2016年08月24日

●リオ五輪中のニュース《空爆で負傷したシリア人少年、オムラン君3歳の動画と写真、「シリア内戦の象徴」に》

下記の記事が配信された8月18日(木)の夜
当時の放送予定を確認したらバドミントンの中継をやっていた時間帯
その夜は日本ハムvsオリックスのラジオ中継をずっと聴いていたので、バドミントンの中継は視ていないかも。
首位ソフトバンクとのゲーム差がマイナス0.5という変なことになったので、試合終了後はそれについてのブログ記事を書いていたかも…

するとその深夜に、下記ニュースの動画を視たのだと思う。
動画には痛ましい男の子の姿が映っていました。
起きた事があまりのこと過ぎて今の状態にどう反応してよいのか判らないという虚ろな表情と戸惑いの視線……
この動画を視たときに、そのページをブックマークしました。
五輪が終わったら、ブログで取り上げようかと思って。
その後、続報的ニュースもいくつかありましたので、それらもブックマーク。
今日は(もう昨日8/23ですが)少年の父の取材記事がありましたので、日ハム戦(私の一番の関心事です、平和な日本)が終わってから、このブログ記事作成に取りかかりました。

●【映像】悲しい注目 空爆で負傷、5歳男児の姿 シリア内戦-アフロ 8月18日(木)21時26分配信【閲覧注意】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160818-00010008-storyfulv-m_est
※少年を映した動画を視た時に、私がまず感じたのは不自然さでした。ちょっと変だぞという印象かな(今また視て確認して書いているわけだから)。
救出された少年を抱えた救急隊員(?)が救急車の一人用座席に座らせて、手当てをするでもなく、誰かがずっと横に付き添っているわけでもなく独りにして、おもむろに(短い時間ですが)撮影を始めたのです。そしてこの動画・写真が世界に拡散されて話題となったようです。
普通、まず飲み物をあげるとか、横にずっと付いていて手を握ってあげるとか、濡れたタオルで顔の泥を拭いてあげるとか、そんな反射的な行動をするものじゃないかと…最初から何かに使う目的の撮影(救急隊員もSNSなどに投稿?)…不自然で変な動画だなあと感じました。救急隊員が変なだけ…日本にもそんな変な投稿がたくさんあるようですが

●空爆後に救出されたシリア少年の画像公開、民間人犠牲の象徴に-AFPBB News 2016年08月19日 12:48 発信地:アレッポ/シリア(映像からの画像は4枚)
http://www.afpbb.com/articles/-/3097979?utm_source=yahoo&utm_medium=news
img_55b6b815f0d5c18bfb38fe832f5ab5b2109115.jpg

●シリア少年の衝撃映像に中国メディアが「疑念」-AFP=時事 8月22日(月)17時58分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160822-00000036-jij_afp-int
「中国国営放送が、欧米諸国の「プロパガンダ戦争」の一環として捏造(ねつぞう)されたものではないかと疑念を呈している。」
※重油に塗れた鳥の写真とか動画が、イラク軍の攻撃による重油流出が原因だと話題になり、米軍がサウジへ派兵することに…。後にイラク軍とは全く関係の無いことが判明しましたけど。
ですから"プロパガンダ"、"捏造"という言葉で、重油に塗れた鳥を連想します。昔読んだ新藤健一「新版 写真のワナ―ビジュアル・イメージの読み方」も、重油に塗れた鳥の写真に触れていたと記憶。
私の「不自然で変な動画」という印象が「中国メディアが「疑念」」という記事で、「重油にまみれ鳥」に連想してしまいました。写真も動画も欺く目的で使われることがあるから、一応要注意だと。その意味では疑念が残ります。

※ここで改めて見直した上のシリア少年の画像に次の解説がありましたので、転載します。
(画像のキャプション)
「シリア・アレッポのカテルジ地区で、空爆後にがれきの中から救出され、救急車に乗せられたとされる少年。シリア反体制派の活動家らの団体「アレッポ・メディアセンター」が公開した映像より(2016年8月17日撮影)。(c)AFP/HO/AMC」
※シリア反体制派の団体が公開した映像より、ということは、最初から世界に発信するつもりで撮影していたわけですから、不自然さに対する私の疑念は消えました。
しかし、世界に訴えるためとは云え、少年を抱き上げて頬ずりでラストとか…
冷徹な視線の撮影班戦士が居る。空爆飛行機と戦う術はないのだから、残酷な映像を世界に流すしかない、これが今ここで起きている戦争(内戦)の現実でここがその現場だ…これも俺たちの戦い方だと。

●世界に衝撃与えたシリア男児の写真、父親が語る爆撃の瞬間-The Telegraph 8月23日(火)14時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160823-00010000-clc_teleg-int
「父親のアブ・アリさんは、息子のオムラン(Omran Daqneesh)君と一緒にソファに座っていた。もう1人の息子と娘2人はアパートの1階に、一番上の息子のアリ君は外で友人と遊んでいた。」
「彼はニックネームでの取材を希望した。期せずしてシリア政府による自国民への暴力の象徴となってしまった自分たち一家が、アサド政権から報復されることを恐れているためだ。」
「オムラン君を治療したアレッポの医師らは彼を5歳だと報告したが、実際にはまだ3歳だという。」
「体が自由になって最初に手が届いた子どもがオムラン君だった。破壊されたソファからオムラン君を助け出すと、オムラン君の兄をつかみ、それまでにアパートになだれ込んでいたレスキュー隊に2人の息子を引き渡した。「兄弟で助け合いなさい」と息子たちに言い残して、アブ・アリさんは残りの子どもたちを探しに戻った。」
「しかし露政府は19日、自国のパイロットの関与を否定し、欧米諸国が「常とう手段の反露プロパガンダ」として、オムラン君の写真や映像を利用していると非難した。」
「一方、米国務省はオムラン君のことを、シリア内戦を物語る「本当の顔」だと表現。」
「空爆時に家の外で遊んでいて重傷を負ったオムラン君の兄、アリ君(10)は死亡した。」
※アブ・アリさんがレスキュー隊に引き渡したオムラン君の兄は亡くなっていた。
アブ・アリさんが探しに戻った二人の娘さんのその後について、記事は何も語っていない。
posted by yumenoya at 02:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦争・紛争・差別など国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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