2019年07月17日

◎発売直前「漫画原作者・狩撫麻礼 1979-2018」の目次構成の詳細は!?、発売日は7月20日説も7月22日説も!?《7/18追記、狩撫麻礼関連記事へのリンク集》《追記、編集者・佐藤敏章》《8/27追記》ペンネームは19種類《9/8追記》TBSラジオの狩撫麻礼・特集番組(51分放送の音源付き)

「漫画原作者・狩撫麻礼 1979-2018《そうだ、起ち上がれ!! GET UP,STAND UP!!」
狩撫麻礼を偲ぶ会(双葉社・小学館・KADOKAWA・日本文芸社)・編
双葉社、264ページ、2019年7月24日第一刷発行、定価:本体1800円+税
(本日、アマゾンを確認すると、2019/7/20となっている)
(版元ドットコムによると、発売予定日は2019年7月19日。発売は早まったのかな!?)
(何度か送料無料で宣伝したヨドバシ.comも、販売開始日:2019/07/19となっている)
(7/19追記:本日確認したら、ヨドバシは7/22に変更。販売日情報はサイトによって錯綜しているようだ)
(7/20追記:アマゾンは予約受付から「在庫あり」の注文受付に変わっていた)
(7/24追記:本のサイズはA5判、大事な大きさに触れていなかった事にやっと気づいた)

※「寄稿&対談、インタビューの氏名、タイトルなど」の太字は個人的に気に入ったもの
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目次の構成
寄稿&インタビューの氏名、タイトルなど(ページ)内容、漫画家・漫画原作者以外は職業など
() 追悼・狩撫麻礼、長いお別れ。(P1)カバーキャッチ/アオリ文原稿
序章
巻頭言(P2)
狩撫麻礼プロフィール(P3)
狩撫麻礼おそらく全単行本ジャケット(P4〜16)全205冊(カラー)
目次(P17)
ブルボン小林「狩撫麻礼・概説」(P18〜22)コラムニスト

第1章【GET UP,STAND UP 1979-1982】(P23)
高橋留美子(P24)想いマンガ(以下も同様で「マンガ」と記す)
狩撫麻礼名セリフ 1(P25)
高橋留美子×山本貴嗣対談(聞き手/輔老心(フリーライター))(P26〜32)
  「狩撫麻礼」のデビュー前を知る人を探せ――。
山本貴嗣「狩魔さんと私」(P33〜40)マンガ (『最終教師』に登場するのが狩魔無礼)
狩撫麻礼名セリフ 2(P41)
佐藤敏章「表現者として、志は高く」(P42〜45)
  元小学館編集担当者/2018年の単行本『BOX 暗い箱』への寄稿文の転載
菊池優インタビュー(聞き手/佐藤敏章)(P46〜50)小池一夫(スタジオシップ)の元マネージャー
  「企画の話をすると、本当に面白かった。」
相原コージ「狩撫麻礼さんとの思い出」(P51)マンガ
寺田克也「LIVE!ナックルウォーズカラオケの話」(P52〜53)マンガ
田亀源五郎(P54)想い&イラスト
すぎむらしんいち「ナックル・ウォーズ最高です」(P55)イラスト
関川夏央「彼に関するいくつかの記憶」(P56〜57)想い
いしかわじゅん「狩撫麻礼という男がいた」(P56〜57)想い/転載
狩撫麻礼より一言!!(P58)『マニュアル』連載時の目次コメント

第2章【リンダリンダ 1983-1995】(P59)
かわぐちかいじインタビュー「深夜のヘッドロック」(P60〜65)聞き手/平田昌幸(双葉社)、剱持聡人(同かわぐちかいじ担当)
守村大「ボギーコンプレックス」(P66〜67)マンガ&想い
『新装版 迷走王ボーダー』第1巻 カバーキャッチ原稿(P68)カバーアオリ文/キャッチコピー
『新装版 迷走王ボーダー』第2巻 カバーキャッチ原稿(P69)カバーアオリ文/キャッチコピー
角田光代「本物に触れた」(P70〜71)小説家
ハロルド作石(P72〜73)想い&イラスト
『新装版 迷走王ボーダー』第3巻 カバーキャッチ原稿(P74)カバーアオリ文/キャッチコピー
加藤広大「狩撫先生、あなたのせいですよ」(P75)バーテンダー
古澤健「白いブリーフで西荻(ボーダー)に立つ」(P76)映画監督
柏木ハルコ(P77)マンガ
きらたかし「狩撫麻礼先生に捧ぐ迷走王ボーター」(P78〜81)マンガ
吉本浩二(P82〜83)マンガ
岩崎夏海「1988年の『ボーダー』」(P84〜85)放送作家、小説家
『新装版 迷走王ボーダー』第4巻 カバーキャッチ原稿(P86)カバーアオリ文/キャッチコピー
中村真理子「作画家が振り返る「天使派」の日々」(P87〜90)マンガ/2018年の単行本からの転載
王欣太「ReMembrance」(※記憶という意味らしい)(P91〜94)マンガ
松本大洋(P95)想い&イラスト
浦沢直樹「狩撫麻礼さま」(P96〜97)想い&イラスト
須本壮一 (本そういち)(P98〜99)マンガ
和泉晴紀「ダーク・マスターと30年」 (泉昌之)(P100〜101)マンガ
いましろたかしインタビュー「狩撫さんのこと」(P102〜108)聞き手/平田昌幸
やまだないと(P109)想い&イラスト
山下敦弘「狩撫麻礼さんへ」(P110〜111)映画監督 (映画『ハード・コア』の監督)
向井康介「『ハード・コア』のこと」(P112)脚本家 (映画『ハード・コア』の脚本)
押見修造(P113)想い&カット
カネコアツシ インタビュー「バンド、ラーメン、釣りに超常現象。」(P114〜121)聞き手/平田昌幸
『狩撫麻礼作品集カリブソング』……あとがき(P122〜123)SIDE 1とSIDE 2
『新装版 迷走王ボーダー』第5巻 カバーキャッチ原稿(P124)カバーアオリ文/キャッチコピー

第3章【悲しみの果て 1996-2004】(P125)
土屋ガロン「映画『オールド・ボーイ』について」(P126〜127)映画へのコメントの原稿
嶺岸信明インタビュー「土屋ガロン名義で世に放った『オールド・ボーイ』。」(P128〜137)
  聞き手/平田昌幸(『オールド・ボーイ』担当)
  嶺岸信明宛のFAX カンヌ映画祭グランプリ受賞前後の3通が新たに発掘
『ルーズ戦記オールド・ボーイ』原作掲載(P138〜148)
  第52話「サドンデス」と第53話「太陽と月」の2話分
ナガテユカ (ながてゆか)(P149)想い&イラスト
河野那歩也(P150〜151)マンガ
山崎紗也夏「夜明けのアカペラ」(沖さやか/山崎さやか)(P152〜153)マンガ
新井英樹(P154)想い(自筆)
TKD(武田裕明)/作、田辺剛/画「狩撫麻礼がなくなった」(P155〜162)マンガ 
  (『月刊コミックビーム2018年3月号』から転載)
奥村勝彦「狩撫さんが亡くなっちゃった」(P163)想い (元月刊コミックビーム編集総長/同上から転載)
鈴木健也「少女・ネムの想いで」(P164〜167)マンガ
仲能健児「狩撫さんと『ロンリネス』のこと」(P168〜169)想い
  (『地球探査報告 ロンリネス』のあとがきを転載)
江口寿史「狩撫さんとの2、3年のこと」(P170〜172)想い&カット
いとう耐「狩撫作品とわたし」(P173)マンガ
櫻井稔文「幻の恩人 狩撫麻礼さん」(P174〜179)想い&イラスト+「「地球の母音(仮題)」構想の原稿」
狩撫麻礼・FAXインタビュー一問一答(P180〜183)『コミックゴン!Vol.5 男気特集』(1999年)からの再録
狩撫麻礼名セリフ 3(P184)

第4章【JUMP 2005-2018】(P185)
まんてん(漫画天国) 狩撫麻礼インタビュー【Q&A】(P186〜187)
  eBookJapanで2013年4月5日より公開されたものを転載
 【狩撫麻礼、自選ベストを語る】(P188)同上
 【狩撫麻礼による作品紹介】(P189)同上
竹谷州史「狩撫さんと私」(P190〜192)想い (ブログからの転載)
羽生生純(P193)マンガ
小幡文生「俺をマンガ家にしてくれた人たち!」(P194〜197)マンガ
張慶二郎(P198〜199)マンガ
須藤真澄「おうたとビールと狩撫さん」(P200〜205)マンガ
秋吉理香子「狩撫さんのこと」(P206〜207)小説家
大根仁「狩撫さんへ」(P208〜211)映像作家(TVドラマ「湯けむりスナイパー」「リバースエッジ大川端探偵社」の演出・脚本)
松森正インタビュー(P212〜220)(聞き手/平田昌幸、佐野宣人(日本文芸社/「大川端探偵社」担当))
森川和彦「狩撫さんのことを少し」(P221)想い(『よっ相棒』『湯けむりスナイパー』担当)
ひじかた憂峰「【廉価版】『湯けむりスナイパー』あとがき」(P222〜223)実業之日本社発行より転載
狩撫麻礼「メイド・イン・アクション」(P224)漫画アクション50周年記念特別寄稿(「漫画アクション」より転載)

BONUS TRACKS【すべてはALRIGHT(YA BABY)1979-2018】(P225)
狩撫麻礼《不完全》作品リスト (編集部より)(P226)
kakibaka「狩撫麻礼の血が流れている」(P227)
狩撫麻礼《不完全》作品リスト(P228〜234)
短文・対談・インタビューなどのリスト(P235〜238)
ビジュアル化作品リスト(P239)
おそらく全単行本リスト(P240〜245)
窪多実「「らくえんのうた」から「ツキノウタゲ」へ」(P246〜249)―狩撫ファンをつないだネットの縁―
狩撫麻礼名セリフ 4(P250)
狩撫麻礼名セリフ 5(P251)
狩撫麻礼の仕事部屋 (イラスト・竹谷州史)(P252〜253)竹谷州史氏と各社担当の記憶を元に作成
ヘンシユーコーキ(P254〜257)
 堀靖樹「大切なことは全部狩撫麻礼に教わった。かもしれない。」
 岩井好典「サヨナラ、狩撫さん」
 平田昌幸「狩撫さんとの二十数年」
 佐野宣人「狩撫さんの思い出」
たなか亜希夫(P258〜259)イラスト
【漫画原作者の心得】ひじかた憂峰/狩撫麻礼/土屋ガロン(P260)原稿
狩撫麻礼遺影(P261)写真/木村洋一
寄稿&インタビュー (氏名一覧リスト)(P262)
スタッフ(P263)
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《増殖の予定》狩撫麻礼関連記事へのリンク集
本書に転載されている「まんてん(漫画天国)」記事など
サイトへリンクがあった方が良いものもあるし、
ここでは紹介されていないサイトもあるので、
それらを整理して、近日中にはリンク紹介したいと思っている。

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少しの縁があって、何も出来なかったのに、"献本"ということで、
発売の前に、双葉社さんから新刊本を送っていただきました。
到着したのは、7/15の月曜の午前中でした。
早速拝読しましたが、とにかく濃密な内容、これは予想以上でした。

ブログ記事でもリンク紹介しましたけれど、
そのサイトには、本書の編集責任者である平田さんのインタビュー記事があり、
寄稿者のリストと書影もあって、なかなか豪華なメンバーだなとは判っていましたが、
実際に読んで一言で云うと、"濃厚"です。
二度目にはもっとじっくり読んで、噛むほどに発見、別の味わいがありそうです。
(なお『オールド・ボーイ』原作原稿は、くせ字なので、今夜日本酒を呑みながら……)

狩撫麻礼さんは作品について語ることは少ない作者だったし、
普段の生活的な面については、何も語らないから、
漏れ聞こえてくる情報は皆無なので、
さっぱり判らない"謎"の人物でした。

もし、かなり好きなマンガ家、小説家が居たとしても、
作品が面白ければ、それで十分で、新作を愉しみに待つのが普通なのですが、
どんな人間なのか、どんな趣味を持った人なのだろうか、と気になったのが狩撫麻礼さんでした。
その意味で、色んな縁で狩撫麻礼さんと関わった人たちが語るであろうエピソード
それを満載しているであろう本書の発売を、企画を知った昨年から待っていました。

ネタバレはしませんけど、狩撫麻礼さんは私より4歳上……
私は、最近はともかくも、昔は居酒屋で飲んだら、二次会はスナックでカラオケが定番でした。
本書を読むと、狩撫さんはカラオケが結構好きだったようで、
何人も証言しているけど、特に「いとしのエリー」は絶品だったらしい。(是非とも聴きたいですね)
意外なことに演歌も持ち歌にあったようで…
意外な交友関係では、「じゃりン子チエ」のはるき悦巳さんとはウマがあったらしいなど…
憂峰と名乗るぐらいだから、作品にも登場しますけど、UFO…などオカルト系は関心事だったようで…
本書には仕事部屋のイラストが付いておりますが
色んな方がこの仕事部屋に触れた文章・マンガを寄稿しております。

本書の圧巻はインタビューで、
特に、かわぐちかいじさん、嶺岸信明さん、松森正さんのが面白い。
聞き手が作品を読み込んでいる編集者さん方ですから、
創作のエピソードなどを上手に引き出しているので、読み応えがあります。
仕事以外のエピソードでは、いましろたかしさんとカネコアツシさんとが遊びの仲間
インタビューって、反応する聞き手が居るから、話も弾む
依頼されての寄稿(文章、マンガ)では、取捨選択するから、ここまでは面白くならない。

もう一つの圧巻は「狩撫麻礼《不完全》作品リスト」
単行本未収録作品をここまで調べ上げたというのは"鬼"ですね!!
デビュー当時から注目して追いかけていた、というのならともかくも、
国会図書館にだってマイナーな出版社のマンガ雑誌は無いだろうし…
現代マンガ図書館なら揃っているのだろうか??
激烈なマニアの"執念"、頭が下がります。
kakibakaさんなのだろうか!?

狩撫麻礼作品のファンは、きっと本書を購入するでしょう。

まだ狩撫作品と出遭っていない人は多いのだと思う。
本書の目次に、気になっている人物を見つけたならば、
新刊本屋さんで、その部分を立ち読みしてみましょう。
狩撫麻礼が少しでも気になるようでしたら、まずは古本屋へ行き、とにかく何かを買ってみる。
気に入ったら、今度は少しまとめて買う。
本書は、入門書では無いので、少しファンになってから購入することとしましょう。

狩撫麻礼ファンの編集者たちが企画し、狩撫麻礼にゆかりの人たちに呼びかけて編んだ
ファンのための本ですから…

《7/18追記》
エンゼルス試合の守備の時に、やっと「オールド・ボーイ」2話の原作原稿を読んだ。
映画のシナリオを読むように、マンガのシーンを思い出していた。
小説版「オールド・ボーイ」があるのなら、読みたいところだ。
今夜、マンガと原作とを読み比べてみよう。
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《7/18追記、狩撫麻礼関連記事へのリンク集》ほとんどがブログの過去記事からの転載
編集責任者の双葉社・平田さんが本書について語っています。
★【コメントあり】マンガ原作界の巨匠・狩撫麻礼氏の追悼本がいよいよ双葉社より発売!**マンバ通信7/5
https://magazine.manba.co.jp/2019/07/05/news-kaributsuitou/
「マンバ通信はこの追悼本の編集を担当された双葉社の平田昌幸さんにお話を伺いました」

★第5回 狩撫麻礼 -漫画天国「まんてん」-電子書籍はeBookJapan
https://www.ebookjapan.jp/ebj/special/manten/mobile/manten_05a.asp
インタビュー(Q&A)、自選ベスト、本人解説付き作品紹介

★マンガ原作者・狩撫麻礼全集***電子書籍のeBookJapan
http://www.ebookjapan.jp/ebj/special/special_carib.asp
●未完で単行本化されていない作品『夕陽の落ちるころ』(やまだないと・画)が無料特別公開中
●『リバースエッジ 大川端探偵社』第30話「もらい乳」の原作原稿も無料で
テレビドラマ化もされた「もらい乳」の原作、マンガ、ドラマを比較するのも一興

狩撫麻礼と関川夏央及びいしかわじゅんとには
「ボーダー」連載の第90話(未収録)を巡って確執があったらしいけど、
何せ未収録なもので、どんな作品だったのかは不明。
次の記事を読むと、二人からの今回寄稿文の過去背景が少しは判る。
(ファンサイト"月の宴"からリンクされていた記事)
★連載第四十一回「悲しい事件」 /いしかわじゅん***コミックパーク/いしかわじゅんエッセイ『秘密の本棚』
http://web.archive.org/web/20041026034856/www.comicpark.net/ishikawa040301.asp
「ボーダー」を連載していた当時のエピソードが紹介

私は上の文章を読んでからだったと思うが、
YouTubeで「BSマンガ夜話 ボーダ」を視たら、
その中で、いしかわじゅんさんが問題の雑誌切り抜きを紹介していた。
YouTubeには「BSマンガ夜話 ボーダ」で検索すると色々あるが
本来1時間番組のものを一部だぶらせ長尺にしているものばかり(隠れ蓑??)。

★ひじかた憂峰×たなか亜希夫「リバースエッジ 大川端探偵社」特集、大根仁が語る狩撫麻礼の円熟の境地 (全3ページ) - コミックナタリー 特集・インタビュー(2014年)
https://natalie.mu/comic/pp/ookawabata
テレビ放送がスタートする前に、脚本・演出をされた大根仁さんにインタビューしたもの

「月の宴」さんに教えていただいたもの。
★じつは、来週で… - 田村 信 | マンガ図書館Z - 無料で漫画が全巻読み放題!
https://www.mangaz.com/book/detail/53591
(※広告収入で成り立っている無料なので、広告表示は我慢。広告が嫌ならPDFを購入しましょう)
田村信「じつは、来週で… 田村信選集 中断漫画」
この中断漫画選集には、狩撫麻礼原作の「エッヂ」の一部(P115〜136)も収録
「月の宴」情報で大事なのは漫画ではなく、「巨匠に聞く(1/2/3)」というエッセイ・コーナーの3
263ページから265ページにかけて、原作者・狩撫麻礼さんが登場

単行本化されていない「ハードスキン」についての記事
★MANDARAKE・TV#7のハードスキン解説補足***まんだらけ 中野店 4F マニア館 2009/5/18 21:00掲載
http://www.mandarake.co.jp/information/2009/05/18/21nkn13/index.html
「原哲夫先生がフレッシュジャンプで「北斗の拳」読切を描いて人気投票1位になって、 じゃあ本誌で連載ってなった時に、絵は描けるけどストーリーが弱いってなった時に じゃあ原作者を小池一夫門下から選ぼうってなったらしく、原作者候補になったのが狩撫麻礼。……」
「狩撫麻礼の原作作法はその作家の素養を原作によって最大に引き出すプロデューサー的視点なので、 一緒に組む作家の過去作品を辿り、その方向性を探るところからスタートしている。」

リンクの最後は
月の宴(ツキノウタゲ)さんに重宝な単行本リストがありました。
★「古本屋めぐりのための狩撫麻礼原作単行本不完全チェックリスト ver.20190310」
http://caribumarley.web.fc2.com/CaribuMarleyPub_20190310.pdf

【追加】
インタビュー記事5本の聞き手をつとめる平田昌幸さん
2017年の座談会(当時は編集長)を読むと、少し身近に感じるはず
★漫画アクション50周年記念座談会「漫画アクションのDNAとは?」
http://webaction.jp/action50th/losers/
【更に追加】肝心のトップへのリンクを忘れていた
★狩撫麻礼ファンサイト ツキノウタゲ(月の宴)
http://caribumarley.web.fc2.com/index.html
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《追記、編集者・佐藤敏章》
本書に寄稿文を、さらにはインタビューの聞き手をつとめた佐藤敏章さん
マンガに限らず、小説などもそうだけれど、
編集者を意識したことは、ずっと無かった。
マンガの編集者が、現役時代に関わった作品やマンガ家について、後に著作をものにすると
マンガ家が結構話題にしていたアノ名物編集者だったのか、と気づくことがあった。
「佐藤敏章」という名前を憶えたのは、割と最近で、
本書「漫画原作者・狩撫麻礼 1979-2018」にその名前があって驚いた。

話題になったマンガだから、ご存知かも知れない一ノ関圭『鼻紙写楽』(小学館/2015)
その奥付で、連載担当/単行本編集/企画者の三つに「佐藤敏章」と…
この"企画者"なんていうものは初めて!!
何となく思ったのは、急がなくてもイイのよ、でも待ってるからね、と
一ノ関圭さんに連絡をとり続ける佐藤敏章さん
単行本『鼻紙写楽』の幕間「花鰹」の初出は、2002年でその時のタイトルは「芍薬牡丹」
これを番外編とすると、本編は2003年から2009年に「ビックコミック1」に不定期連載
これらに描き下ろしを加え、単行本となったのは2015年
この時の肩書はフリーとなっています。
フリーとなってからも声をかけ続けたから、一ノ関圭ファンは『鼻紙写楽』を読むことができた。
(7/19追記1:2001年の雑誌で一ノ関圭の新作の掲載予定広告を見た私は、照会メールを小学館に出したら、返信があった。パソコンが壊れたり、メールソフトのクラッシュもあったから、当時のメールそのものは残っていないけど、ひょっとしたら、佐藤敏章さんだった可能性も…)
(追記2:返信回答メールの詳しくは http://yumenoyabook.web.fc2.com/doushin-17.html 2001年から掲載号を追いかけていたけれど、この新作短編から14年近くも経ってやっと単行本に!! ファンは辛抱強いものなのよー)
(追記3:私は狩撫麻礼ファンだけれども、衝撃的デビュー作から知っている一ノ関圭作品は別格で、ひとつランクアップの存在だ。狩撫麻礼さんもきっと一ノ関圭「らんぷの下」を読んだはずだと思うのだが、あの青春劇は狩撫好みのテイストで巧みな描写力と構成センスに驚いたはずだと感じるのだが、狩撫は何も残さ無かったようだ。大友克洋は気になるマンガ家の一人として一ノ関圭の名を挙げている)
(追記4:ネット友だちになった美和剛さん、一ノ関圭デビュー1975年当時は某有名マンガ家のアシスタント。プロを目指すマンガ家のタマゴにも衝撃だったというから、狩撫麻礼が知らぬはずは無い。ライバルと意識したから敢て言及しなかった可能性も残る。どう考えても、狩撫麻礼原作で一ノ関圭が描くことはあり得ぬから)
(追記5:狩撫麻礼担当の小学館初代編集者・佐藤敏章さんならば、一ノ関圭作品が狩撫麻礼さんとの話題になった事も…有ったかも)

「佐藤敏章」という名前に出遭った二度目は
引っ越し時のダンボール箱に入ったままなので、
今年の1月に、谷口ジロー「父の暦」を電子書籍で購入した。
その1994年10月14日「あとがき」に
「ビッグコミックの旧知の担当者、佐藤敏章氏の
「今度の作品はコミックイコール娯楽というワクから少しはみ出さなければ語れないテーマだと思う。人気の事はあまリ考えなくていいから、自分の描きたい事を読者にどれだけ伝えられるか、それだけ考えてやってみてください。」
という心強い言葉が連載を続ける原動力になった。」
イイ話ですね。

編集者の話となると、思い出す人がもう一人います。
今はもう廃業した小さな出版社・編書房の代表・國岡克知子さん
マンガを扱う出版社では無いのに、"紡木たく"さんを口説いて「マイガーデナー」(2007)を手掛けた
この話に関心のある方は、下記をクリック
上で書いた「佐藤敏章」と全く同じ記事でした。
◆編書房・國岡さん記事へ飛ぶ◆
「マイガーデナー」発売はクモ膜下出血の年だったのかー
手術入院&リハビリ病院で長期不在だったから、心配した國岡さんに電話をもらったなあー
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《7/19追記》
「オールド・ボーイ」の原作とマンガとの比較確認が終った。
あの原作からあのコマ割り作品が出来上がるのかー
原作からイメージする力もマンガ家の才能だなー
一か所だけセリフの変わっているものがあった。
ネームが出来た時点で、マンガ家と編集者とが打合せする時に変更するのだろうか。
原作者にも相談するのだろうか。
本書の色んな寄稿を読むと、マンガ家が勝手に変えていた感じのものが多かったという印象だけど…

こうなると一番気になるのはデビュー原作だ!!
大友克洋は狩撫麻礼原作をどう料理したのか!?
"原案"としたいうことは、大友克洋はかなりアレンジしているのだから。
比較しながら読みたい…
「East of The Sun, West of The Moon」は何度読んでもイイ話だ。
青春と老成とが絶妙に融合している作品。大友の為せるテクニックかなー

《追記》
今、思い出した。
狩撫麻礼さんと麻雀をやったという話題は一つも無かった。
私も、案外、麻雀をやらない人では、とずっと感じていたけど、
麻雀雑誌からの注文だから、必須アイテムとして麻雀を登場させるだけで、
私の記憶では麻雀そのものを描いた作品は無かったと思う。
麻雀ルールの基本だけ知っていれば、何も困らないというレベル。
マンガ家が麻雀を知っていれば、牌の並びなどはオマカセ丸投げで済む。
担当編集者が知っていれば、大丈夫という感じもアリかな…

《追記》
アマゾンに感想コメントを投稿しようしたら、
まだ予約受付中で発売されていませんと断られた。
その原稿からラスト部分を転載すると
「人気マンガでもベストセラー作家の小説でも無いから、"品切れ""絶版"となる前に入手しないと…増刷の保証は何も無い…」
これって今までに何度も使ったフレーズの焼き直しだ
"いつまでも有ると思うな新刊"
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《7/23追記》
アマゾンへの感想コメントの投稿が不可に…
◎発売開始「漫画原作者・狩撫麻礼 1979-2018」、投稿不可だった感想コメントの原稿転載、☆詳細な目次☆へリンク**7/23
http://yumenoya.seesaa.net/article/468202685.html
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《8/27追記》
狩撫麻礼さんの色々なペンネームについては、
新しいブログ記事を書く目論見もあったけれど、
折角の新刊のネタバレになってしまうのではないか、で頓挫してしまった。

狩撫麻礼さんの魅力の一つに、複数のペンネームを名乗った謎がある。
長年の活躍でやっと獲得し有名だったはずの「狩撫麻礼」というペンネームを捨てた謎。
本人も二度語ったと思うし、新刊の本書でも編集者が語っている。
その色んなペンネーム(筆名)を列記しても、ネタバレでは無いだろう。

新刊『漫画原作者・狩撫麻礼 1979-2018』掲載の
「狩撫麻礼《不完全》作品リスト」登場順で列記すると
カリブ・マーレィ、赤松文彦、不動チカラ、土屋ガロン、塚本JOY、東京ローカル、ひじかた憂峰、土門巽、ハーツ&マインズ(いましろたかしとの合同筆名)、ダークマスター、南方ゴング、ラスト☆パス、椿屋の源、東京6区、marginal、五島忠雄、カリブsong、よろず万策、
狩撫麻礼に始まり筆名は19個

今回の「狩撫麻礼《不完全》作品リスト」で初めて知った別名も多い。
単行本になっていれば、探索手帳にメモして、古本屋巡りで捜すことも可能だけれど…
未単行本化の作品の掲載雑誌をネットで捜すのは至難の業
今は「狩撫麻礼《不完全》作品リスト」があるから、雑誌名と掲載号が判明したけれど…
私は別に、未単行本化の作品の掲載雑誌を捜すほどのマニアではないけれど…
「狩撫麻礼《不完全》作品リスト」の土台となった未単行本化の掲載雑誌リストの提供者には
その執念にただ頭が下がるばかりです
疑わしい雑誌を実際に入手して読み、その匂いを嗅いで"狩撫麻礼"作品かどうかの判断
期待を裏切るハズレもかなり多かっただろう、きっとたくさんのハズレが…
"惚れた"弱みがさせる妄念
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《9/8追記》
9/7にツキノウタゲさんとスカイプ酒盛りをやった時に次のページを教えてもらった。
ちゃんと「ツキノウタゲ」トップからリンク紹介してありました、知らなかったー
TBSラジオ(「アフター6ジャンクション」2019.8.27 火曜日)の狩撫麻礼特集番組(51分放送の音源付き)
★漫画原作者・狩撫麻礼が描いてきた世界とは何だったのか?を解き明かす【オールドボーイ・迷走王ボーダーetc.】
https://www.tbsradio.jp/404206
「7月に出版社の垣根を超えて発売された追悼本に関わったライターの九龍ジョーさん、元・担当編集者だった平田昌幸さん、コラムニストのブルボン小林さんをお迎えして、漫画原作者・狩撫麻礼とはどんな人物だったのか? たっぷり語っていただきました。」
原作原稿の画像の下の橙色横帯が音源再生コーナー 
左端が再生のスイッチで、右端が音量調節 私も聴いている途中だ
TBSラジオ 狩撫麻礼特集.JPG
posted by yumenoya at 11:13| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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