎傑作だったSF映画「恋はデジャ・ブ」、タイムトラベルでループもの、ネタバレ!!《追記/酒を呑みながら》/更に追記で増殖中

先日、Gyaoのドキユメンタリーを視た。
●決定版!SF映画年代記 第4回 タイムトラベルへの扉(Gyao配信終了日:2017年12月2日)
その中で取り上げられていたのが「恋はデジャ・ブ」
タイムトラベルものが好きで、
特にラブ・ロマンスには目が無い方だが、
今まで私のアンテナに引っかからなかった作品だったので気になった。

「決定版!SF映画年代記」によると
主演があの役者らしいとしか判らなかった。
"ビル・マーレイ"という名前は知らないけど、顔だけはハッキリ憶えていたので、
コメディタッチのSF(時間もの)なんだろうと思っていただけ。
(追記:顔で浮かんだ映画は「ゴーストバスターズ」と「チャーリーズ・エンジェル」)

主人公フィル(ビル・マーレイ)はテレビ番組の天気予報担当者。
番組取材で地方の行事(お祭り)へ出張することに
同行するのは、プロデューサーのリタ(アンディ・マクダウェル、ヒロイン)とカメラマンのラリー
最初は天気予報の収録場面とその後の会話、
これに続くのは移動するクルマの中での会話で
プライドの高い少し高慢ちきな人物らしいことが判る。

田舎では二人はホテルに泊まる。ホテル嫌いの主人公はペンションへ
翌朝、いつものように目覚ましで朝6時に起床し、
ワンパターンの収録も終えて、帰路につくが、
猛吹雪とスリップ事故車とで通行禁止となり戻ってまた宿泊することに。
天気予報担当者なのに予報が外れてしまった…

その翌朝、また目覚ましで朝6時に起床するが、
フィルには同じ二度目の朝だった。
前日は吹雪だったのに、窓から外を見ても雪は積もっていないし、
これはおかしいぞ!!
ペンションの従業員の挨拶も全く同じでイラつく主人公フィル…

これがループ(時間の循環)の開始で(2月2日朝6時に始まる24時間ループ)
翌朝起きるとやっぱり2月2日朝6時……
そして番組収録の繰り返し……

この繰り返しに気付き戸惑っているのはフィルのみ
リタとラリーをはじめ皆にとっては初めての2月2日、お祭りの日なのだ。
これが青い空と青い海に面した常夏だったら…なのにこんな田舎で…

リタに相談するがお医者を勧められるだけ(精神分析医へ)
当然ながら相談したことを翌日2月2日にはリタは憶えていない
お祭り取材のコメントも段々となげやりに…
そんなフィルに(毎度ますますと)呆れるリタとラリー

フィルは足掻いて色々やってみる
口八丁で旅行客を口説いて婚約したり(前日食堂で話しかけで情報入手済みだった)
地元の男二人と酒を飲み、運転してパトカーとカーチェイス・逮捕・牢屋
 (男二人とは意味深の会話がある)
 (毎日同じことの繰り返しさとこぼすフィル、すると相手は「オレだって毎日同じさ」…)
リタを愛していたことに気付いたフィルは何度も口説く
失敗したら修正してまた口説き始める、何度でも
 (フィルの頭にはリタの好みが蓄積、お酒、詩人、音楽、タイプの男、夢などなど)
リタとの夜デートとのシーン(雪だるま、子どもとの雪合戦など)が繰り返される
でも最後には、手練手管で騙すつもりだったのねとリタに拒否されてしまう。
6時を告げるデジタル時計を壊しても翌朝には復活して告げる。
現金収集車からは現金袋を失敬し、高級車で夜のイベント会場へ
 (何度も同じシーンを観察していたので、1、2、3と数えながら進行して失敬する)
お祭り主役の動物の載った車を盗み、またカーチェイス
今度はクルマごと崖から転落して炎上…
遂には自殺(車の前へ、屋上から、風呂で感電など)を何度も試みる…
 (追記:自殺は成功し、死体安置所で二人が本人確認するシーンもあるのだが…)
目覚めるといつものベッドの中で朝6時、それはお祭り当日の2月2日

いつもの食堂で、死なないフィルは神さまのような存在だとリタに説明する。
従業員はもちろんお客のことは何でも知っていると出身や趣味、夢・悩みなどを開陳。
次には予言を始める、皿を壊す、ラリーが何と言って出発しようぜと誘いに来るか?
フィルが紙にメモし渡す。ラリーが言った言葉はメモの一言一句と同じ。
ただならぬことが起きていることに同意したリタは
朝までラリーと過ごすことに…
ベットで詩集を読んであげるフィル、
やがて寝てしまったラリーに愛をささやく
しかしいつもの6時、ベットではやはり一人

さすがに何百回も何千回も繰り返したフィル
開き直ったのか、悟ったのか
このままじゃダメだ…これを受け止めるしかない
もっと楽しまなくっちゃ
他人にもっと優しく接しないとダメだ
周りの人間ともっと関わり合うようにしないと…
頭にあったのは、リタだったのでしょう
時間は無限にあるのだからと
ピアノを習いに通い始める
氷像造りのテクニックも磨き、リタはフィルの隠し技能に驚く

道端でうずくまる老人(ホームレス?)に駆け寄る
連れて行った病院で老人は亡くなる、医者は「寿命でした」と
助けることが出来なかった自分に怒るフィル
その翌日2/2にはその老人には食堂で暖かいスープなどを振る舞うフィル
(決して寿命では無かったと自己に証明してみせた)
でも人工呼吸で助けられない老人も居た。(己の限界)

心境の変化でお祭り取材時のコメントも二人が称賛するほどに…
リタに用事があるからとフィルが駆けつけた先には木から落ちかけた子ども、
間一髪で、フィルは子どもを受け止める
「今日もお礼は無いのか」と囁くフィル(何度かは失敗したのでょう)

レストランで喉を詰まらせた中年の男
駆けつけたフィルの機転で助かる
(その日に街で起きた事件を全てフィルは事前に知っている)
(偶然では無く、これから起きることを知っているから、その場に居合わせた)
(飽きるほど繰り返した人命救助)

翌日の夜、ラリーたちにパーティへ行こうと誘われるリタ
フィルは?、と訊ねるリタに、フィルは先に行ってるよ、えっ先に!!
(リタもフィルの事が気にかかるまでになっていた)
会場には大勢の踊る人たち、演奏するバンドのピアノ担当はフィル
そのテクニックに驚きながらピアノの前で体を揺らせるリタ、
その隣にはもう一人の女性、「私の優秀な教え子なの」
その女性はフィルのピアノ先生で、フィルのピアノは飛び込み演奏だったのだ。
(ピアノの練習時間は無限にあったのだから、セミプロ級は不思議でない)
並んでいたフィルとリタの前には、フィルにお礼を言いに沢山の人たちが
バンク修理をやってもらった女性たち、「イイ男だから離しちゃダメよ」と
喉を詰まらせた時にフィルに命を助けてもらったという夫婦
結婚で悩んでいたけどフィルの一押しでやっと決心できたというアベック
来たばかりの田舎にフィルのファンが多い事に驚くリタ
(好感度もヒートアップ)

パーティの最後のイベントは、イイ男の落札ゲーム
持ち合わせ現金で競り落としてくれというもの
その一番手として舞台に上がったのは人気者フィル
結構ファンがいるので競り上がるフィル
競り落としたのは「333ドル云々」と叫んだリタ

いつものリタとの夜デート
いつものデートと少し違っていたのは、
雪像で何かを熱心に作っていたフィルがやっと出来たとリタに示したのは
リタの顔だった、まるで素敵なカメオの顔像のような出来栄え
雪で作られた自分の顔に感嘆するリタ「素晴らしいわ」「ありがとう」
抱擁する二人

いつもの朝、デシタル時計付きラジオからは音楽が(音楽なんてあった!?)
(いつも流れていたのは(祭りの日を告げる)ニュースだったはず!?)
横から手が伸びてラジオのスイッチを切るのはリタの手
リタ「もう少し寝かせてよ」
驚いて外を見たら、街は一面真っ白
やっと2月2日の呪縛から解放された2月3日の朝
フィル「今日は明日だ」
ここに住もうと家探しに出かける二人(ラスト)
(追記:今後も一緒に生きようと決意したフィルとリタ)


最初は神話シーシュポスの地獄のように始まったループだった。
死んで拒絶もできないのならば、受け止めるしかない。
あるがままに受け入れるしかないことに気付いたフィルは
自分が変わることを決意した。
よくは知らないニーチェ「永劫回帰」って
何度同じ生を繰り返してもこれを肯定しよう、だとすると
無限に続くと思えたループ
それはシーシュポスの地獄から肯定へと変革を遂げた。
そして遂に囚われループからの脱出へと

久々に見応えのあった映画でした。
自殺もできないと判った途中では、神話シーシュポスを連想するほど、
結構重いストーリーだなと感じていたのだが、
(あのまま進展していたら「悪夢」の映画で、再度視るのは遠慮したい暗〜い映画になっていた)
コメディ風味で進んだので、さほど深刻にならずに楽しめた。
同じようなシーンを少しだけ変化させて何度も撮るというのは、
役者陣も監督もカメラマンもスタッフも大変だったのでしょうね。
一番繰り返されたお祭り取材のコメントシーンは、まるでループでしたから。


このネタバレあらすじは、
一昨夜11/29の記憶を思い出しながら書いているので、
出来事の順序やセリフなどの間違い・勘違いはご容赦を。


★恋はデジャ・ブ***ウィキペディアWikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%8B%E3%81%AF%E3%83%87%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BB%E3%83%96#.E7.99.BB.E5.A0.B4.E4.BA.BA.E7.89.A9
「『恋はデジャ・ブ』(原題:Groundhog Day)は、1993年に製作されたビル・マーレイ主演のアメリカ映画。アメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録されている。」

追記/酒を呑みながら
結果的に最後になった2月2日(朝6時〜翌日の朝5時59分…)のフィルはとても忙しかった。
6時に起床して髭剃り(もうまたか、とは思わない。今日も良い日にしようと思うのみ)
ペンションでコーヒーとトーストの朝食(ペンションの人たちにも優しく)
会った高校同級生との保険契約手続きはたくさんあったし(下記の訂正追記へ)
いつもの食堂で、結婚を悩んでいるアベックにアドバイスもしなきゃ
お祭り会場へは二人の飲み物と軽食を持って行かねば
コメント取材シーンでは他社のリポーターたちが囲むほどの注目度で忙しい(地元ラジオ各社か)
コーヒーでもと誘うリタを振り切って駆け出し、木から落ちる子どもを助け
ピアノの練習もあるし(だからパーティでの飛び入り演奏に繋がった)
氷像造りのパフォーマンスもやりたい
パンクした車のタイヤ交換も…
あのホームレス老人には暖かいスープと軽い食事が必要だ
レストランで喉詰まりする男も助けにゃならんし
これら全てをこなして、やっとダンスパーティーでのピアノ演奏のシーンとなる。
大勢のファンが登場したパーティー会場のシーンでは
彼の忙しかった、それまでの一日を振り返って思い出していたら、笑えた。
これらの忙しかった出来事の集大成がリタの落札に繋がった。
イイ映画の余韻は二日後の寝酒の肴となって、キーを"また"というか"まだ"叩かせている。
(訂正追記:落札後に二人が会場を出ようとした時、保険セールスマンに出会って、
各種保険で契約したことの礼を言われる。映画の観客もここで契約を初めて知った。)

ネット記事をウロウロしていて、また追記
「イチローが語る仰木監督 上中下」(デイリースポーツ/2014.12)を読んでいる時に
ふと思い出したので追記する。
何度もゴハンをお代わりしたオカズ"おふくろの味「人参入りタラコの子和え」"
連想っていうのは、どういう繋がり回路なのかは、いつも不思議だけど、
"酒の肴"で「恋はデジャ・ブ」に繋がったのか
イチローが語る仰木監督でオヤジ像を考えていて、
オフクロの想起に連想が飛び火し
毎年作って酒の肴でもある"おふくろの味「人参入りタラコの子和え」"に……

またまだ視ぬ傑作映画に出遭った時には
これで「人参入りタラコの子和え」を想起するかもしれないなあ。
もしこの"酒の肴"という連想繋がり回路がより強化されたら、
イイ映画を視る度に「子和え」を思い出すかも

またまた追記
とっさにコメントを求めらて、期待されているアッと思わせる奇抜な発言のできる人
それは笑芸人であったり、小説家であったり、はたまた映画監督であったりと、
職種・肩書は様々なのだが、コイツは切れるなと思わせる発言をする人物
培った引き出しの豊富さ、語彙は豊かで表現力でも長けている、打てば響くような素早い反応、
今マスコミに今求められている人物……
酔っぱらってキー叩いていたら、この話題はどう"イイ映画"につながるのよと突っ込んでいる自分
それに気づいたところで、酔っぱらった今夜は、おやすみ
 (翌日寝酒追記:フィルのお祭りでの称賛コメント。元々文学的な素養はあったのだろうが、
 図書館で下調べしたか、本屋で資料を購入したか、引き出しを増やして推敲したはず、
 フィルのそんなイメージが、"コメント"繋がりで上の書き込みになったのか!?)

まだ起きていたのという一言
キナ臭い総理がらみの事件とか
横綱の暴力事件とかの話題は、もう勘弁して欲しい
大手企業の隠しスキャンダルの記事も読みたくない。
大谷翔平くんの夢の膨らむチャレンジ・ニュースとか
出合いの余韻がたっぷりの映画とか小説とかエピソードとか…
少しほっかりとさせるニュースにだけ接したいものだなあ。
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《12/2追記》
翌日の今日になって、「映画 タイムトラベル 恋愛」などで検索してみたら、
オススメ作品をまとめて紹介しているサイトが色々あった。
私が傑作だと喜んだ「恋はデジャ・ブ」は、
この分野では定番の有名な作品だったことが判明しました。
もしもっと早くに「映画 タイムトラベル 恋愛」で検索していたならば、
とっくの昔に出遭っていたのに…

遠回りでしたが、紹介サイトでは気になる作品をいくつか見つけました。
それで一応良しとしよう
posted by yumenoya at 23:12| Comment(0) | 映画、テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月24日

◆鳥人間コンテスト2017、旋回往復完遂40km達成、私的注目度No.1「羽ばたいて飛びたい親父たちの会」

日本ハムの逆転勝利の余韻にまだひたっていた時に、
gooニュースをチェックしていたら、
次のニュースのタイトルが飛び込んで来た。
★「鳥人間コンテスト」で大記録誕生! 人力プロペラ部門で前人未踏40キロ超え***スポニチ08月23日 20:53
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20170823-0124.html

普段、日本ハム戦のテレビ中継の有無を確認するためにしか、
テレビ番組表をチェックしていないので、
鳥人間の放送が今日だったことを全く知らなかった。
YouTubeを確認したらいくつかアップされていたので、早速視聴
★鳥人間コンテスト2017 2017年8月23日 #1/2
https://www.youtube.com/watch?v=Ni0QEM3uKZM
★鳥人間コンテスト2017 2017年8月23日 #2/2(※四分の一画面)
https://www.youtube.com/watch?v=5rEEFSdxPt8

鳥人間コンテストって、いつもワクワクします。
鳥人間に挑戦する色んな人間ドラマがあるから面白い。

書類審査で落選続けで今回が初めての人・グループ
レジェンドとなった大木祥資パイロットは悪い風条件での切磋琢磨の練習
ささ身と卵と納豆が主食で理想的な体脂肪率を維持するパイロット
パイロット候補の対決ドラマと彼らの想い
旋回する体力がもう無いからと直進を選択・決断するパイロット
風とかの条件も自然が相手だから、曇り空になって風に恵まれなかったラストのプロペラ機

人力プロペラ機で40kmを達成したチーム
学生時代に書類審査で落ちたけど工作メーカーに勤めた人が
夢を諦めず・捨てずに個人的に挑戦して昨年に成績を残し
同僚のチームもでき、会社の応援もあって往復40kmを達成

人力プロペラ機部門「BIRDMAN HOUSE伊賀」
1時間38分20秒のタイムで40キロ完全制覇
パイロット・渡辺悠太さん
(割ると分速408メートル、これを超える動力システムがいつ現れるのかが!?楽しみ)
(渡辺さんの体力とその漕ぎエネルギーをプロペラ回転に伝える効率的なシステム)
そのうち、もう一度旋回する"目指せ60km"の時代が来るかも

一番面白かったのは羽ばたき飛行機
あの体全体で漕いで浮かぶシステムは画期的でした。
面白さと可能性では一番の着想だと感じた。
体全体の動きで、地上での練習ではしっかり浮かんでいました。
前に進む機能はこれからだと思いますが、
距離では無く、長時間ただ上に浮かんでいることを競う新部門も面白いと思わせた。
前に進むことは競わない部門
今再度動画確認したら、あれから37年ぶりという長裕(おさゆたか)さん58歳
羽ばたいて飛ぶ、上下にスクワット(体力的には一番きつそうな漕ぎ方)
注目度ナンバーワンチームの名は「羽ばたいて飛びたい親父たちの会」
記録はほぼ刺さり込んで16.23m
でも来年の挑戦と進化が楽しみで〜す、
着想度No.1(過去に似たのがあったら、それらにも拍手を)
ただ羽ばたいて浮かぶのって、エネルギー変換の(体力的な)ロスは大きそう
でも面白くってワクワクします
長時間の持久力と筋力が必要な漕ぎ手は、小柄なプロレスラー!?

追記
1時間38分20秒+αの長尺動画を視たい
パイロットの息づかいと呟きと機体の軋みを
posted by yumenoya at 02:31| Comment(0) | 映画、テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月20日

◎脚本家・山田太一と「男たちの旅路」、鶴田浩二・水谷豊・桃井かおり(テレビドラマ/シナリオライター/脳出血)動画《追記8/21》《追記8/22》記事画像の一部

8/17(木)に次の二つの記事を読んだ。
★脳出血で倒れた山田太一氏 弱者の生きづらさを体験中***NEWSポストセブン2017.08.17(3ページ)(週刊ポスト2017年9月1日号)
https://www.news-postseven.com/archives/20170817_605258.html
「山田氏はこの1月に脳出血で倒れ、6月に退院したものの「もう脚本家として原稿が書ける状態ではない」「社会的には“弱者”になったのかもしれません」と語る。」
★山田太一氏 脳出血で事実上の断筆宣言「もう原稿書けない」**NEWSポストセブン2017.08.17(4ページ)(週刊ポスト2017年9月1日号)
https://www.news-postseven.com/archives/20170817_605250.html
「「今はスムーズに言葉が出てこない状態です。一生懸命しゃべろうとはしているのですが……」」
「現在、山田氏は「時々、記憶が飛んでしまう」、「思ったことを上手く表現できない」という状態で、執筆はおろか、多くのメディアの取材を断わっているという。しかし、悲観した様子は見せない。」
「「もう脚本家として原稿が書ける状態ではありませんが、後悔はしていません。これが僕の限界なんです」」

最近はずっとプロ野球中継以外にテレビを点けることは無く、
更にテレビドラマとはほとんど無縁だったので、
山田太一さんが脳出血で倒れたことは全く知らなかった。

私も10年前にクモ膜下出血と脳出血とで入院しているので、
脳卒中の経験者は同じ病気の戦友のような気がしてしまう。
今でも時々当時のことを考えることがあるが、
クモ膜下出血で入院し即手術して数日経った頃、
姉がノートを差し入れてくれた。
今手元には無いけれど、ノートの最初には私の氏名、誕生日、住所などが姉の字で書いてあった。
姉にすると、積極的に会話するでもなし文字を読む意欲はまだ無いようだし、
言葉・文字を訓練する意味でも、何か書いてみたらと考えたのだろうか。
(追記:夕方になって姉の確認がとれた。言葉を忘れちゃ困ると考えての姉発案ノートでした。今考えてもノートはナイスなタイムリーヒットでした。近親者が脳卒中で入院したらば、是非ともノートと鉛筆の差し入れを…日常会話に格別の不都合が無くとも、それを文字にして書けるかは別次元の話ですから。手術病院でリハビリが始まったけど、文字を書くというリハビリ作業は特に無かったから、ノートに書くことは、とても良い訓練だったと思う。当時、活字中毒人間の私もマンガさえ読みたいと思わなかったほど、色んな意欲が減退していたから、なおさらノートに書く行為は自分に対する良い刺激になったと思う。リハビリには何故に書く作業が無かったのか、10年経った今になって不可解だと思う。)

リハビリの始まる前のある日、ノートを開き初めて鉛筆を持って書いた時に驚いたのは、
ひらがなも満足に書けず、漢字や熟語も全滅状態でした。
ノート上で虫がのたうった跡のような線画(ひらがなと漢字)は自分にも判読不能だった。
いったい何を書こうとしていたのか、この漢字らしいのは何なの!?!?!?
私の場合は軽度でしたから、やがて普通に書けるようになりましたけど…
日常会話は結構普通だったのに…
書き文字は脳の別機能だったのー!!
こんな事が判明したのは退院して脳卒中と脳とについての本を読んでから
この高次脳機能障害は実体験しないことには想像するしかない世界
(家族に脳卒中の人がいるとか、接する機会の多い医者・看護師・リハビリ療法士とかでないと…)

山田さんの「スムーズに言葉が出てこない」「思ったことを上手く表現できない」はよく判ります。
私は言葉のもどかしさは短期間で済みましたし、
記憶が途切れてしまって思いだせないという事はありませんでしたけど。
会話を紡いだ作品が脚本ですから、適切な言葉・表現が浮かばないと「事実上の断筆宣言」に……
山田さんも少しのたうった文字を書いているのだろうか?
もし書き文字ではないワープロだとどうなのだろうか?
私の場合、リハビリ病院に転院して外出許可がおりた時には、
病院で読む小説と脳についての本とノートパソコンを自宅から持ってきたけど、
その時にはもう言葉では何も困ってはいなかったからなあ。
頭の回転はまだまだ鈍かったけど

山田太一さんの脚本で一番記憶に残っているのは「男たちの旅路」です。
鶴田浩二、水谷豊、桃井かおり、この三人の役者が光っていました。
テレビドラマはほとんど視ていただろうとは思うのですが、
シナリオ集を数度読んでいるので、だから印象的な作品になっているのかも。

過去の古本リストを調べたら、ネット古本屋として3種類の単行本を扱っていた。
◎山田太一「NHK土曜ドラマ・シナリオ 山田太一シリーズ 男たちの旅路 全3巻」日本放送出版協会昭和52年(第三部までの全9話が収録)
◎山田太一「男たちの旅路―傑作選」日本放送出版協会昭和57年(第四部全3話を含む全6話)
◎山田太一「男たちの旅路 全2巻 山田太一作品集3〜4」大和書房昭和60年(第1部から第4部までの全12話が収録)
(NHK発行の全3巻を持っている方は第四部も収録の傑作選を入手したいですねー)


8/10のスカイプ仲間での宴会については、このブログに記してあるが、
その時に2軒の古本屋をのぞいてから宴会場に向かったけど、
ゲットした一冊が「男たちの旅路―傑作選」日本放送出版協会でした。

巻頭にあげた山田太一さんの記事を読んでから、
買ったばかりの「男たちの旅路―傑作選」を開き、
まず読んだのは、第四部第1話「流氷」(昭和54年作品)と対談「『男たちの旅路』を終えて」。
「流氷」は根室が舞台になっていることと
昨年ブログに根室関連で「北方領土・多楽島」シリーズを書いていたから。
札幌時代に読んだものなので、細部はすっかり忘れていました。
北方領土海域での漁船が拿捕された話もちゃんと書いてあったんですねぇ…
この回から岸本佳世子さんが登場(樹木希林との漫才的CMシリーズが強烈「それなりに…」)
山田太一・中村克史(NHKドラマ部)による対談は面白い。
(これもすっかり忘れていた。今度は手放す前に対談をコピーして置かないと)
まず鶴田浩二という役者がいて、実際に会って話をしてから、シナリオづくりが始まった。
シナリオのキャラたちもドラマ(シナリオづくり)と一緒に成長していくという話。
対談で紹介されているフレーズ
「若い奴は嫌いだ」「迷惑をかけてもいいじゃないか。迷惑をかけろ」
男たちの旅路1.JPG
男たちの旅路2.JPG
男たちの旅路3.JPG

3種類のシナリオ集に収録されていない最終話(昭和57年作品/120分)
「男たちの旅路・スペシャル 戦場は遥かになりて」
どんなストーリーなのか、ずっと気になっていた。
念のため検索したら、次の記事がヒット
★「男たちの旅路スペシャル・戦場は遥かになりて」-フルタルフ文化堂2013-07-09
http://d.hatena.ne.jp/furuta01/20130709/1374210564
警備員が襲撃されるシーンには、かすかに記憶があるような気もするが、
放映時に視たかどうかは不明だ。
このフルタルフ文化堂さんでは、このスペシャル以外にも8話が紹介されています。
全部で10ページあります。


YouTubeで「男たちの旅路」と検索したら下記の動画があった。
★水谷豊・桃井かおりが語る「男たちの旅路」
https://www.youtube.com/watch?v=_fNhm_W1myA
「初代レギュラーだった水谷豊、桃井かおりと、脚本を書いた山田太一が「同窓会」として集い、当時のエピソードや鶴田浩二の思い出を語ります。放映は2003年」
この動画は必見、先に紹介した対談は必読かな!?

なおリンク紹介は問題ありそうなのでリンクはしないけれど
YouTubeには8本のフル「男たちの旅路」があるようです。
「男たちの旅路」の検索で英語表示のタイトルもヒットしました。
私が存在を確認したのは、第2部全3話、第3部全3話、第4部第1話と第3話の8本
いつまでアップされているのか!?!?
未見の方は急げー

アマゾンを確認したら、新刊で入手可能なシナリオ集があった
★男たちの旅路 (山田太一セレクション)2017/1/27
https://www.amazon.co.jp/%E7%94%B7%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%97%85%E8%B7%AF-%E5%B1%B1%E7%94%B0%E5%A4%AA%E4%B8%80%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E5%B1%B1%E7%94%B0%E5%A4%AA%E4%B8%80/dp/4907497067/ref=pd_sim_14_1?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=Z6Z3SKFNQP0YYVDZHESF
なお、出版社である里山社の新刊案内pdfを確認したが、
「大ヒットシリーズ全12作を収録」となっているので
あの「男たちの旅路・スペシャル 戦場は遥かになりて」は収録されていないようだ。
何故!?
---------------------------------------------------------------
《追記8/21》
クモ膜下出血の手術をし、リハビリ病院に転院してから10年が経った。
当時二つの病院を渡ったことになる(札幌徳洲会病院→時計台記念病院)。

もう今は午前3時半近くになっている、少し酔っている。
だから明日この続きを改めて記す意欲がまだあったらならば、
続編は明日としよう
----------------------------------------
《追記8/22》週刊ポストの記事画像の一部
昨夜スカイプした美和剛さんから
友人が送ってくれたという記事コピーをスキャンしたPDFファイルを送ってくれたので、
その一部を紹介
山田太一記事img13-4.jpg
山田太一記事img13-3.jpg
ラベル:読書
posted by yumenoya at 13:51| Comment(0) | 映画、テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月29日

◎オススメ映画「100歳の少年と12通の手紙」、Gyao!ギャオ配信は4月28日まで、四つ星☆☆☆☆(最高五つ星)/《追記》映画「最高の人生のはじめ方」配信は4月16日まで

イタズラを仕掛けているらしい子どもたちの声
教室にやって来た先生が入ると、早速イタズラが炸裂…
子どもたちは青色の服、入院している子どもたちのための授業か?
先生は怒るけど、それらの首謀者がオスカーだと判ると
オスカーに対し、きつく怒るわけでも、笑い飛ばすわけでも無い。
そんな歯ごたえの無い大人に不信を感じているオスカー

ある日、友だちに起こされる。
両親の車が駐車しているぞと…
今日は来る日じゃないと思ったが、駐車場を確認すると間違いない。
上の階から階段下の玄関を眺めていると、
入って来た両親は上へは来ずに、主治医のところへ向かったらしい。
ちょっと覗いてみようかと思ったオスカーは振り向いた時にぶつかってしまう。
「あんた、ドコを見てるのよ!!」などと口汚くののしられ、
いつも腫れ物に触るような大人たちしか知らないものだから、
キツイ言葉遣いにうれしくなってしまうオスカー。
(これがオスカーとピザ屋ローズとの出遭い)
主治医の部屋の前で両親との会話を盗み聞き
すると「もう打つ手は何も無い」と宣告する医者
母親は「今日は子どもに会わないで帰る」と…
この時から、オスカーは医者にも看護婦にも
何処が痛いとかの説明なども一切しなくなった。
困った医者は誰となら話すかと訊いたら、
赤っぽい服を着たオバサンとならと答えるオスカー
看護婦が調べると、宅配ピザ屋の女性がセールスで来ており、
ゴミ箱からそのチラシが…
医者はそのチラシを見ながらピザ屋へ電話を…
ローズは注文だと思って病院へ行き、
医者に会ったら提案されたのが、
ピザを毎日(後に判明する12日間)注文するから、
毎日オスカーが話した事などを連絡して欲しいというもの。
苦手な子どもが相手で、それが重篤ならなおさらと考えたであろうローズ
結果的に引き受ける事に…
(正式なご対面からもっと面白くなりますので、Gyao!で頭から視ましょう!!)
10歳の少年・オスカーから好きな女の子を訊き出したローズ
打ち明けるべきだと煽るローズ(ローズ自身の現在進行中の今も描かれる)
そんなものかと行動を起こすオスカー
女はそういう男の態度に弱いものとアドバイスする中年のローズ(これも多肢に展開し決断と行動が…)

最高五つ星を十年に一つあるかないかとすると、
「100歳の少年と12通の手紙」は一年に数点の四つ星☆☆☆☆映画です。
小説は普段、4段階評価(◎◯△✓)をしてますが、◯の時間があったら再読したいというレベルです。
映画には五つ星評価サイトが多いので、されに倣うと、ということです。
再度視たら、新たな発見や別の感慨がありそうです。

★100歳の少年と12通の手紙 直再生にリンク=字幕
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00968/v00112/v0000000000000000174/


★100歳の少年と12通の手紙(GYAO!>映画>洋画 ドラマ>)=字幕
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00968/v00112/
★ギャオの解説より
太字「世界40ケ国が涙した大ベストセラー、待望の映画化! 人生の面白さ、抱えきれないほどの愛にあふれた《奇跡》と《感動》の物語。」
「余命宣告をされた10歳の少年オスカー。ピザ屋の女主人ローズは、少年のたっての希望により、ピザの宅配を条件に12日間、彼の元を訪れる約束をする。ごく普通にオスカーに接するローズ。そして彼女はオスカーに、1日を10年間と考え日々を過ごすこと、また毎日神様に充てて手紙を書くことを教える。」
配信終了日:2017年4月28日
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《追記》Gyao!ギャオ映画「最高の人生のはじめ方」
Gyao!ギャオで今配信されている「最高の人生のはじめ方」を見始めていたら思い出しました。
最近ヒット作の無い老齢な作家をモーガン・フリーマンが演ずる
これだけの出始めの少したけで、昔に視た映画を思い出していました。
生活の場所が変われば、という思いやりなのか、田舎の町へ
近所の家の女の子が「作家」というものに興味を示して
ちょくちょく訪問するものだから、
文章を書くとは創ることだと話したら、創ることに興味をし出した少女、
そんな風に少女と接し、多感な少女の文章を読んで批評(添削)している内に、
久々に創作意欲が湧いてきた老作家
というのが、昔視たこの映画のイメージとストーリー概略です。
四つ星☆☆☆☆
Gyao!ギャオって、つまらない映画がほとんどというイメージでしたけど、
同じ時期にオススメが2作品もあるとは結構スゴイ。
★最高の人生のはじめ方
http://gyao.yahoo.co.jp/player/01048/v00103/v0000000000000000173/
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《3/30追記》「100歳の少年と12通の手紙」
ウィキペディアWikipediaによると
「フランスの劇作家エリック=エマニュエル・シュミットのベストセラー小説『神さまとお話しした12通の手紙(原題:Oscar et la Dame rose)』をシュミットが自ら脚色、監督して映画化した作品。」
ローズ:ミシェル・ラロック
オスカー:アミール(アミール・ベン・アブデルムーメン)
笑顔の可愛いオスカー役も良かったけど
ミシェル・ラロックの演技が要ですね
ローズのあのべらんめえ調的な物言いが、オスカーの閉ざした心を融かすのですから
何度も登場する女子プロレスの想像シーンも決まっていました
なおアミール・ベン・アブデルムーメンで検索しても別作品は見当たらない。

原作小説「100歳の少年と12通の手紙」は図書館に在ったので予約した。
posted by yumenoya at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月26日

◎いい話で少しぽっかぽか…/漫画「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!」/北海道クローズアップ「病転じて 笑となれ〜漫画家・たむらあやこ〜」/《2/27追記》「つらいことはギャグになる」

姉と電話で話していたら、17日に北海道クローズアップで面白い番組をやっていたとその内容を説明してくれた。

ギラン・バレー症候群という難病が発症した女性(元看護婦)が、やっと手足が動かせるようになり、昔から好きだった動物なんかのイラストを描いて病室に貼っていた。押された車椅子に乗った若い男性が、馬の絵を見て、「うま」と発声した。訊くと、競馬の騎手だったが落馬で手足も声もずっと無反応の状態で、「うま」が落馬後の初発声だったと。「もっとちゃんとした馬の絵を描いてあげるから」と約束した"たむらあやこ"、数日がんばり水彩絵の具で馬の絵が完成した。何と車椅子の男性は(初)自力で立ち上がって「ありがとう」とお礼を言ったそうです。
この事で奮起した"たむらあやこ"は漫画作品を投稿したら、新人の1位でデビューし、初連載が自分の病気との戦いを描いた「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー」。
これだけでない。ギャンブル依存症だった父は、娘のギラン・バレー症候群でピタリとギャンブルを止めたそうです。
この放送の翌日、漫画「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー」を買いに本屋へ行ったが在庫無しで、それは昨日入荷したと。

最後に、録画してある番組のタイトルとマンガのタイトルをしっかりメモした。

メシを作って食ってから、検索の開始
★YouTubeで「病転じて 笑となれ たむらあやこ」と検索したら、
2分割した動画がアップされていました。
「NHK ほっとニュース 北海道 3」ですから正規なアップのようですのでリンク
https://www.youtube.com/watch?v=UjVcuwOAgLM
https://www.youtube.com/watch?v=ZH802pRuYgs
YouTubeでの解説を全文転載
「今、注目を集めている異色の漫画がある。難病ギラン・バレー症候群との闘病記。「どんな辛さも笑い飛ばす」独自の手法で読者に勇気を与える、異色の漫画家の素顔に迫る。

番組内容
函館市に暮らす漫画家たむらあやこさん。漫画「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー」の作者だ。神経の病気である「ギラン・バレー症候群」と宣告され、両手足の感覚を失い、激痛に耐える日々の中でも絵を描くことを諦めず、去年漫画家デビューを果たした。そして今、新たな笑いを生み出そうと新作に挑む。どん底から這い上がった彼女の半生と新たな創作活動に密着し、苦しみの中でもユーモアと希望を失わない、その生き様を描く。」

次に漫画を検索したら、かなり立読みのできるサイトが見つかりました。
★ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!/たむらあやこ-Webコミックサイト モアイ(講談社)
http://www.moae.jp/comic/funbareganbareguillainbarre/1
ここでは、第5話までと特別番外編が読めます。

明日再放送される別の1本もありました。
★ハートネットTV「つらいことはギャグになる〜漫画家・たむらあやこ〜」◆NHK Eテレ再放送◆2017年2月27日(月) 13時05分〜13時35分

姉の最初の出処は下記番組です。
★北海道クローズアップ「病転じて 笑となれ〜漫画家・たむらあやこ〜」2017.02.17(金)午後7時30分
http://www4.nhk.or.jp/P2866/x/2017-02-17/21/58827/8324575/


少し心がほんわかと暖かくなるイイ話でしたので、紹介します。
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《2/27追記》
ハートネットTV「つらいことはギャグになる〜漫画家・たむらあやこ〜」◆NHK Eテレ再放送を視た。
始まった番組を注視していたところ、
その時、ヤフオクで2冊落札した方から電話が入り、少し長い電話となって、
テレビ番組から目を離してしまった。
電話終了後は、テレビを視ながら、発送する古本の梱包作業もしていた。
まだ昨夜のYouTube動画は画質も少し悪いので出だししか視ていないけど、
北海道クローズアップ「病転じて 笑となれ〜漫画家・たむらあやこ〜」を
全国版に再編集したものが
ハートネットTV「つらいことはギャグになる〜漫画家・たむらあやこ〜」かも知れない。

最初に書いた姉の話
今視た「つらいことはギャグになる〜漫画家・たむらあやこ〜」によると
少し私の記憶間違いがあったけど、そのままとしておこう。
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《2/27更なる追記》
夜になって2本の番組を視た姉に電話で確認したら、
ちょっと違うけど、ほとんど同じとの事でした。
昨夜姉に今日の再放送の事を連絡したのは私です。
posted by yumenoya at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月27日

「君の名は。」の世界を時間軸で整理するとパラレルワールド、残る矛盾点・疑問点など/《翌朝に追記》/《追記1/30》/《追記2/5》/《追記2/25》

《恋愛時間SF》
カジシン(梶尾真治)作品との出合いは「おもいでエマノン」でした。あれは、まだマンガ貸本屋でネット古本屋を始めた2000年頃のことだと記憶。星野之宣作品や諸星大二郎作品のファンが集うメーリングリスト(話題は広くSF小説もOK…)に登録しました(届く情報が厖大過ぎて私の処理能力を超えたので後に退会)。届いたメールの話題に寡作マンガ家の鶴田謙二を見つけました。「おもいでエマノン」のイラストが鶴田謙二さんだったのです。あの鶴田謙二がイラストを担当しているくらいだから…とこの小説を読んでからカジシン作品を追いかけ、やがて恋愛がらみのタイムスリップ、タイムトラベルものに出合いました。恋愛時間SFというのは私の好みにピッタリでした。
この頃、昔観た映画が気にかかってネットで調べました。するとそれが「ある日どこかで」でした。
この事は次のブログ記事に書いてありました。
★映画「ある日どこかで」/カジシン/TSUTAYA DISCAS-2009年10月11日
http://yumenoya.seesaa.net/article/394425653.html
そして恋愛時間SFの小説と映画を意識して探すようになり、それは今も続いております。かと云っても映画「ある日どこかで」を再鑑賞してからまだ10年も経っていないのですから、まだ歴史の浅い恋愛時間SFファンとなります。

《映画「君の名は。」の世界》
男女の意識の入れ替わり、それは3年ずれたリンク繋がり、歴史を改変する奇跡、この3点が「君の名は。」の眼目で魅力となっています。そして瀧と三葉とを繋いでいるのは「組紐」と「口噛み酒」です。

ロマンスもの時間SFファンとして気になるのは、矛盾の無い辻褄の合っている作品なのかどうか…です。
時間SFの小説・映画だと、タイム・マシーンが登場するタイムトラベルか又は制御不能のタイムスリップというのが普通です。この場合、肉体も精神もまるごと移動する話ですから、読者・鑑賞者にタイムパラドックスを感じさせないように辻褄が合っていれば、構成がしっかりしていれば齟齬を感じさせません。また同じ時間軸での移動という作品が多いですが、歴史の大きな改変が起きた場合には、枝分かれした別世界(パラレルワールド/分岐した平行世界)を想定することで矛盾を回避している作品もあります。

ところが、この映画「君の名は。」の特殊なのは、3年ずれた男女の入れ替わり(意識・精神のみ)で、更に歴史改変も伴っていることです。時間のずれた入れ替わりを扱った作品が既にあるのかは不明ですが、私には初めての作品です。私が今までに読んだ、視た作品には無かった設定です。

この事が原因なのだと思いますが、初めて映画「君の名は。」を視た時に、何かしっくりしない印象が残りました。元々が入り組んだストーリーですから、一回視ただけでは疑問が残るのも当然とは言えますけど。

《映画「君の名は。」の時間軸、パラレルワールド》
これを整理すると、下記表のようになる。(注・二段階で拡大します)
s-君の名は。世界.jpg
もしも三葉と瀧とに3年のズレが無ければ、
感じる矛盾も残る疑問は少なくって、
じっくりとした二度目の鑑賞も無かったかも知れない。
普通の恋愛もの時間SF映画だと大きな疑問を感じずに、
結構面白い映画だったなあとか、
これはメッケモノの良い映画だったという印象・感想で終わってしまう。
だから早くに二度目の鑑賞をしてスッキリしたいと考えることは無い。

この点、映画「君の名は。」は、ちょっとしっくりしない作品でした。
原因は「3年のズレ」という設定にあると思います。
このズレがあるから、三葉(高校2年)が上京して瀧(中学2年)に組紐を渡すシーンが後々まで効いています。その意味では、脚本家でもある監督は是非とも描きたい重要な設定だったのでしょう。ただずっと同学年として入れ替わり進んでいたものが、ラストで出合った時には三葉は3歳上の姉さんなんですよねー。この当然の3歳違いにあらためて気づいた時には、ちょっと自分も驚きました。当然なんだけど…

上の表にもメモを記しているけど、それ以外のものも含め、
矛盾点、疑問点だと感じた事を整理してみよう。
なお、二人の役名は、次のように表記することとします。厳密ではないけれど。
「三葉」
「瀧」
「ミツハ」三葉になった瀧
「タキ」瀧になった三葉
「三葉(パ)」隕石衝突から助かったパラレルワールドの三葉
「瀧(パ)」パラレルワールドの瀧

1.映画のキーアイテムである三葉の組紐
この組紐は、隕石衝突の前日(2013/10/3)、瀧(高2)に会いに上京した三葉から瀧(中2)に渡されます。
飛騨旅行で付けていたこの組紐は、隕石衝突の日(2013/10/4)、避難作戦を進めていたミツハは三葉の父である町長の説得に失敗して、三葉本人の出馬が必要だと山頂に向かいます。その頃、御神体の洞の中で気づいたタキは登って山頂に出、糸守町は無く死んでいることを知ります。山頂で会えた二人は元に戻ります。そこで瀧は3年間預かっていた組紐を三葉に返します。
映画では語られていませんけど、入れ替わったミツハ(10/2以前のミツハ)もこの組紐で髪を結んでいた可能性があり、更には亡くなった母の形見という可能性も…。この組紐が入れ替わりパワーの源ですから、色んなことを想像させてくれます。
ただ、卵が先?ニワトリが先?みたいに組紐についての思考が循環してしまい混乱しますけど。
矛盾の本題に戻りましょう。
凸凹コンビ(克彦と早耶香)の協力を得たミツハと三葉の避難作戦が結果的に成功し糸守町民のは助かったのは新たな別世界(パラレルワールド)の始まりです。
この新たな世界は、入れ替わったミツハが避難作戦の行動を起こした時に始まっていますので、2016年の翌朝に山頂で目覚めた瀧は、この世界では三葉に返していない組紐をまだ持っていないとおかしい事になります。
私の理解した時間軸の映画世界では、唯一のはずの組紐を三葉(パ)も瀧(パ)も持っているという矛盾に陥ります。

2.山頂で瀧から三葉へ返された組紐(時空を超えた物体移動)
三葉と瀧との入れ替わりは、あくまで意識・精神の話だったのに、3年の時ズレを超えて組紐という物体が移動したことになりました。ちょっと気になる点です。そうするといくら盛り上がるとは言え、当初の設定通りに物体移動は無しにして欲しいですね。意識の入れ替わり交換なんですから。
(瀧が「今度会う時まで預かっておくから」と云えば済む話だと思うのだが…)

3.滝のたくさんのスケッチ画が詰められたバッグは何処に…
糸守町の大災害を知った瀧は翌朝山頂を目指し御神体の洞に入ります。
「1.映画のキーアイテムである三葉の組紐」で書いたように山頂で二人は出合いますが、
タキになっている事を気づいた三葉は山頂を目指して登りますけど、
この時、タキは瀧のバッグを持っていません。
翌朝山頂で目覚めた瀧(パ)は何故そこに居るのかもわかりませんから、
洞に入ったことも知りません。
滝(パ)はバッグ無しで東京へ戻ったことになるようです。
すると、スケッチ画が入ったバッグはまだ洞にあるか、
神社が無くなったとは言え御神体、三葉(パ)が回収して持っている可能性は高い。
それとも滝のスマホから消えたタキの東京日記のように消えた可能性も…。
糸守町の記憶もかすかに残っていて瀧が描いた糸守関連のスケッチ画
あってはならない物として消去…は少し変だと思うけど。

(ついでですから、膨らむ想像についても)
4.瀧の母も…
父と二人暮らしの瀧ですが、瀧の母についての説明は何も無かったように思います。生きているのか死んでいるのか、亡くなったのなら小さな仏壇とか…タンスの上に母の写真があってタマに手を合わせるとか…というシーンは無かったし、親子の会話にも一度も無かったように…
三葉の母も亡くなっているのと何かの暗合があるのだろうか、描く時間が無くなったので、一切触れない事にしたのなら、ちょっと寂しいですね。
私の想像(妄想かな)でいくと、宮水家のように瀧の母も異能の人の家系で、
隕石がまたやってきた時に、三葉と瀧には出合う運命にあった…

(更に妄想)
5.宮水神社
テレビニュースによると1200年振りに戻って来た彗星
(この時1200年前に出来たのが糸守というカルデラ湖らしい)
(すると御神体のあるカルデラのミニ版もこの時に…)
ばあちゃん(一葉)の説明によると、宮水神社は1000年前の建立
200年前の大火災で神社の謂れを書いた文書などは全て消失した
組紐の作り方とか口噛み酒づくりの舞とかの形だけが残った
口噛み酒を奉納する御神体が何故こんなに離れているのかも判らん
ミツハに、ばあちゃん曰く、私も少女時代には変な夢を見た憶えがある
だが夢で誰になってたかは何も憶えとらん
衝突する朝、学校に向かって走るミツハの独白「そんな事、誰も信じないなんて、普通の事を言うばあちゃんだな」
妄想すると、隕石でカルデラ湖が出来て、かなり経った頃、
住みつく人が増えたときに、宮水神社が建立された。
大火災で神社の古文書は全て消失してしまったけれど、
天の怒りを鎮める目的の神社
似たような事にまた遭わないための神社の建立
そのため異能の神主たちは代々と組紐を紡ぎ口噛み酒を奉納してきた。
その彗星がまた接近した時に、糸守の民を救う作戦のスイッチがオンに
三葉と瀧のリンク(精神スリップ)が始まったというのが、
作者の意図したストーリーだと思う。
これを描きたかった作者
齟齬はあるけれど、面白い作品だと私も感じております。


(★後記)
このブログ記事を書くために、A4判の紙に20枚以上の鉛筆のメモ書き
メモ書きを見ながらテキスト・ファイルに打ったのは700行(大事なセリフなどを整理)
もし公開されているシナリオ・脚本があったならば、
こんなに長時間の作業を浪費しないで済んだのに……
でも計算されたセリフと緻密なシナリオ構成と微妙な伏線の配置
ここまて書いたように、いくつかの疑義は残りますけれど、
一本の映画に、こんなに振り回されたのは初めてです。
マンガの一ノ関圭「鼻紙写楽」と、私が生まれる前の戦前の独身オフクロに継ぎ、
映画「君の名は。」の検証は、私の中で作成に時間のかかった3本目の記事となりました。
私を翻弄し惑わせた「君の名は。」は最高レベルです、例え疑義があっても……

あと数年経った時に、レンタル料金が安くなった時に、
耳が衰えてきた私としては、日本語字幕で3回目の
映画を視たいと思う私なのです、
またきっと逢うでしょう、「君の名は。」
(今、日代わりの午前1時近くです。読み直すのも面倒なので、エイ!?ヤー!?の投稿です。明日になったらチェックで訂正もあるかも…とアップロードです。さすがに酔っています……明日素面で読んだら大幅な訂正があるかも????)
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《翌朝に追記》
目が覚めて布団の中でまた色々と考えていた時に、
★昨夜書き洩らしていた疑問があったことに気付いた。
作者は検証済みのことだと思うのだが、
三葉が父・町長を説得して町の避難命令(映画では訓練)が防災無線で流れたとして、
消防団が出動しても町民の避難には最低でも5〜10分はかかるだろうと思う。
既に分離した隕石の片割れが地球を目指しているけど、
地球への到達に5〜10分もかかるのだろうかと気になった。

★スケッチ画は何処に!?
別表で時間軸についてメモしてあるが、
山頂でタキとミツハがリンクし瀧と三葉に戻った時には
2016年の山頂は既にパラレルワールド。
瀧(パ)は一か月の間に度々入れ替わりを経験した瀧とは違う。
枝分かれした時間軸の瀧(パ)はスケッチ画を描いていない。
スケッチ画はそもそも存在しない、という解釈が一番無難かな?

★今朝気づいた大きな矛盾点(三葉の髪)
三葉が髪を切ったのは彗星が最接近する10/4の朝のこと。
ばあちゃんに髪を切るハサミを借りて切った(映画に切るシーンは無い)。
御神体の洞にいた瀧がミツハとして布団で目覚めたのは10/4の朝。
(変なミツハに驚いた四葉は先に一人で学校へ…)
すると髪の短いミツハはおかしいことになる。
一体何時三葉は髪を切ったの!?!?という大きな矛盾となる。


SF作品は理詰めで構築される世界を描くものだから、
私のような理屈家の解釈に耐える必要があると思う。
ただ私のように細かいことを気にせず、
感動し楽しんでいる観客が多いのでしょう。
それが多数派なのかも知れません。
パラレルワールドなんて意識しないで観た方が、
同じ時間軸で過去の歴史を変える愛の奇跡ドラマとして観る方が幸せかな……
作者はそう誤解されることを期待しているのかも

今度見るのはレンタルDVDが始まってそれが安くなった時だから、数年後のことです。
その時には新たに気づく伏線もあることでしょう。
それまで映画「君の名は。」とは暫しのオサラバです。

そうそう、ネットには、映画「君の名は。」の解釈・読解・推理サイトが色々あるようですが、結局まだどこも読まないままです。
観客の数だけ解釈・誤解があるのですから、
他人の眼にどう映ったかを気にしてもあまり意味がありませんから、他サイトの記事はやっぱり読まないでしょう。
読むとしたら、作者による小説版。映像では描かれていないことを補完している可能性があるので、ちょっと気になっております。図書館の蔵書を検索したら、予約している人が20人以上いましたので、借りるのは断念しました。古本もまだそんなに安くはないので、買うなら新刊かな。
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《追記1/30》スタージョン「昨日は月曜日だった」
映画「君の名は。」のパラレルワールドについて考えていた時、もし歴史が大幅に変わったら、神様たちは辻褄合わせる修復に大変だよなあー。500人の犠牲者が生きていることになると、戸籍も人の記憶も新聞・テレビニュースや写真・雑誌・書籍も新たなものに差し替える必要が出てくる。助かった500人は何処かへ引越して新たな生活が始まる。新たな学校へ、新たな職場へ、新たな近所づきあい、結婚と誕生も、親戚との交際も復活し新たな親戚も、というように…500人に関わる3年間分の複雑な縁の修正が必要となってくる。
こんな事を考えていて思い出したのは、昔読んだ小説とか映画とかに似たようなものがあったよなというもの。神様の部下たちがせっせと修復の作業をしている…
歴史のこんな大規模な修正が一瞬の内に起こすことは神様にも不可能だろうから、SFならば枝分かれした新たな時間軸をスタートさせた方が神様は楽できるし、動くままに任せれば新たな歴史が紡がれるとした方が読者もイメージし易い。。
「君の名は。」は衝突の日の四葉と3年後の瀧が入れ替わったことで歴史の改変が始まった。歴史改変後の物語は、山頂で目覚めた(衝突から3年後の)瀧から再開する。映画「サウンド・オブ・サンダー」にあった「タイム・ウェイブと呼ばれる「時間の津波」」(ウィキペディア)が世界を襲い、瀧には何故山頂に居たのかの記憶も無い。

他の図書館から取寄せてもらった大森望/編『ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選』ハヤカワ文庫SFが届いたと連絡があったので1/26に借りて来た。昨夜1/29に読んだ短編がその中のシオドア・スタージョン「昨日は月曜日だった」。歴史改変ものでは無かったが、そこは時の毎日が舞台の幕で、舞台の裏方たちはせっせと舞台づくりの作業をしている(交通事故現場では作業員たちがハンマーで新車を叩き事故車を作成中など)。その現場監督がおり、最高責任者はプロデューサー(神様)。主人公はこの裏方の世界に間違えて入り込んでしまったのが役者である一人の人間という奇天烈な作品。色んなアンソロジーなどで今までに4・5回は読んでいるけど、細部も作者も作品名もすっかり忘れていました。題名も変てこですから、これでしっかり憶えたかな??もしこれが歴史改変ものだったならば、記憶担当監督とかTVニュースなどの映像担当監督とか新聞・書籍など印刷担当とか避難場所担当とかの色んな監督が居て、それにつく作業員も膨大に……
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《追記2/5》
一昨日、美和さんとスカイプでアニメ「君の名は。」について少し話した。
美和さんによると、「パラレルワールド」とかタイムパラドックスとか、特に意識してアニメ映画「君の名は。」を観ていないようだ。こういう鑑賞が普通なのかも知れない。そういう事を意識しないと、しっくりしないという感想になることは無い。私は、「パラレルワールド」とかタイムパラドックスとかが気になって、深読みして映画と小説を楽しんでいた……
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《追記2/25》他人の感想は初めてです
★瓜田純士『君の名は。』メッタ斬り! - 日刊サイゾー2017.02.21 火
http://www.cyzo.com/2017/02/post_31616_entry.html
「『君の名は。』というタイトルの存在を、途中で匂わせすぎですね。タイトルと内容が一瞬、かするか、かすらないかぐらいが映画や小説の醍醐味で、「なんでこのタイトルなんだろう?」というのをこっちは想像したいのに、天からケツまで、『君の名は。』みたいなことを、やたら言わせよう聞かせよう見せようとしすぎです。学芸会を前にした子供が「僕すごいんだよ! 僕の今からやる演技を見てね!」と練習の段階で周囲に見せまくるのと一緒。もうわかったから、うっせえな、って感じ。幼稚くさい子だな、と。」

「瓜田純士」という人物は全く知らない。
「学芸会を前にした子供が「僕すごいんだよ! 僕の今からやる演技を見てね!」と練習の段階で周囲に見せまくるのと一緒」とは、なるほど至言だ。
「瓜田純士」には、そんな作者が透けて見えたのでしょう、うさん臭さが
私のように、感じた「矛盾」が気にかかって二度見する暇人もいるし……様々
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2017年01月04日

◎映画「君の名は。」の疑問(パラレルワールド)を整理、解読するための再鑑賞の前に(part1)

《巻頭追記連絡1/9》
1/8(日)に二回目の鑑賞をしました。
これでかなりスッキリしましたけど、
下記に書いた二か月前の印象・疑問を整理したメモにはいくつも誤りがあったことが判明しました。
現在せっせと「映画の構成」を整理しながら打ち込み中ですので、
明日にはpart2をアップできるかな?
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昨年視た映画「君の名は。」は想像以上に且つ集客数に違わず面白かったけれど、たった一度の鑑賞で複雑な作品世界が理解できるほど単純な話では無いなと感じた。何度も視た観客が居るのは疑問を抱えて通った人がたくさん居たからではないか、と思う。
視た友達に訊くと特に大きな疑問を残さずに観終わっているらしいけれど…。

秋に初めて視た時に、疑問点などをブログ記事にしておけば良かったのに…と思うが、氷解してから改めて書けば済むと考えてそのままになっていた。が再鑑賞をする前に、私の疑問と解釈を整理して置かないと、最初に感じた印象をちゃんと残しておかないと、何が氷解して、何が新たな疑問として残ったのかが不鮮明になってしまいます。また思い出しながら書いているから、記憶の間違いがあるかも知れないけれど、再鑑賞する時には念頭に置きたいことを整理しておくこととした。


「君の名は。」の出だしは、男女入れ替わりの映画「転校生」(大林宣彦監督/1982年/小林聡美/尾美としのり)を思い出させ、面白い始まりでした。「転校生」との大きな違いは、三葉が田舎に住み、瀧は都会・東京に住んでいた事で、暮らす場所の隔たりも面白い展開を予感させました。

あれっ!?と驚かせたのは、
1.瀧に会いたいとし三葉は東京に出てきました。三葉は瀧らしい人物を見つけたのだが、瀧は何故か気づいてくれず、人混みの中で、三葉は髪を結んでいた組紐を瀧に渡す。
2.瀧の部屋には三葉が描き残してあった瀧が思い出しながら描いた三葉の故郷のスケッチ画が数点。そのスケッチを元に、友人たちと一緒に三葉の故郷を訪ねた瀧は、そこに起きた過去の悲惨な事件(彗星の片割れが衝突)を知る。(三葉はそれで死んでいる)
あれっ!?二人の暮らしている時が異なっている「時を超えた」話だったのー!?凝った構成だけど一体どう展開して行くのー!?

三葉の暮らす世界は時系列A、瀧の暮らす世界は時系列Bで、そのAとBとが突如リンクして入れ替わっていたということ!?上の1で三葉が会ったのは時系列Aの瀧で、時系列Bの瀧は未来の瀧なの!?時系列Aの瀧と時系列Bの未来の瀧は全く別人物ということ!?(頭が少しクラクラするけど熟考も出来ないまま進む映画を視ていた)
SF小説だとタイムパラドックスを回避するため、時を超えた人間が出現すると新たな時間軸が枝分かれするというパラレルワールドがあるけど、「君の名は。」ってパラレルワールドなの!?

ラスト近くの見せ場で、瀧は三葉たちが洞穴に奉納した日本酒(三葉が噛み砕いたご飯が元)を呑むことで三葉とリンクして入れ替わり、三葉になった瀧は友だちを説得して明日起きる衝突事件からの故郷の住民救出作戦を展開するが町長である三葉の父に阻止される。ここで入れ替わって戻った三葉は父を説得する……

この瀧の世界のTVニュースでは、彗星の片割れが隕石として衝突したが、町が急遽行った避難訓練のおかげで、隕石衝突の被害者はいなかったと奇跡を報道…
三葉の故郷の住民たちが助かった世界は時系列Cなのか?
過去の隕石衝突事件が現代の事件になったとすると時系列Dなのか!?
頭はもうクラクラで、整理が付きません。

瀧たちはもう社会人(就職活動の学生?)。三葉の友だちもコンビで東京の喫茶店に登場。
(ラスト)歩道橋ですれ違った三葉と瀧、後ろ髪を引かれたかのように振り向く二人、あなたは!?という表情でラスト。


時空を超えた男女の入れ替わり、この二人の働きによって悲惨な歴史が変わってしまった。その変わった世界では二人が同時代に生きており、そして出会った。

という感想が私の理解なのだが、何せ難解なストーリーですから、再鑑賞したら私の疑問は氷解するのか??私の誤解なのか??別の新たな疑問が生まれるのか??は不明ですね。
「君の名は。」をご覧になった人は、この作品をどう理解してどのように記憶にとどめているのでしょうか??


今度は細部も意識しながら鑑賞することとし、疑問などが氷解したら、part2で報告します。(難解な構成ですから、こんな時にはシナリオが欲しい)

内容の理解に疑問は残っていますけど、2016年視た映画のベスト2にランクインです。
よって「バック・イン・クライム 時空を超えた事件」はベスト3になりました。

そうそう、今日が誕生日で65
四捨五入で70となりました

《追記》
まだ解釈、謎解き、疑問解決といった記事は読んでおりません
再鑑賞して自分なりに整理がついてからpart2をアップ
その後には読んでみるつもりでおります
自分の疑問は自力で解決に辿り着きたいので…
(訂正)主人公の名前を間違えていました。このブログには「三葉」しか登場しないのに、全て妹の「四葉」と打ち込んでいましたので、全部訂正したつもりです……。失礼しましたけど、2カ月も前に視た記憶だと、大事な主人公名も間違えていました。

上の「三葉」の「四葉」誤記に気付いたのは別ブログの下記投稿記事を書いている時でした。
◎字幕翻訳について(戸田奈津子さん談)、歳の所為か吹替えより字幕の方がイイと感じている最近だ-2017/01/04(水) 22:18:52
http://yumenoyamemo.blog.fc2.com/blog-entry-193.html
posted by yumenoya at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月28日

◎なかなかの傑作映画「バック・イン・クライム 時空を超えた事件」タイムスリップ(しっかりネタバレ)今年のベスト2/《巻頭追記2017/6/14》2017年7月12日までGyaoで公開中

《巻頭追記2017/6/14》2017年7月12日までGyaoで再度公開中
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00642/v08791/v0852200000000528865/
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2013年のフランス映画、日本では未公開らしい。
タイトルに惹かれて観たけど、期待以上に面白かった。
視たのは12/26(月)、めっけものでした。
私の好きなタイムパラドックスもので恋愛もの。
テレビはほとんど視ないし、
部屋が寒いと何かの作業をする集中力も欠乏してくるのか
映画鑑賞の時間が増えます。
3月に始まるWBCまではこんな感じなのだろうかな…

(思い出しながらメモしているので記憶間違いはご容赦)
(あの映画、どんなストーリーだったかな?、と思った未来の自分に書き残すメモです)
(記憶間違いがあっても私の記憶ですからねー)
(このメモは視た26日に書き始め今日28日は思い出しながらまだメモ中)

朝、ジョキングしていた女性が橋の上から河岸に死体を発見し通報。お蔵入りした20年前の連続殺人事件「鼓膜破り」に手口が似ていたことから、当時担当していたリシャール・ケンプ警部が駆けつけて、発見者エレーヌ・バティスエリ(精神科医)に話を訊く。「鼓膜破り」事件の資料を取り出し、携帯に死体写真を撮って保存。

そのエレーヌの息子(少年?)が警察にスクーター窃盗で捕まり、ケンプ警部の口利きで息子は釈放されたことから、お礼で会食にとなり、そしてワインも進み、エレーヌはふと洩らす。子ども時代に従妹とクチゲンカして一人で海にやったら、従妹は波に飲まれ水死してしまった、それが私の抑圧記憶だと。そんな事を話題にするぐらいだから、お互いにウマが合ったのでしょう、別れ際にキスを、そしてまた逢う約束を…

エレーヌの顔を思い浮かべながら、メモ帳に似顔絵を描くケンプ。
真夜中、車で件の橋を通りかかると不審なボックスカーが駐車しており、脇の階段を降りると、後ろから殴られ河に突き落とされる。
河岸に這い上がったけど、橋には不審な車も自分の車も無い。自分のマンションに着いたが、いつもの場所に入るためのパスワードを入力する機器が無い、エレベーターの階の表示も違う、自分の部屋からは音が聞こえたので隠れると、部屋からは何と!?若い自分がでてきた……自分のカギで入室するとそこは昔の部屋のようだ…
電車に乗ろうとユーロ札を出したら、何だ外人か?いいよと言われて乗ったら、向かいの客の読む新聞の年月日は20年前の日付!?あの「鼓膜破り」事件が起きている最中だ!?(確認はしていないが、第一回目の殺人事件の新聞記事が?)

手持ちのユーロ札は使えない(もちろんキャッシュカードも使えない)、自分のヘソクリの隠し場所からゼニをせしめ、若い時に逃した大穴馬券に投入して軍資金を確保し(バック・トゥ・ザ・フューチャーに似たシーンが?)、ホテル生活を始める(そこは自分のマンションを監視できる部屋で、マンションの左部屋にはオレが、右部屋には妻?・恋人?が)。ケンプは自分の部屋に何度か侵入したが、自分の帰宅に驚いて隠れた時に、メモ帳を落としてしまう。これを見つけた若いケンプは隣室の彼女に訊ねるが私の字じゃないわ(大事な伏線)…

「鼓膜破り」の殺人事件を阻止するため、これから起きる事件を思い出して地図上に整理したのだが、20年後の警察身分証明書を捜査には使えない。そこで思い出したのが、病院に居るはずの精神科医エレーヌだ。本名で予約し会ったエレーヌに、これから起きる連続殺人を阻止したいと説明するが、怪訝なエレーヌに、20年後の身分証明書を見せ、若い時の自分が居るから、警察にも入れない、だから助けてくれる人が欲しいのだと。が面談時間が終了。

エレーヌには恋人がおり結婚も間近。
ケンプは独自調査で、二番目の被害者の住所と電話番号を突き止め、警察にも危険だと通報したが阻止できなかった。ケンプはこの動きのため、似顔絵を作成する証言者には、歳は違うけど、あなたに似た感じの人で悪い人には思えなかったと若いケンプは聞かされる。
エレーヌは相談に来たケンプが犯人かと思って通報するつもりで警察に行って面会を申し込んだが、そこにはケンプの手配似顔絵が…、そこへ通りかかったのが若いケンプ刑事。面会申し込みで出て来た相棒刑事の前にエレーヌは居ない。
そんなエレーヌの前に守秘義務があるんじゃと現れたケンプ。エレーヌも20年後からタイムスリップしてきたことを信じ始めて、ケンプの捜査に協力することに。
相棒刑事は面会を申し込みながら消えてしまった病院のエレーヌを訪問し難詰するが、私の勘違いでした答えるエレーヌの面会患者の一覧表を無理やり見ると、そこにはケンプの氏名が。相棒もこの事件で悩んだケンプが診療を受けていたということで了解し引き下がる。

3人目の被害者は顔を損傷していたので、その顔写真と通っていた高校名が欲しいとエレーヌに頼み、学校前で張り込むケンプ。出て来た少年を尾行するが、ローラースケーターを付け始めたので、自転車を盗んで付けるケンプ。その前に現れた不審なホックスカーが少年を襲い、ケンプは警察だーと叫びながら駆けつけ救出に成功。ところが、歴史に無かった別の殺人が発生して新たな被害者が出てしまう。(パラレルワールドで、ケンプがタイムスリップした時に新たな時間軸がスタートしていたのです。犯人の動きを予測して読む必要が…)

エレーヌをホテルの部屋に連れて来たケンプは、未来のスマートフォンに保存している画像を説明、そこには死体画像以外に、未来のエレーヌの画像(会食時の盗み撮り?)が。この日、二人は結ばれました。(別の時間軸だけど身籠ったのでは?)また逢えるというエレーヌにホテルの合鍵を渡すケンプ。

流れとは少し前後するが、「鼓膜破り」は自分の担当事件だったのに、上司の命令で相棒刑事が主任で組ませられたことが面白くないケンプ。だから先駆けした結果、相棒が殺されてしまった。これがケンプの抑圧された記憶で、後にエレーヌにこれを打ち明け、今度は同僚を守りたいと。
これも前後するけど、ケンプには片頭痛のような持病があり、その原因が犯人から送られたテープらしい。ホテルから若い自分を監視していたら、ヘッドフォンを付けてテープを聴き始めたのに驚いて自分に電話するが留守録に。無音のテープを裏返しボリュームを最大にして聴いていたら強烈な音が…、自分に起きることを阻止できなかったというシーン。

殺人事件発生の予告通報をしたケンプの指紋が公衆電話から出て、先駆けでウロウロするなと怒る上司、若いケンプはそこには行ったことも無いと否定して捜査に。
手配していた似顔絵で投宿しているホテルが判明して駆けつけた相棒たち。部屋には怪しい地図、殺人現場と日付と被害者の氏名などが書いてある。そこへ(若いケンプ?から)犯人を追いかけて何処へ向かうと連絡が入る。
ケンプからの電話連絡が入り、婚約者が止めるのを無視して、ホテルへ向かうエレーヌ。ホテルの前には残った刑事がおり、何処へ向かったと話しているのを聴き、エレーヌもそこを目指す。(テンポが速いのでこの辺りのストーリーの記憶は不鮮明、再試聴をいつかしないと)

埠頭の建物に白いボックスカーが入る。張っていた若いケンプは誘拐されたらしい人物を出そうとている犯人を殴る。そこに登場したケンプは仲間と思われて若いケンプと争いになり、気が付いた犯人は二人をボックスカーに閉じ込める。若いケンプは頭に大怪我で、慌てて布を巻くが、朦朧とした頭と眼でそんなケンプを眺めている若いケンプ。早く救急車を呼びたいのだが開かないドアに焦るケンプ。そこへ駆けつけたのがエレーヌで、エレーヌはケンプの声を聴き、車のドアを壊す。ケンプは大怪我の若いケンプをエレーヌに託して、誘拐被害者を連れた犯人を追いかける。今度現れた車が相棒刑事で、隠れていたエレーヌはケンプたちを追う。犯人とケンプとは壁のハシゴで争っていたけど、ハシゴの留め金がハズレて海へ落ちる。エレーヌは飛び込んだけど、ケンプは見つからない。ボックスカーの所には救急車とパトカーが。相棒に促され溺死したらしい犯人の顔を確認する若いケンプ。

それから20年後のケンプ警部(別時間軸なのでエレーヌの記憶は全く無い、会っていないのだから当然だけど)。部下にうながされてプロファイリングの講演へ。その講師がエレーヌで、「鼓膜破り」事件が縁となってこの道に入ったと説明。ケンプは一応エレーヌに挨拶するが、意味深のエレーヌの視線と表情。その夜、エレーヌが泊っていたのは、ケンプの部屋を見下ろすあのホテルのあの部屋。一方ケンプはフト気づき、「鼓膜破り」事件の資料を探して出したのが、あのメモ帳。そこにはエレーヌの似顔絵が…。翌朝チェックアウトするエレーヌに預かり物として渡された封筒には似顔絵ページを開いた例のメモ帳。そして二人はあの橋で会ってラスト。(再度視ないと判らないが、橋で会おうというメッセージでも書いてあったのだろうか、残る疑問だ)

最初の時間軸では、エレーヌは離婚して息子が一人という設定だと思う。ケンプも離婚して息子一人がいたような…。この新時間軸では、エレーヌは未婚の母となり息子が一人いて、その父は消えたケンプのような気がする。消えたケンプがタイムスリップして戻った所は最初の時間軸なのかな、と想像させるストーリー、きっとそこでも二人は結ばれたなのだろうと。

途中のエピソードを一つ。「鼓膜破り」事件で忙しかった若いケンプは入院して死期が近い母を見舞う事もしなかった。だからケンプは親戚と偽って見舞うが、母は「リシャール」と息子の名を呼んだ。これで一つの悔いは消えた。

構成の緻密なシナリオですから、もう一度観返したら気づく色々な計算(伏線)があるのでしょう。
これほどの作品が日本の劇場では未公開というのは不思議ですね。普段観ているのはハリウッド映画が多いから、この二人の役者の記憶はまったく無い。

映画サイトによると
監督:ジェルミナル・アルヴァレス
脚本:ジェルミナル・アルヴァレス、ナタリー・ソージェン
ナタリー・ソージェン脚本には「もうひとりの息子」があった。


今年になって、このブログで取り上げた映画を確認してみたら、下記のみ。
◎今年視たベスト1の映画「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」1997年(マット・デイモン、ロビン・ウィリアムス)ネタバレ注意!!-12月13日
http://yumenoya.seesaa.net/article/444867115.html

ということは、本作は今年視た映画のベスト2ということになるのかな…
大晦日か新年には、この二本を再度じっくり確認しようかなー

読み返すと修正や追加などのキリがないので、アップします。

それにしても12月になってこの二本に出遭ったというのは、何と幸運な年末なのでしょう。
11月にはトランプのタタリだ、トランプの呪いだという出来事が三つも起こり、
三つ目の事件はまだ尾を引いていて何も書いていないというのに…
終わり良ければ…という年で締めくくれるかなー
posted by yumenoya at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする