2015年05月30日

「ビブリア古書堂の事件手帖」と江戸川乱歩とちょっとホームズ

 「ビブリア古書堂の事件手帖」という小説があることを知ったのはTVドラマ化(2013年)された時だ。古本屋が舞台で推理仕立て、その店主が剛力彩芽ということで興味を持ちを視た。まあまあのできのドラマだったけど、連続ドラマはやはり不向きで3話ぐらいしか視なかった。

 本に対する知識と思い入れは半端でなくそんな話題だと饒舌になるのだが、人と接するのは大苦手という口下手の古本屋店主が栞子。+祖母の大事な本を小さい時に触って叱られて以来、それがトラウマで活字恐怖症となり、興味はあるのだが読書とは無縁になってしまった大輔がアルバイト店員として雇われることに。ホームズとワトソン(語り役)のコンビ誕生です。
《ドラマの主な配役》ビブリア古書堂店主・篠川栞子(剛力彩芽)、アルバイト店員・五浦大輔(AKIRA)、セドリ屋の志田(高橋克実)、ヒトリ書房店主・井上(佐野史郎)

 ドラマを視たときに原作の小説に少し興味を感じていたのだが心の片隅にずっと置き忘れていた。そしてTVドラマからの二年後にたまたま第1巻の三上延「ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち」(メディアワークス文庫)を入手し暫くの間積んだままであったのを5月になってやっと読んだ。TVドラマとは違い、少し複層の構成が心地よいし、大輔の栞子に対する想いの進展も気にかかる味付けで一気に読み終えました。本を読めないけど栞子から作品のあらすじやまつわる話などを聴くのが大好きだという大輔の設定も良かった。

 「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズが図書館に在庫していることを確認してあったのだが、5/17には他の気になる本があったのでチェックすることを忘れてしまい、5/28の返却時に棚をチェックしたら第4巻のみがあったのでそれを借りて来た。

 それが「ビブリア古書堂の事件手帖4〜栞子さんと二つの顔〜」で、戻ってカバー裏の解説を読むと、何と"江戸川乱歩"が軸となる巻でした。

 江戸川乱歩は私の一番思い入れのある作家で、江戸川乱歩の中短編群ほど繰り返し読んだというのは他の作家では無い。一番のお気に入りは学生時代から持っている「江戸川乱歩名作集 全9巻」(春陽文庫)で、これは学生時代の里帰り(年末年始)の時に、お袋も気に入るだろうと考えてセットものをお土産に持っていったほど。また推理や怪奇などのアンソロジーですと江戸川乱歩の短編は避けて通れないので、乱歩短編に出合うことも多く、乱歩短編の場合はまたそこでも再読していました(普通あの作品かと思うと飛ばしますけど)。なお長編はどうかと言えば、面白い数冊のみで十分でした。

 本作で重要な役どころの「少年探偵団」シリーズですが、私の子ども時代に読んでいた月刊漫画雑誌「少年」(当時買ってもらえたのは冬休みと夏休みくらいか)に連載されており、バッジはともかくも付録の探偵手帳を持っておりましたけど、「少年探偵団」などの子ども向けを夢中になって追いかけた記憶はありません。当時の漫画だと「まぼろし探偵」のような少年探偵ものは多かったし、「鉄人28号」を操縦する金田少年も探偵で、ワクワク読んだはずなのですが、乱歩の少年向けの記憶は全く記憶に残っていない。その頃、学校の図書館で探した記憶も無い。市立図書館の記憶はあるのだが、民話的な子ども向けものの記憶があるのみ。でも砂漠の女王のようなタイトルの冒険ものを読んでいた記憶はあるから、小説を全く読まなかったわけでもないし…。中学生になると雑誌「中学一年生」に掲載のショートショートや付録として短編小説(ダイジェスト版も)が付いていて、SFに関心を持つようになり、従姉(八つ上の姉と同級)の部屋に沢山並んでいた文庫棚(ハヤカワと創元がメインだったのでしょう)から借りて、フレドリック・ブラウンのショート・ショート集や短編集、バローズの火星シリーズを数冊読んだというのがまともな小説(少年向け翻案でない生)との出合い記憶だ。でもこれでストップしたようで小説の面白さに嵌らなかったということかな。高校生になって少ない小遣いからドイル「シャーロック・ホームズの冒険」を買って読んだけど、「赤毛組合(赤髪組合)」以外はつまらなくって投げ出した記憶はある。今年になって第一作品集を恐らく初めてだと思うが通しで読んだ。が、奇妙な味の「赤毛組合(赤髪組合)」以外は傑作とは思えなかった。六十代になっても好みは変わっていないようです。今でもホームズよりルパンの方が楽しめます(小学生の頃、乱歩ものじゃなくって、ルパンを読んでいたという気はする)。おそらく、さも作ったように感じるホームズ的推理小説は今も嫌いなのでしょう。テレビドラマの「ビブリア古書堂の事件手帖」にはそんな臭いがしました。小説の方は嫌なあざとさは薄く、自然な流れとして受け止めれるということかな。

 第1巻では、栞子を坂の階段で突き落とした人物がおり、そのため栞子は長期入院する(だからバイト店員が必要)こととなったが、誰が何故何のために?がストーリーの軸で、基調となる本は太宰治の署名入り帯付き処女作品集「晩年」。

 それが第4巻では、失踪して行方不明状態にある栞子の母・篠川智恵子が突然姿を現した、何のために!?そして基調となるのは、遺産として相続された江戸川乱歩作品のコレクションで、これらのコレクションをビブリア古書堂に任せる取引条件は、頑丈な特注金庫を開けること(鍵とキーワードが必要だが不明)。金庫の中には江戸川乱歩に関わる貴重なものが入っているらしいが何なのかは誰も知らない。

 私の視たドラマ(3話ぐらい)の中に失踪した母に触れたシーンがあった記憶は無いし、小説第1巻にも無かったと思うが、この娘にこの母ありの母娘探偵対決も面白いし、鍵とキーワードという謎のヒントは江戸川乱歩作品しかないというのが、江戸川乱歩ファンには堪らない設定です。

 一応ドラマを数本視ているので、栞子、大輔、セドリ屋・志田、ヒトリ書房・井上の四人についてはそれぞれの役者をイメージして小説を読んでおりました。他の巻を早く読みたいけれど、今度は予約してみるかな。競争相手もいそうだから、予約の方が早そう……ということで早速4冊(2・3・5・6)の予約をネットで申し込みました。


 ところで話は変わりますが、江戸川乱歩が登場する小説って何がありますでしょうか?私は次の3冊しか読んだ記憶が無いのですが…江戸川乱歩を登場人物として書くと言う事は大変なことですから、これに挑戦する人はなかなか居ないだろうとは思いますけど。
●斉藤栄「乱歩幻想譜」(徳間文庫)
●久世光彦「一九三四年冬-乱歩」(集英社)
●川田武「乱歩邸土蔵伝奇」(光文社文庫/タイムスリップ)
これら以外にご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。
(今日も文章を読み返していたらキリが無いのでエイヤッ!!投稿です)
posted by yumenoya at 03:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月25日

ファン投票ネット受付中/オールスターゲーム2015(7/17〜18(金土))

 本日5/25に中間発表の記事がありました。もう始まっていたのですねえ。
http://allstargame.npb.or.jp/interim/
 この中間発表(有効得票数(総選手得票)1,214,650)では、最多投票数を獲得したのは、森友哉(DH)くんで、32,458票。森くんには去年の活躍から注目し、今年の打撃センスに驚いておりますが、折角のオールスターですから、森くんのDHを是非観たいと思ったプロ野球ファンはやはり多いようです。

 日本ハムのファンとしては、大谷翔平くんを始め投票しなくっちゃと投票作業をしたのですが、何故か反映されない…??あれっ、どうしたのかな??……自分のメールアドレスなどが表示されているので、何も手続きは要らないのかと思いましたが、
 今年の投票には再度登録が必要なようで、追加で氏名と郵便番号を追加で入力しましたら、仮登録のメールが届き、そこに書かれているアドレスをクリックしましたら本登録され、先ほど入力した選手一覧ページが表示されましたので、クリックで投票完了です。

 投票は毎日できるようなので、贔屓チームの選手、注目している選手はコツコツ投票して応援しなければ……明日は森友哉くんに投票します、観たいので。また大谷翔平くんのライトからのビーム送球も久しぶりに観たいので、ライトにも投票。なお欲張ると、ライト守備の大谷くんがワンポイント・リリーフでライトからマウンドへ向かうというシーン(場内アナウンス込みで)が夢です

ネット投票は今年が初めてという方が用意するものは、メールアドレス、パスワード、氏名、郵便番号の4つ。仮登録→本登録で投票が可能となります。
https://allstargame.npb.or.jp/vote/login

 いよいよ明日からは交流戦が開始です。これで大谷翔平くんの指名打者ではない、投手としての打撃が観れます、それが一番の愉しみです。
posted by yumenoya at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月24日

ご存知ですか?大谷翔平くんについての面白い連載記事(日刊ゲンダイ連載中)を/大谷くんミーハーおじさん

 プロ野球と言えばテレビ中継はほとんど巨人戦だし、マンガも巨人ものが多かったので、北海道に生まれて育った環境的な宿命なのか、子どもの時から何となく巨人ファンでした。熱烈ファンではないので、巨人戦を観に円山球場に行ったこともありません。唯一巨人戦と接近遭遇したのは、昭和45年、当時居た予備校の寮(凄い名前で希望寮、何とセンスのない寮名か!)が円山球場の近くだったので、巨人戦終了後に寮友達(先生になったという函館の彼(敏徳?)はどうしているのかな?)と二人で球場に入り、コカコーラ空き瓶を拾い集めて(当然コーラ業者との競争)、それを寮近くの食料品店に持ち込んで換金したことぐらいかな。空き瓶が一本10円でしたから、結構大きかったです。サラリーマン時代には巨人来札時の定宿(歓迎幕があったような記憶)の前を通ったのが第二接近遭遇。それでもテレビ中継があれば巨人戦にチャンネルを合わせるという一般的な巨人ファンでした、ずっと―。
 それが、日本ハムが本拠地を札幌に変えてから、アッという間に日ハムの熱烈ファンになり、最近は行ったことが無いけれど、札幌ドームに何回か通いました。テレビ中継があれば必ず視ていました。が特別の選手というのは居りませんでした。そして二刀流大谷翔平くんの入団でヒートアップしました(でも札幌ドームに行ったことは無い)。この大谷くん入団以来、ブログ記事も増えましたし、テレビ中継が無い時にはラジオを聴くようになりました。
 そして今年は、次のページを新設しました。
●2015年度大谷翔平くんの投打成績をメインに日本ハムのチーム成績も一覧で
http://yumenoyabook.web.fc2.com/ohtani_nichihamuF2015.html
こういうページが既存にあれば、お気に入り(ブックマーク)に登録して時々訪問すれば済んだのですが、欲しいページが無いのだから自分で作れば良いという当然の帰結でした。最近やっといわゆる"ミーハー"なんだと自覚いたしました。
 ミーハーおじさんとしては、ネットで目に入った大谷くん記事は気にかかるので必ず読んでおります。気に入ったものはブログ記事でリンク紹介し記録メモとして残しております。そして5/22に出合った記事が、日刊ゲンダイ連載中で第35回にもなる"両親・恩師が打ち明ける大谷翔平「二刀流の血脈」"でした。でも連載第1回からのリンク一覧ページが見つからなかったので、それなら俺が作れば良いということで下記ページをオープン。
●『両親・恩師が打ち明ける大谷翔平「二刀流の血脈」』(日刊ゲンダイ連載中)リンク記事一覧
http://yumenoyabook.web.fc2.com/ohtani_nikkan-gendai.html
記事を無料公開している"太っ腹"日刊ゲンダイさんからクレームが入らない限り更新し公開して参ります。大谷くんが現役でいる限り、日刊ゲンダイの連載がずっと続いていても何の不思議もないなと感じております。
 いくつか拾い読みしていた記事を、改めて先ほど初めて第1回から第36回までを連載順番で通しで読みましたが、こんな経歴の父がいて、母がいて、二人は結ばれ、兄・姉がいる環境に生まれ育ち、リトルで硬式野球を始め、そこにはコーチとしての父がおり試合を見守る母がおり、中学校での仲の良いクラスメートがいて、在籍していた"試合に出さない(本人も出たくない/母も出て欲しくない)"中学校の軟式野球クラブ監督がいて、花巻東高校入学・高校時代のエピソードへと続きます。興味の尽きない逸材・大谷君です。
 大谷くんが渡米しても私はきっとミーハーおじさんでいることでしょう。成長が愉しみな人物が大谷翔平なんですから。あの田中くん(通称マー君)は駒大苫小牧時代から応援しておりますが、田中くんの育った環境とかエピソードとかは全く興味ありませんでした。また小説家とか歴史上人物を追いかけたことはありますけど(アイドル追っかけ経験無し)、こんなことは初めてです。
 だからと言って別に大谷くん一本槍じゃないので、SF小説家アシモフのロボット短編についてまとめたいと思っているのだが、それらを収録している短編集の入ったダンボール箱を探さにゃならないし、そしてそれを再読しなきゃならないし、ちょっと道遠し・険しです。
posted by yumenoya at 05:04| Comment(0) | TrackBack(0) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月22日

◎今夜の先発は大谷翔平くん、NHK中継を開始18時から視る方法&スカイプ活用

 今夜はNHK中継なので全国中継なのかなと一瞬思いましたが、念のため東京、福岡、秋田(大谷ファンのスカイプ仲間が在住)の番組表を確認しましたら、やっておりませんでした。北海道のみの中継のようですね。
 前回の日ハム戦NHK中継時に気づいたのですが、スカイプ仲間の同業者(札幌なので当然日本ハムファン)がその日まで知らなかったということは、気づいていない人が結構いるかもと思い、ここにも書き込みします。
《ここ追記》ちなみに私の利用しているYahoo!テレビガイドでは、18:00ニュース、18:10ほっとニュース北海道、19:00NHKニュース7、19:30プロ野球「日本ハム」対「ソフトバンク」です。
 下記のようなお知らせはご存知だと思いますが、番組表に書いていなくとも、ニュース時間であっても、「裏NHK(私の場合NHKに合せておいて、CH+ボタンを押す)」で18時開始から視れます。(当然今日も視れるはず)
《追記18:10》今日はローカル中継だからなのか、18:10から裏NHKが開始しました
 今夜もまた大谷くんに魅せていただきましょう、ワクワクしましょう。最近は立ち上がりも良いので楽しみです。
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《▽午後8:44以降、プロ野球中継・日本ハム戦を継続してご覧になるには 2015年5月22日(金) 20時44分〜20時45分 の放送内容》
午後8:44以降、チャンネルを総合テレビ(3ch)に合わせたあとリモコンの「d」ボタンを押したあと、色ボタンの赤を押すとプロ野球中継をご覧いただけます。

またチャンネルを総合テレビ(3ch)に合わせたあと、リモコンの「チャンネル・選局」の上ボタンを押してご覧になる方法もあります。

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◎動画機能のあるスカイブ仲間が北海道にいる場合◎
今夜は秋田のスカイブ仲間に、NHK中継を中継して一緒に応援する予定ですが、そんな大谷ファンのスカイプ仲間は北海道にいませんか。居たら交渉してみましょう。応援仲間がいた方が観戦も盛り上がります。
posted by yumenoya at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月16日

「黒沢明と『七人の侍』―“映画の中の映画”誕生ドキュメント」にあったエピソード

 サーバー閉鎖の作業があったので、読み始めることさえせずに返却した本を後に再度借りて来、早速その夜ベッドで一気に読んだ。それが
●都築政昭「黒沢明と『七人の侍』―“映画の中の映画”誕生ドキュメント」朝日ソノラマ/1999年

 知らないエピソードが二つあったので、メモしておく。(昔何かのドキュメンタリー番組で観たりしたエピソードなのかも知れず、"知らないエピソード"が"忘れてしまって思い出せないエピソード"だったという可能性もある。歳を取るとともにそんな事は少しずつ増えていくさ。そんな自分のための備忘録がブログ……否、手間暇かけてキーを打ち込むのだから、こうなると道楽なのか??)


(以下""印部分は引用。)
" 剣の人久蔵には三船敏郎を予定していた。しかし、侍と百姓を繋ぐジョーカーに菊千代を割り振り、三船を菊千代にすべきだと気づく。
「真面目なのばっかりじゃ面白くないしね。ひとつ型破りなやつを入れないかってね」(前掲「『七人の侍』ふたたび」)
 百姓出で侍に憧れる菊千代、豪胆で繊細で、道化と奇抜な行動力で、強引に侍の仲間に入るが、百姓と侍を繋ぐ重要な役割を果たす。 菊千代を得ることでシナリオは一気に様相を変え、ダイナミックに動き出した。"(P38〜39)

 以前シナリオ作りのシーンを紹介したドキュメンタリー番組を観たことがあるけど、こんな大事なエピソードは紹介されていなかったし、かなりシナリオ作成の早い時期から、久蔵は宮口精二、菊千代は三船敏郎と決まっていたのだろうとばかり思っていましたから、本書で一番の驚きでした。(驚いたということは本当に初めて出合ったエピソードなのでしょう。)

 三船敏郎演じるあの菊千代が居なかったならば、これほどの名作にはなっていなかったでしょう。それにしてもこの鬱屈した道化役を素で演じているように、演じていることを感じさせずに魅せてしまう三船敏郎というのは凄い役者ですねえ。喜劇役者でもあるわけで……


 木賃宿の中の勘兵衛(志村喬)は通りを眺めていて、これはという侍がいると声をかけさせ、門口内側の横では勝四郎(木村功)が薪棒を上段に構えている。
"やがて浪人が門口に現れるが、その足がピタッと止まる。
浪人「ハハハ……ご冗談を」
勘兵衛、膝を叩いて「いや、ご無礼、ご無礼」と立ち上がって迎える。"(P109)

 勘兵衛の参謀役となる五郎兵衛(稲葉義男)の登場シーンですが、
"「地味で丸くできた人物はなかなかいないんでね。だから稲葉(義男)を抜擢したんだけど、あの男は心臓が弱くてね」(前掲「創造の秘密」)
 苦労して俳優座から探し出した。しかし本番になるとたちまち上がって唇も青くなる。"(P110)
と「ハハハ……ご冗談を」撮影の修羅場で、リラックスさせるために監督がとったエピソードがいくつか紹介されている。

 穏やかな人柄を感じさせる五郎兵衛の第一声の撮影は大変だったようですが、役柄と役者本人(稲葉義男)とのギャップが判明して意外で、だからこそ面白いエピソードです。役者も五郎兵衛みたいな人物なのかなと勝手に私は想像していましたから、なおさら。



 上の文章を書いてかなり経ってからやっと気づいたのだが、黒澤明、橋本忍、小国英雄の三人が宿に泊まりこみ脚本創りで戦わせた話は有名で、「浪人の侍たちが百姓に雇われて、村を野武士の襲撃から守るという物語のシチュエーションは決まった」からスタートしたばかりのシナリオづくりなのですから、"菊千代"が早くから居たわけはないでした。煩悶のなかでやっと創造されたキャラクターが、ジョーカー"菊千代"だったのです。
posted by yumenoya at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月15日

映画「私の中のあなた」が良かった/GYAO!ギャオにあった無料映画

 映画といえば、アクションもの、SFものが中心なので、それらしいタイトルがあるとGYAO!も一応チェックするのだが、GYAO!にあるのは☆一個クラスの暇つぶしにもならないという評価のC級がほとんどだなと感じているので、メッタに確認もしないことが多くなっていた。
 今回は「私の中のあなた」という題名がちょっと気になったことと、知っている女優の顔の画像(キャメロン・ディアス)だったこと、そして鑑賞者の評価を確認すると高評価だったので、ホントに久しぶりのGYAO!映画鑑賞でした。
http://gyao.yahoo.co.jp/player/01070/v00290/v0000000000000000582/?vc=1

 映画はアナという少女のモノローグで始まる。オープニングクレジットを背景に、子どもの頃 ママは言った"お前は うちの青空""パパとママの愛の結晶"……(でも私は)遺伝子操作で―"創られた"のだ……姉を救うために……ケイトが健康だったら私は生まれてた?……

 こんな意味深モノローグが続いた時に、これはなかなかの映画かも知れないと感じるとともに、あのクローンSF映画「アイランド」を想起していた。金持ちの臓器移植などの時のために育てられているクローンたちの世界。あれはSFだったけど、あの現実版みたいなストーリーなのか……?
●アイランド(2005年の映画)-ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89_%282005%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB%29

 映画本編は、アナが質屋へ行き金製のペンダントを出すシーンで始まる。画面は即変わり、余命わずかの姉ケイト(抗がん剤の影響で坊主)、姉のために弁護士職をやめた母、父、兄、叔母を紹介するような家族シーンが少し続く。場面は変わり兄とアンナはバスで街へ。アナが独りで訪ねたのは勝訴率で有名な人権派弁護士。「両親を訴え 体を守りたいの」と依頼する。
 ここまでの導入部で約13分です、アナと弁護士との会話の続き(明らかになるアナの犠牲的人生)やその後の展開などが気になる方は映画をじっくり視ましょう。ケイトの恋や法廷シーンも……。そして法廷では意外な真実も…

 色々考えさせてくれる泣けちゃう映画でした。ここに引越して3年だけど、GYAO!は初めてです。時々チェックしなくっちゃ。
posted by yumenoya at 03:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画、テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月04日

★TeraPad(txtソフト)の機能(¥nで改行と行空け)&ついでに簡単なtable変換ソフト

¥n機能を既に使っている方には不要の記事です。
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《TeraPadの機能の使い方(¥nで改行と行空け)》
 何か事件が起きると余計な作業の発生というマイナス面は当然ですが、新しいソフトや新機能との出合いなどというプラス面もあります。無料ホームページ作成ソフトMicrosoft Expressionについてはちょっと触れましたが、今回のトラブルでTeraPadに作業時間節約となる何か便利なやり方はないものかと検索でウロウロしましたら、ヒントとなる解説ページがありました。

 またちょっと長くなりそうですので、ここでちょっと打ち込みをお休みして、次回のブログに移すこととします。ではまた…
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(ここからが前回記事(上は転載)からの続きです)
※注意:小文字だとネットでは「\」と表示されますので、あえて大文字¥を使っていますが、実際に使うのは小文字です
 もういつから使っているのか忘れてしまったほど重宝しているテキストソフトTeraPadですが、良く使っていた機能はTABで、表ソフトで作成した通販リスト(管理番号/商品タイトル/価格など)をTeraPadに貼り付けると、次のようなります。(TeraPadを知らない人にも一応解説しております。)

管理番号 商品タイトル 価格 商品アドレスリンク
◆Y2003 手塚治虫△◆全4巻何社B6判1975初 2800 httpetcetcetcetcetcetc

 これだとブログやメルマガにそのまま使っては間延びして見づらいのでTeraPadの登場です。
 横セルの間空白部分をカーソル横滑りさせると青色に反転するので、ここでTeraPadの検索→変換をクリックすると次のウィンドウが開き、空白部分を¥tと認知します(この機能がオンとなりチェックが入っているはず)。そこで変換後を全角「:」と入力して「すべて置換」→「すべて」で一括置換です。これで次のようになります。
henkan1.JPG
管理番号:商品タイトル価格:商品アドレスリンク
◆Y2003:手塚治虫△◆全4巻何社B6判1975初:2800:httpetcetcetcetcetcetc
この全角「:」部分はお好みで設定してください。

 フログだと行間があるので問題はありませんが、メルマガの場合は商品の間に一行の空きがないと見づらかったので、Enterキーでせっせと一行空ける作業をしておりました。

 今回サーバーの閉鎖に伴う301リダイレクトのトラブルで、ブログ記事33ページ(Y34〜Y66/閉鎖アドレスにリンク)とついでにY67も含めた通販リスト部分の全面更新の作業を表ソフトExcelで開始しました。列は番号:ヤフオク!タイトル:即決価格:画像&詳細アドレス:ヤフオク!アドレスの5列です。
◆Y67-55:萩本欽一●結成40周年記念 コント55号 傑作コント集 DVD全2巻:1500:http://yumenoyabook.web.fc2.com/gazo/Y67-55.htmlhttp://page14.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s433806832
(割と最近まで知らなかったのですが、ここSeesaaブログには便利な"URL補完"機能というのがありまして、これをオンにするとホームページアドレスを自動でリンクしてくれるので、わざわざリンクのタグを使う必要がありません。優れものですなあ)
 このように一行にすると結構長いので、適宜なところで改行しないとダメだし、かといってせっせとEnterキーでというのも芸が無さすぎますし、34ページもやってられない。何か方法あるはずと思い探しましたら、共通の末文字列で改行する方法が書いてあるページが見つかりました。
 これだと思い、共通の頭文字列でも一括変換ができるのではと考え試したら成功しました。(「¥n」が改行の約束事)
 私の場合、二種類の一括変換が必要でした。
◆→¥n◆ ◆記号は商品の頭が目立つように使っていますが、これで商品間の一行空けとなります。(メルマガには使えますな)
http→¥nhttp これで改行しhttp部分が頭となります。
henkan2.JPG
 その結果、次のように変換されました。
(ここが一行空きの空白部分です)
◆Y67-55:萩本欽一●結成40周年記念 コント55号 傑作コント集 DVD全2巻:1500:
http://yumenoyabook.web.fc2.com/gazo/Y67-55.html
http://page14.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s433806832

 私の場合、この機能を共通の頭文字列で使いましたけど、
html:→html:¥n としたならば「html:」の後で改行です
この機能が使えそうだと感じた方は、この機能が生きるように表を少し変えて作成するという手もあります。
※注意:小文字だとネットでは「\」と表示されますので、あえて大文字¥を使っていますが、実際に使うのは小文字です
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★《簡単なtable変換★
 初めてホームページを作成したのは1999年で貸本屋"夢の屋"を宣伝するためでした。その当時は古本屋で買った作成解説本が一冊あるのみで、また今のような優秀なロボット型検索エンジンも無い時代でしたから、今風の丁寧な解説サイトも知らず、当然まともなソフトも無かったので、表を作るのが一番大変でした。タグtdで挟むのをいくつか繰り返し、今度はそれらをタグtrで挟んで一行が完成、この作業を繰り返して必要な数行が出来上がり、そして全体をタグtableで挟んで表がやっと完成になるという阿保な事をやっておりました。
 そんなアホな私がやっと出合ったソフトが"HTML Writer"でした。今はエクセルで作成した表をtableに変換するためにだけ使っている重宝なソフトです。(その後、色んなソフトを試しましたが、これを超えるものは未だ現れず。/ただ滅多にないことですが、雑誌の収録内容をたっぷり打ち込んで数百文字以上になった場合のみ、表が崩れることが発生します。)
●VectorのHTML Writer
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se059041.html
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とここまで書いた時に寝酒の用意をしてから、同業の好友堂さんに電話してスカイプを始めましたので、続きは翌日に…
 スカイプ会話のなかで、今日初めて知ったんだけど、改行の¥n機能を知っているかと訊いたら、知っていると……灯台下暗しでございました。「こういう時どうしてる?」と話題にしない限り、「俺は○×◇している」という解説は引き出せないということですネ。¥n機能は陳腐なブログ話題かも??

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 さて北海道に日本ハムがやって来て以来、日ハムのファンでして、大谷翔平くんが入団してからはその投打にワクワクしている大谷ファンですが、大谷君の投打の活躍と日ハムの成績を1ページで確認できるものが欲しいと思い、次のページを立ち上げました。
http://yumenoyabook.web.fc2.com/ohtani_nichihamuF2015.html
 試合が終了しましたら、その日の結果をエクセルに追加整理します。大谷君が出場した日は2行で、途中からコメント・メモを入れるようになり、昨日のようなコメント無し負け試合は1行となります。
 ここでHTML Writerを起動し、そこにtableにしたいエクセルの一行を貼り付けたのが次の画面です。
HTML Writer1.JPG
貼り付けた部分を反転させると↑で示してある表機能が使えるようになりますのでクリックしOKで変換が終了です。
HTML Writer2.JPG
HTML Writer3.JPG
このTR行の部分をコピーしてhtmlソフトに貼り付けて日付のリンク作業等をし終えたら記事の更新は完了しアップロードするだけ。(もちろんHTML Writerは保存しないで終了します)
今回の画面はたった一行の場合の例ですが、下記のような通販リストもHTML Writerを使って変換したものを使っております。
http://yumenoyabook.web.fc2.com/ylist/y67.html

ではでは……
posted by yumenoya at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ホームページ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月03日

★サーバー閉鎖のすったもんだ&TeraPad(txtソフト)の機能(¥nで改行と行空け)

 レンタルサーバーNFS(数年前に個人運営が会社組織に変更になったので、より安定化と感じていたら)が、4月末に閉鎖というので、
1 まずやったのは、ブログ記事の移転(コピペの反復作業)
 http://yumenoya1.webnode.jp/ (3/29コピペ終了)
2 ブログの使い勝手がイマイチだったので別ブログに決定(FC2ブログ)
 http://yumenoyamemo.blog.fc2.com/ (3/31開設)
3 通販の直営店は止めることとしたので、無料で容量の大きいFC2ホームページで決定
 http://yumenoyabook.web.fc2.com/
 (まず2015年度大谷翔平くんの投打成績一覧と「夢の屋」の略歴を4/15にアップしてスタート)
※webの規則にも色々な変化があるようなので、無料ソフトMicrosoft Expressionに挑戦開始し作成(スタイルシートはさっぱりです)
4 新サイトへの古本一覧リストの移転設置(4/16〜4/28)
5 ホームページ移転時の301リダイレクト.htaccessに挑戦しやっと転送機能を確認し成功だったので元に戻す(4/29)
 ちょっと詳しいことはブログ記事を参照
 http://yumenoyamemo.blog.fc2.com/blog-entry-12.html


 閉鎖される期限4/30とは日付の変わるまで(5/1直前まで)は生きているのだろうと思っていたので、上のブログに不満の追記を投稿した後に、最後の挨拶を書き込むつもりで、NFS管理画面からログインしようとしたら、ログインできない……そんな!!……
 慌ててFFFTPを起動したらまだ生きていたので.htaccessをアップロードし、そして確認したら301リダイレクトは生きていたので、ホッ……

 ホッとし朝方に寝て、昼に起きてから、301リダイレクトを再確認しようとしたら、「サーバが見つかりませんでした」のメッセージ……そんなアホな!!……

 恐らくサーバー閉鎖を経験した人は少ないと思いますが、私も初体験ですから、ホームページの閲覧は転送される新サイトで、ということで301リダイレクトは当分の期間(例えば30〜50日間とか)は機能しているだろうと勝手に思い込んでいました。有料レンタルサーバーで代金は半年分残っており返金も無いのですから……プロの人には当然のことも初体験の人には何も知識が全く無いのですから、素人に判るように説明してくれないとネ。

 私の思い込みで301リダイレクトは生きていなかったので、慌てました。検索の結果として表示される旧サイトのものは全て「サーバが見つかりませんでした」に……

 起きてしまったことは諦めるしか無いけど、本ブログ記事からのリンクだけは、レンタルサーバーNFSのアドレスは、新サイトのアドレスに変更しないと、ということで戦争の開始です。

6 通販リスト一覧表(Y34〜Y66)33記事ページのリンクアドレスを変更(5/1了)
《追記2015年5月1日》
 レンタル・サーバーNSFが2015/04/30をもって閉鎖されたことから、
収録内容などの詳細や売切状況などを確認できる一覧表ページを
新サイト夢の屋(情報・読物)にアップ
しましたので、お知らせします。…以下は略…


7 単品ページへのリンク、売切の表示、在庫品のヤフオク!リンクの記事書き直し(Y34〜Y67)(5/3了)
《2015/5/1現在情報で更新》(売切/アドレス変更)
番号:ヤフオク!タイトル:即決価格:
画像&詳細アドレス:
ヤフオク!アドレス

…以下は略…


 ということで"サーバー閉鎖のすったもんだ"はやっと終了いたしました(コピペで移転したブログ記事の件は残るけど…)。ところでFC2ホームページさんは大丈夫なのでしょうね。こちらも二度目だから、今回のようなミスを犯さずに、もっとスムーズに移転できるだろうとは思いますが……もうやりたかないけど……


《TeraPadの機能の使い方(¥nで改行と行空け)》
 何か事件が起きると余計な作業の発生というマイナス面は当然ですが、新しいソフトや新機能との出合いなどというプラス面もあります。無料ホームページ作成ソフトMicrosoft Expressionについてはちょっと触れましたが、今回のトラブルでTeraPadに作業時間節約となる何か便利なやり方はないものかと検索でウロウロしましたら、ヒントとなる解説ページがありました。

 またちょっと長くなりそうですので、ここでちょっと打ち込みをお休みして、次回のブログに移すこととします。ではまた…
posted by yumenoya at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする