2022年04月02日

◆大地震の時に図書館本棚の書籍は落下し床に散乱していた、踊り落ちた本たち《6/20追記》【珠洲震度6弱】小学校の図書室

被害の少ない地震だと 揺れの大きさを示す一番判り易い映像は
コンビニのビン酒コーナーか酒屋の床に散乱した割れた瓶……
が大地震の時に 図書館、古本屋、新刊書店の散乱した本の映像は全く記憶に無い
大地震ともなれば まず津波 そして電気に水道など 気になるニュースは色々とある
臭いのある映像としては判り易いのは割れた酒の瓶 
けど書棚から落ちて床に散乱した書籍 その映像の記憶は無い

今日、東北大付属図書館の写真入りニュースには驚いた
蔵書などで木造アパートの床が抜けたというニュースは時々あるけれど
書籍は重いから地震の揺れで本棚は簡単には倒壊しないとは思うが
本棚が長い時間揺れると、棚に収まっていた書籍は…浮いて踊りだす
こうなると棚から落下する書籍を押しとどめる力は何も無い
5度の傾きも 厚いハードカバーには少し効果があるのかも知れないが
たかが数キロの重さでは 踊り始めた本は跳ねて棚から落ちるしかないのだろう
★本40万冊が落下、地震に頭抱える図書館 傾斜5度でもダメだった**朝日新聞4月2日 9時21分
https://www.asahi.com/articles/ASQ416SFXQ3TUNHB00W.html
《2022年3月25日、仙台市青葉区の東北大付属図書館、石橋英昭撮影》
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⇑ 踊りだして落下した棚もあるみたい
 個々の棚に落下防止ストッパーなんて そんな想定が無いのかも
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◆北海道南西沖地震(ほっかいどうなんせいおきじしん)は、日本標準時1993年(平成5年)7月12日午後10時17分11.7秒に、北海道奥尻郡奥尻町北方沖の日本海海底で発生した地震
この時に札幌は震度3
◆東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい、英: Great East Japan earthquake)は、2011年(平成23年)3月11日(金)14時46分18.1秒に発生した東北地方太平洋沖地震による災害(加えて長野県北部地震に拠る災害を含む場合もある)およびこれに伴う福島第一原子力発電所事故に拠る災害である
この時に札幌北区は震度3
ちょうど隣ビルの地下1階にある食品スーパーへ買い物に行っており気づかなかった
ボロ鉄筋アパート3階では床に平積みの古本のヤマの一部が崩れていたけど
テレビを点けてニュースで地震を知るまで全く知らなかった
◆北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)は、2018年(平成30年)9月6日3時7分59.3秒(日本時間)に、北海道胆振地方中東部を震央として発生した地震である
この時に石狩市は震度5弱だったけど、わたしはベッドの中でまだ起きていた。
起きてからネットで地震ニュースを確認するが、テレビとは縁遠くなっていた
床の古本ヤマが少し崩れていたけど、大事だとは思わなかった
翌日になって起きてから停電なことに驚き慌ててしまった
携帯電話を持っていないしパソコンも使えない 即使える携帯ラジオも無し
情報から隔離された孤島みたい

※わたしの少ない地震経験では
本棚から落下した本の記憶は無い
揺れで平積みの本が少し崩れたぐらい
********************
《2022/6/20追記》
【珠洲震度6弱】「やっぱり大地震が来た」悲痛な声、食器や瓶散乱 小学校で本落ちる**北國新聞6/20
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/773249
◆図書室の棚から落ち、床に散乱する本=19日午後5時40分、珠洲市正院小
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posted by yumenoya at 22:28| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月25日

【読書&映画/不老不死】シマックSF短編小説「踊る鹿の洞窟」とジェローム・ビクスビー脚本映画「The Man From Earth」《3/1追記》Star Trek(宇宙大作戦)ビクスビー4本

昨日午後6時過ぎに確認したらクリッリポストで古本が届いていた
郵便配達は雪道のバイクなので午後6時以降も働いているようだ
待っていたのは「S-Fマガジン 1982年8月号」
読みたかったのは収録されている短編で
ヒューゴー賞・ネビュラ賞&ローカス賞の最優秀短編
クリフォード・D・シマック「踊る鹿の洞窟」17P
S-Fマガジン 1982年8月号.jpg
Grotto of the Dancing Deer.jpg
踊る鹿の洞窟 解説.jpg
解説 人と作品
クリフオード・D・シマック
(略)
「踊る鹿の洞窟」は、シマックの作品としては珍しく、物語の中に
未来の銀河系も、生まれ故郷のウィスコンシン州も登場しない。
時は現代、舞台はピレネーの山なみを望むスペイン北部の片田舎。
クロマニヨンの洞窟絵画の調査にきた考古学者が、二万年の時を越えた
奇妙な暗合に気づくところから始まるこの物語は、シマックらしい
のどかな田園風景をおりまぜて、読者を雄大な幻想の世界に誘いこむ。
 アナログ誌1980年4月号に発表された作品である。
                        (伊藤典夫)

2/18(金)午前 地元の図書館に他図書館からの取り寄せ依頼したのは3冊
「S-Fマガジン 1982年8月号」「大きな前庭 シマックの世界1」「愚者の聖戦 シマックの世界2」
雑誌の場合は、全国の県市区町村図書館の蔵書に無い場合もあるので
司書の方に、蔵書に無い場合の連絡をお願いした
2/20(日)午後 「S-Fマガジン 1982年8月号」は無い旨の電話連絡
★遠隔複写サービス 国立国会図書館
https://www.ndl.go.jp/jp/copy/remote/index.html
色 用紙サイズ 料金単価
白黒 A4/B4 27.5円(税抜 25円)
発送事務手数料(日本国内への発送)275.0円(税抜 250円)
送料(実費) ※実費の説明は無いけど簡易書留(+320円)ぐらいは必要かな
「踊る鹿の洞窟」は17ページなので軽く1000円を越えそう
「踊る鹿の洞窟」の部分をスキャンしたけど
折った中央部分の文字はかすむ。
国会図書館はホチキスの芯を抜いてキレイにバラしてから
画像として保存するのだろうな。(すると1ページはコピー1枚かな)
普通の図書館も雑誌の保存に一番困るのだろうなぁ
アマゾンとヤフオクとにも出品があったけど
Google検索で見つけた「空想書籍専門店 Soulgear」(埼玉県)さんが
本体税込み600円+送料200円=合計800円で一番安かったので
2/21(月)夜にネット注文(クレジットカード)
2/22(火)13:20 発送のメール連絡
2/24(木)18時過ぎに配達(郵便局のクリックポスト)
2/25(金)朝ベッドの中で読了
(「踊る鹿の洞窟」のあらすじは、ブログ3記事で事前に読んでいたけど、やはりホンモノですね。大満足です。コピーサービスじゃないので、他の小説やエッセイも読める。国会図書館コピーは入手不能の非常時のみ)

小説「踊る鹿の洞窟」(1980)のリュイスは2万2千歳
映画「The Man From Earth」(2007)のジョンは1万4千歳

どちらも寂しいので、自分という不老不死の存在を知って欲しいと思っている。
映画のジョンは、突然の退職&引っ越しに伴う大学の仲間による送別会の時に
もし 旧石器時代から現代まで 生き残ってる人間がいるとしたら?」(字幕師T630)と洩らし問いかける
その点、小説のリュイスには別れるような仲間は居ないけど
注意深い人間なら不思議な事に気付いてくれるかも…という罠を仕掛ける
今回ボイドが気づいてくれなくても次回の機会はまたいつかあるだろうし…
気づいて欲しいと感じるような別の人間が現れるかも…かなり消極的
(不老のクロマニヨン人が消極的だったら、1時間27分の映画にはならない)
(だからリュイスは短編…)

「踊る鹿の洞窟」の考古学者ボイドは
全ての遺跡洞窟調査が終了したのに、気になる事があって戻ってきた
洞窟の近くで笛を吹いていたのは現地雇い作業員で信頼できるリュイス
洞窟から戻ったら一緒に夕飯食事をと誘うリュイス、ボイドはワインを用意することに…
複数の岩に隠されていた細いトンネルの奥へ 
つきあたりで仰向けになった天井を見たら 
彩り豊かな動物たちが踊り戯れている壁画を発見 マンモスのトンボ返り……
まるで石器時代のディズニーみたいに楽しんで描いている
その細い洞窟には、肩甲骨パレット上の顔料絵の具には指紋の押し跡…
ランプ置き場で煌めいたのは笛、リュイスの持ち歩いている骨笛に似ている…
(場面は変わり) 
ワシントンの公園
ボイドは密輸で持ち込んだものを友人ロバーツに頼んで鑑定
鑑定したのはFBIで、調べたのは肩甲骨上の絵具の年代と
その押し跡指紋とワイン壜の指紋は一致するか、というもの
「二万二千年だ。プラスマイナス三百年」
「それなのに指紋は一致する。壜の指紋と……」
(場面は変わり) 
洞窟への登り口に辿りついたボイド
笛の音が聞こえる ボイドはワインの壜を抱えて上る
…そして久しぶりに会った二人の意味深な会話が始まる 
(ここから盛り上がりますが略 気になる方は解説してる記事を読むか、わたしのように雑誌を入手)
(この短編が何故にアンソロジーなどに収録されていないのかは不思議な謎)
(2/27追記:あらすじ紹介サイト⇒ http://itamomo.la.coocan.jp/dancing.html )

それと2作品の大きな違いは、
リュイスは隠れて目立たないように心掛けて生きて来たのに
その点ジョンは10年以上は長居しないよう引っ越しを繰り返してきたけど
大学の先生などというのは目立つ仕事
(後に続編映画が出て機械翻訳で視たけど、やっぱり大学の先生)
スマホの現代では学生のスマホにジョンの写真がたくさん残り
老けない顔は話題になりそう。(第2作ではFBIだかが捜査してた…)

実は、事前にあらすじサイトを読んだ時に
ジェローム・ビクスビーの脚本「The Man From Earth」(2007)はクリフォード・D・シマック短編「踊る鹿の洞窟」(1980)をかなり参考にしたかな…と思ったけど
長命種で有名なのはロバート・A・ハインライン「メトセラの子ら」(1958)
英語のWikipedia「The Man From Earth」によると
Google翻訳によると「1998年4月に彼の死の床で完成しました」とある。
不老不死をテーマにビクスビーは次の脚本を書いている
スター・トレック(宇宙大作戦)の第3シーズンの”Requiem for Methuselah”(1969)
★スタートレック TOS 第74話 6200歳の恋 ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm22930162
※かなり昔に視たのだが、
ダ・ヴィンチの新作絵画やブラームスの新曲も登場して
この回の主人公フリントは長命種メトセラ("ノアの方舟"のノアの祖父)で
ダ・ヴィンチでもブラームスでもあったというのは
映画「The Man From Earth」のジョンに近そうだ。
※吹替え版にも日本語字幕が欲しい方には
(なお字幕の文字コードをANSIに変更しないと文字化けする)
★Star Trek 字幕 日本語 S03E19 (1969) **opensubtitles.org
https://www.opensubtitles.org/ja/subtitles/7852069/star-trek-requiem-for-methuselah-ja

今回のSFマガジンを注文するまでには 色んな読書を経て辿り着いた
古くは一昨年(2020年)の春と夏に古本屋まんだらけ
札幌はまだ新型コロナのマイクをしていなかった
一般書100円コーナーにSFマガジンが並んでいた
その中にあったヒューゴー賞・ネビュラ賞特集など
面白そうな収録作品をチェックし
2回で買ったのが9冊だった
そこには半村良の連載「産霊山秘録」が3話分入っており
最初から再読したくなったので、ヤフオクで購入した
この時に旧いSFマガジンならば結構読み応えがあるぞと
思い出したように時々ヤフオクの出品内容をチェックしていた。
そして昨年(2021)6月に71冊がドカーンと出品
この頃はもう新型コロナが怖いから
図書館へも行かなくなっており(一時期は閉鎖してた時もあった)
ヤフオクでS-Fマガジン71冊(1967〜71年の5年分各13冊+バラ6冊)のまとめ買い

昨年の12月始め頃までは
ずっとS-Fマガジン71冊の拾い読みで目次チェックも3巡
一番面白かったのは、やっぱり小松左京さんで
外国作家で一番の評価だったはクリフォード・D・シマック
☆SFマガジン 1967年6月号(通巻95号)
シマックとの二時間 [インタビュー]
☆SFマガジン 1967年10月号(通巻99号)
名誉ある敗北
☆SFマガジン 1967年11月号(通巻101号)
水星電力センター
☆SFマガジン 1967年12月号(通巻102号)
見えない村
☆SFマガジン 1968年9月臨時増刊号(通巻112号)
ジャックポット
☆SFマガジン 1968年12月号(通巻115号)
埃まみれのゼブラ
☆SFマガジン 1969年11月号(通巻127号)
河を渡って木立をぬけて
※この時に次2冊の短編集の古本価格を調べたら
あまり安くはなかったので、
そのうち図書館に頼んで取り寄せてもらおうと…
「大きな前庭 (1981年) (ハヤカワ文庫―SF〈シマックの世界 1〉) 」
「愚者の聖戦 (1981年) (ハヤカワ文庫―SF シマックの世界〈2〉)」

12月のその当時、ロマン伝奇SF長編の再読に取り掛かっていた
まず平井和正さんの「アダルト・ウルフガイ・シリーズ」
アダルトの次は「ウルフガイ・シリーズ」で
「狼の紋章」「狼の怨歌」「狼のレクイエム 第1部」「狼のレクイエム 第2部」まで
次からは久々に図書館蔵書の世話になる
12/26から図書館蔵書の読書を開始
(マンガ貸本屋時代にSFものファンの客に、「アダルト・ウルフガイが神懸る前のようなアクションSFはないですかねぇ」で1冊貸してくれたのが笠井潔「ヴァンパイヤー戦争1」で、笠井潔SF作品を追いかけました。1990年代の半ば頃かな)
(「巨人伝説」は再読した記憶があるので今回は借りず)
「笠井潔伝奇小説集成1 ヴァンパイヤー戦争I」
「笠井潔伝奇小説集成2 ヴァンパイヤー戦争II」
「笠井潔伝奇小説集成3 ヴァンパイヤー戦争III」(タイトルにある作品のみ読む)
「笠井潔伝奇小説集成5 サイキック戦争」(タイトルにある作品のみ読む)

これらの返却の時に平井和正の「ウルフガイ・シリーズ」を借りようと思ったが
1階にも2階にも見当たらず司書に調べてもらう。
何と!! 人気が無いからなのか、置き場所は「閉架書庫」なので
司書に頼んでわざわざ持って来ないと借りれない特別の「閉架書庫」
この「閉架書庫」というのはコレが初体験だったのと
「アダルト・ウルフガイ・シリーズ」は1冊も置いていない!!
そして「ウルフガイ・シリーズ」も当初の4巻は蔵書していない!!
わたしにすると、どちらも一時代を築いたシリーズだと思うのだが
もう旧いオジサンなのかなあ……
見知らぬ奥から出してもらったのは
「黄金の少女 全5巻」(トクマ・ノベルズ)
「犬神明 1〜2」(トクマ・ノベルズ)取り合えず2冊
田中芳樹「創竜伝 14〜15」(講談社ノベルス)
↑ これで完結
※わたしの記憶にあるのは、新書判「黄金の少女 全5巻」ではなく
四六判ハードの「黄金の少女」「キンケイド署長」「“パットン将軍”」「タイガーウーマン」
※「黄金の少女 全5巻」の途中で、犬神明は登場しないし
かといって神明と虎2の出番も少ないから
キンケイドの親父回想シーンでは盛り下がってしまい
全く別の小説に浮気
(除籍本)マイクル クライトン「ジュラシック・パーク 上下」早川書房

沼正三「家畜人ヤプー 上 ポーリーンの巻」(太田出版)
沼正三「家畜人ヤプー 中 アンナ・テラスの巻」(太田出版)
沼正三「家畜人ヤプー 下 ドリスとクララの巻」(太田出版)
(ミリオン出版版(1991年)「完結篇YAPOO,THE HUMAN CATTLE,2」を購入した時に角川ちゃんと読んだはずだと思うのだがその内容についてさっぱり記憶が無い。かなりの高価本)
(結局拾い読みで終わってしまった。角川文庫版は結構読みやすかったと思うけど、この増補決定版を読み切る体力はもう無い)

筒井康隆「ビアンカ・オーバースタディ」星海社FICTIONS
「犬神明 3〜10」(トクマ・ノベルズ)
※「犬神明」の途中で、また中だるみ…
魅力の無い脇役同士の長い会話のシーンにはホント疲れる
平井和正さん、ウルフ・ガイではアダルトのように"神懸る"のは無いけど
テンポの良いストーリー展開は無いし、魅力の無い人物の長い会話シーンでまた浮気
「犬神明」の頃から平井和正作品を全く読んでいないのかも…
(除籍本)F・W・クロフツ「樽」創元推理文庫

クリフォード・D・シマック「中継ステーション」新訳版(旧訳は読んだと思うが不明)
半村良「岬一郎の抵抗 上下」
井上ひさし「吉里吉里人」(読書中)
筒井康隆「残像に口紅を」中公文庫(読書中)

2/18取り寄せ依頼が3冊
「S-Fマガジン 1982年8月号」「大きな前庭 シマックの世界1」「愚者の聖戦 シマックの世界2」
(図書館に取り寄せ依頼する時には、「予約・リクエスト申込書」という所定の用紙に1冊ごと記載して提出する。この時には書籍情報も記載するが、AmazonやWikipediaなどから転記する。「大きな前庭 シマックの世界1」「愚者の聖戦 シマックの世界2」の2冊については昨年12月の時点でいつか取り寄せ依頼しようと決断していたけど、3賞の「踊る鹿の洞窟」については「予約・リクエスト申込書」を書く時にウィキペディアWikipediaをじっくり読むまで知らなかった。ネットであらすじ記事を読んだら、「The Man From Earth」と通底するような作品だったので、収録しているSFマガジンは急遽追加になった次第だ)
2/18貸出は
アーシュラ・K・ル=グイン「風の十二方位」(ハヤカワ文庫)(読書中)
ロバート・A.ハインライン「超能力部隊」(冒険ファンタジー名作選)
ロバート・ハインライン「月は無慈悲な夜の女王」(ハヤカワ文庫)(読書中)

※何度もブログで書いているけど
結局はジェローム・ビクスビー脚本の映画「The Man From Earth」の宣伝です
日本語字幕のDVDが未発売なので
映画サイトでは なかなか面白い隠れSF傑作だというような評価も増えたように思うけど
最初に視たのは字幕師T630さんの日本語字幕版動画が2008年??かな
やはりsrt字幕が絡むと所謂少し"敷居が高い"となるのかも
srt日本語字幕が文字化けした時の処置方法も必要だし
最初の字幕の開始時刻のタイミングが合わない時には字幕作成ソフトでの調整も必要
拡張子がsrtでない日本語字幕の場合にはsrtに変換する事も必要……
こうなると かなり"敷居が高い"となる
今YouTubeにある「The Man From Earth」のひとつは
★The Man From Earth full movie(2007) 720p --What if you found out your friend is 14,000 years old??!
https://youtu.be/HAX2RuZm-Fk

★The Man from Earth 字幕 日本語 字幕サイトopensubtitles.org
https://www.opensubtitles.org/ja/subtitles/5175191/the-man-from-earth-ja
2/26追記《上の字幕番号286に誤記 7日⇒7年》
【fisty】字幕師
285
00:11:12,701 --> 00:11:14,267
胃の内壁は3日で

286
00:11:14,267 --> 00:11:15,934
全身は7日 ※英語字幕「7年」の誤記

【elguaxo】字幕師
(上の2つに対応する英語字幕は)
The stomach lining in three days,

The entire body in seven years,
------------------
(参考ページ)
★「人間の細胞は数年ですべて入れ替わる」はウソ? - ログミーBiz
https://logmi.jp/business/articles/162597
「7年ごとに細胞が新しく生まれ変わる、という話が、なぜ科学的に正しいとは言えないのかという話を進める前に、人体というものについて少しおさらいしましょう」


The Man From Earth full movie(2007)の動画には英語字幕が登録されているので
英語字幕を機械翻訳した日本語字幕を表示させることができる
◆YouTube動画の登録された英語字幕を日本語機械翻訳する手順◆
1.歯車アイコンの左側にあるアイコン「字幕(c)」をクリックしてをオンにする(オンになると赤い下線が出現)
2.歯車アイコンをクリックし「字幕(2) 英語(アメリカ合衆国)」をクリック
3.次に「自動翻訳」をクリックして、最下段の「日本語」クリックすると日本語字幕の表示が開始
※正規な英語字幕が登録されていないと「字幕(1) 英語(自動生成)」
この「英語(自動生成)」は正規な英語字幕に比べたら、かなり曖昧な英語と思われる。
それを更に機械翻訳した日本語字幕にはあまり期待できない。
正規な英語字幕だと、かなりレベルアップした日本語字幕を期待

◆「The Man from Earth」の紹介◆ (こんな解説は今回が初めて)
場面 カリフォルニア砂漠の木造平屋
時間 現代
【発端】突然引っ越すことになったジョンの送別会をするため大学の仲間たちが集まってきた…
【見どころ】
突然の引っ越しでジョンへの質問責めにジョンは問う
「もし 旧石器時代から現代まで 生き残ってる人間がいるとしたら?」
友人が急に「俺は1万4千歳だ」と主張するので、大学の教師たちは専門分野で質問し検証するという
知的に興奮する会話劇の始まり……極めて地味なSFドラマ
歴史上の人物も ジョンの知人のように語られる…
ジョンが歴史上人物のご本人という吐露も…
《主な登場人物(登場順)》
ジョン・オールドマン:主人公/35歳ぐらいの歴史教授
ダン:大柄な人類学者
ハリー:生物学者
エディス:美術史教授で、敬虔なクリスチャン
サンディ:ジョンに恋をしてる歴史研究家
アート・ジェンキンス:考古学者
リンダ・マーフィー:アートの若い女学生
ウィル・グルーバー博士:アートの電話要請に応じて到着した精神科教授

※ちゃんとモノになるのかは別にして 
「The Man From Earth」で作成中のものがある。

2019‎年‎3‎月に完成しているのに まだアップしていないホームページの2ページ
◎ゼナ・ヘンダースン「ピープル・シリーズ」題名&主要人物(人物の解説などにネタバレ含む)
◎「Ingathering: The Complete People Stories」(1995年3月/577ページ)(仮称「集い:ピープル・シリーズ・コンプリート(集大成)」)←これは目次構成の一覧表

大谷翔平選手の投打別前後半対比成績表も色々整理してあるけど…

何を整理してアップしても ホームページもブログも 反響はゼロだから 
わざわざアップロードする張り合いは無い 
全ては独り言みたいだという 愚痴ですねー

ウクライナ首都キエフは 「もう終わりだ…」みたい

◆今年の古本購入の第1号は
シマック「踊る鹿の洞窟」掲載の「S-Fマガジン 1982年8月号」
◆今年の電子書籍購入の第1号は「岡崎二郎SF短編集 ビフォー60」
これも一緒にアップしておこう。埋もれてしまう可能性の原稿だから
「岡崎二郎SF短編集 ビフォー60」は880円も安い電子書籍版、未収録短編13本で久々に岡崎二郎ワールドを満喫
岡崎二郎さんのSF短編が好きなんだけど
未読作品に最近少しご無沙汰している。
そこで検索したら 「岡崎二郎SF短編集 ビフォー60」を発見した。
アマゾンだと 紙版で2200円 電子書籍版で1320円
印刷した紙版と電子書籍版とが同じ価格ならば
古本として販売する事が可能な紙版に決定のとこだが
電子書籍版が880円も安いのなら 電子書籍も魅力的…

でも普通 紙版と電子書籍版とは同一価格だと思うのだが 今回は何故安いの??
個人的には古本で売買できない電子書籍は紙版より安くて当然だと思う。
紙版の発売から数年経ったら 電子書籍版は少し安くするとか…
安くして欲しい 印刷代も紙代も掛からないのだから
作家の取り分は据え置いて 出版社の取り分を減らすなどで
電子書籍版価格は少し安価にならないものか……
スマホやiPadが無いわたしには 持ち運びできる電子書籍のメリットは無い
紙版の通販だと送料がかかるという出費問題もあるけど…
今回の「岡崎二郎SF短編集 ビフォー60」は何故に880円も安いのか??
ご存知の方 是非とも教えてください

なお電子書籍版を購入したけど読めないのでは困るから
「試し読み」ボタンをクリックしたけど
空白のページが表示されるだけでマンガは始まらない?? (Waterfox使用)
メールで問い合わせたら回答メールが届き
Windowsの対応ブラウザは Edge/Chrome/Firefox
Firefoxで接続したら「試し読み」は無事成功

Yahoo!ショッピングならば 【初回50%OFFクーポン】が使えて
Tポイントも使えるので Yahoo!ショッピング電子書籍(ebookjapan)で購入

岡崎二郎SF短編集 ビフォー60
https://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68325111
「デビュー30周年を記念して、今まで様々な事情で単行本未収録だった短編13本を収録した短編集がついに刊行!
10数ページに及ぶ加筆修正や、前説、後説漫画、リストを含め全280ページ、圧巻のボリュームです!」
「▼内容紹介
収録作品は「アフター0 neo」2本、「NEKO2」2本、「SUNちゃん」5本、「国立博物館物語」1本、「時の添乗員」1本、ほか読切2本。全18ページにも及ぶ、作品ごとの前説、後説では、執筆当時の経緯や単行本未収録だった理由などを赤裸々に明かした、読み応えたっぷりの内容となっています」

作品ごとの前説、後説も面白い
「アフター0 neo」の前説ラストでは
Time Machine.JPG
今回は元原稿の9ページ半増し版を読んだけど
ストーリーを理解するのに再読が必要だった。
タイムトラベルものに慣れているはずなのに…
少し入れ組んだ展開だったのと
タイムマシーンは同じ年齢で移動するのが普通のパターンなのに
今回はタイムマシーンから出ると未来なら年を取り過去だと若返るという仕組みで
その新鮮さに慣れるのにも少し時間がかかったみたいだ。
そんな感じで"後説"を読み返すと また頭がクラクラしてきたよー
タイムパラドックスを完全に払しょくするのは無理なんでしょう
あのアニメ「君の名は。」だって… 面白けりゃ 悩まない 悩まない

51ペーシの最初のコマでモノローグに誤記があります。
祖父の慶二⇒(正しくは)叔父の慶二、または祖母の叔父の慶二
(絵は慶二叔父さんだから 単なる誤植なのでしょう)
独白の誤記.JPG

読書や映画鑑賞で その感想などを書きたい作品は色々とある
大谷翔平くんだと スポーツサイトが語らない切り口で集計したデータも時々ある
なのに再読を含め読みたい小説やマンガがたくさんあり
未視聴の映画もたくさんある
クモ膜下出血もあるけど、加齢とともに耳の音声情報の処理能力はかなり低下していると思う
本の文字や映画やマンガの映像の視覚処理能力は、そんなに落ちていないと思う
だから日本語字幕が付いて無い 
吹替え洋画と日本映画(アニメも含む)は疲れるから遠慮したい
そう云えば最近 日本語字幕付きの外国映画も
2時間程度集中するのが しんどいのか
かなり有名なシリーズの新作だというのに…
評判もそこそこだというのに…
最後まで一気に視聴する体力が持たない映画がかなり増えた
少し複雑な人間関係や速いテンポの話展開に付いていけなくなったのだろうか…
そうか 俺も 劣化したのかー 
評判の話題映画も 70歳のオレには テンポが速すぎるのかも…
だから 最近は 読書の時間が増えた
読書だと すきっ腹を我慢しても 12時間の長編も 全く苦にならない
なのに… 途中で投げ出した映画の多いこと
去年の大谷翔平くんの試合中継観戦が終ってから
映画鑑賞の時間が増えるのは普通なのに…
新年になっても図書館で借りた小説の読書がメインで
まともに視た映画の本数はほとんど増えていない

かなり前から書いているけど
小説やマンガは自分のペースでページをめくれば済むけど
映画(映像)というのは 作り手である監督の望むスピードで見せられる
そんな感想(不満)を持った時に 映像と少し疎遠になるのかも……
好きだったアクション映画やSF映画も
最近はあまり愉しめなくなったようです
動く映像に 2時間も耐えられなくなった 老化した体力

映像とは 少し疎遠になった 年寄り
同年代の人たちは まだ 起きているのだろか??
**************************
《2/26追記》
【スカイブSkypeの起動不能のトラブルが発生】
昨日の夜、電話の呼び出し音が1回で切れたので
Skypeをやろうぜの合図と思い
Skypeのショートカットアイコンをクリック
Skypeが起動する前に 
作業中だったのを続けていたら
見知らぬお知らせ画面が開いた
突然開いた更新??通知は邪魔で少しムカッとしながら
お知らせ画面を「×」クリックか中止ボタンで即閉じた。
Skypeの起動が遅い…
さっきの見慣れぬ画面はSkypeの更新だったのか!?
Skypeのアイコンをクリックしても何も反応せず
ネット検索で調べたら
Microsoft StoreでSkypeを起動すると治る場合も……
Skypeは起動し好友堂さんの声は聞こえたけど
こちらの声が向こうに繋がっていない
接続失敗なので パソコンの再起動
今度はMicrosoft StoreからもSkypeの起動できず
最後は完全にアンインストールしてから再インストールかな
という最悪のシナリオも予想したけど
とりあえず最新らしい「Skype-8.81.0.268.exe」をダウンロード
ここでまたパソコンの再起動
もしもSkypeをアンインストールしたら
登録してある友だちのスカイプ名などが消えてしまう…
ダメ元だと思い、アンインストールせずに
ダウンロードした「Skype-8.81.0.268.exe」をクリックして起動
すると、上書きしますかなどの質問無しでインストールは進んで終了
新たなSkypeショートカットアイコンをクリックしたら
Skypeは無事に起動したみたいだ
好友堂さんは家に戻ったみたいで
ちゃんと起動したのかはまだ確認できないけど
いつもと同じように起動したようだから大丈夫だろう
※本日の結果オーライ方法は
最新のインストール用「Skype-8.81.0.268.exe」をダウンロードして起動したら
元と同じ状況に戻り成功したみたい
Skypeには更新の保留中とかの途中なのを確認できるシステムがないと
似たような事はまた発生しそうな気がする。
更新はユーザーの都合の良い時に、
何時でもできるシステムでないと不便だ
問答無用の強制更新開始は迷惑だ
**************************
《2/27追記》
今朝は「踊る鹿の洞窟」を再読

昨年12月から1月にかけて再読したのが伝奇SFロマンの長編シリーズで
平井和正「アダルト・ウルフガイ・シリーズ」「ウルフガイ・シリーズ」
笠井潔「ヴァンパイヤー戦争」「サイキック戦争」
ウルフガイは不死身の狼男で満月ほど無敵になる。
狼男の不思議な血をめぐっては、"不老不死"の研究組織も暗躍する。
笠井潔作品コムレ・サーガは、
ムー文明の秘宝を引き継いだ吸血鬼を長とする一族が
日本、ルーマニア(トランシルヴァニア)、アフリカ中央の女国に隠れ住んでいるという
月に存在していた秘宝も絡んだ壮大なドラマ
数百年は生きているであろう吸血鬼も登場する
主人公たちは"不老不死"ではないが、似た分野の小説群だ

【「踊る鹿の洞窟」あらすじサイト】
ヒューゴー賞・ネビュラ賞&ローカス賞の最優秀短編「踊る鹿の洞窟」の存在は
★クリフォード・D・シマック
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BBD%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF
※どんな本に収録されているのかは
★クリフォード・D・シマック**翻訳作品集成
https://ameqlist.com/sfs/simak.htm
「踊る鹿の洞窟」 Grotto of the Dancing Deer (Analog 1980/ 4)
translator:谷口高夫(Taniguchi Takao) S-Fマガジン(S-F Magazine)1982/ 8 No.289 illustrator:岩淵慶造(Iwabuchi Keizō)
シマックの短編集やSFアンソロジーに収録されていない事が判明

ヒューゴー賞・ネビュラ賞&ローカス賞を受賞した短編といっても
それが自分の好みに合うのかは別で
受賞作品や候補作品をSFマガジンで色々読んだけど
またアシモフ監修のヒューゴー賞作品集もいくつか読んだけど
ちっとも面白くない作品や数ページで投げ出したものもあるから

"あらすじ"や"ネタバレ"の紹介サイトでチェックすることとした
(実際にどの記事を読んだのかは忘れてしまったけど…詳しいのは)
★【踊る鹿の洞窟】**EQMM
http://itamomo.la.coocan.jp/dancing.html

"あらすじ"を読んだら
「The Man From Earth」に似たテーマであり
正に私好みの作品だったので
図書館に取り寄せ依頼⇒古本注文 となった次第
****************
《3/1追記》
小説家、脚本家ジェローム・ビクスビイについては何度も書いているけど
2020年5月にはスタートレック(宇宙大作戦)の脚本担当を記事にしていた。
◎最近視たSFテレビドラマや映画、SF短編小説のことなど#Stay Home《5/19訂正の追記》《5/20追記》
http://yumenoya.seesaa.net/article/475164442.html
上の記事を書いた時には、dailymotionにあった英語版と字幕サイトの日本語字幕について触れている。
その時からまだ2年も経っていないのにすっかり忘れている。
気に入った小説だって半年経てば細部を憶えていないものだ。
ジェローム・ビクスビイの場合、短編小説「きょうも上天気(日々是好日)」と
そのTVドラマ化「こどもの世界」(ミステリーゾーン(The TWILIGHT ZONE))、
脚本映画「The Man from Earth」についてのブログ記事を書き過ぎて、
もう何を書いたのかもよくは記憶していない。
短編小説「きょうも上天気(日々是好日)」は日本の色んなアンソロジーに収録されているけど
独自の作品集は編まれたおらず、日本のWikipediaに「ジェローム・ビクスビイ」というページは無い。
そんな意味合いでは、少しマイナーなのかも……が「きょうも上天気」1点で燦然と輝いている
★Jerome Bixby**Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Jerome_Bixby
(Google翻訳)彼はまた、スタートレックシリーズの4つのエピソードを書いています:
He also wrote four episodes for the Star Trek series: "Mirror, Mirror", "Day of the Dove", "Requiem for Methuselah", and "By Any Other Name".
《Star Trek(宇宙大作戦)のタイトル英和、ニコニコ動画吹替え版、日本語字幕srt》
★Mirror, Mirror「イオン嵐の恐怖」S02E04
https://www.nicovideo.jp/watch/sm22740918
https://www.opensubtitles.org/ja/subtitles/7852019/star-trek-mirror-mirror-ja
★Day of the Dove「宇宙の怪!怒りを喰う!?」S03E07
https://www.nicovideo.jp/watch/sm22902319
https://www.opensubtitles.org/ja/subtitles/7852051/star-trek-day-of-the-dove-ja
★Requiem for Methuselah「6200歳の恋」S03E19
https://www.nicovideo.jp/watch/sm22930162
https://www.opensubtitles.org/ja/subtitles/7852069/star-trek-requiem-for-methuselah-ja
★By Any Other Name「宇宙300年の旅」S02E22
https://www.nicovideo.jp/watch/sm22876977
https://www.opensubtitles.org/ja/subtitles/7852039/star-trek-by-any-other-name-ja
◆日本語字幕の文字化けを回避するには、文字コードを"UTF-8"から"ANSI"に変更する必要がある
1.srtファイルを右クリック→ブログラムで開く→メモ帳
2.メモ帳の「ファイル」で「名前を付けて保存」→一番下の「文字コード」UTF-8を「ANSI」に変えて「保存」をクリック
3.上書き保存を「はい」で承認、これで文字化けしないファイルになった

posted by yumenoya at 21:35| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月23日

◎チョコプラYouTube動画「悪い顔選手権」で連想⇒狩撫麻礼原作「怖い顔グランプリ」"こわもて/強面"

今日のニュースをチェックしていたら、
★チョコプラ「悪い顔選手権」に人気タレント続々参戦 テレビとYouTubeの壁を破る旋風はなぜ起きた?**Real Sound-3/23
https://realsound.jp/tech/2021/03/post-727567.html
「「悪い顔選手権」は、報道番組などでよく流れる容疑者逮捕時のニュース映像にインスパイアを受けて誕生した企画。チョコプラの長田庄平と松尾駿が、万が一逮捕されるようなことになった場合、どちらが「悪い顔」をできるか競い合うという趣旨のもと始まった」
YouTubeで検索したら (そのうち2本だけリンク)
★【企画】悪い顔選手権
https://youtu.be/IEkLSfs1F68

★悪い顔選手権【古舘伊知郎さん編】
https://youtu.be/q-QwakOIBQI

※この時点では動画を視ていない

Real Soundの記事の"悪い顔選手権"という言葉で真っ先に思い浮かべたのは「狩撫麻礼」
ひじかた憂峰(狩撫麻礼の別名)原作、たなか亜希夫作画
『リバースエッジ 大川端探偵社』(ニチブンコミックス/日本文芸社/現在は第10巻まで発売中)
その第1巻(第4話)に収録されているのが「怖い顔グランプリ」
(第1巻は2009年10月19日発売)
これはテレビ東京のドラマ24で全12話として映像化
(2014年5月16日(金) 24時12分〜24時52分)
★「リバースエッジ 大川端探偵社」FILE.05怖い顔グランプリ
https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_tvtokyo/program/detail/201405/22955_201405162412.html
その番組内容の部分を転載すると
「「大川端探偵社」にやってきた本日の依頼人は、尋常でなく「顔」が怖い男(龍坐)。村木(オダギリジョー)もおののくほどの怖さだ。真面目にパン屋を営み、腕も確かだが、顔の怖さが災いして客が入らないことに悩んでいた。ならば怖さに箔を付けようと、噂で聞いた「怖い顔グランプリ」なるものに出場すべく、いつどこで開催されているものなのか調べてほしいのだという。調査を進めるうち、この大会には裏があることが判明し…!」
このテレビドラマ版をご覧になった方も居るかも……

こんな連想した過去のブログ記事から転載すると
(※あれっ!? 何故か記事そのものが削除されている??)
(※報道サイトで記事が突然削除されていることは度々あるけれど、何か不都合なことがあっての削除するにしても、説明すべきだよね、その理由を…)
★“優しいこわもて”ポスターで利用増狙う 三田のハローワーク***神戸新聞NEXT-2018/3/25
https://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/201803/0011098872.shtml
(面白い企画のポスターだったのに…)
※検索したらツイッター…ポスターそのものにクレームがあったらしい
ポスターの標語は「こわい顔の やさしい 相談員もいます。」
ふざけるな!という事なんですかねー こんなポスターでした
だから神戸新聞NEXTは削除したようです、と想像するしかない
YouTubeだって、著作権者から申し入れがあり、と削除説明しているのに…
ハローワーク.JPG
(追記:コメントのアドレスサイトで記事内容が確認できました)

別の記事を転載しよう
★ひじかた憂峰×たなか亜希夫「リバースエッジ 大川端探偵社」特集、大根仁が語る狩撫麻礼の円熟の境地 (1/3) - コミックナタリー 特集・インタビュー(2014年)
https://natalie.mu/comic/pp/ookawabata
●「その放送がスタートする前に、脚本・演出をされた大根仁さんにインタビューしたもの
「湯けむりスナイパー」ぐらいの時期になるといい具合に枯れてきて、それがまたすごく良いんだよね。狩撫さんも年を取り、下手すりゃ死が見えてくるような年齢になって初めて描ける、「ユルさ」みたいなのが出てきたと思うんですよ。」
※インタビュー内容全体が気になりましたら「コミックナタリー」サイトでお読み願います

YouTube「悪い顔選手権」は2020年11月16日に第1弾が公開
狩撫麻礼原作マンガ「怖い顔グランプリ」の方は2009年に第1巻発売
チョコレートプラネットさんが「怖い顔グランプリ」を読んでいるのかは不明
インスパイアされた可能性はある…(追記:関係無さそう)
この記事の原稿が書き終わってからやっと動画をじっくり視た。
真っ先に視たのは【古舘伊知郎さん編】
チョコレートプラネットって誰なのか知らないけど
古舘伊知郎さんは知っている
「悪い顔選手権」は、こいつはどんな事件の容疑者なんだと想像しながら放談する動画
古舘伊知郎さんが突然ニュースのアナウンサー役になって
自分の映像を流しながら、ニュース速報を解説しているのは絶妙で笑えます

暫しストップしてから続きを…今度はワイドショーの現地レポーター役
古舘さんって、やっぱり面白いね。当意即妙な"お喋りマシーン"みたいだ!!


方やマンガ「怖い顔グランプリ」は
客商売をしているのに"怖い顔"で困っている依頼人が
探偵社を相談に訪ねる話だから全くの別物ではあるが…
"こわもて/強面"の顔で実際に悩んでいる人は割といるだろうと思って
マンガを読むと面白い

"こわもて/強面"という言葉と最初に出遭ったのは、いつだろうかー
東映のピラニア軍団が最初かな……
東映のヤクザ映画などに登場する"こわもて"端役の役者たちが集まってピラニア軍団と自称したと記憶
そのピラニア軍団の面々が登場したテレビドラマが
倉本聰などが脚本の「前略おふくろ様」
それに出演したのが鳶役の室田日出男、川谷拓三
第2シリーズでは料亭の板前役が志賀勝
この三人の顔と名前を憶えたのがこの「前略おふくろ様」だった
板前の志賀勝を初めて視た時には、顔と眼つきのインパクトに少しすくむ感じだった

狩撫麻礼マンガ原作、大根仁脚本・演出「湯けむりスナイパー」
「リバースエッジ 大川端探偵社」の前にも二人はタッグを組んでいたんですよ。
深夜放映「湯けむりスナイパー」の第1話
主演の遠藤憲一さんを初めて視た時には、その"こわもて"ぶりに少し驚いた。
普段、日本映画もテレビドラマも全く視ていなかったから、
狩撫麻礼原作ならば、見逃せないと思い視ただけ
遠藤憲一にはピラニア軍団のようなインパクトがありました。

マンガ版がまだの方は是非よろしく
★ひじかた憂峰(狩撫麻礼の別名)原作、たなか亜希夫作画
『リバースエッジ 大川端探偵社』(日本文芸社/ニチブンコミックス/現在は第10巻まで発売中)
★ひじかた憂峰(狩撫麻礼の別名)原作、松森正作画
『湯けむりスナイパー』全16巻、『湯けむりスナイパー2 花鳥風月編』全2巻、『湯けむりスナイパー PART III』全3巻(実業之日本社/マンサンコミックス)
※単行本を入手しづらい時には電子書籍で

テレビドラマを演出した大根仁さんのインタビューを再掲すると
「「湯けむりスナイパー」ぐらいの時期になるといい具合に枯れてきて、それがまたすごく良いんだよね。」
役者を評する時に"いぶし銀"という言葉が使われますが
枯れた味わいのある"いぶし銀"による原作、テレビドラマにもなった2作品
独特の臭い(におい)のする狩撫麻礼作品
("匂い"と書くと香しい"香り"をイメージするので、狩撫麻礼の場合は"臭み(くさみ)"の方が似合う)

マンガファンでなければ「狩撫麻礼」などのマンガ原作者名を知らないかも…
狩撫麻礼さんは2018年1月7日に亡くなっています。
双葉社・小学館・KADOKAWA・日本文芸社という4社合同企画・編集による
『漫画原作者・狩撫麻礼 1979-2018《そうだ、起ち上がれ!! GET UP,STAND UP!!』(双葉社、264ページ、2019年7月24日第一刷発行、定価:本体1800円+税)
豪華なメンバーが色んな形で参加。寄稿文、イラスト、対談、インタビューなど
狩撫麻礼を担当した編集者たちが集まって企画した珍しい追悼する本です
その詳しい目次は当ブログで確認を
◎発売直前「漫画原作者・狩撫麻礼 1979-2018」の目次構成の詳細は!?**2019年07月17日
http://yumenoya.seesaa.net/article/468024296.html
狩撫麻礼作品にどんなのがあるの、という方はファンサイトで
★月の宴(狩撫麻礼)
http://caribumarley.web.fc2.com/index.html

チョコレートプラネットYouTube動画「悪い顔選手権」
似たイメージのタイトル「怖い顔グランプリ」でつながり
狩撫麻礼というマンガ原作者と出遭う機会になるかも…
****************************
《追記》YouTube繋がりで
★部品は全て100均、クラゲ型ロボ入賞 「青春捧げた」**朝日新聞3/23
https://www.asahi.com/articles/ASP3Q7784P3CPPZB00V.html?iref=pc_photo_gallery_bottom
「水中の細かいごみを集める「クラゲ型ロボット」を試作し、工学系国際学会のコンペで3位に入る快挙を成し遂げた」
「クラゲは水流を利用してプランクトンを集める。この動きをロボットで再現できれば、水中を漂う微細ごみを回収できるのではないかと考えた」
★水中微細ごみ回収、クラゲ型ロボ 津山高専生が国際学会で受賞
https://youtu.be/B-yZhWzTnmE

****************************
《3/27追記》
どうでもいい話だけど、気になる「ずらい」
★札幌市また不要不急の外出自粛と往来自粛**HTBニュース
https://www.htb.co.jp/news/archives_10934.html
「すぐ解除になって、すぐまた自粛ってなんか旅行しずらいです。」
※「すらい」という日本語は無い。「つらい」は「辛い」だから
「すらい」じゃなく、「づらい」だ。
マスコミは、お手本の部類だから、マネしたら恥をかくことになる。

posted by yumenoya at 17:14| Comment(2) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月21日

◎米国の"孤児列車事業Orphan Train"開始1854年を描いた小説「孤児たちの遠い旅」、ストリートチルドレン、チャップリン、「ザ・ビートルズ:Get Back」

今朝ベッド中で読んだ、
実話を元にした孤児たちを連れて西の農村地帯を訪問する里親探しの列車旅が
予想していたよりも面白かったので、紹介する。
当時(小説は1854年)、米国の東の大都市に溢れていたのが移民の子である孤児たち
一方、西の農村地帯では早死にで子ども(息子、娘)を失った親が多く子どもを欲していたらしい
(小説の脚色は、主人公の姪&叔父や写真家、劇団、黒人奴隷の逃亡と列車事故のシーンなど)
(今風の言い方だと、孤児たちは「ストリートチルドレン」)
(この小説は里親探しの旅がテーマだから、孤児にとって里親に相応しい人だったのか、というその後までは踏み込んでいない。それを匂わせていたケースとしては、付添い責任者である主人公エマが引き取り希望者に断っている)
ジェームズ・マグナソン/ドロシア・G・ピートリー、野口迪子/訳「孤児たちの遠い旅(原題:Orphan Train)」(1981/11/1、「世界ベストブックス」(日本リーダーズダイジェスト社)に収録)
◆原題「Orphan Train)」で検索したら、英辞郎によると
「《the 〜》孤児列車(事業)◆アメリカ東海岸の都市にいた孤児を、養子に出すために中西部に列車で移送した事業。1854〜1929年にかけて行われ、約20万人の孤児が移送された。◆orphan trainとも表記される」

◆巻頭の作品「孤児たちの遠い旅」紹介文
「19世紀半ばのニューョークの街には、乞食や浮浪児たちがあちこちにたむろしていた。そこで一人の篤実な牧師の発案により、みなし児列車≠ェ誕生した。孤児たちに温かい食事と家庭を与えてやろうという企図だ。27人の孤児を引率するのは牧師の姪エマ・シムズ。エマは心臓発作で倒れた叔父に代わって、その大役を引き受けたのだ。子供たちを乗せたみなし児列車≠ヘ受人れ家庭を求めて西へ西へと走って行く。」
◆作品本文前の解説
「一八五四年、児童援助協会は最初のみなし児列車≠走らせた。
 ニューヨークの街から集められた二七人の孤児たちは、明るい未来を、新し い家庭を求めて一台の有蓋貨車に乗り込んだ。一行の責任者は牧師の姪エマ・シムズ。
 孤児は一人、二人人と、停車する先ざきで養子にもらわれていく。が、同時にエマの頭を悩ませるさまざまなトラブルも引き起こす。孤軍奮闘するエマもしだいに心細くなり、不安は募る……。そんな彼女を、陰になり日向になって助けるのが、同じ列車に乗り合わせた写真家のフランク・カーリン。そして、エマもいつしかフランクに心ひかれていくようになるのだった――
 人の愛とは何か、勇気とは、責任感とは何か――二七人の孤児たちの世話をしながらしだいに自立してゆく一人の女性の姿を感動的に描くノンフィクション・ノベル。」
◆作品末の解説から後半を抜粋
「一八五四年から一九〇四年までの間に、児童援助協会はおよそ一〇万人の児童を西へ送り出し、彼らに農村地帯での新しい生活を見つけてやった。それら児童の多くは、当時アメリ力へ殺到して来た移民の子供たちである。親たちの中には、苦しかった旅の疲れがもとでアメリカ到着直後に死ぬ者がいたし、また人口過密の都市の中で家族を養うだけの職業にありつけず、路頭に迷う者も少なくなかった。その結果、浮浪児≠ェ街にあふれたのである。彼らはダンボールの箱の中や家いえの戸ロをねぐらにし、売子になったりくず拾いをしたり、あげくのはてには盗みや売春までして、辛うじて自らの口を糊していたという
篤実な一牧師の発案で始まった、みなし児列車≠燻桙ェ経っにつれ速度を落とし、一九〇〇年代の初めには止まってしまった。児童援助協会も新たな時代の要求にこたえ、その方針・事業内容を改めていったのである」
◆「子供たちを受け入れてくれる後援者≠広く一般から募るちらし」
「CHILDREN Without Homes」(家庭の無い子どもたち)
「CALL AND SEE THEM」(呼んでください、そして彼らを見てください)
「MERCHANS,FARMWES」(商人、農民の皆さん)
advertisement.jpg
★Orphan Train (英語Wikipedia) ※日本語翻訳アドオンが必要
https://en.wikipedia.org/wiki/Orphan_Train
Google翻訳「ブレースは、ストリートチルドレンがニューヨーク市での生活の貧困と堕落を去り、代わりに道徳的に直立した農家によって育てられれば、より良い生活を送ることができると信じていました。拡大する農地での労働の必要性を認識し、ブレースは農民がホームレスの子供たちを歓迎し、彼らを彼らの家に連れて行き、彼らを彼ら自身のものとして扱うと信じていた。彼のプログラムは、現代の里親養育の先駆者であることが判明するでしょう」

"移民"と"捨て子"繋がりで久しぶりに視たチャップリン
移民船が着いたのはニューヨーク
『チャップリンの移民』(The Immigrant)1917年の公開
★The Immigrant(移民者)- チャーリー・チャップリン
https://youtu.be/IJ1feen-3mI

『キッド』(The Kid)1921年に公開
★Charlie Chaplin - The Kid (uncut-full length 1921)
https://youtu.be/0wg7QjQztlk


短いけどノリがよいので興奮する演奏と和気あいあいの映像!!
★「ザ・ビートルズ:Get Back」先行特別映像|2021年8月27日(金)世界同時劇場公開!
https://youtu.be/OzW8ZRVD0H8

★ビートルズ映画『ゲット・バック』 未公開映像に興奮特別映像から読み解く『ザ・ビートルズ:Get Back』(前編)**NIKKEI STYLE-3/5
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO69186880X10C21A2000000
「5分程度の短い映像なのにファンたちが興奮したのは、そこに見たことがないビートルズの映像が詰まっていたから」
「19年1月30日の製作発表では、新しい映画は「タイム・マシーンに乗って1969年に戻り、スタジオで4人がすばらしい音楽を作っている現場に居合わせたような体験が楽しめる作品で、時空を超えたライブビューイング・ショーだ」とも語っていた」
「4人は69年1月2日に新曲を持ち寄ってトゥイッケナム・フィルム・スタジオでリハーサルを開始。ライブ開催までの過程をテレビ・ドキュメンタリーにすることも想定して、セッションのようすはすべて録音・録画されることになった。こうして後に「ゲット・バック・セッション」と呼ばれることになるプロジェクトが始まるのだ」
「ゲット・バック・セッションは、69年1月2日から31日までほぼ1カ月にわたって続き、前半のトゥイッケナム・フィルム・スタジオでのセッションと後半のアップル・スタジオでのセッションに大きく分けることができる」
★ビートルズの新作映画 旧作との違い、特別映像で検証特別映像から読み解く『ザ・ビートルズ:Get Back』(中編)**NIKKEI STYLE-3/12
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO69307100Q1A220C2000000
★映画『レット・イット・ビー』の誤解、新作への期待特別映像から読み解く『ザ・ビートルズ:Get Back』(後編)**NIKKEI STYLE-3/19
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO69311130R20C21A2000000

※特定のページへのアクセス数が1日100件を超えると驚く
今回の急増は何故なんだろう!!
◎ブラウザ「Pale Moon」を試しに導入、アドオン「Googlebar Lite」を使うために《2020/2/3追記》Waterfoxでアドオン復活
http://yumenoya.seesaa.net/article/471464018.html
最新版Pale Moonで急に元Firefoxのアドオンが使えるようになった、とは思えないから…不思議
posted by yumenoya at 22:23| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月21日

◎一ノ関圭「鼻紙写楽 小紅」その一&その二、短期連載開始号の入手は大変だ《3/1追記》マンガ原画を保存する秋田県横手市「増田まんが美術館」《3/7追記》小学館は訂正せよ

一ノ関圭さんについてのブログ記事は、次の時以来だ
◎「漫画家本vol.11 一ノ関圭本」、圧巻はたっぷりのインタビュー、"至福の時"を届けてくれた編集者の皆さん、ありがとう、詳細な目次構成**2019年11月03日
http://yumenoya.seesaa.net/article/471317911.html
「鼻紙写楽」の「菊之丞」短期集中連載開始は2017年だった
◎一ノ関圭「鼻紙写楽」の新作「菊之丞」(増刊連載)の雑誌購入のてんやわんや、ヨドバシ.comの今の"日本全国配達料金無料"は魅力**2017年09月10日
http://yumenoya.seesaa.net/article/453372289.html

「菊之丞」連載開始の時にも掲載雑誌入手で ひと騒動があったけれど
今回の「小紅」の時にも似たような てんやわんやだった。
「菊之丞」の時には、秋田の美和さんから電話連絡
「小紅」も同じ美和さんからメール連絡
「電子書籍版はあるけれど、雑誌版はどこにも見当たらない」というもの

こちらはこまめにチェックしていないので
連載開始予告なんて全く知らないから
美和さんの連絡が唯一のニュースソース
慌てて「小紅 その一」掲載雑誌を捜すがやはり見つからない
発売から一週間経っているから遅すぎたのか?
それとも電子書籍版を用意してあるから印刷部数を減らしたのか? と色々過ぎる

でも電子書籍版ならいつでも入手できると思って
チェックしたのはヤフオク!
数人が読んだような古本でも構わない
折角入手するのならページをめくる紙印刷本でないと…
おお!! ヤフオク!に出品されていましたよ!!
送料は出品者負担だから、
定価の420円まではOKと考えてヤフオク!に参戦
(当然、競争相手が増えたら困るから、美和さんには教えない)

最後は二人の争いになったけど
予想通り 相手は定価の420円で脱落して
わたしは440円で落札!! もっと競る覚悟もあったけど
ホント、連載開始号の入手は大変だ。
(競った方は「20円差」かと嘆いたかも知れないが…オークションの常)

「小紅 その二」は最初から
"日本全国配達料金無料"のヨドバシ.comに予約して買うつもりだった。
印刷部数が減ったかの真偽は判らねども
予約に遅れて"売り切れ"になってしまっては困るので
1月下旬からこまめに予約開始をチェックしていた。
そして待ちかねたヨドバシ.comの予約開始は2/1だった。
(思うに予約受付開始はヨドバシ.comがトップだったと思う)
予約手続きを終えてから、美和さんにもアドレスを連絡した。

「ビッグコミック増刊 2021年 3/17号 [雑誌]」が届いたのは2/19午前
「小紅篇」には小海老、団十郎、りは、卯之吉が登場
やっぱり『鼻紙写楽』には、小海老&りは が出ないと…
「小紅 その二」は急展開して 次号に続くラストページ
今回の主役は小紅なので、"色子"や"陰間"などの情報も多い
一番の見せ場ページは
団十郎の顔アップと独白
団十郎大写しで1ページ1コマというのは これが2回目
一番の謎である団十郎の思いに少しは近づく形で展開して行くのだろうか!?
(全体構想は作者本人にしか判らない)

一ノ関圭「小紅 その一」
小紅 その一_s.jpg
一ノ関圭「小紅 その二」(裏ページが少し透けている)
小紅 その二_s.jpg
《追記》
思い出した、ファンの妄想、噂話を。
美和さん:その一が完成したので集中連載開始、せめてその二までは完成済み
わたし:いやいや、その三まで完成しているから開始だろう。担当者はヤキモキしたくない

どうなんでしょうかねー
********************************
《3/1追記》横手市増田町「増田まんが美術館」
★「日本のマンガ文化を守れ」死ぬまで原画を集め続けた81歳マンガ家の遺志**PRESIDENT Online3/1
https://president.jp/articles/-/43630?page=1
「『釣りキチ三平の夢 矢口高雄外伝』(世界文化社)を出した藤澤志穂子氏が解説する」
「原画保存とその利活用を担う国内唯一の美術館となり、2020年には文化庁が相談窓口に指定。同年末までに矢口氏の全作品4万2千点のほか、約180人のマンガ家の約40万点の原画を収蔵した」
「矢口氏は秋田県出身の倉田氏、高橋氏、そしてきくち正太氏(『おせん』)とともに私費を投じてまんが美術館の運営財団を設立し、企画運営を指揮していた」
「青年誌に長期連載を持つマンガ家は「量が多いので万が一、相続税がかかったら天文学的な数字になり、家族に迷惑がかかる」と嘆く。美術館などに寄贈すれば課税対象から外れるため、まんが美術館への寄贈を「真剣に検討中」という」
矢口氏「僕が死んだら、原画を引き継いでくれる親族がいない。苦労してマンガ家になり、心血を注いだ原画が散逸しかねない状況にある。信頼できる施設に預けられれば安心だ。増田まんが美術館にはその拠点になってもらいたい」
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《3/4追記》
これは他ページからの再掲だけど
もっと色々と語りたい話題はたくさんある……
「小紅篇」第2話でかなり盛り上がった!!
(追記:当初の推理では、団十郎が小海老に対して抱えている闇のキーワードは、「ふ」に始まる3文字だと思いながら読んでいたけど、途中から、「ふ」に始まる4文字が正解ではと思い、今の「小紅篇」を読んでいる。ファンは連載中なのに、自分の推理を開陳すべきではない。先日、古典推理小説の読書途中で、犯人予想的な記事を書いたけれど、その構成に少し不満はあるけれど、見事に外れた。この「鼻紙写楽」は、推理ドラマだ。団十郎の抱える闇を、ファンは連載途中に推理するのは自由だが、それを勝手に語ってはいけないと思う。もしそれが作家の眼に触れたら、正解かバズレかは別にして、ペン先に乱れが生じてはファンも困る。当初構想、途中でガラッと変わったにしても、完結巻を読めるのだろうか?? 作者本人も美和さんもオレも、いつ死んでも不思議ではない年齢の範疇にいる。佳境に入ったと感じる「小紅」章の第3話で、どう展開するのかが愉しみです)
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《3/7追記》
今日久々にAmazonの「鼻紙写楽」へ行った。
するとやっぱり作品解説で「巻末描き下ろし「初鰹」
ブログでは何度も文句を書いているのに…誤記は未だに訂正されていない。
「初鰹」は「鼻紙写楽」シリーズを予告する最初に描かれた作品「牡丹芍薬」を改題したもの
この指摘は何度もしているはず
要するに、「鼻紙写楽」に対する思いれのカケラも無いヤツが
新刊ネット書店向けの解説を書くからこんなことになるのだ。
単行本「鼻紙写楽」の奥付けによると第1刷は2015年3月25日
つまり6年間も誤りを放置している!!
マンガの三羽ガラスは今も、小学館、講談社、集英社だと思う。
だから嘆かわしい。

ホームページにも書いてあるけれど
雑誌の予告が出た時に小学館に問い合わせのメールを出した。
その時の返信メールから抜粋が
「「みぢか夜の夢」というタイトルで告知いたしました作品に関しては、
申し訳ありませんが、作家側の事情により今回の増刊号では掲載
できないことになりました。それに代わり、8ページと掌編ではありますが
「牡丹 しゃくやく」というタイトルの一ノ関氏の新作が掲載となります」
「「牡丹 しゃくやく」が掲載になる号は、12月3日(月)発売予定です。」
これが2001年11月の事だ。
こちとらは、1975年「ビッグコミック」(第14回ビッグコミック賞受賞掲載)
その「らんぷの下」衝撃の時から(雑誌はあまり買わないけど)、"一ノ関圭"を追いかけている。
「鼻紙写楽 小紅」その三が気にかかる…

小学館がニセ情報を最初に流したままで訂正していないから、
今もそのままAmazonなどに掲載されている「巻末描き下ろし「初鰹」
穿った見方をすると、元社長?の息子が当時の新刊情報を流す担当者で
今は管理職とかになっているから 簡単に訂正は出来ない
と現在の担当者は嘆いている と思うしか無い
一ノ関圭さんのファンは 訂正されるまで
これを話題にし続けるよー!!
現在、連載執筆中の一ノ関圭さんに対して
失礼極まりない
とっくにフリーになってしまった元担当の"佐藤敏章"さんは
何も言えない と思える。
朝日新聞の体質 という言い方があるように
小学館にも そんなのがあるのだろうか…

あの「「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」緊急アピール」というのがあった
http://yumenoya.seesaa.net/article/456737058.html
その時の音頭を取った三社の筆頭が
今も小学館だろうと思っている
一ノ関圭「鼻紙写楽」から離れてしまったけど
何処にも"闇"はあるだろう でチョンとしよう 寝る時刻だ

でもさ、高校時代に漫画アクションは創刊号から読んでいた。
ビックコミックはそれにかなり遅れた後発の月刊誌だった。
確かに豪華な執筆メンバーでページ数にもボリュームはあったけどさー
お終いとしよう
思い出したー
学生時代に読んで衝撃だった女性マンガ家のもう一人が樹村みのりさん
出遭いの「翼のない鳥」は別冊少女コミック1975年 小学館雑誌とは縁がある
「らんぷの下」が先で、引越してから読んだのが「翼のない鳥」だった
そうか、出遭ったのは同年だった可能性もあるのかー 今初めて気付いた
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2021年02月15日

長編探偵小説ヴァン・ダイン「グリーン家殺人事件」、読書途中で犯人を推理してみた⇒やっと読了、犯人当てはハズレ

長編小説は一か月前のロバート・ラドラム「暗殺者」以来だ。
ベッドの中で「グリーン家殺人事件」(創元推理文庫)を読み始めたのは一昨日で、今日は開始の三日目になる。
まだ半ばを少し過ぎた「16 紛失した毒薬」の章を読み終えたところだ。
ここで暫し目を閉じて、犯人は誰なのかと整理してみた。

「16 紛失した毒薬」を読み終わって一番不審だったのは、
ブロン医師がシベラの部屋を訪問した時に、
普通だと必ず手元に置くであろう診療カバンを廊下ホールに置き、
その中に入っているはずの診療薬が消えていたという医師の告白。
救急薬も使う量によっては死をもたらす劇薬になる…
劇薬が入っている診療カバンを携えてシベラの部屋に入らなかったのが解せない。
紛失を意図した行為だと受け止めれば、医師は共犯者だ。
すると、もう一人の犯人はグリーン夫人だ。
昔から探偵小説では、一番怪しくない人物が犯人だったというのはよくある話。
だから、グリーン夫人も怪しいと思っていても、
如何せん、グリーン夫人は下半身不随の寝たきり老人だ。
移動手段としての"車椅子"も小説には登場しないから、移動のできない人物だ。
ところが、かかりつけの通い医者が共犯だとすれば、
グリーン夫人は拙くとも歩くことができた。主治医はそれを隠していた。
これで動機はまだ不明のままだが、多くの謎は氷解する。
当初、小説では語られなかった事に、主治医派遣の住み込み看護婦の寝泊まり場所は!?
それに寝る時以外は、ずっとグリーン夫人に付き添っているの!?
グリーン夫人に煙たがれた時には、部屋の化粧室に引っ込むシーンもあったけど…
この「16 紛失した毒薬」では、看護婦の事も少し明らかになる。
主治医がグリーン夫人を訪問した時には、指示して3階の部屋で待機させた。
その時には、お互いの部屋のドアを開けて置き、ドアの位置から"来て"と呼ぶ態勢に。
つまりこの二人はいくらでも密談ができた事になる。

第1殺人事件の被害者の驚愕表情
この時に別部屋のアダは暗闇の中に潜む犯人らしき人とかなりの接近
だが、ヴァンス探偵の質問に黙して何も語らず
第2殺人事件でも被害者の驚愕表情
驚愕以外に二つで共通していたのは、引きずるような音
ところが第3殺人事件の被害者は穏やかな普通の表情
それと当時の部屋鍵が一度も話題になっていないけど、
合い鍵があれば、外から開錠できる仕組みだと思われる。

長男が紛失した拳銃が3人を殺した凶器のようだが、
弾丸が何発残っているのかは不明
つまり「紛失した毒薬」は犯人側からの次は毒薬を使うという宣告メッセージ

新たな展開は、発見した靴をわざわざ元に戻した(犯人側はそれを知らない)のと、
主治医派遣の看護婦を警察派遣の看護婦(捜査のベテラン)に替えたことで始まりそうだ。
次の章は「二つの遺言状」
これで、事件を取り巻く背景と犯人の動機らしきものが少しは判明するのだろう…
今時点の展開予想では、シベラ嬢が憎からず想っているブロン医師と結婚
ブロン医師はそんな目論見で居て、シベラ嬢が相続したら殺害するつもり…
となると、これから殺される順番は、ここに書かないけど予想はできる。
でも読者の想像のようには展開しないのが、名作の条件だろう。

残すのは180ページもある。
有名な探偵小説が、こんな早い時期に犯人が判明するのは変だ。
きっと予想外の展開が「二つの遺言状」から始まるのだろう。

探偵長編小説は「Yの悲劇」以来だ。
「Yの悲劇」には興味を持たせる魅力的な人物がいたし、面白いエピソードもあったけれど、
その意味で「グリーン家殺人事件」は小説としての魅力に欠けている。
だから徹夜しても何とか読み切ろうという意欲にはならない作品。
だが、作家からの読者への挑戦状が長編探偵小説
結果が気になるから、読書の再開としよう 意外な展開を期待しつつ…
予想した共犯説が どれほど間違えているのかは愉しみのひとつ

読み終えたら、好きな短編小説に戻ろう
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読み終わったのは、午後10時50分頃
遺言状の章からは割と読みやすいテンポで展開した。
やはり予想通りと言うべきか、意外な展開で終結。
犯人当てを間違えては何にもならないけど、
狙われる順序だけは予想どおりだった。

第1殺人事件で後ろから撃たれて助かったアダは
始めの頃に疑った人物のひとりだった。
最初の被害者が犯人だったというのはよくある話だから…
でも軽傷で済んだとは云え、背後から撃たれんだからなあー
暗闇での対面を伝える緊迫感に溢れる証言もあったので、容疑者からは外れた。

なお、凶器を持っていれば、即に犯人と思われるのだから、
その凶器を捨ててしまう犯人も多い。
拳銃を捜して、家屋の周りを綿密に捜査したような気配は無い。
普通、家宅捜査と同時に周囲の捜査もするもんじゃないのかえ
凶器を回収する余裕を犯人に与えてしまった。

気になって、起きてから最初に調べたのは「硝煙反応 歴史」
似た言葉に「射撃残渣」があるらしいが、詳しそうなサイトはどちらも見つからず
「硝煙反応 検査 歴史」でもダメ
本作の監察医の場面で登場していたとしても
容疑者に使うもので、被害者に対し「射撃残渣」検査は実施しないかな

図解が欲しかったのは、金庫トリックというヤツ
それが壁の中に仕込んであったとは!!
暗号の絵を載せるぐらいならさあー 壁の中の装置絵が欲しかった

グリーン夫人は長年臥せっていたので足は萎えていて
歩くなんてとんでもない は、少し引っ張り過ぎだ。

教訓 犯人は一番嘘をつくから、齟齬(そご)、証言の矛盾に気づくしかない

本作は、犯人視点の倒叙ミステリの方が面白かったような気がする
(今日気づいたこと、IME漢字変換で「とうじょ」は「倒叙」が出ない??)
倒叙形式ならば、もっと魅力的なキャラになっていた。
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《追記》
★ヴァン・ダインの二十則 ウィキペディア(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E4%BA%8C%E5%8D%81%E5%89%87
posted by yumenoya at 17:23| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月05日

◎8歳少女の詩「ドラゴンのゆめ」、ブラックで面白い、きらめく文才《追記》"面白い"繋がりで…《2/6追記》糸谷哲郎八段の子ども時代など

「おいしいな」

オジサンは知らなかった
人間は「おいしい」のか!?
だからドラゴンは食べるために
「火をはいて家をこわし」ていたのかー

最後の3行がイイ
「でもまだはらぺこ
もっと食べたいな
人間を」

夢の続きを書く時には
次のニュアンスを期待 (大人の視点だな)

じつはネ
叫んで逃げる人間の方が
うまいのさ

★父が投稿した8歳娘の詩に絶賛の嵐…「天才」「逆読みできる」「倒置法を使いこなしている」**まいどなニュース2/4
https://maidonanews.jp/article/14162992
ドラゴンのゆめ.jpg
※怪物映画は色々あるけれど
日本誕生の怪物はあまり人間を喰わないような気がする。
その点、アメリカ映画だと喰うシーンは多いと思う。
でも「おいしい」に結びつけたことは無かった。
体格の差が大きすぎるから
あのクジラはあの小さいオキアミを漉してエサにしている
そうかー クジラも「おいしい」のかー
なんて考えてしまった

子どもの視線、感想というのは面白い
子どもの素朴な疑問に驚かされることも多い

大人はウケ狙いで ココは少しブラックな味付けに…なんて考えながら  
このブログでも ブラックな表現を選択することもあるけれど

お父さんによると「国語の授業だそうです」
「下手に教えるよりは好きなように伸び伸びと育って欲しいです」
きらめく閃きのセンス
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《追記》"面白い"だけの繋がりで異分野記事の追加
★社員がこたつでサボってるだけ...? IT展示会に出現した謎ブースが話題→企画の意図を出展者に聞いた**Jタウンネット2/5
https://j-town.net/tokyo/column/allprefcolumn/318083.html
「Japan IT Week 関西」という関西最大級のIT展示会の
サイボウズ(東京都中央区)の出展ブースが
「ざんねんな在宅勤務ずかん」
サイボウズの出展ブース.JPG
サイボウズの担当鈴木亜希子さんは語る
「1年以上前に申し込んでいた関係で出展予定だったのですが、大阪府に緊急事態宣言が発令されてしまったため、社内で相談し、サイボウズとしては接客を自粛することにしました」
「ただ、キャンセルはできないのと、最低1名は常駐必須だったので、3日間、接客せずに常駐するのもしんどいので、怠けていても成立するようなブースができないかなと思ったのが、発想のきっかけです」

ブログは所詮 個人による独り言の日記ページ
時々 意味も無く 全く異分野が追記で突然共存することもある
今回は"面白い"という感想のレベルでは 関連性がある方だ
私の中では しっかり繋がりがあるから
別に言い訳する必要は無いけど 怪訝に感じる人が居るかも
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《2/6追記》
琥珀に閉じ込められていた蚊の吸った恐竜の血液から恐竜が甦るSF映画
『ジュラシック』シリーズでは、肉食恐竜が人間を襲って喰う
"うまそうに"
美味いかどうかは別にして、腹を満たす食い物のひとつが人間というだけ
人間は恐竜などと同列のエサ

その意味でも「ドラゴンのゆめ」は特異だ
人間は"おいしい"からドラゴンは襲い狩って喰う

人間を襲う怪獣映画はたくさんある
怪獣によっては、人間を喰うシーンもたくさんあるだろう
でも獣が旨そうに人間を喰っていたとしても
「おいしい」と述懐した獣は記憶に無い…

否、SF小説にはあった、あれは…
A・E・ヴァン・ヴォークト「黒い破壊者」
1939年のヴォークトのデビュー作で
後の長編「宇宙船ビーグル号の冒険」の第1作として収録
腹をすかせた知的生命体クァールが宇宙船の乗組員を襲う話
"知的"でないとクァールのように独白できない
怪獣のモノローグの最初が、このクァールなのかは不明だけど…
「ドラゴンのゆめ」のドラゴンは独白するほど知的
さすが世界中どこにもある伝説で 最強のドラゴンだ
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《追記》
凡々人としては気になる天才の子ども時代
今日初めて眼にした"糸谷哲郎"という名前
父親の語る棋士・糸谷哲郎八段の子ども時代
【第1回】東大現役合格→原子力エンジニアの父が語る糸谷哲郎八段 「1、2歳で“頭の出来が違う”と」【父子の母校秘話も】**Number Web 2021/02/06
https://number.bunshun.jp/articles/-/846911
【第2回】赤ん坊なのに「大人言葉」、毎日8冊超速読…父が明かす糸谷哲郎八段伝説【故・村山聖九段との指導対局も】**Number Web 2021/02/06
https://number.bunshun.jp/articles/-/846916
【第3回】高3で新人王に→センター試験まで2カ月半で勉強開始→大阪大合格… 父が知る糸谷哲郎八段の“受験勉強術”とは**Number Web 2021/02/06
https://number.bunshun.jp/articles/-/846919
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《追記》"天才"つながり
★あのビル・ゲイツが「トイレ革命」に挑戦する訳 2億ドルを投じて新しい汚水処理装置を開発**東洋経済オンライン2/6
https://toyokeizai.net/articles/-/405186
「2018年11月 世界屈指の製造業者リクシルが――ビルのトイレの量産を発表しました」
「Reinvented Toiletに取り組む前、2010年代に入り、LIXILは開発途上国向け簡易式トイレシステム、SATO(サト、SAfe TOilet)の開発にも着手していた。いかに少ない水で、いかにシンプルで、いかに衛生的で、いかに丈夫なトイレを低コストでつくるかというプロジェクトだ」
「現在、…略…38カ国1860万人以上の人がSATOのトイレシステムを利用している」
「社会貢献としてだけでなく、ビジネスとしても成立させなくてはならない。そうでなければ、それぞれの国や地域では持続しない。根付かない」
※壮大なプロジェクト
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《2/12追記》
★ナウシカ名場面を完全再現 “金色の野”の正体に吹き出す人が続出「センスありすぎ」**Hint-Pot2/11
https://hint-pot.jp/archives/67362
◆手作りのナウシカ人形が立っている場所は…?◆ いいセンスですねぇ!!
NAUSHIKA_Et0IELBVIAEgwgI.jpg
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2021年01月26日

◎絵本『えんとつ町のプペル』、全ページ無料公開をネットで読んだ《追記》映画「グランド・プロミス 23年後の再会」《2/10追記》ジャニーズ事務所錬金術に通底するアニメ映画製作の"詐欺師商法"なのか!?

最近、アニメ『映画 えんとつ町のプペル』の記事が多いので、
「えんとつ町のプペル」で検索したら、
絵本無料公開のページがヒットしました。
☆大ヒット中の絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開します(キンコン西野)**ライフスタイル公開日 2017.01.19
作品は届かないと、生まれたことにはならない
https://r25.jp/article/581356883170827173
"無料公開"についての記事は何度も読んでいたけど、
4年も前の「2017.01.19」に公開されていたとは!!
早速拝見しましたけど、寓意性に富んだストーリー
商店街などの灯りのキレイなイラスト
「あおい空を知りません」「かがやく星を知りません」という
くろい煙にとじこめられた えんとつの町
※キングコング西野亮廣さんの「あとがき」も必読

この「かがやく星を知りません」では
アイザック・アシモフのSF短編小説「夜来たる(Nightfall)」を思い出していた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9C%E6%9D%A5%E3%81%9F%E3%82%8B
「惑星ラガッシュ(Kalgash)は、その星系の6つの太陽のうちの少なくとも1つによって常に照らされている。 …「夜」は存在しなかった」
「約2000年に一度だけ皆既日食を引き起こす」
「日食の間に人々が見た最初の夜空は、3万を超える星々のまぶしい光で満たされていた」
この騒動を描いたのがアシモフ「夜来たる」です
(また読みたくなったー)

えんとつ町では「かがやく星」だけでなく「あおい空」も知らない。
当然「月」も「太陽」も知らないのだろう…

ゴミ人間プぺルと煙突そうじ屋の少年ルビッチの星捜し冒険で大団円へと向かう…

なかなか感動的な絵本『えんとつ町のプペル』
灯りの…星々の…きらめいている絵が幻想的で綺麗

アニメ映画が 気になりますーー
★『映画 えんとつ町のプペル』冒頭180秒大公開!!【12月25日公開】**2020/12/16
https://www.youtube.com/watch?v=xXKLNxefUrk


そうそうYouTube動画で何度も見たけれど
コロナ禍で工場などの操業がストップしたり
走る自動車も減ったので
地球を取り巻く空気がかなり澄んだと……
あの北京の街もかなり見通しが良くなっていた映像の記憶がある
********************
《追記》
メキシコ映画「グランド・プロミス 23年後の再会」(2017)
https://gyao.yahoo.co.jp/title/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%9F%E3%82%B9%2023%E5%B9%B4%E5%BE%8C%E3%81%AE%E5%86%8D%E4%BC%9A/5fa63abf-c080-4616-ba07-be4f332f0273
GYAO!の解説  〜 2021年2月24日(水) 23:59まで
「戦場カメラマンのセルジオは、ソマリアでの内戦の写真を撮ると、身重の恋人テレサが待つロスへ戻った。しかし、テレサは出産の途中で死亡し、赤ん坊だけが残された。さらに残酷にも、テレサは離婚して2カ月しか経っていなかったため、赤ん坊の親権は元夫オコナーに渡ってしまった」
「幼い娘と別れて20数年、逃亡の果てに望郷の念に駆られた男は危険な旅に出る! 感動のサスペンス・ドラマ!」
GYAO!レビューが4.1と高得点だったので視始めた。
メキシコが舞台の映画だと、麻薬がらみとか、ギャング抗争とか
米国とメキシコを股にかけたようなアクションものが多い。
GYAO!の「洋画 アクション・SF」ではなく「洋画 ドラマ」にあった作品。

「グランド・プロミス 23年後の再会」を視ている途中で、
浮気して 上に記した絵本『えんとつ町のプペル』を読んだ。
何がイマイチ乗れないのかというと
死んだ恋人の元夫と刑務所暮らしの男とが最初同一人物とは思えなかった。
別の役者が演じているのだと思う。同じ役者を使えよ!!

娘に会いたいと小さな写真館の経営権を売却するのだが、
今はゼニが無いからドイツの弟が用意するまで友だちのところで待ってくれと紹介されたのが、オンナの住所だった。
旅券の無い主人公だから、裏社会に少し知識のある人物が必要だという唐突な登場設定
このオンナは表情豊かでナカナカの存在感で展開は面白くなった。
なのに実の娘の方は大人になった弁護士として登場した時から
存在感に少し欠けている (娘という魅力に乏しい)
ずっと捜していた娘のエピソードをもう少し事前に描いていれば…
シナリオの手落ちだ 2時間と少し長尺なのに…
ラストの二人のシーンで娘の語る思出話のずっと前に
若い時のエピソード映像が挟んであれば、娘役への感情移入がもっと出来ていたはず
(結構気に入ったからこそ云える愚痴だ)

このように、いくつか気になる点はあったけれど、
戦場カメラマンと戦場写真とを軸にしたドラマとしては結構面白かった。

戦場写真を撮って伝える意味は大きいのだろう。
誰かが"悲惨さ"を伝えなければ…

普通だと、「作品名 ネタバレ」で検索すると
あらすじの詳細紹介記事かあるものだが、
「グランド・プロミス 23年後の再会」の場合は皆無
あまり話題にならなかった作品のようだ
所詮 世の中 様々 好みで 感性だ
もっとも私だって ☆3.5かな…4.0には届かない

そうそう、Wikipediaのページが普通だと誰かが解説ページを起こしているのに…
IMDbが5.9だから、海外の評価もイマイチのようだ
リメイクしたら、もっとスッキリとした面白い脚本になると思うのだが
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《1/29追記》
昨日から、視た映画のタイトルが思い出せなくって
色々なキーワードを組み合わせて検索しているのだが
記憶にある映画が今もまだヒットしていない
イスラム国 報道マン 誘拐 身代金 資金集め

報道カメラマンだと思うのだが中東で誘拐されて身代金要求の動画が公開
それを視た母親(看護婦かな)の姿を追いかける人間ドラマ
アメリカ政府にテロリストへ身代金を支払う気は全く無し
悲嘆の母親に接触してきたのは、支援組織
支援組織の助言に従い、身代金支払いの資金集め…
資金集めの方法は、大金持ち篤志家への寄付金募り行脚

ハリウッドが映画にすると
報道カメラマンの撮った映像や写真は主眼にはならないようだ
メキシコ映画「グランド・プロミス 23年後の再会」も
戦場写真が大事な要とはいえ、
親権を認められなかった我が娘を誘拐した犯人として指名手配されている父親の物語

クリント・イーストウッド監督、アンジェリーナ・ジョリー主演「チェンジリング」
誘拐された息子が戻ったら「息子じゃない」と否定した母親の実話
「ゲティ家の身代金」も母親がメインの実話

「グランド・プロミス 23年後の再会」のリメイク版は無理かな…
***********************************
《2/10追記》
絵本を読んでから、笑芸人による"詐欺師商法"的な発言の記事を何度か読んだ。
そして本日読んだのは、次の手厳しい指摘の記事
★号泣する女性客の隣で観た西野亮廣『えんとつ町のプペル』 宮崎駿の背中は遠い…**デイリー新潮_2/10掲載(椋圭介(映画評論家))
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/02101101/?all=1
アニメ映画の方は、YouTubeにあった予告篇と導入部篇しか視ていないので、
アニメ作品としての全体の出来映えのほどは判らないけと…

椋圭介さんの記事を読むと
金集めの手法・商法としては
ジャニーズ事務所の錬金術に通じるようだ。
すると、芸人仲間からの"詐欺師"的な発言は的を射ていることになる。
あの"ジャニーズ商法"を彷彿とさせる!!
否、集金術としてはジャニーズ事務所の上を行っているようだ。
教祖様と信者なのか!?
新興宗教のサロンなのか!?
★ジャニーズ事務所のチケット販売"錬金術"を推理し試算してみた。手数料とは、"ジャニーズ商法"とは/《追記8/23》会員数と年会費**2016年01月24日
http://yumenoya.seesaa.net/article/432953943.html
posted by yumenoya at 19:53| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月14日

◎粒ぞろいの中村融/編「時の娘 ロマンティック時間SF傑作選」、タイムトラベル・ロマンス《追記》"カボチャちゃん"とは《早朝の追記》新トワイライト・ゾーン「時を超えたメッセージ」

Amazonの説明「時という、越えることのできない絶対的な壁。これに挑むことを夢見てタイム・トラヴェルというアイデアが現れて一世紀以上が過ぎた。時間SFはことのほかロマンスと相性がよく傑作秀作が数多く生まれている。本集にはこのジャンルの定番作家といえるフィニイ、ヤングらの心温まる恋の物語から作品の仕掛けに技巧を凝らした傑作まで名手たちの9編を収録。本邦初訳作3編を含む。」

この説明を読んだ時に、他の図書館から取り寄せて欲しい、と思って、早くに申込書を用意してあった。ところが新型コロナ騒動が起きたもんだから、その依頼をためらっていた。
暮れになって、図書館に電話で「他の図書館からの取り寄せは今も可能か」と問い合わせてから、ロバート・ラドラム「暗殺者」などと共に提出した。

「暗殺者」を先に読んでから、「時の娘 ロマンティック時間SF傑作選」に取りかかった。
最初に読んだ「チャリティのことづて」は、1700年の11歳少女チャリティと現代1965年の16歳少年ピーターとが交感する物語で微笑ましい。それぞれはコレラとチフスとで高熱になり、変な夢を見るようになった。チャリティなら、馬のない馬車、というように。二人はやがて悪夢ではないと気付いて会話し、相手の見ているものを見える事に気づく…お互いに熊に似た大岩のある川の傍に住んでいる事も判明…。チャリティの希望で、ピーターは父の出張の時に頼んで飛行機でニューヨークへ。懸念したピーターは飛行機などの事は友達にも絶対話すなと…。ピーターの食べた美味しいものはチャリティも感知できたのでやがてグルメに…。
がチャリティは友だちに話したようで、魔女騒動になってしまった。ピーターはチャリティを助けるために、図書館で地元の魔女裁判の歴史を調べて色んなアドバイスを…
ピーターの助言とチャリティの行動、魔女裁判の模様は、本編を読んで確認を
ラストのチャリティから届いた形のあるメッセージも良かったー

次に読んだ「むかしをいまに」も良かった。最初は少し戸惑ったけど、印刷工場ならぬ"印刷抹消工場"の描写で、やっと作品の眼目が判明した。我々の世界は、生まれ老いて死へと向かう世界だが、「むかしをいまに」の世界は、死んだ瞬間をスタートに誕生へと向かって進む逆行の世界。何という発想なのでしょう、デーモン・ナイト!!
《追記》
我々の世界ならば、小さな工場で始めて、やがて軌道にのって従業員も増え、大きな工場へと発展するものだが…
デーモン・ナイトの手にかかると逆に、従業員は減って、小さな工場へと引っ越し、そして共同経営者と袂を分かつことに…もちろん歳は若返る
そんなけったいで奇妙な世界が描かれている。
フィルムの逆回しで進むのが当たり前の普通の世界
その世界を映したフィルムを逆回しすれば、それは我らが世界で、向こうのSFになる
この発想、着眼では◎クラス

「台詞指導」は別のアンソロジーで読んだと思うのだが、バスのシーンの記憶はあったけど、出だしもラストもすっかり忘れていたのでフィニイ味で愉しめた。

ロバート・F・ヤング「時が新しかったころ」
出だしで過去に読んだように感じたので、一番最後に読んだら、久々の二重丸◎作品だった!! こんなに劇的なハッピーエンドだったとは…

【収録作品と評価と覚え書きコメントコメント(エクセル表より)】
中村融/編「時の娘 ロマンティック時間SF傑作選」創元SF文庫/2009
注1:◎○△×の4段階評価で、「×」はバツの意味では無くて、読了のチェックマークのつもり(相応しい記号は環境依存文字のみ)
注2:△記号以上は、また読みたい短編。△以上がこれだけ多い短編集は珍しい。逸品料理のテンコ盛りみたいだ
△ウィリアム・M・リー「チャリティのことづて」
高熱から始まった少女と少年との250年を超えた交感、魔女狩り、過去から届いた形のあるメッセージは…
○デーモン・ナイト「むかしをいまに」
臨終に始まり誕生で終わる逆行の世界、"印刷抹消工場"の描写シーンでビックリした
△ジャック・フィニイ「台詞指導」
映画で使う旧いバスの試運転で街へ繰り出したらそこは…タイムスリップ
△ウィルマー・H・シラス「かえりみれば」
少女時代にタイムスリップした時に考えたこと、起きたトラブル。ああすれば良かったのに…を実践
×バート・K・ファイラー「時のいたみ」
若い時へタイムスリップして入れ替わるのが普通の世界でのタイムスリップした理由は…
◎ロバート・F・ヤング「時が新しかったころ」
"時代錯誤遺物"調査の恐竜時代で出遭った火星人の誘拐された少女・少年との冒険談
△チャールズ・L・ハーネス「時の娘」
少女時代の勉強は新聞の大ニュースのタイトルを覚える事だけ、母も私も愛した男は同じ男性…タイムスリップのループ
△C・L・ムーア「出会いのとき巡りきて」
全てに厭きた冒険家が選んだタイムトラベル…色んな時代で出遭った同じ瞳の女性、楳図かずお「イアラ」を想起
△ロバート・M・グリーン・ジュニア「インキーに詫びる」
スランプの作曲家は喧嘩別れした辛辣な少女が今も暮らす故郷を目指す、愛犬だった駄犬ンキーのための曲…出遭う色んな時代の自分
時の娘_創元SF文庫.jpg
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色んなテーマのアンソロジーを読んだけど、粒揃いという意味では、トップクラスだ!!
新型コロナが無かったら、もっと早くに読んでいたはずなのに…

図書館に取り寄せ依頼して残るのは1冊
ロバート・ネイサン「ジェニーの肖像」創元文庫/2005
これはYouTubeで視た映画「ジェニーの肖像」が発端で、原作を読みたいと思っていた長編。
ネットによるとタイムトラベル・ロマンスの古典映画らしい。
上の「時の娘 ロマンティック時間SF傑作選」と一緒に申込書を用意してあった。
Amazonによると、3種類の訳本が出版されていたので、最新の訳を依頼した。
他市町村の他県の図書館も取り寄せ対象で、何とかなるのだろうと思っていたけれど、
想像するに、今のコロナ禍で、道立図書館だけが対応しているのかも…
今度はハヤカワ文庫版(1975)を頼んでみるかな…
井上一夫の訳は何冊も読んだ事があるから…

私のタイムトラベル・ロマンス好みの始まりは
映画「ある日どこかで」だった。
自分がそうだと意識するようになったのは、
梶尾真治さんの小説を追いかけてから 2001年頃のこと
この映画に触れたのは、次のブログ記事が最初だ。
★映画「ある日どこかで」/カジシン/TSUTAYA DISCAS**2009年10月11日
http://yumenoya.seesaa.net/article/394425653.html
この「ある日どこかで」に始まって、梶尾真治(カジシン)小説を経由して、今に至る。
映画も小説も この分野を好んでいる

没入できるという意味で、色んな連想で寄り道がし易いという意味合いでも
やっぱり 映画よりも 小説とマンガだなあ
ベッドの中でする読書に優るもの無し
眠る前に1編読めるような短編形式が好きだ

1948年映画「ジェニーの肖像」を未見の方はYouTubeで
https://www.youtube.com/watch?v=gZfWTj7hMQ0
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《追記》
二重丸の「時が新しかったころ」にあった"カボチャちゃん"という呼びかけが気になっていた
"カボチャちゃん"ではヒットせず、"カボチャちゃん 英語"で検索したら
★彼氏が私をカボチャと呼んできます。 - アメリカ人の彼と長く ...Yahoo!ジャパン知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14110548994
ベストアンサー「私の知る限りですが、お父さんが娘さんをパンプキンと呼ぶケースが多くあります。娘さんが小さくても大学生くらいでも、愛しくて可愛くてパンプキンと呼ぶのです」
その他の回答「アメリカ人はかわいい彼女や家族の女の子を「パンプキン」などと呼びますよね〜」
※小説で、主人公が少女マーシーの質問に対して説明するくだりがあるけど
それはホンマで、ラストの決め台詞はバッチリだったんだあ と納得

"パンプキン"という音声だと、半濁音がパとプの2文字も入って可愛い。
(あれっ、半濁音って、ぱ行だけだー)
日本語だと"カボチャ"と濁音が入るし、
"どてかぼちゃ"という表現もあるから、
小説の"カボチャちゃん"には少し違和感を感じていたけど、氷解しました
日本語の"ちゃん"は、そもそも愛くるしいものに付ける接尾語で愛情表現だから…
お菓子など、何の料理に使っても美味しいカボチャ
食べてしまいたいほど可愛い ということなんでしょう
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《早朝の追記》「チャリティのことづて」
どの作品だったかを忘れたが、短編ごとの巻頭解説で、新トワイライト・ゾーンでテレビドラマとして映像化されていたことを思い出して、解説を確認したら、「時を超えたメッセージ」というタイトルと判明
「時を超えたメッセージ」をキーワードにGoogle動画の検索したら、新トワイライト・ゾーン動画がヒット
それを今、視終わったところだ
カラーになった新トワイライト・ゾーンから視ていない動画は多い
あのロッド・サーリングが亡くなってからの新トワイライト・ゾーン以降は別物
サーリング独特の切り口、匂い、風味が失せてしまっている!!
ドラマ「時を超えたメッセージ」になると、
チャリティはピーターと同年代か歳上の役者が演じており興醒め
(個人的には、中学生(12歳ぐらいが限度)以下の美少女(つまり子ども)が可愛い、世の中はコレを"コリータ"と呼ぶのだろうか)
(映画「マイ・ボディガード」のダコタ・ファニングは可愛かったなぁ。あんな目線でオトコを見詰めれるのは、少女(子ども)時代だけの特権だ)
(上で触れた短編「出会いのとき巡りきて」にもあったシーンだ)
(幼い子ほど、目線をずらさずにジッと見つめ返す。その真摯さにたじろぐのはオトナだ)
(カッコ書きばかり増殖するばかりだが…初めて感じたのが、杉田かおるが演じたテレビドラマ「パパと呼ばないで」のチー坊だった。日本の名子役ビカイチ。子役が出るようなテレビドラマとは全く縁が無いから、そっぱり判らないけど)
更にはピーターの友だちが少ない理由付けのために、2年の"飛び級"という設定
これは小説と同じに、テレパシーなどSF小説が好きな設定で済む話
ロッド・サーリングならば、もっと上手く展開するよなー という想いが残る…
今さらだけども…
ネタバレのハート💛のラストシーンがコレだ
(ハートは文字化けしているかも)
時を超えたメッセージ.JPG
日本なら、傘マークで連名だ
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思うに、短編小説が30分または1時間のテレビドラマに、
長編小説が2時間の映画に、というのには無理だ
小説には"行間"、マンガだと"コマ間"という文字・絵で語っていない奥行きがある
映画は、あのスピードで流れる映像&セリフ
"間"を感じて味わう余裕は無い
映画は、そのテンポに乗っかる、流されるだけだ
あまりにも せわしい映画
音声情報の処理能力に難があると……
字幕への注視で映像全体の把握が疎かになる
吹替えで愉しめた昔が懐かしい…
posted by yumenoya at 21:00| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月12日

◎格段と面白い原作ロバート・ラドラム「暗殺者」←ネタバレ注意、映画「ボーン・アイデンティティー」とは全くの別モノ、マット・デイモンの映画2本《1/14追記》一緒に借りた時間SFアンソロジー「時の娘」

暮れに「ボーン・アイデンティティー(2002)」をまた視た。
もう三度は視ていると思うのだが…
マット・デイモンという役者を意識するようになったのは、
比較的新しく「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997)」からだ。
2016年に視たのは二度目だったと思うのだが、うまいシナリオだと感心した。
ベン・アフレックとの共著でアカデミー脚本賞を受賞(才能だね)
(追記:まだ話題作出演の無かった役者としては無名時代の話だから、なおさら。脚本書いて、主演…)

そんな事もあったので、久々に「ボーン」シリーズの第1作を…
USA秘密組織の極秘計画で誕生した暗殺者が作戦遂行中の怪我で記憶喪失に…
「オレは誰なんだ!?」という探索の旅に、ヒロインが絡む……
極秘計画を隠して闇に葬りたい政府高官たちの思惑でCIAが追跡調査
送り込まれる暗殺者たちはボーンの同類(同族)
そんな骨格しか憶えていないから、視る都度、毎回愉しめる。
マット・デイモンの演じる記憶喪失ジェイソンは魅力的で、
格闘シーンのキレもよくて決まっている。

ただ映画の展開には…何だか、行き当たりばったりのご都合主義的だと感じていた
ジェイソンはスイス警官に追われて大使館に逃げ込む
大使館の相談窓口には、門前払い的な対応に声を荒げる女性(マリー)
不審人物と思われ警備員を倒しながら大使館内を逃げ回るジェイソン
かなり高い階から飛び降りて脱出したら、そこは大使館の外の裏小路
その小路には、生活に困っている先ほどの女性マリーとその乗用車…
ジェイソンは、まとまったゼニを出すからパリまで乗せてくれと交渉
マリーは引き受ける…何だか取って付けたような薄っぺらな展開だ
銀行の貸金庫に辿り着く手続きの仕組みや
大使館内の格闘シーンも脱出シーンもアクション場面などは良いのだが…
展開としては、かなり安直で薄っぺらい流れで
治外法権の大使館から飛び降りたら、そこはスイス管轄の路地…
捜索する大使館警備員は現れず、乗せて交渉もゆったりと進む…そんなアホな
そこで気になったのは原作小説はどうなっているのか!?!?だ

Amazonの小説レビューによると、映画とは別モノだと…
原作小説のある映画だとしても、イチイチ原作小説を気にしていてはキリが無い
だから原作小説を読むことはメッタに無い
長編小説だと数日かかるから、映画の2時間前後は楽チンだ。
原作マンガの映画化、ドラマ化で気にかかる場合には
好きなマンガで読むようにしている
歳をとってからアニメ形態は視るのが辛くなっている。
アニメが面白そうで、原作マンガという選択肢があるのならば、マンガを読む。
実写版が話題なっている場合には、まずマンガを読み、実写版も視ることはある。
原作を読んだ限りの一般論として、映像化作品よりも断然元版の小説・マンガだ。

「ボーン」シリーズの第1作を視終わってから調べると
原作長編はロバート・ラドラム「暗殺者 全2巻」(1983/新潮文庫)
絶版ということで、送料を考えれば古本も安くは無い。
札幌時代ならば、古本屋を数軒捜して歩けば、
100円コーナーで見つかるはずのタイプだけど…札幌は遠いしコロナ禍だ
そこで図書館に頼んで他の図書館からの取り寄せ依頼
申込書提出が12/22で、用意ができたと電話があり受け取ったのが1/9(土)

読書はベッドの中なので、1/10朝から読み始めて終わったのは今日1/12の朝
全体は3部構成で約800ページ、第1部(208P)をやっと終えたのは、午後2時頃
少し休憩と思い、下巻の訳者解説を読むと
(喜ぶべきなのか、ネタバレ的な記述は一切なく…)
紹介されていた海外の記事は
「ラドラムの作品には、ほかのミステリ作家6人が束になってもかなわないほどのスリルとサスペンスが詰め込まれている」
また読者の医者がコラム記事で紹介しているエピソードが面白い。
学会出席でロサンゼルスからフロリダへ空路
飛行機の中で読もうと購入した「暗殺者」
まず見返しに氏名と住所を記入
到着までに読み終える事ができなかったので、13ページ分を破り取って
522ヘージ分は座席のポケットに突っ込んだ。
学会から自宅に戻った深夜1時に電話
ニューオリンズは午前3時です…教えて、結末はどうなったの!?!?
(見知らぬ人に深夜でも電話して訊きたくなるラスト、そんな気持ち、判りますね)

映画は、漁船に救助された銃創で記憶喪失の男
スイスの貸金庫から大金とパスポート(ジェイソン・ボーン)をせしめ、
自分が誰なのかの鍵がパリにあると、パリへ行きたいジェイソン
アベックなら目立たないと、女マリーは運転手&その車が雇われる
失敗に終わった暗殺からの連絡が途絶えてしまい困惑の秘密組織
裏切った暗殺者を闇に葬ろうと追いかけるCIAと派遣される暗殺者たち

少しだけネタバレを含む
小説と同じなのは、漁船に救助された記憶喪失男と同行する女マリーの名前ぐらい
銃創が重症で小島の呑べえ医者の元で療養・回復に数か月…
暗殺者に襲われた時に、逃亡の運転手と目され誘拐されたのが経済学者マリー
襲うのは国際的テロリストの雄であるカルロスの一味で、
カルロスたちはボーンを売り出し中のテロリスト"カイン"だと思っている…
テロリストの雄にすると、邪魔で目障りな"カイン"を排除したい
ジェイソンはカルロス一味に捕まるが
マリーは捜査員だと思って協力していたけど一緒に捕まる
(カルロスの一味は色んな組織の上層部に居る)
ジェイソンは脱出し、わざわざマリーの救出に出向いたことで、
マリーは死の直前に助けられた事を恩義に感じ
ジェイソンを信頼し愛するようになり
記憶を取り戻すまでの同行を主張する。
ジェイソンはマリーのために、離れようとするが…
分析力に優れたマリーは、心強い相棒であり良き助言者でもある。
ジェイソンとマリーとの恋愛ドラマの側面を持ちつつ
カルロスと"カイン"(ジェイソン)との闘いが主眼で、
これにUSA秘密組織トレッドストーンが絡む三つ巴の展開に。
ジェイソンは記憶喪失をカルロス一味に知られたくないから
ジェイソンの行動・発言はより複雑化する。
(当然ながら、小説ジェイソンのイメージはマット・デイモンだ)

カルロス一味の連絡網の中継地点であるファッション店
ファッション店を攪乱するために
ジェイソンは従業員たちへ個別に接触して、あらぬことを吹き込む
ジェイソンの発言と従業員の混乱反応のシーンはコメディーだ。

少し大きなネタバレになるが
"カイン"はトレッドストーンが創造したテロリストで
それを演ずるのがジェイソン・ボーンで計画の要。
その計画案の発端はベトナム戦に遡る。
トレッドストーン計画の目的は、カルロスを誘い出して打ち倒すことだ。
だが突然の連絡無しと大金引き出しなどで
トレッドストーンからは裏切り者と見なされているジェイソン。
記憶喪失の事を知っているのは、ボーンとマリーのみで進展していく。
強敵カルロスとの直接対決は、取り逃がし生き延びたらしいけれど…
8ページのエピローグで、本名をやっと思い出してハッピーエンドに…
二人の感動的なご挨拶 でチョン
全ての記憶を取り戻すのは、これからなのだろう…
(最近は頓に短編派だけど、長編では久々に面白い作品で満足だ)
(なお、続編の評価は芳しくないので、読む予定は無し)

このように、原作とこれまで乖離している映画化は珍しいのではないかー…
"原作"というよりは"翻案""原案"の方がふさわしいと思う。

新潮文庫が出たのは1983年で絶版期間も長いようだから
復刊しても売れるのではないかー、山本光伸氏による新訳とか…
「映画とは全く違うジェイソン・ボーンが戻って来た。刮目して読め。新たなボーンとの出遭い…」てな感じの帯で如何……

《追記》
映画の「ボーン」シリーズの番外編「ボーン・レガシー」では、
別の暗殺者養成計画があって、それには特殊な能力発現の薬が介在している。
その計画が閉鎖されることになり、訓練生全員の抹殺命令が発動…
それを逃げのびたアーロン・クロスと薬剤開発担当研究者女生との逃避行
こんな流れの番外編の続篇もなかなか面白そうだけど…
タイトル名が出て来ないが、父親と娘との過酷な訓練に始まる
少女版ボーンみたいな映画があったはず。
その続編を視たいけれど…オレの勘違いだろうか??
似たような設定の映画は色々とあるから、混濁しての記憶間違いかも……
ただ、養成計画の推進機関と卒業生又は訓練生との対決という図式では
ワンパターンの展開に陥ってしまう。
新たな発想での続編が視たいものだ。
そうなれば、小説「暗殺者」の映像化が一番面白そうだ。

《追記2》
今回借りた「暗殺者」など3冊は、道立図書館の蔵書本だけだった。
コロナ禍にあって、縦の融通だけなのかも知れない気がする。
他県図書館との融通が可能ならば、要望したもう一冊の本も手配できてるはず。
県や市町村を越えた図書館同士の融通制度もコロナ禍の影響下にあるのかも…
今、融通提供してくれるのは、縦関係の道立図書館の蔵書だけなのかも…
わたしは別に司書へ質問はしませんけどネ…
問いただされて説明にちょっと困るのは司書
再確認する内容が出無ければ近々返却します
北海道在住の方で地元市町村図書館に蔵書していない場合に、
「暗殺者」を是非読みたいと感じた方は、
取り寄せの要望申し込み手続きは早めに…
プレミアム価格になるほどの古本では無いけれど…
図書館は予約の順番のはず
-------------------
新年になって、図書館の取り寄せ「暗殺者」がなかなか届かないので、
マット・デイモンの映画を2本視た。
「コンテイジョン(2011)」と「ヒア アフター(2010)」
★「コンテイジョン」は、香港発の新感染症が世界に拡がっていく話で、
新型コロナで馴染んだ字句や機関も登場するので身近に感じ再視聴も面白い。
(すっかり忘れているから、と云うべきかな)
初感染者らしい妻と息子を亡くした耐性を有するミッチは娘を守るために…という役どころ。
★初視聴かもしれない「ヒア アフター」は、
女性ジャーナリスト(マリー)は恋人との東南アジア休暇旅行で
突然襲った大津波に飲み込まれて不思議な臨死体験…
(出だしはパニック映画のような迫力の津波映像)
【フランス】衝撃的な体験で、人気の担当ニュース番組も恋人との関係もうまく行かず…
やがて臨死体験や霊魂などの研究に傾注していく
【アメリカ】一時期有名だった霊能者ジョージ(マット・デイモン)は
自分の霊能力を嫌悪し隠して工場勤務
特異な能力の故に人間関係が壊れてしまった経験があるので孤独な生活が続く…
ところが兄は昔のようにジョージの霊能力で儲けたいと狙っている。
(手に触れると、亡くなった近親者の事などが判る霊視能力)
【ロンドン】一卵性兄弟の兄を交通事故で失った弟マーカスは
兄との再会を願って、ホンモノの霊能力者を探して行脚…
※リストラされたジョージは、ディケンズの住居の訪問ツァーに参加
その時ロンドンでは「国際ブックフェア」が開催中で、朗読会&サイン会
ジョージの目当てはディケンズ作品の朗読
そこにはマリーの死後の世界についての出版記念で参加
ジョージはサイン本を受け取る時に霊視でマリーの体験が見えた
(マリーも何かを感じたらしい)
マーカスはネットで視たジョージの顔に憶えがあったので声をかけるが人違いだと逃げる。
こんな感じで大団円と向かっていく…

マット・デイモンは、「ボーン」シリーズや「オーシャンズ」シリーズのようなアクションも良いけど、
淡々と演じているような地味な役柄の映画も面白い。
SF「オデッセイ」も淡々とした研究者のサバイバル物語だ。
--------------------
そうそう「映像化作品よりも断然元版の小説・マンガだ」と書いたけど
「湯けむりスナイパー」「リバースエッジ 大川端探偵社」のテレビドラマ化は
狩撫麻礼の匂いがして大成功だったと感じた映像作品。
演出・脚本を担当した大根仁さんの為せた技で、ファンとしては感謝だ。
-------------------
【次の投稿予告】
「暗殺者」読書で遅れてしまったけど、仮称タイトルは
【まとめ】英語字幕srtの一括機械翻訳、最近発見の手法→複数字句の一括置換ソフト(MultiReplace)など
※「MultiReplace」は、ここ数年に出遭ったソフトのピカイチだ。
応用範囲の広そうなこの一括置換ソフトを使えば
一括機械翻訳後の色んな字句の修正も"一瞬"に終了する
《追記1/16》予告した記事をアップしました
【まとめ】英語字幕srtの一括機械翻訳とその一括修正、ブラボーな複数字句一括置換ソフトMultiReplaceの使い方
http://yumenoya.seesaa.net/article/479558793.html
***********************
《1/14追記》
映画を視たのが機縁になって、かなり読んだ海外小説のシリーズものがあった。
ハリソン・フォードの演じたCIA分析官ジャック・ライアンが気になり
トム・クランシーの原作小説に一時期ハマった
ライアンものを追いかける途中で挫折したけど
「日米開戦」「合衆国崩壊」なんかは特に面白かった
フィリップ・K・ディックの「高い城の男」はあまり面白くなかったから、
その反動もあったのか、なおさら愉しめた

「暗殺者」と一緒に借りたのが次のアンソロジー
◎粒ぞろいの中村融/編「時の娘 ロマンティック時間SF傑作選」、タイムトラベル・ロマンス《追記》"カボチャちゃん"**1/14
http://yumenoya.seesaa.net/article/479529536.html
posted by yumenoya at 17:36| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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