2007年01月28日

★新年になってから読んだ面白い本より(TVドラマ・シナリオ「男たちの旅路」など)

●山田太一「男たちの旅路―傑作選」日本放送出版協会
この本を古本屋見かけた時、以前通販で手放した全3巻のシナリオ集を思い出していた。
ひょっとしたら、その全3巻からの傑作選かも知れないなと思いながら、
買って戻り本書掲載のシリーズ一覧と販売済みリストなどで確認したら、
以前販売した全3巻版には、第三部までの全9話が収録されており、
今回の本書の前半3話はそれぞれの部からの収録で全3巻版とダブッているが、、
後半の3話は第四部の全3話が初収録されたようだ。
この全四部全12話以外に120分スペシャルとして「戦場は遥かになりて」(昭和57年)があるようだが、
これは単行本には未収録かもしれない?

さて山田太一・脚本のNHK土曜ドラマ「男たちの旅路」というのは
現在も続いている土曜ドラマ・シリーズの最初のシリーズ作品だったようで、
鶴田浩二、水谷豊、桃井かおり等が演じるガードマンたちを中心に描かれた人情ドラマだった。
かつて民放に「ザ・ガードマン」というアクション・ドラマ(?)があったが、
実際のガードマンの仕事というのは、そんな派手なものではなく、
どちらかというと地味なガードマンにまつわる出来事を淡々と描いた作品だ。

「俺は若いヤツが嫌いだ」と若い者を前に言ってはばからない中年の主人公を演じる鶴田浩二
その主人公は特攻隊の生き残りで、その行動と発言には一本芯が通っていた。
このドラマを視た当時、私は学生だったが、朴訥だが、はっきりした意見を持った主人公に魅力を感じていた。
学生時代に視たテレビドラマで鮮明に記憶に残っているのは、
音楽も印象的だった「傷だらけの天使」、そして「前略おふくろ様」とこの「男たちの旅路」などだ。
「傷だらけの天使」には水谷豊、「前略おふくろ様」には桃井かおりが出演し光っていたので、
この二人が出る新作ドラマのだから案外面白いに違いないと放映前に思っていたかも知れない。

学生時代からそうだが、一話完結の連続ドラマというのは、
登場人物たちの人間関係さえ頭に入っていれば、特別の回でもない限り見逃したことがあっても、
次回に視たとしてもそんなに戸惑うことない。
そんなこともあり、大河ドラマ的な本当の連続ドラマを全く視なくなってから久しい。
卒業し勤めていたときは、土日以外の夜は友人たちと一杯やっていることが多く、なおさらだった。
意識して視ていたドラマは「ふぞろいの林檎たち」辺りが最後かも…
だからかの有名な「北の国から」も一度も視たことがない。

さて「男たちの旅路」後半の3話は初収録とのことで早速それら第四部を読むこととした。
第四部をTVで視たのかどうか今ひとつはっきりしないが、
シナリオを読んでみた限りでは収録の最終話「車輪の一歩」以外はどうも放送時に視たような気もする。

第四部の第1話「流氷」は、愛する桃井かおりを亡くした主人公・鶴田浩二が失踪し、
その主人公より根室の消印のある手紙がガードマン会社の社長へ届いたことから始まった。
社長より探索依頼を受けた水谷豊が根室で元上司の鶴田浩二を探し、戻るように説得する話である。
そのときに根室で出会った清水健太郎と岸本加世子の兄妹が一緒に上京することになり、
次の第2話「影の領域」では常連役者の水谷豊が去り、兄妹二人が新ガードマンとして雇われるのが、
管理職の立場にあるガードマン(梅宮辰夫)が倉庫警備の時に不正に手を貸したことから、
その不正を公表すべきかどうかで揉めるというもの。
今風に言うと会社の危機管理が問われるというストーリーだ。
ガードマンを雇った会社の現場責任者から依頼されたことであり、保険もかかっているので、
実質損をするものは誰も居ず、自分はその見返りは何ももらっていないし、
あくまで顧客のために、つまりは会社のためにしたことなので、
これぐらいのことに目をつぶるのは当然と主張する梅宮辰夫。
一方、こんな不正を見逃してまで存続する程度のガードマン会社なら、存在する価値がない。
だから自ら告発して膿を出すべきで、顧客が離れるとしてもそうするべきだと社長に進言する鶴田浩二。
社長(池部良)の決断は、如何!?
(現実の企業の社長さん、一度視てみたらいかがですか、あなたなら、どうしますか?)

そして最終話が今回読んだ三話中最も感動的だった「車輪の一歩」だ。
車椅子での生活を余儀なくされている若者たちの行動・考え方などを真摯に描いた傑作だ。
今でこそ札幌の地下鉄にも一部エレベーターがあり、車椅子の人にも対応しているけれど、
かなり後になってから設置されただけに、その設置場所も利用し易いとはいい難いが、
このドラマが放映されたのは昭和54年、
当時の国鉄にも地下鉄にも身障者や老人を意識したエレベーターなどは設置されていなかっただろう。
割と最近ようやく店舗やマンション入口のスロープの設置、
横断歩道と歩道の段差を無くすなどの措置が取られるようになったけれど、
今から30年も前の時代、当事者にとってのそんな不便など、
まだまだ話題になっていなかったと思われる時代に、こんなドラマが作られていました。
そんな昔に山田太一がこんなドラマを書いていたのかと思うと、ちょっと驚きでした。
放映された当時にこのドラマをじかに視ていたら、もっと衝撃的だっただろうなと思います。
30年経った今でもそんなには変わっていないのだと思いますが、
ドラマの中でも繰り返し描かれているように、
車椅子の利用者が住もうとしてアパート・マンションを探すのは、現在でも簡単なことではないでしょう。
また、バス、タクシー、地下鉄など交通機関も昔のような乗車拒否は無いにしても、
車椅子利用者が外へ出ようとしたら、誰かの助けを借りないわけにいかないのが現実でしょう。
去年、歩行にちょっと支障のある足の悪い知人に調べてくれと頼まれたのが、
車椅子で行ける居酒屋というか酒を飲めるところ、札幌だと何処がありますかというもの。
ネットで調べてみたが、ホテルなど一部特殊なところを除くと
店舗入口スロープやトイレ設備の問題など、ここなら大丈夫という飲み屋はほとんど見つかりませんでした。
仲間と一緒に酒を飲みたいなと思っても、利用できる店が見つからないのが現実のようです。

この30年前のドラマの中で、主人公の鶴田浩二は言います。
「外へ出ることを恐れるな、どんどん迷惑をかけろ、もっと手伝ってもらえ」
「迷惑をかけることを恐れるな、当然のことだと思わせる位の気持ちが必要じゃないのか?」
この最終回は、今風に言うとある面で“引き籠り”がテーマなのだが、
家族の中でさえ意思の疎通ができないという欠陥状態にある現代的な問題が俎上に乗せられているように思う。
私が特にじっくり考えたことがあるわけじゃないけれど、
この「車輪の一歩」を読み、家族のお互いの変な遠慮が“引き籠り(引きこもり)”につながっているような気がした。
「恐れるな、遠慮するな、ぶつかってみろ」
そんな作者のメッセージが聞こえてくるように感じた。

少しは本音をぶつけ合うことも、時には互いに自分の弱さをさらけだすことも
ギスギスした人間関係のガス抜きに必要なことのような気がする。
皆、張りつめて神経質に生きてい過ぎるから、キレルということが起こるのかも…
人間なんて誰でも、どうカッコつけても所詮こんなモンなんだから(私程度ということ)

今回ネットで調べたら、DVDになっているようなので、レンタル屋に置いてあるか確認する必要があるようだ。
特にこの「車輪の一歩」は視たい。

関心のある人もいるかもしれないので、念のため、単行本に収録のシナリオなどを整理しておく。
■山田太一「NHK土曜ドラマ・シナリオ 山田太一シリーズ 男たちの旅路 全3巻」日本放送出版協会、昭和52初
★(各部全3話収録)「非常階段」/「路面電車」/「猟銃」/「廃車置場」/「冬の樹」/「釧路まで」/「シルバー・シート」/「墓場の島」/「別離」/
■山田太一「男たちの旅路―傑作選」日本放送出版協会、昭和57初
★(収録内容)「非常階段」/「冬の樹」/「シルバー・シート」/「流氷」/「影の領域」/「車輪の一歩」/
対談:山田太一・中村克史(NHKドラマ部)「『男たちの旅路』を終えて」/、
(この製作当時を思い出しながら、ディレクターと脚本家とが語る対談がこりゃまた面白い内容です)

●斎藤なずな「千年の夢―文人たちの愛と死 上巻」小学館文庫
かなり昔、「恋愛烈伝 上巻 愛と死の近代文学史 齋藤なずな作品集」小学館、ビツグゴールドコミツクスを読んで以来、
その続巻がずっと気になっていたが、後にGoogle検索し、全2巻の文庫になっていることを確認した。
ただその時にマンガ作品の文庫化なので、マンガのコーナーだろうと勝手に思い込み、
いつも意識してチェックしていたのは、マンガの文庫コーナーだった。
今年に入り、小説などの文庫コーナーをチェックしていたとき、“斎藤なずな”の名前を発見し、
上巻のみだったが、即購入し再読したところ、その独自の視点に新鮮さをあらためて感じた。
その後、下巻を探しているのだが、まだ未発見。出会えるのが楽しみな作品です。

●竹中労「美空ひばり」朝日新聞社、朝日文庫
学生時代から大好きな唄のひとつが「悲しい酒」で、ときどきカラオケで歌うことがある。
もちろん、難しい唄なので、あんな声が出るわけじゃないけれど、
とぎれとぎれになりながらも、たまにリクエストしたくなるのが「悲しい酒」だ。

上手な歌い手といったら、真っ先に浮かぶのはまず“美空ひばり”だけれど、
山口組との興行関係とか弟のこともあってヤクザとかというイメージが浮かんでしまうのも“美空ひばり”であり、
唄の上手さとのギャップに戸惑う面もあるので、
何か変なこだわりを感じずにはおれない歌手でもある。
以前読んだ大下英治「美空ひばり 不死鳥伝説」(廣済堂文庫 廣済堂出版)もそこそこ面白かったけれど、
この竹中労「美空ひばり」は、大下英治版以来探していた本で、
あの竹中労がどう語るのかずっと気にかかっていた。
今回その本にやっと出遭ったわけだが、大下版とは全く違う面白さがありました。
著者の竹中労が“美空ひばり”そのものに惚れ込んでいるので、
竹中ならではの独自の視点で、ある意味では客観的でないのかもしれないが、
愛情に満ちた視線で“美空ひばり”を、そして姉とも言うべき母親を語っています。
この本を読んだら、あの山口組も、そして小林旭のことも何か判った様に思えたから不思議です。
山口組と小林旭とで違和感のあった“美空ひばり”ですが、本書を読んで何か氷解したような身近に感じました。
竹中労は民衆の魂の唄を歌う歌手として“美空ひばり”をとらえています。
その視点、その惚れ込みが、本書の特徴であり、本書の持つ説得力だと思います。
“美空ひばり”の唄が何故か気にかかってしようがない、
あんな琴線に触れる唄い方をする“美空ひばり”って一体どんな女なのなど、
あの“美空ひばり”を再認識したいと思ったら、この本を読みましょう。
戦前前後の時代背景と社会情勢、そして当時流行った数々の唄とともに、
竹中労が想いをぶつけてくるのが本書です。

読み直すとキリがないので、呑んだ勢いでアップ
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2007年01月24日

■アマゾン(Amazon)への古本の出品(第一弾、出品終了)■

 楽天フリマの閉鎖以後、まだまだ古本の販売については模索中の段階ですが、
今回初めてAmazonマーケットプレイスへ出品したので、
このブログでも宣伝させていただきます。
 アマゾン(Amazon)の利用者にとっては当たり前のことですが、
Amazonで注文すると一冊ごとに送料として340円負担することとなりますので、
夢の屋へ直接ご注文いただいた方が安上がりにつく場合も多々ありますから、
直接の注文は大歓迎です。(夢の屋の場合の送料は、あくまで実費負担です)
(夢の屋への直接注文ですと、アマゾンに手数料を取られなくて済むので、当方も大変嬉しいです)
 直接のご注文は、必要事項を記載の上、下記ページに記載の要領でお願いします。
http://www.d3.dion.ne.jp/~yumeya/tyumon.html
 なお、アマゾンからの注文と直接注文とが同時でダブッた場合は、
キャンセル料の発生するアマゾンの方が優先となりますので、予めご了解願います。

 またアマゾン(Amazon)はISBNの有無などによって出品できる本や雑誌に限界があるのと、
収録内容の記載など当店がこだわってきた補足説明にも字数制限があるので、
次回の古本出品は、“何でもOK”のYahoo!オークションを予定しています。
古本出品は当分の間、恐らく毎回何等かに違う変則的な形になると思いますが、
模索中ですので、ご容赦願います。


番号,作者名,作品名,出版社,発行年,並など,価格,備考,送料,収録内容など,アマゾンへのリンク
売切●ama-1-1,一ノ関圭,裸のお百 ビッグコミック賞作家作品集2 ,小学館、ビッグコミックス,昭和55初、B6,並下,,小口研磨跡、小口ヤケ大、カバー上端少痛み,、送料はメール便で160円,,


出品終了●ama-1-2,影丸穣也・画、真樹日佐夫・作,劇画 ワル 正伝 第2巻,飯倉書房、有朋堂,1996初、B6,並,,小口研磨跡、小口少ヤケ、,、送料はメール便で160円,,


出品終了●ama-1-3,神田たけ志,北の獅子―真説・土方歳三伝 全3巻,潮出版社、希望コミックス,2001初、B6,並,,小口研磨跡、小口少ヤケ、カバー上端少痛み、第1巻カバー背上端少破れ、定価各560円,、送料は冊子小包で340円,,


出品終了●ama-1-4,神田たけ志,開化暗殺帳 天呆銭 全2巻,廣済堂コミックス,昭和60初、B6,並下,,小口研磨跡、小口少ヤケ、カバー上端少痛み、本体にカバーのテープ止め痕、,、送料は冊子小包で340円,,


売切●ama-1-5,北原文野,魂を鎮める歌 (Pシリーズ),スタジオ・シップ、シップ・フレッシュ・コミックス,1992初、B6,並,,小口研磨跡、小口少ヤケ、,、送料はメール便で160円,
★(収録内容)「魂を鎮める歌」「あてどない夜」「7時に迎えが…」「小さな籠の中」「金色の昼と銀色の夜」,


出品終了●ama-1-6,北原文野,L6―外を夢みて (Pシリーズ) (新書館・ウィングスコミック版には未収録の「残像」を収録),スタジオ・シップ、シップ・フレッシュ・コミックス,1993初、B6,並,,小口研磨跡、小口少ヤケ、,、送料はメール便で160円,
★(収録内容)「L6 外を夢みて」「残像」,


売切●ama-1-7,北原文野,砂漠の鳥たち リーとケビンの章  Pシリーズ2 (「砂漠に花を…」の続編),宙出版、主婦と生活社、ミッシィコミックス,1994初、B6,並,,小口研磨跡、小口少ヤケ、,、送料はメール便で160円,
★(主な収録内容)「砂漠の鳥たち」/「SNOW FESTIVAL(雪の日)」/,


出品終了●ama-1-8,編・解説/菊地秀行,貸本怪談まんが傑作選 妖の巻 (帯つき),立風書房,1991初、四六判上製,並,,小口少ヤケ、カバー上端少痛み、定価1300円,、送料は冊子小包で290円,
★(収録内容)月に背く者/小島剛夕、蝶の森/楳図かずお、人間蒸発/浜慎二、焦熱地獄/いばら美喜、健啖家/古賀新一(古賀しんさく)、復讐/モンキー・パンチ(かとう一彦)、幽霊館の鬼女/巌太郎、壁ぬけ男/水木しげる,


出品終了●ama-1-9,編・解説/菊地秀行,貸本怪談まんが傑作選 怪の巻 (帯つき),立風書房,1991初、四六判上製,並,,小口少ヤケ、カバー上端少痛み、定価1300円,、送料は冊子小包で290円,
★(収録内容)へびの神/水木しげる、ばけもの/楳図かずお、北へ行った男/浜慎二、印画紙/いばら美喜、今朝早く/北風三平、怪奇焼死体/谷川きよし、首/とみ新蔵、呪い人形/影丸譲也、いまひとたびの/小島剛夕,


売切●ama-1-10,つげ義春,つげ義春日記 (帯つき),講談社,昭和58初、四六判,並,小口少ヤケ、帯少破れ、定価890円,、送料はメール便で160円,
★(帯のコピー)「幻の画家「つげ義春」の日記、隣は何をする人ぞ、仕事・病気・育児・住宅問題etc…庶民の哀歓を率直に綴り、限りない共感を呼ぶ真実の記録!」/、
★昭和58年「小説現代」に8回に分けて連載したものに未発表の昭和55年分を加え一冊にまとめたもの。,


出品終了●ama-1-11,堤芳郎、モンキー・パンチ ,いたずら人間入門―秘密の隠し芸集 (苦手な奴イヤな奴みんな爆笑),青春出版社,昭和60初、新書,並,,小口少ヤケ、定価670円,、送料はメール便で160円,
★本文イラストはモンキー・パンチで、マジック・手品の「遊び方」と「種明かし」はモンキー・パンチが描いています。,


売切●ama-1-12,向田邦子,冬の運動会 向田邦子TV作品集3 (シナリオ、月報付き),大和書房 ,1982初、四六判上製,並,,小口少ヤケ、定価1200円,、送料は冊子小包で290円,
★(月報8ページの執筆者)本田靖春/ジェームス三木/岸田今日子/藤田弓子/,


出品終了●ama-1-13,山田太一,男たちの旅路―傑作選 (NHKドラマ・シナリオ)(帯つき),日本放送出版協会,昭和57初、四六判上製,並,,カバー上端少痛み、定価1400円,、送料はメール便で160円,
★(収録内容)「非常階段」/「冬の樹」/「シルバー・シート」/「流氷」/「影の領域」/「車輪の一歩」/対談:山田太一・中村克史(NHKドラマ部)「『男たちの旅路』を終えて」/、
★(帯のコピー)「NHKドラマ・シナリオ、“土曜ドラマ”で公表のシリーズから6篇を厳選したシナリオ集。対談ではユニークなドラマ論を展開する愛好者必読の書。」/、
★(店主)本書掲載のシリーズ一覧で確認すると、以前販売した『NHK土曜ドラマ・シナリオ 山田太一シリーズ 男たちの旅路 全3巻』(昭和52年B6判、日本放送出版協会)には、第三部までの全9話が収録されており、本書の前半全3話はそれぞれの部からの収録、そして後半の3話は第四部の全3話が初収録されたようだ。この全4部全12話以外に120分スペシャルとして「戦場は遥かになりて」(昭和57年)があるが、これは単行本には未収録かも?,

出品終了●ama-1-14,倉本聰(倉本聡),冬の華 倉本聰コレクション22 (映画シナリオ、帯つき),理論社,1984初、四六判上製,並,,カバー上端少痛み・裏表紙上端少破れ、帯背付近色あせ・少痛み、定価1200円,、送料はメール便で160円,
★(収録内容)「冬の華」(高倉健・主演、降旗康男・監督、東映)/「ブルークリスマス」(勝野洋/竹下景子ほか・出演、岡本喜八・監督、東宝)/,


出品終了●ama-1-15,山田洋次、朝間義隆,男はつらいよ 第3巻 (奮闘篇、寅次郎恋歌、柴又慕情) 立風寅さん文庫(映画シナリオ),立風書房,昭和51初、文庫,並,,小口研磨跡、,、送料はメール便で160円,,


出品終了●ama-1-16,山田洋次、朝間義隆、宮崎晃,男はつらいよ 第4巻 (寅次郎夢枕、寅次郎忘れな草、私の寅さん) 立風寅さん文庫(映画シナリオ),立風書房,昭和52初、文庫,並,,小口研磨跡、,、送料はメール便で160円,,


出品終了●ama-1-17,山田洋次、朝間義隆,男はつらいよ 第5巻 (寅次郎恋やつれ、寅次郎子守歌、寅次郎相合い傘) 立風寅さん文庫(映画シナリオ),立風書房,昭和52初、文庫,並,,小口研磨跡、,、送料はメール便で160円,,


出品終了●ama-1-18,山田洋次、朝間義隆,男はつらいよ 第6巻 (葛飾立志篇、寅次郎夕焼け小焼け、寅次郎純情詩集) 立風寅さん文庫(映画シナリオ),立風書房,昭和52初、文庫,並,,小口研磨跡、,、送料はメール便で160円,,


出品終了●ama-1-19,語り手:太田光/村松友視,私のこだわり人物伝 向田邦子〜女と男の情景(太田光)/市川雷蔵〜華麗なる翳(かげ)り(村松友視) NHK知るを楽しむ 2005年6/7月,日本放送出版協会,2005、A5,並 ,,裏表紙少汚れ、定価683円,、送料はメール便で160円,,


●ama-1-20,大西巨人・編,日本掌編小説秀作選 全2巻(1雪・月篇、2花・暦編),光文社、カッパノベルス,昭和56初、新書,並,,定価各650円,、送料は冊子小包で290円,,


出品終了●ama-1-21,川上哲治,もっこす人生 (帯つき、巨人軍),日本放送出版協会,昭和53初、四六判,並,,小口少ヤケ・腹少汚れ、カバー上端少痛み・裏表紙少汚れ少剥がれキズ、定価680円,、送料はメール便で160円,
★(帯のコピー)「野球のために生き、フォア・ザ・チームの理念を体言した達人 川上が語るわが人生。」/、(特別収録)対談「川上哲治VS.王貞治―この道に生きる」、(キーワード)巨人軍・赤バット・長嶋茂雄・長島茂雄・V9,


出品終了●ama-1-22,J・D・カーシ/F・J・エブリング:編、香原志勢/鈴木正男/田中二郎/西田利貞:共訳,攻撃性の自然史,ぺりかん社,昭和46初、四六判上製、函、パラフィン紙カバー,並 ,,定価1000円,、送料は冊子小包で290円,,


売切●ama-1-23,マーチン・ガードナー,aha ! insight―ひらめき思考 1,日経サイエンス社、日本経済新聞社,1983初、新書,並,,小口研磨跡、小口少ヤケ、定価700円,、送料はメール便で160円,,


売切●ama-1-24,ギュスターブ・ジェフロワ、黒江光彦・訳,クロード・モネ―印象派の歩み,東京美術,昭和49初、四六判上製、函,並,,パラフィン紙カバー少痛み、函少汚れ、定価1200円,、送料は冊子小包で340円,,


出品終了●ama-1-25,東野芳明,ジャスパー・ジョーンズ そして/あるいは,美術出版社、美術選書,1979初、A5、函、帯つき,並,,函少汚れ、帯背少ヤケ、本体表紙少シミ汚れ、定価2000円,、送料はメール便で160円,,


出品終了●ama-1-26,平井吉夫・編,スターリン・ジョーク (帯つき),河出書房新社,1983初、四六判,並,,小口少ヤケ、定価1300円,、送料は冊子小包で290円,
★(帯のコピー)「銃殺だ!ユルセナイ!神聖なる共産主義社会を笑うとは何ごとでアルカ。―存在そのものが“史上最大のジョーク”ともいえるイダイなスターリンの国の民衆が生んだ550の苦いジョーク集。」/,

posted by yumenoya at 03:35| Comment(0) | TrackBack(1) | 古本屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月08日

★年末年始に食べた・飲んだ旨いもの(「鮭の飯寿司」など)《追記あり》

●12/20(鮭の飯寿司)
昨年のことだが正月に、兄貴から電話が入った。
用件はバイトをしている“○△□”に「鮭の飯寿司」は残っていないかというものだった。
もらうことを当てにしていた「鮭の飯寿司」が作られなかったようで、
舌にとって淋しい年末年始だったとのこと。
(飯寿司の作り手の老齢化とともに家々の我が家の味が消えていくようです)

「鮭の飯寿司」は、おふくろが毎年親父との共同作業で作っていたので、
年末年始には定番の我が家の味であった。
子供の頃は毎年その出来を楽しみにするほどの味とは思っていなかったが、
酒を飲むようになってからは、その旨さが判るようになり、
今年のは出来が良いなどと批評しながら舌鼓を打つのが毎年の帰省時の楽しみだったけれど、
おふくろが死ぬとともに我が家の飯寿司は消えてしまいました。

その時以来、兄貴は似たような味の鮭の飯寿司を探し求め、
ある年ついに海辺(稚内と釧路?)の取引先2軒から旨い飯寿司を入手したのだが、
世代交代のためなのか残念ながら、2005年の暮れには旨い飯寿司には出会えなかったとのことで、
約一年間、“○△□”の「鮭の飯寿司」にラブコールを送っていた。

12月になってから兄貴より、何度か忘れていないだろうなという確認の電話があったが、
その“○△□”「鮭の飯寿司」の蓋明けは、暮れの20日で、
そこにたまたま居た私は、まだ午後4時半だというのに、その旨さに2合小瓶を注文してしまいました。
一年ぶりの懐かしい味に、少し幸せな気分も感じていました。
早速兄貴へ送るの分とついでに姉の分を分けてもらい、その翌日チルドのゆうパックで発送。
二人から感激の電話が届いたことは言うまでもありません。
“○△□”のママの味に感謝…
思うに兄貴ぐらいの執念がないと旨いものは手に入らないのかもしれません。

●12/22(神亀酒造の「純米活性にごり酒 神亀 手造り」)
飲み友達のツッチにボーナスの祝い酒を金曜に開けると事前予告されていて、
行きつけの飲み屋でごちそうになったのが、
この時期にしか飲めない活きた日本酒「純米活性にごり酒 神亀 手造り」。
腹に染みこむ、一年ぶりの活性にごりの旨さを堪能させていただきました。

●12/24(越乃寒梅)
幻の酒「越乃寒梅」には、いくつかの思い出がある。
初めて飲んだのは、今から25年ぐらい前のサラリーマン時代だった。
仕事がらみの知り合いに、酒は飲まないからといただいたのが「越乃寒梅」だった。
同僚の日本酒好きに声をかけ、10人くらいが私の狭いアパートに集まり、
皆が初体験という「越乃寒梅」をおごそかにいただきました。
が、その反応は二組に分かれました。
「大したこと無いな」と「旨い」に…
私は「大したこと無いな」派で、マンガ「あぶさん」で知って以来、
ずっと憧れていた“幻の酒”にがっかりした記憶がある。

二度目に飲んだのは、札幌のネット古本屋仲間、メソッドさんと好友堂さんと三人で
好友堂さんところに、二人が旨い日本酒を持ち込み飲もうとなったとき、
メソッドさんが奮発したようで、1万円近くはしたという「越乃寒梅」を持参した。
“1万円近く”したというにも関わらず、意外、
初体験と同様、やっぱり感激する味では無かった。
好友堂さんも私と似たり寄ったりの感想を持ったようです。
これは4・5年前か?

三度目に飲んだのは、一昨年の春だったと思うが、
昔の先輩の昇進祝いがあるというので、かつての若手飲み仲間が集まったとき、
そこのママが昇進祝いだと出してくれたのが、「越乃寒梅」でした。
二度の記憶があるので、あまり期待せずに飲んだところが、
その芳醇な味とコクにビックリしてしまいました。
以前、私のアパートで一緒に飲んだ友人も一人いたのですが、
私と同様、以前飲んだ酒とは全く別物だと感じたようです。
このとき、「越乃寒梅」にも幾つかのランクがあるのだという当たり前のことに気付きました。
それ以来、美味しい方の「越乃寒梅」は、また“幻の酒”となったのです。

そして暮れの24日、○△□のマスターと仕事の打ち合わせの後、
一杯ごちそうになっていたとき、マスターがお歳暮で届いた「越乃寒梅」があることを思い出しました。
そのお歳暮の「越乃寒梅」は、昨年も届いていたようなのですが、
マスターが気付いたときには、既に2本とも乾された後で、大変がっかりしましたけれど、
今回はありつけることになり、おそるおそる飲んだところ、
憧れの旨い方の「越乃寒梅」でしたので、久々に感激いたしました。
その後、行きつけのT勝に「越乃寒梅」があるぞとの電話連絡し、
新たに4人が合流し、「越乃寒梅」でのクリスマス・イブとなった次第です。

●12/30〜1/4(旭川の兄貴夫婦のところで贅沢三昧)
久々に旭川で年を取ることとなり、着いた夜に出てきた酒は「八海山」でした。
兄貴の会社では、お歳暮で届いた酒などは、くじ引きで順番を決めて、
それぞれ好きなものを取る方式とのことで、「八海山」は二番だったとのこと。
なんと一番は「越乃寒梅」だったと…
「八海山」も旨い酒だけれど、あの旨い方の「越乃寒梅」には敵いません。
どんな「越乃寒梅」だったのかは不明ですが、ちょっと惜しい二番クジでした。

旭川では、30日のタラバガニに始まり、もちろん「鮭の飯寿司」も味わいつつ…
翌日の昼間には花咲ガニ、花咲の厚いフンドシは堪らない旨さです。
そして夜の年取りは霜降りのスキヤキ。
翌日1日は久美ちゃんの実家へ御呼ばれで、話と酒で盛り上がりました。
飲んじゃ寝の繰り返しで体重も2キロ以上増えた旭川での贅沢三昧でした。

そうそう旭川で用意してくれていた、おふくろの味にタラコの子和えがあります。
タラコにツキこんにゃくと人参を入れて煮込んだ単純なオカズなんですが、
子供のときから、これがあると何杯でもゴハンがいけました。
時々自分でも作るのですが、なかなかおふくろの味にはなりません。
久美ちゃんの味は、そのおふくろの味でした。
おふくろが生きていたときは、帰省すると必ず作っておいてくれた好物の味です。

●1/8(好友堂さんのところで新年会)
今夜6時の予定ですが、
秋田在住のマンガ家・美和剛さんより送っていただいた「両関」の“にごり酒”をごちそうになります。
どんな味なのか楽しみです。


日本酒と食い物の話ばかりでしたが、本年もよろしくお願いいたします。
(修三さん、やっと更新しましたよ)

《1/10追記》(「両関」の“ささにごり”)
8日の新年会で好友堂さんとごちそうになったお酒は、
秋田の「両関」というメーカーの“ささにごり”という銘柄でした。
http://www.ryozeki.co.jp/page/06ryozeki/file031.htm
両関のホームページによると“ささにごり”は「銘酒頒布会」の限定品とのこと。
目が覚めて気付いたら、OZスタジオの床のシュラフの中で寝ていました。
もう外には朝の通勤客がチラホラ歩いている時刻でした。
久々に熟睡したようです。
貴重で美味しいにごり酒をわざわざ贈ってくれた美和剛さんに感謝。
posted by yumenoya at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする