2016年09月14日

◎「ギザの三大ピラミッド」の灯台説(ランドマーク説)に疑義あり、竹村公太郎氏説に異論、そして日本ハム勝利!!

9/10(土)に読み終わった竹村公太郎「日本史の謎は「地形」で解ける」(PHP文庫)は知的な興奮を感じさせてくれ大変面白かったので、第二弾「日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】」をその夜早速古本で注文した。
それが本日9/13、やっとヤマトメールで届きました。真っ先に読んだのは「【番外篇】ピラミッドはなぜ建設されてのか」の二つの章だ。

最初の「【番外篇】ピラミッドはなぜ建設されたか1―ナイル川の堤防」は、ナイル川西岸だけにあるピラミッド群に着目し、有明海の埋め立て干拓で古くから行われている、潮汐の自然の力を利用した「からみ工法」という干拓の方法が、古代エジプトではナイル川の堤防づくりにピラミッド群(発見されただけでも80基以上、2008年にも1基発掘)が利用されていたというもの。
"なぜ建設"では雇用対策としての公共事業説が近年着目されていたが、ピラミッド群の建設は河口のデルタ地帯を干拓するための治水事業だったという遠大なスケールの話で、ワクワクさせてくれました。面白いですね。
その詳細は本書を読むのが一番ですが、(買う気はないがもっと知りたいという方には)本書の説の解説サイトがあったので、このプログの最下段でリンク(日本ハム勝利の記事の直前で)
《ピラミッド分布図》
pyramid_position.gif
上の分布図は下記サイトにあったものです。
●デジタル地図「ピラミッド分布図」概要
http://www005.upp.so-net.ne.jp/nanpu/history/egypt/maps/pyramid_position.html


次の章は「【番外篇】ピラミッドはなぜ建設されたか2―ギザの3基の巨大なピラミッドの謎」では、ギザの高台に建設された(堤防ではない)三大ピラミッドの謎に迫ります。竹村公太郎さんの説によると、デルタ地帯の干拓作業現場から見える灯台としてギザの3基の巨大なピラミッドが建設されたというものです。
この章の説明では読んでいて納得がいかなかったので、ネットの色んな関連記事を読んでから、疑義点を下記の通り整理したので、灯台説に反論いたします。

1.三大ピラミッドは南西の方向に並んで建設されている。もし、デルタ地帯から目立つように建設するとしたならば、北西の方向に建設した方がより目立つだろうという単純な反対の発想です。逆三角形▽のデルタ地帯からよく見えるようにしたいのならば、逆三角形▽の斜辺に沿うよう北西方向に並べて建設した方が、デルタ地帯の色んな場所からよく見えるだろう……三大ピラミッドが南西の方向に並んでいるので、北東方向のデルタ地帯から見ると、クフ王のピラミッドしか見えないことになる。つまりちっとも目立つようには建設されていない、と思う。(ここ追記:今のカイロ市街地辺りから干拓が始まったとしても南西方向の建設は変??それとも南西方向の3基が目立つ、カイロからずっと南の地区から干拓が始まったとしたら(そんなに上流だと干拓地じゃないと思うが)……灯台説も有り得るのか????もっと調べる必要があるかな…何か見つかったら追記の記事を書きます。竹村公太郎氏がもっと傍証を色々挙げて解説してくれて説得してくれていたらなと思いますね…何せ今から4,500年も昔のことですし…素養のある方に推理して欲しいですね、私には荷が重すぎますよ)
《ナイル川デルタ》
ナイル川デルタ.JPG
《ギザ ピラミッド》
ギザ ピラミッド.JPG


2.「ギザ台地の3基の巨大なピラミッドは、デルタ干拓の灯台であった」「ピラミッドの謎は全て解けた」と結論づけているが、いったいどの程度の距離からピラミッドは見えたのかが気になって推理した。(文系人間なので試算の誤りはご容赦を)

下記の「地球の大きさ」サイトでの解説のとおりに試算してみた。(ここには水平線がどの距離に見えるかの計算式が載っています)
ギザ台地の標高はGoogle Earthによると60mらしいので(表示されている60mが本当の標高なのかは不明)、標高60mに建設された高さ130mのピラミッドの先っぽ(標高190m)は、約50km先の足下にある目線からやっと見えることになる。つまり、もしピラミッドの頂上に横たわって北方向を望遠鏡で覗いたら、50km先(下記地図だとバーナ辺り)に地平線があったということ。(デルタ地帯の標高は0m、見る人間の目の高さも0mで試算)(標高200mでも約51km)
《水平線の距離の概念図》
水平線の距離の概念図.JPG
《簡便な計算式》
計算式.JPG
↓黄色の☆マークがクフ王のピラミッドの位置です。
《ギザと50km》
ギザと50km.JPG
地図Googleマップ上で確認すると、カイロの北にあるバーナ辺りが約50kmの位置となるが、これではデルタ地帯のほんの南端からだけのみ、高さ130mのピラミッドが見えることとなり、広大なデルタ地帯から見える灯台の役目を果たさないと思うが、如何??
それとも50kmも彼方からクフ王のピラミッドの先っぽが見えたら、紀元前2560年頃に20年前後かけて建築のピラミッドは十分灯台の役目を果たしていたということかな??
もしその解釈だとすると、3基が南西方向に建設されている事と灯台の役目は齟齬(そご)することとなり、建設実態と灯台計画とは食い違っていることになる。
つまり灯台の計画はそもそも無かったというのが私の解釈です。
文系の私の推理がおかしいのだろうか??

※誤りのご指摘を、よろしくお願いします。


●第二部−2−地球の科学 第2章 地球の形と大きさ 1.地球の形 b.地球の大きさ(1)
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/chikyunokatachi-01.htm#%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%81%AE%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%95%EF%BC%881%EF%BC%89
つまり、見える距離(km)は目の高さ(m)の平方根に比例し、距離の単位をkm、目の高さの単位をmとすると、比例定数は3.6である。目の高さが1mの人は3.6km先が地平線(水平線)ということになる。目の高さが1.5mの人だと、4.4kmくらいとなる。100mの山では10倍の距離の約36km先が地平線(水平線)。
(計算式は、距離=3.6×10の三乗)

《関連サイトなど》
●ギザの大ピラミッド(クフ王のピラミッド)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%82%B6%E3%81%AE%E5%A4%A7%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89
現在高さ138.74m(もとの高さ146.59m)

●三大ピラミッド
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%A4%A7%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89
カフラー王のピラミッド 高さはおよそ136メートル(頂上部分が一部崩れているため、創建当時より低くなっている)

●120m〜140mの超高層ビルデータベース
http://www.blue-style.com/database/scale-120-140/

札幌 円山
標高225 m

さっぽろテレビ塔
高さ147.2メートル

たまたま高さが七不思議の灯台に似ていたので
●アレクサンドリアの大灯台
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%A4%A7%E7%81%AF%E5%8F%B0
紀元前3世紀頃にエジプトのアレクサンドリア湾岸のファロス島に建造された灯台。ファロス島の大灯台、あるいはアレクサンドリアのファロスとも呼ばれる。
14世紀の二度の地震によって全壊したが、七不思議の中ではギザの大ピラミッドに次ぐ長命な建造物だった。
灯台の全高は約134メートル(約440フィート)。ギザの大ピラミッド(高147m)をのぞくと建造当時は地球上で最も高い人工物の一つだった。
796年の地震で大灯台は半壊し、その後の1303年と1323年の地震で完全に崩壊した。

●ピラミッドと干拓―からふる毛鉤で天空の渓へ
http://tenkarakebari.jugem.jp/?eid=1030
竹村公太郎「日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】」(PHP文庫)の「からみ工法」を本書に沿って紹介しているページがあったのでリンク。

このシリーズの本は第三弾まで出ているので是非一読を!!
知的に興奮させてくれるシリーズです。
(この第二弾を読み終わったら、第三弾を買うつもりです。残念ながら、このシリーズは地元図書館にありません)
知的興奮を探している方にはオススメの歴史関連本です。
(ここ追記:上に竹村公太郎氏説に反論を記しましたけど、異論を唱えたくなるほど、反論したくなるほど読者に調査・勉強させる新機軸の説なんて、そうそうありません。どうでもイイ説は無視するだけで済みます。その意味で竹村公太郎氏説には堪能しています。「ひょっとしてそうなのかも!?」と思わせる新視線の説にはワクワクとします。説得力もあります。だからこれからも追いかけて読むでしょう、竹村公太郎氏がどう分析・推理したのかがとても気になりますから。たまたま"灯台説"では納得できなかったけど…(著者は「ピラミッドの謎は全て解けた」という結論を少し急ぎ過ぎた。だから推論の傍証があまりにも少なすぎったのではと感じていますので、本書で書かれていない傍証がいくつも他にあるのではないか!?!?!?)。こんなにワクワクとした知的好奇心を刺戟してくれる本なんて、めったに出遭えるもんじゃ無いと実感しております…知的興奮は楽しい!!!!読書の醍醐味!?この追記を投稿した今は何と午前5時45分、さすがにもうオヤスミなさいデス、外も白んできました)
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《日本ハム勝利》
今夜は大谷翔平投手が先発でしたが、この原稿も考えながらテレビ中継も気になるという状況でした。そして今日は3回表に日本記録164km/hが出ましたーーーが、その164km速球は糸井選手にヒットを打たれ2失点。けれど、4回裏に同点と追いつき、大谷投手は5回で降板。
5回表にはランナー3塁で因縁の糸井選手との対決があり、ファウルを粘る12球目をやっと1塁ゴロに…という熱い見せ場もありました。
5回87球4被安打9奪三振2失点
試合は久々に2番中島卓也くんがドンピシャだったようで、7回裏ランナー2・1塁に2塁打が飛出して2点勝越し、そのままゲームセット。雨天中止のソフトバンクとのゲーム差は1.0に
9/13 ファイターズ対バファローズ ダイジェスト
http://baseball.yahoo.co.jp/npb/video/play/125774/
日本記録164km/h
2016-9-13-164.jpg
もっと緩急をということなのか!?!?、
もっともっと遅い球を絡めた投球にしないと164kmも今後の165kmも打たれるよということなのか!?!?
栗山監督じゃないけど、164kmも「打たれたら意味ない」のよね。
あの野村元監督(元捕手)に大谷投手&捕手専属オブザーバーになってもらって提案・意見を求めたら……なんて考えてしまいます。今の戦術方向だと何も変わらないような気がします、スピート記録を更新するだけで……
本人も監督もファンも願っているのは、もう少しマンガ的なばったばったのはず
スピードボールをもっと有効に使う、否、活かす方法があるはず……とほざく素人の私
誰でもイイから大谷投手を何とかしてよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
打者大谷選手はより磨いてより上を目指せは良いけど……
posted by yumenoya at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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