2014年09月04日

朝日新聞よ、どこへ行く!?(従軍慰安婦「強制連行」/右手にジャーナル/ご臨終)

 "右手にジャーナル、左手にマガジン"(右手に朝日ジャーナル、左手に週刊少年マガジンということ)

 「週刊少年マガジン」に「あしたのジョー」が連載(1968〜1973/注:1970.3.24力石徹の葬儀)されていた私の高校時代〜学生時代に、こんなフレーズが流行っていました。その時以来、朝日を硬派(真摯)だというイメージでとらえていました(あえて過去形)。(週刊朝日ジャーナルは1959年に創刊で1992年に廃刊)

 なのに割と最近で"朝日"がTV番組・ニュースでよく目立つようにとなったのは、橋下徹(大阪府知事時代)の出自に関する記事(週刊朝日連載)、橋下大阪市長の朝日新聞批判・取材拒否。何だか情けなくってちょっとお粗末な"朝日"というイメージに段々と変わってきておりました。"右手にジャーナル"は虚像だったのでしょうか。

 今年読んだ下記の本(古本通販 夢の屋で"販売中"/ここは宣伝)に次のような記事がありました。
「朝日新聞中江俊忠新社長にまつわる言論封殺の重大疑惑(1989年9月号より)」
「噂の真相」の真相2-ゴシップ・スキャンダル誌の20年史/古本通販 夢の屋
http://yume.nsf.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=3092
「サンゴ損傷事件(1989年)」、あれって朝日新聞だったんですね、この時に新社長になったのが中江俊忠。珊瑚記事捏造の頃から朝日新聞社はおかしくなり始めていたのか……(朝日新聞の読者じゃないけど、昔数か月はとったことあります)
朝日新聞珊瑚記事捏造事件-ウィキペディアWikipedia(別名:KY事件)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E8%81%9E%E7%8F%8A%E7%91%9A%E8%A8%98%E4%BA%8B%E6%8D%8F%E9%80%A0%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 そして今年の8/5、問題の次の記事がネットニュースで眼に飛び込んできた、ナヌ!?
<朝日新聞>慰安婦報道を検証 「強制連行」証言取り消す-毎日新聞 2014年08月05日 11時29分
http://mainichi.jp/select/news/20140805k0000e040202000c.html

 私にとっての今年一番のニュースはずっとSTAP細胞問題でしたが、「韓国・済州島で強制連行した」との証言について、「虚偽だと判断し、記事を取り消す」というニュースには魂消ました、驚かされました。長年騙されていたことに腹も立ちました。そして、河野談話があるぐらいだから、「強制連行」はあったんだろうと無批判に受け止めていた自分が情けなかった。ちょっと検索していたら、現地調査しての批判記事がすぐにヒットしていたのに…。
 「「済州島で慰安婦狩りをした」と証言した吉田清治氏(故人)を16回にわたって記事に取り上げた点も検証。同紙が済州島で再取材した結果、証言を裏付ける話が得られなかったことなどから、証言は虚偽と判断した」と。
 吉田証言の裏を全く取らないまま、キャンペーン記事を朝日新聞が書き続けたということが信じられません。たった一度でも済州島で裏取り調査していれば…、こんなアホな!!これを捏造(ねつぞう)と呼ばなかったら、いったい何が捏造記事なんじゃ!!(岩波国語辞典によれば、「本当はない事をあるかのように偽って作り上げること。でっちあげ。」)

 吉田氏関連記事は1982年が最初らしい。1991年の元慰安婦インタビュー記事(金学順が親に売られたと答えているにもかかわらず"連行された"ことに捏造)、そして1992年には吉田清治の取材記事となったようです。

 想像するに1991年の金学順"連行"記事の時に、もっと肉付けして慰安婦"強制連行"という記事にならないか、吉田清治証言とからませると面白くなるな、と絵図を描いた人が居たのでは…。上司陣もこれは行けると考えて後押しし、都合の良いように(記事としてインパクトがあるように)吉田清治の証言を引き出した(誘導した?)、と考えるのが一番普通の受け止め方でしょう。記者の喜ぶ証言をすれば臨時収入にはなるし、自分の創作話を本当にあった事と自分でも段々と信じ込んでしまう。記者のインタビュー(○△だったんじゃないですか?…そうそう○△だったんです!)によって、よりもっともらしい真実味のある創作話に肉付け進化。自白偏重主義下の"嘘の自白"冤罪はたくさんあるし、第三者の怪しい目撃証言が重要証拠となった事件も多々あるから、自白も証言もいかに当てにならないかは、新聞記者にとって既知の事実のはず。今は証拠裁判主義の時代。これはニュースになるか、記事にして伝えるべきかどうか。或る証言が取れた時に、その裏を取らない人は記者じゃないしジャーナリストじゃない。そんな似非記者が"朝日"には多いということなんでしょうかね。
 ★(追記)ここは今ブログでの記事の見え方やリンクを最終チェックしている段階での追記なのだが、済州島での現地調査をしての批判記事があった時に、その批判記事の裏を取ること(現地調査の実施)はいくらでも出来たのに、それを敢えてしなかったということは、現地調査は当然必要無いという"でっちあげ"一蓮托生の確信犯たちが存在するということです。この確信犯の犯人(記者)たちをあぶり出して(犯人を捜して特定して)公表しない限り、朝日新聞はもう終わりですね。こんなに悪質な記事作りだったということです。そして今思うのは、朝日新聞はすでにご臨終のようだということです。相撲の"死に体"ですね。この後に私は色々と書いておりますけれど、あぶり出しのチャンスだったのは8/5と8/6の上下特集記事の時でした。これが最初で最後の膿出しチャンスだったのに…。その時に頬かむりをして聞く耳無しの知らぬ存ぜぬを決め込んだのですから、もう今さら何をやっても遅い。もう終わりです。折角書いたので、下の記事は残しますけど、合掌。もうこの事件で書くのはアホらしいので、もしコメントがあったとしても、一切コメント返しはしません。メシも食わずにずっと書いていた私はホンマに阿呆モノでした。莫迦らしい★

 1993年の「慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話」で"従軍慰安婦の強制連行を認めた"。河野談話の当時、私の慰安婦についての知識は乏しかったけれど、「からゆきさん(日本の貧しい農家などの娘さん達は売られて東南アジアの娼館で働かされた)」のようなのは太平洋戦争時にはたくさんあったはずとの認識はあった。でもまさか"強制連行"は無いだろうと思っていたので、河野談話にはまさかと驚きでした。"恥の文化"の日本人である私は、"強制連行"を恥ずかしい日本の歴史と感じ、日本人としての負い目だとも思うようになりました。

 この河野談話が出された背景の一つに、朝日新聞による吉田清治証言のキャンペーン的な記事があったことは歪めないでしょう。河野談話があるので、朴槿恵大統領になってから、韓国との関係はギクシャクして不穏なままだし、米国の各地に慰安婦像(慰安婦の碑)は設置されるし、国連人権委員会でも問題視されています。そして世界の色んな国の人たちからも、日本って戦時下に慰安婦の"強制連行"をした非人間的国だと思われているのかも…。これらすべての責任は慰安婦"強制連行"記事を捏造した朝日新聞にあります。嘘の言い出しっぺは朝日新聞であり、朝日新聞がこれらの問題の火付け役となったのです。その朝日新聞は日本の有数紙だと海外に思われているから、なおさら始末が悪い。

 8/5と8/6の朝日新聞の特集記事「慰安婦問題を考える」では、日本国民に対する謝罪にもなっていないけど、"虚偽の証言を信じて"世界(特に韓国、米国、国連)に嘘記事を垂れ流して翻弄し続けてきたという事に対する説明責任と謝罪をして欲しいものです。
 日本外国特派員協会(外国人記者クラブ)では、様々な話題の人物を招いて会員向けに主催会見をしております。朝日新聞社の社長は記事に誤りがあったので謝罪と説明の会見をしたい旨を、日本外国特派員協会に申し入れるべきだと思う。国際関係の懸念問題になっていることを考えると、外国報道機関の特派員及びジャーナリストに謝罪・説明をすれば、会見の動画と一緒にテレビのニュース番組で話題にしてもらった方がインパクトはあるし、特派員などの質問に答えれば、記事になる可能性も増す。謝罪・説明会見の動画はYouTubeなどを通じて世界中にリンク拡散します。
 朝日新聞デジタルの解説記事で英語版を用意したぐらいではほとんど読む人はいない。朝日新聞社が世界のマスコミに目立つように行動(その一つが外国人記者クラブでの社長会見)して、世界(韓国はちょっと別の次元)の誤解を溶いて欲しいものです。何が肝心なのか、今一度じっくり考えてください。もし国会が喚問したとしても、所詮国内ニュースにしかなりません。
日本外国特派員協会 ウィキペディアWikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%96%E5%9B%BD%E7%89%B9%E6%B4%BE%E5%93%A1%E5%8D%94%E4%BC%9A

 池上彰さん連載コラム事件9/2&9/3だって、トップの根本的な認識がおかしいから、「強制連行」記事についての全社統一のはっきりした方針が無いからで、こんなアホなことが、お粗末な対応が続いたら、朝日新聞社だってつぶれますよ。身売りだって他人事じゃありません、と私は思います。結局、謝罪はしないという姑息な方針でいる限り、五里霧中の堂々巡りで、迷走を繰り返すだけ。強気の背水の陣(のつもり)でいたって、ただ待っているだけじゃ何も変わらない。誤りを謝るという行動を起こさない限り、攻めることには何も結びつかない。
 「強制連行」についての朝日新聞批判の記事を紹介した週刊誌・月刊誌の広告を拒否というのは子どもが駄々をこねっているようなもの。あの理研がSTAP細胞論文問題で第三者委員会の提言を受けたように、朝日も第三者委員会を設置して、その提言を受けないと変われないのでしょうかね。
 でも池上彰さん連載コラム事件などで、記者たちが記名で批判しているという記事は少し救いです。

《懲りない朝日新聞》
<池上彰さん>朝日新聞連載コラム中止を申し入れ
-毎日新聞 9月2日(火)23時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140902-00000155-mai-soci
◇慰安婦報道で「朝日は謝罪すべきだ」に「掲載できない」と

朝日「池上連載」掲載対応巡り「社内反乱」 現役記者から「はらわた煮えくりかえる」 J-CASTニュース 9月3日(水)15時48分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140903-00000002-jct-soci&p=1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140903-00000002-jct-soci&p=2

<池上彰さん>4日朝刊にコラム掲載へ 朝日新聞が方針転換 毎日新聞 9月3日(水)19時58分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140903-00000079-mai-soci
 方針欠如で風見鶏のようにクルクルと迷走を繰り返しそうな懲りない朝日新聞です。さらに迷走したとしても、もう驚かないですよ――

 こんなページが新設されていました。
朝日新聞デジタル:慰安婦問題を考えるに関するトピックス(8/28)
http://www.asahi.com/topics/ianfumondaiwokangaeru/

《★今年話題のニュース第一位★》
 朝日新聞は8/5の記事(虚偽と判断)によって、今年は格段とリードしていたSTAP細胞問題(私はまだ期待の尻尾を引きずっています)を簡単に抑えてアッという間に、今年話題のトップに躍り出ました。
 1992年に吉田清治の取材記事が載った直後から、色んな検証批判があったのにもかかわらず、2014年の"吉田証言を虚偽と判断"記事まで22年もかかったという粘り腰で、訂正でもお詫びでも謝罪でもない玉虫色の腹黒太っ腹の文章力・組織力と腰の高さで、非言論機関・否報道機関・似非マスメディアを標榜したいのか溢れる不思議な自信力などの点で格段と優っているので、貴方は今のところ断トツの一番です。虚偽判断に22年間もかかりましたので、今のままだと、当分の間、連続トップに燦然と輝くかも知れません。どちらにしても、この事件のことは記憶にしかと記銘されました。生きている限り、死ぬまで、新聞そのものが話題になった時には、この事件を想起することでしょう。こんなブログでの"朝日新聞"糞味噌独り袋叩きを情けないことだと感じるようでしたら、行動で変わらないと……

 こんな商売格言、無かったかな。「信用をつくるのに十年、それを失うのは一瞬」この名言?をかつて"右手にジャーナル"だった貴方に贈ります。ずっと負い目を背負わせていた、騙し続けた"憎い"貴方に
posted by yumenoya at 05:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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