先々週のこと、同業の好友堂さんから電話があり、
3/1(日曜)琴似で開催されるjazzの祭りへ行こうぜと誘われた。
好友堂さんの古本屋倉庫&事務所の手前が
OZstudio オズスタジオでして、
その講師陣によるジャズ生ミニライブがそこで開催されるときに、
すぐ目の前の生演奏にノリ、そのライブ終了後はミュージシャンの皆さんと酒を飲むという
楽しい機会が何度もありました。
今回の“Sapporo未来Jazz”にはなじみの皆さんはもちろんだけど、
初めて会う人たちの“生”演奏と“生”唄も聴けると楽しみにしておりました。
同スタジオの主催者である小倉裕子さん(好友堂さんの奥さん)のご好意により、
私の分のチケットもいただき、感謝しております。

(本物のチケットはもっと赤っぽいです、スキャンが不慣れ)
第1回 SAPPORO未来JAZZ(イベント趣旨の詩と豪華なメンバーの確認などはこちらで)
2/27(金曜)深夜には恒例のスカイプで、
入手したという手書きの演奏プログラムの画像を見ながら、
メンバー表で“OZstudio”の方たちの出演を確認しつつ、
二人とも深夜族の昼頃起きが普通の生活なので、
開演は12時からだけど、13時から始まるディキシーは是非見たいね、ということで、
琴似地下鉄で13時に待ち合わせということに決定。
地下鉄の改札口から即のところに“琴似パトス(ことにPATOS)”の入り口があり、
そこからもう一階下りた地下3階が初めて行く会場・パトスでした。
ディキシージャズの音を漏れ聴きながら入場すると
もはや立ち見客がたくさんいましたので、
これだけの多くの人が楽しみにしていたイベントだったようです。
私も立ちながら身体を揺らして即ジャズの世界に入っておりました。
そのベースマンがなじみの豊田さんでしたが、
カンカン帽の統一スタイルはもちろん初めてでしたけれど。
例のアニメ「トムとジェリー」がまだ白黒だった頃、
バックに流れていたのがディキシージャズだったように記憶しています。
そしてモダンは後に観たヨーロッパ映画が私の入り口か…
ディキシーが終わると「ジョニー黒田とディキシープリンス」のファンに一部帰る人もいるのか、空席ができたので座って次のボサノヴァを待ちましたけれど、
つなぎのおしゃべりを務めたのが、本日確認したところ、
本イベントの代表である箭原顕さんという方でして、
箭原さんの説明によると40〜45分が演奏時間で15〜20が次の用意時間ということで、
演奏者はもちろんですが、スタッフ陣が戦争の時間帯で、
間のこの準備がスムーズに行かないこともあるようでしたが、
今回はスタッフ陣の頑張りによりスムーズに進んだようで、
予定よりちょっと早く開演した組もありました。(お疲れ様です)
14時から始まったボサノヴァのギターとヴォーカルを2曲聴いたところで、
チケットを見せると何度でも入場自由というシステムを使って、
ちょっと腹ごしらえに出ようかということになり、
歩きながら肉マンを食い、好友堂さんが初めてという琴似ブックOへ向かう。
外出から戻ったのは15時「The Jass Band」が始まった頃で、
また立ち見に逆戻りとなりました。
身体全体でノルには立ち見の方がベターなんだけれど、
ずっと立ち続けるほど肉体的にはもう若くないので、
次の「Understream Nonet」の準備中に空きができたので、また座る。
しかし開演したものの椅子だと演奏者が良く見えず、
ペット、サックス、トローンボーンが揃った豪華なメンバーなのに、
ソロの時は立つというシステムで、いったい何人なのかが不明でした。
最初は4人かな、そのうち5人かなと思い、最後で6人であることが判明しました。
願わくは、演者が少し高いか、客席が映画館のように少しずつ高くなる会場だと、
演奏の姿の全体が見えて、より楽しめるのですが…
けれどそうなると会場費が高くなって、
出入り自由の前売り2千円という格安にはならないのでしょうね。
なお「Understream Nonet」のピアノトリオは
OZスタジオでおなじみのピアノ板谷さん、ベース豊田さん、ドラム黒田さん。
ピアノトリオと豪華な6本ホーンの次は「山田敏昭セクステット&矢萩規江」
ヴォーカルを最後に生で聴いたのは一体いつだったのか忘れたほど久々のヴォーカルでしたが、
先日NHK教育でやっていた言葉の起源は何かという番組を思い出しました。、
“サルの身振り”説と“鳥のさえずり”説とがあるようで、
普段人間の声というのは最高の楽器だと思っている私としては、
ジャズヴォーカルを聴いただけに、なおさら“鳥のさえずり”説に組したい気分です。
ちなみに私の好みはサッチモとニーナ・シモンの唄です。
ヴォーカル矢萩規江さんの次は「蛇池雅人 Side Walk」
サックスの蛇池さんもOZスタジオで聴いたことがあり、ピアノは再度の板谷さん。
その演奏途中で登場・紹介されたのが16歳という若い男性サックス
名前は知らねどスゴイ人が札幌にいるんですね。
小学3年にサックスを始めたという紹介でしたけれど…未来のスターじゃ
「蛇池雅人 Side Walk」と未来のスターが終わったとたところ(18時45分)でまた外出。
好友堂さんとはスカイプでの飲みながら深夜会話は毎度ですが、
実際に会って飲む機会は少ないので、隣ビルのつぼ八へ。
ビールを飲みながら少し腹ごしらえの夕食代わり。
椅子席だったけれど、隣の小上がり席にテレビの野球中継を好友堂さんが発見
観戦の最初は0対1でしたが、やっと1対1となった頃か、
20時45分からのお楽しみ“セッション”へと戻る。
当然立ち見でしたけれど、長時間じゃないので演奏も顔も見れる立見は最高です。
女性ヴォーカル二人に、全体司会も務めた箭原顕さんのヴォーカル
(会場でもらったバンフを今日見るまで箭原さんがヴォーカリストであることを知らなかったのでビックリ)
さらにビックリしたのは若そうな女性サックスが
さきほどの未来のスター・サックス男性と一緒に出てきたことだ。
パワフルな女性サックスでした。
女性って男性以上に見た目の年齢が不可解なものですから、
前夜からずっと“いくつなの”と気になっていました。
(本日好友堂さんより電話、高校生だと連絡があり)
ゴージャスで楽しい打ち上げセッションも残念ながら21時半に終了時刻となりました。
スタッフの皆さん、長時間ありがとうございました。
また是非第二回目もあることを楽しみしています。
若い未来のスター二人にもまた是非会いたいものです。
よりパワフルな演奏を聴かせてくれることでしょう。
こんな豪華で多彩な札幌メンバーが参加するライブが毎年あったらノリノリになれます。
客層も若い人から結構な年齢のカップルまで様々でしたので、
是非とも恒例のイベントにして欲しいものです。
2010年の第二回の情報がネットに載ることを今から楽しみにしています。
(二回途中で外出した観客の報告)
★《3/4一部訂正と追記》
好友堂さんより「あまりうそは書かないようにしてください!」と指摘があり、訂正いたしました。
若い女性はトランペットだと思い込んで報告を書きましたが、“アルトサックス”でした。また、若い男性と同じ16歳と思い込んでいましたら、年齢は不詳の“高校生”だそうです。重ね重ね大変失礼いたしました。なお、名前は“寺久保エレナ”さんだそうです。
また黒田佳宏さんとでディキシーのジョニー黒田さんとは同一人物であることを教えてもらいました。「ジョニー黒田とディキシープリンス」は今回が初めてだったもので、私が無知でした。
(3/5追記)
何故サックスをトランペットと間違えるチョンボをやらかしたかというと、“セッション”のヴォーカルの後かに演奏から急にスキャットを始めた男性がおりまして、その楽器がどうもトランペットだったようです。そのスキャットがサッチモ風でなかなか味があったもので、その“トランペット”のことが印象に残ったからか?楽器ミスの自分フォロー推測でした。
(3/9追記)
先日好友堂さんとのスカイプのときに、
若い男性サックスの苗字が判明したと…
“ばば”さん
あの“馬場”っ?“婆”という苗字があっても驚かないけど…
「札幌 サックス 馬場」でGoogle検索したところ
“馬場智章”さんが話題となっているページがヒットしましたので、
このフルネームで間違いないようです。
OZスタジオの講師メンバーでギタリストに触れるのを忘れていましたので、
あらためてご紹介します。
飛澤良一さん、通称“トビー”さんだそうです。
OZスタジオのミニライブに初めて行ったときのギタリストは、
私の席の即目の前で演奏していたのは中沢一起さん。
小倉裕子さん曰く“ハウル”さんです。
まさにあの宮崎アニメの“ハウル”風イケメンの方でしたが、
“ハウル”はもうかなり前から米国に行っております。
やはり何度か目の前で聴いて視た中沢さんの方が
私のなかではギタリストとして印象が強いようです。