2011年11月24日

◎BoichiボウイチのSF「HOTEL Boichi作品集」で感激ゾクゾク

売れた通販古本のカバーに付けるグラシン紙の在庫が無くなったので、11/22(火曜)に大丸藤井へ行くため地下鉄大通駅へ。この大丸藤井へ買い出しに出る時に恒例なのは、折角の交通費がもったいないので、まず近くの古本屋ブック・オフに寄ることにしている。
ブック・オフでのコミック・コーナーでのいつものパターンは、まずマンガ家名でのチェックだ。その気になるマンガ家名が一致したら、次はタイトル名のチェックとなる。このチェック方法だと、見知らぬマンガ家の本を手に取ることはほとんど無い。これが一般書となると面白そうな本も探しているので、タイトル名も重要な情報となるのだが。
しかしその日は、コミック・コーナーで「HOTEL Boichi作品集」の背がちょっと気にかかり、手にとってパラパラ見ると、何だか面白そうなSF短編集だったので、カゴへ。
自宅に戻って古本の梱包を終え、ゆうメールの集荷依頼の電話連絡をしてから、真っ先に読んだのは買ったばかりの「HOTEL Boichi作品集」の最初のタイトル作品「HOTEL―SINCE A.D.2079―」だったが、久々にゾクゾクと来ました。これは自分の好みにピタッと来る本格派作品との出会いでした。続けて読んだ収録されている「PRESENT」「全てはマグロのためだった」も良かったです。
マンガの貸本屋を廃業してからは、話題になっている作品に対するアンテナ(マンガ情報誌やマンガ賞候補の作品などの確認)が無くなったので、新たなマンガ家との巡り合いはほとんど無くなってしまいました。なのに今回はBoichiボウイチの単行本のカバー背のデザインが眼に止まり、手に取るという出合いがありました。この「HOTEL Boichi作品集」の発行は2008.10/23ですから、偶然みたいな出合いまでに発行から三年も経過していますので、かなり遅かったとは言えますが、やっと本物と巡り合ったということは、久しぶりの至福の時でした。これを貸本屋時代で例えるならば、岩田明「寄生獣」や五十嵐大介「はなしっぱなし」のような感じでしょうか。
「HOTEL―SINCE A.D.2079―」をちょこっと紹介すると、壮大なストーリーは2079年に始まり、ラストは2700万年後のA.D.27034732。ページ数では42ページ。巻頭4Pはフルカラーという作品。カバーも凝っていますので、またフルカラーのページは20Pですので、B6判で定価(本体)848円とチト高いが、久しぶりの本格派SF作品集です。未読のSFファンにオススメの一作です。どんなタイプのマンガ家などと問われたら、第一作品集「The Spirit of Wonder 1」の鶴田謙二さんが近いかな…
posted by yumenoya at 03:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする